Leica
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Leica M4 Black Paint
ライツの製品コードは10402。製造番号128万台、1971年2月出荷に出荷されたライカ M4ブラックペイント。グッタペルカ等も含め、オリジナルコンディション。巻き上げレバーまわりや底蓋などのペイントの剥げ方も実に良い雰囲気です。ライカ M3、M2ブラックペイントにはやはり黒レンズが似合いますが、M4ペイントにはクローム鏡胴のレンズもしっくり似合います。当店販売品です。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻ってきました。フィルムカウンターの近くと、底蓋に2箇所ほど軽微な...
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Leica M4 Black Paint
製造番号124万台。使い頃な雰囲気の1969年8月出荷のライカ M4ブラックペイント。7月のアポロ月面着陸に続き、8月にはジミヘンやザ・フーが伝説のライブを行ったウッドストック・フェスティバルが開催、男はつらいよ初上映。時代の大きなうねりを感じる1969年8月生まれのライカです。グッタペルカも含め、全て当時のオリジナルコンディション。本品は適度に使われた感じで黒塗りもしっかり残っていますが、まだまだ成長の余地は十分。これからガンガン使い込んで、自分だけのM4BPに育てて...
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Leica A Early
1928年製の旧エルマー付ライカ A型。製造番号は12xxx。feet表記。本品は1.5feet(約45cm)まで撮影できる近接エルマー付です。各部のパーツは当時のオリジナル、グッタペルカは目の粗いタイプです。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットの目も揃っています。旧エルマーの銘板は、A型初期ならではの可愛らしい小さなフォントです。底蓋はカンヌキタイプ。Open - Closeと英語表記ですので、おそらく当時英国へと輸出された一台でしょう。本品は目立ったア...
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Leica M3
ライカ M3前期型。福耳ダブルストローク。ライツの製品コードはIGEMO。製造番号は80万台、1955年製。フレームセレクターレバーが付き始めてまもない頃の個体です。M3初期の雰囲気も濃厚に残る、佳き時代の一台。M3ダブルトロークは、チャッ、チャとリズミカルに巻き上げ、空シャッターを切っているだけでも気分が上がります。50mmレンズを撮影のメインとするのであれば、M3は今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。製造から70年近くを経る現在でも現役バリバリ、時とともに...
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Leica M6 Chrome
10414。製造番号は173万台、1988年製のライカ M6クラシック、クローム。LEICA CAMERA刻印。ファインダー倍率は0.72。バックドアに感度設定ダイヤルが付いており、ファインダー内の赤色ダイオードで露出が表示されます。露出計内蔵で、その使いやすさと信頼性から近年再び人気上昇中です。底蓋にごくごく薄い擦れが2本、同じく底蓋にシールを剥がした跡がごくうっすら見られる他は、使用感ほとんど見られずとても綺麗なボディです。2024年4月にOH済。巻き上げレバーやシ...
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Leica IIIf Early
¥180,000
最初期のライカ IIIf。ライツのコード名はLOOHN。ライカ IIIfは、1950年にシリアルナンバー#525001からスタートしますが、本品は304台目のIIIf。シリアル番号は#525304。後のIIIfと一見同じに見えますが、細かく見ていくと多くのポイントが異なります。お持ちのIIIfと比べてみましょう!・IIIfを特徴付けるシンクロガイドのツメの形状が、後のIIIfと異なりフラット、いわゆる平爪です。海外ではブラックダイヤルならぬフラットダイヤルを呼ばれます笑...
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Leica CL
133万台。1973/74年製。ライツとミノルタの提携によって誕生したコンパクトライカ、CL。標準レンズには、ズミクロン-C 40mm F2が用意されました。こちらもコンパクトで実によいコンビです。 40mmファインダー枠、縦走りシャッター、他のライカ M型とは異なる機構を搭載。ファインダーには50mmと90mm枠も備わり、コンパクトながら必要な機能を備えており、使えばしみじみと良さが判る名機です。 当店スタッフも長らく愛用する、コンパクト機の銘機。 OH済。安心してお...
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Leica B Compur Dial Set
珍品、ライカ B型。前期モデルの旧コンパー付、通称ダイヤルセット。本品はシリアル6000番台の1928年製、5986〜6272の3rdロットのうちの1台。レンズの距離指標はメートル。ライカ B型は、1941年までに新・旧コンパー合わせて1700台程度(うち旧コンパー付はわずか638台!)が生産されましたが、DII登場の1932年以降はほとんど売れなかったようです。実際に操作をしてみるとその使い難さがよく分かります。売れなかった理由も良〜く分かります笑旧コンパーシャッター...
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Leica A Early
シリアル3100番台。1926/27年製の旧エルマー付ライカ A型。レンズは近接エルマー。距離表記はfeet。レリーズボタンはマッシュルーム。グッタペルカはAnastigmat時代から続く荒シボ。底蓋開閉ロックはかんぬきタイプ。レンズ銘板に刻まれた、初期特有の小さなフォントのElmar刻印も可愛らしい。 当時のオリジナル状態を保った一台です。ペイントの剥げ具合も程よく、ヒストリーを感じさせてくれる深い味わい。全体に時代なりの使用感はありますが、90年を超える年月を経てな...
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Leica M10 Black Chrome
ライカ M10、ブラッククローム。ライカ社製レンジファインダー式デジタルカメラ。ライカの製品コードはキリの良い20000! メイド・イン・ジャーマニーらしい質感優れた作りは、他社とは一線を画したイイモノ感に溢れています。コスパでは語れない、モノとしての魅力が詰まったカメラ。 ボディの厚みや高さ、つまりサイズ感はライカM6TTLと同じというこだわりが泣かせます。2400万画素のフルサイズCMOSセンサー、金属製の堅牢なボディ、巻戻しノブをオマージュしたISO設定ダイヤル、...
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Leica M6 TTL 0.85 Dragon 2000 Black Paint
ライカ M6 ブラックドラゴン。辰年の西暦2000年、中国にて500台限定で販売されたモデル。トップカバー背面部には、156/500の専用シリアル番号が記されています。 ブラックペイント仕上げ。ライカ MP6やミレニアムなどと同様に白文字&赤文字の精悍な刻印。巻上げレバーや巻戻し軸はM3タイプ。 ベースのボディはM6TTL、ファインダー倍率は0.85倍。35/50/75/90/135mmのブライトフレームを内蔵しています。 使用感が見られない大変綺麗な状態を保っており、...
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Leica M6 Partner-Aktion Deutschland
ライカ M6 パートナーアクション。1996年に500台限定で販売されたモデルです。ベースはライカM6クラシック。ブラッククローム仕上げ。 ファインダー倍率は0.72。露出計と28/35/50/75/90/135mmのブライトフレームを装備。 トップカバーには、東西統合されたドイツと各州の姿が精緻に刻印されています。なお、ライカR7でも同じ仕様で限定モデル500台が発売されました。 新品同様のコンディションでコレクションにも好適な一台。人とはチョット違ったM6が欲しい方...
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Leica M4-2 Black Chrome
ライカ M4-2、ブラッククローム。1978年に登場し、1980年までの3年間製造されました。本品の製造番号は146万台、1977〜78年頃、比較的早い時期に生産された個体です。製造はカナダライツ。ライツの製品コードは10410。 ブライトフレームはM4同様の35/50/90/135mmに対応。 ライカ M4をベースとして、セルフタイマーが省かれています。アクセサリーシューがホットシュー(X接点内蔵)となり、モーターワインダーに対応する設計となりました。 とても綺麗な1...
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Leica IIf Red Dial
ライカ IIf レッドスケール。ライツのコードはLUOON。製造番号は67万台、1954年製。IIfはライカ IIIfからスローシャッターを省いたモデル。 本品は赤ダイヤル、シャッタースピード1/1000まで搭載したタイプです。 IIfはセルフタイマーやスローダイヤルが無い分、ホールド感も良く、手にしっかりと馴染みます。玄人好みで人気のあるモデルです。 同世代の赤エルマーと合わせれば、往年ライツの鉄板スタンダードセットが出来上がります。IIfやIIIfは信頼性や整備性も...
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Leitz Minolta CL + M-Rokkor 40mm f2
ライツ社と日本のミノルタ(現ソニー)の提携によって生まれた銘機。ライツ銘が入りますが、日本のミノルタ工場で製造されました。 ライカ Mマウントを採用するカメラですが、距離計の基線長や縦走りシャッター、ダイアル類の位置等々のライツの伝統は敢えて採用せず、ほぼ全ての部分がCL専用の設計。しかしながら実によく考えられ、とても使いやすく仕上がっています。 付属のレンズはM-ロッコール40mm f2、装着時ブライトフレームは40mmと50mm枠が両方同時に出現します。使いやすく軽...
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Leica M3 Black Paint
1965年11月に出荷されたライカ M3ブラックペイント。製造番号は113万台。M3シングルストロークの後期型の黒塗り仕様。グッタペルカも含め、フルオリジナルを保った一台。 指の触れる部分の真鍮が自然に出ており、適度な使用感。巻き上げレバーやシャッターカラー付近のアブクも見どころ、実に精悍な雰囲気です。 ボディキャップ、元箱付。元箱はかなり使い込まれた物です。 正面向かって右側の巻上ノブ近くの角部に軽微なアタリが見られます。他、各部のペイントの状態は良好で、目立ったキ...
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Leica M11 Monochrom
ライカM11 モノクローム。ライカの製品コードは20209。ブラッククローム仕上げ。モノクロ専用デジタルカメラとして登場したMモノクローム・シリーズの第4世代、最新型です。ベースはライカM11ですので操作系もアップデートされています。 6000万画素の裏面照射型CMOSセンサー、二層吸収フィルターガラス、カラーフィルターレスにより、また新しいモノクロ写真の世界を追求した一台です。外観もM11-Pなどのように正面のライカロゴを廃し、目立たずミニマルなデザインとなっている点...
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Leica SL2-S Reporter
ライカ製デジタル・ミラーレス・カメラ、SL2-Sの限定モデル。オリーブとも呼べるマットなダークグリーン塗装、アラミド繊維で身を包んだ姿が実にクールなモデル。 ライカが発売してきたデジタル機のReporterシリーズとしては、M10-P、Q2、Q2 Monochromに続き4機種目となります。 ベースは静止画と動画の二刀流を目指したライカSL-2S。SLゆずりの屈強な金属製ボディ、優れた防塵・防滴性能を有し、2400万画素の35mmフルサイズ裏面照射型(BSI)CMOSセ...
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Leica Q2 Reporter
ライカ製コンパクトデジタルカメラの限定モデル、ライカQ2 レポーター。写真家の過酷な撮影環境に対応するカメラとして、防弾ベストにも用いられるケブラー素材、耐久性に優れたマットグリーンのペイントが外装に施されています。ライカのカタログNo.は19063。 ベースのライカ Q2は、4730万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーとSummilux 28mm f1.7 ASPH.を搭載。ライカらしいシャッター速度ダイヤル、マニュアル操作が可能なピントリングとシャッターダイヤ...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。本品の製造番号は94万台。1958年製。 ライカ MPやM2ボタンなどとほぼ同時期に製造された、戦後ライツ絶頂期の製品。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴らしく、使い易さではダントツのバルナックライカ。 本品は使用感...
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Leica M3 Black Paint
1959年製造、ライカM3ブラックペイントファーストロット。959xxx。 ライツ社公式記録によると、1stロットは初期型M3をベースに、959401から100台が製造されました。2ndロット以降とのパーツの違いは多々ありますが、黒く塗られた福耳は圧倒的な存在感を放ち、眺める度にため息が出てしまいます。 また、本個体は以前にも珍品ギャラリーでご紹介した、公式ロット前に特別注文にて少数が製造されたM3黒91xxxxと同様に、ブラックカウンター仕様であることも嬉しいポイン...
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Leica M6 Panda
10414。1989年製のライカ M6 クローム、パンダ。巻上げレバー、シャッタースピードダイヤル、巻戻しクランクなどにブラックパーツが装着されています。ファインダー倍率は0.72。 バックドアに感度設定ダイヤルが付いており、ファインダー内の赤色ダイオードで露出が表示されます。露出計内蔵のライカ M6は、その使いやすさと信頼性から、フィルムカメラの人気と共に近年再び人気急上昇中。近年では復刻版も販売されたことも記憶に新しいですね。 本品は使用感まったく見られない見事なコ...
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Leica M3
レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。ライツの製品コードは IGEMO。本品は製造番号81万台、1956年製のライカ M3前期型。 福耳ダブルストローク。旧き佳き時代のM3。 撮って良し、眺めて良し。作りも良く、コストをふんだんに掛けられた時代の完成度の高いM3です。 今回のOHでリフレッシュ、製造から68年を経た現在でも一級品のカメラです。本品はトップカバーにアタリがあり、リーズナブルにご提供させて頂きます。 巻戻しノブ近くに大きなアタリ、その近くの吊...
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Leica M6 TTL 0.72 Black Chrome Japan Limited
ライカ M6 TTL Japan Limeted。2001年製。シルバーとブラックの合計400台の日本国内限定品。このファインダー倍率0.72のブラック仕上げは、そのうち100台とされています。トップカバーに筆記体のライカロゴが刻まれており、通常のTTLに比べてより精悍なルックスに。 通常のM6 TTLと同じブラッククローム仕上げですが、刻印を入れるためにトップカバーは通常の亜鉛合金ではなく真鍮製となっています。 やや稀少な一台。 使用感ほとんど見られません。新品の雰...
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Leica M10-D
ライカ M10-D。ライカ製デジタル M型カメラ。ライカのカタログNo.は20014。 M10をベースにしつつ、背面モニターやボタンを排すると言う、デジタルカメラならではの高い利便性を、自ら排除するという衝撃的な設計。 モノクロ専用機のライカMモノクロームに続き、ライカが現代に送り出す異端児シリーズの1つです。 ライカ M3の巻き上げレバーをオマージュしたサムレストが装備されており、デザインの愉しさのみならず、実用性も高い設計です。 モニターが省かれたミニマルなデザイン...
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Leica M5 Black Chrome 50 Jahre
ライカ M5 ブラッククローム、ライツ50周年記念モデル、正面に50周年ロゴと背面には限定No.が刻まれています。ライツの製品コードは、10502。製造番号は137万台、1973〜74年製。ストラップラグは、3ラグ。 M3から現代まで続くM型ボディを見慣れた目には、M5は大柄に感じますが、使えばわかる!玄人好みのモデルです。 露出計が内蔵され、シャッターダイヤルも自然と指が届く位置に設置されており、ファインダーから目を離すこと無く撮影を楽しめます。ホールディングの良さも...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント。製造番号は124万台。伝説のウッドストック・フェスティバルが開催された、1969年8月に出荷された一台。 往年相当にご活躍だったようで、指が当たる部分の黒塗りがかなり剥げていますが、アタリや凹みは殆ど見られず、カメラの扱いを知る写真家によって大切に使われていた事が伺えます。M4黒にはやや珍しく、トップカバーにあぶくが出ており、これまた精悍なルックス。 かなり使い込まれてはいますが、ペイントや各部のパーツはオリジナル状態を保っています。 各部...
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Leica M2 Black Paint
ライカ M2 ブラックペイント、後期型。製造番号は104万台、1962年5月に出荷されたロットです。 ペイントや各部のパーツ、グッタペルカなど全てオリジナルですが、以前のオーナーさんの愛情が深かったのでしょう、セーム革などで往年磨かれていたようで、ペイント部分にA型やDII/DIIIのような艶が出ています。 使い込まれたマットな質感のペイントが好まれる昨今では、ちょっと惜しい感じですが、使い込んで行けば次第に落ち着いた雰囲気となるでしょう。全体的にかなり綺麗なライカ M...
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Leica M3 Black Paint
ライカ M3ブラックペイント。製造番号1097xxx。1964年4月8日に出荷された、製造番号1097701〜1097850の150台のロットのうちの一台。 往年かなり活躍したボディと思われ、吊り環は後年ライツでクロームのものに交換されており、その部分は黒くタッチアップされています。他のパーツはオリジナル状態を保っています。グッタペルカも全面オリジナル。 また、巻き上げレバー側の正面向かって左横部分のトップカバーの真鍮が出た部分は黒く酸化しています。他、ボディはほどよく...
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Leica M6 Chrome
10414。1997年製のライカ M6クラシック、クローム。LEICA CAMERA刻印。ファインダー倍率は0.72。バックドアに感度設定ダイヤルが付いており、ファインダー内の赤色ダイオードで露出が表示されます。 露出計内蔵で、その使いやすさと信頼性から近年再び人気上昇中です。 本品は数年前に大変丁寧な整備が施され、未だ素晴らしい使い心地。是非実機に触れて頂きたい個体です。 当店販売品です。お客様に丁寧にお使い頂き、またまたまたまた当店に戻って来ました。今回で何と7回...
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Leica MDa
ライツのコードは10103。製造番号124万台、1969年製のライカ MDa。MDaは、ライカ M4からファインダーや距離計、セルフタイマーとフレームセレクターを省いたモデルです。フィルムカウンターは自動復元式。 発売当初は記録用や学術研究用として開発されたと言われていますが、現在ではビゾフレックス&ビゾレンズを装着しての撮影が王道でしょう。 スーパー・アンギュロン 21mmやエルマリート 28mm、ズマロン 35mmなどの広角レンズや単体ファインダーを組み合わせて、街...
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Leica M5 Black Chrome
ライカ M5 ブラッククローム。136万台。1973年製。本品は3ラグ(吊り環が3つ)の後期型。ライツの製品コードは10502。 視認性の良い追針式露出計をファインダー内に内蔵。シャッター速度ダイヤルは右手の人差し指が自然に届く位置に設置され、ファインダーから目を離すこと無く、露出を確認しながらの速度調整が可能です。 実に使いやすい、素晴らしい設計のモデル。ライカ M4までと比べ大柄なボディとなりましたが、ホールディングの良さはピカイチでしょう。昔から玄人好みのM型ライ...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。 製造番号は93万台。1958年製。ライカMPやM3ブラック、軍用オリーブ、M2ボタンなどなど、魅力的なライカがわんさか出現してきた1950年代後半、ゴールデンエイジの製品です。 コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴ら...
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Leica M typ240 Black Paint
ライカ M typ240、ブラックペイント。ライカのカタログNo.は、10770。ライカMの伝統を引き継いだ、レンジファインダー式デジタルカメラの第3世代モデル。フルサイズCMOSセンサーを採用し、M8、M9のCCDから大きく進化しました。 安定した動作性能とニュートラルな色調、2400万画素のセンサー、ライブビュー機能、動画撮影機能、M10と比しても持ちの良い大型な充電バッテリーなど、現在でも実用に足る機能と性能を持つモデルです。 当店でも長らく活躍しているカメラであ...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は11万台、1933年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。 手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされる佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカです。シャッターの最高速は1/500。 ニッケルメッキのレンズと合わせ、撮って良し、眺めて良し。...
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Leica M4 Black Paint
1968年3月に出荷されたライカ M4ブラックペイント、フルオリジナル。製造番号は120万台。本品は1967〜68年の118万台の2ロットに続く、M4 BPの3rdロット。ライツのカタログNo.は10402。 この辺りのM4BPとなると、仕様は大分固まったようで1969年以降のモデルとほぼ同じと思われます。 ライカ M3、M2黒にはやはり黒レンズが似合いますが、モダンなデザインとなったM4ブラックペイントには、クローム鏡胴のレンズも絶妙にマッチします。クロームのズミクロ...
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Leica M2 Black Paint
製造番号949xxx、1958年12月に出荷されたライカ M2ブラックペイントのファーストロット。グリップ感がより良い、人気のセルフタイマー無しボディ。 同じファーストロットでも、もう少し早い番号帯948xxxxだとボタン巻戻し、底蓋の開閉ラッチも黒塗りとなっているボディが多いですが、本品はレバー巻戻し、底蓋の開閉ラッチはクロームメッキ。 往年大分活躍されたようで、各部に軽微なアタリや黒塗装の剥げが見られます。また、使い込まれたボディが故に、過去のライツでのメンテの際、...
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Leica DII Black/Chrome
ライカ DII、ブラック/クローム。国内ではセミクロームとも呼ばれています。製造番号15万台の1935年製。 海外ではライカ II、またはモデルDとも呼ばれるDIIは、距離計を内蔵した初のライカで、エポックメイキングなモデル。 ピアノブラックのボディにクロームメッキのダイヤル類が配置された、通称セミクロームボディはブラック&ニッケルの渋さとはまた違った魅力があります。この前後の年辺りから主流となる、クローム仕上げのレンズ群との相性も抜群です。 本品は、ブラック/ニッケル...
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Nagel Pupille w/ Elmar 50mm f3.5
ナーゲル・ピュピレ。1931〜35年の製造。ドイツのNagel社がコダック社に吸収される直前に発表した製品です。3x4cm判。127フィルム使用。距離指標はmeter。 小柄ながら重量感タップリで、つくりも非常に良いカメラ。 本品はライツのエルマー 50mm f3.5を装備した、ピュピレの中でも一番人気のモデル。他にクセノン 50mm f2、クセナー 50mm f2.9と3.5、テッサー 50mm f2.8と3.5が付いたモデルがありました。 ニッケルメッキの鈍い輝き...
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Leica M2-R
1969年製造のライカ M2-R。M2-Rは、1966年に米陸軍向けに製造された、ライカ M2S (CAMERA STILL PICTURE KS15-4)の民生版とも言え、ライカ M2をベースとしながらM4のラピッド・ローディング機構が組み込まれています。 M2-Rという名前もニューヨーク・ライツの発注品で、約2000台のみの製造です。セルフの台座や底蓋等も通常のM2と異なります。やや稀少なモデル。M2-Rは比較的キレイめな個体が多いのですが、本品は時代なりに使われて...
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Leica M3
レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。ライツの製品コードは IGEMO。本品は製造番号86万台、1957年製のライカ M3前期型。 福耳ダブルストローク。佳き時代のM3。伝説的銘機、ライカMPが製造された時期の個体で、MPにも通じる仕様が各所に感じられます。 撮って良し、眺めて良し。作りも良く、コストをふんだんに掛けられた時代の満足度の高いM3です。今回のOHでリフレッシュ、製造から67年を経た現在でも一級品のカメラです。 ごく軽微な使用感は見られますが...
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Leica M11 Chrome
ライカM11 シルバークローム。ライカのカタログNo.は20203。 ライカM3登場以来、連綿と続くM型ライカの現行モデル。M8から数えて、M9、M240、M10に続き、第5世代目に突入したデジタルライカM。このシルバークロームはトップカバーに真鍮を採用し、伝統的なライカの雰囲気が濃厚に感じられます。 新開発の裏面照射型CMOSセンサーは、トリプルレゾリューション技術を採用。6000/3600/1800万画素を用途に応じて選択可能。シリーズ初のマルチ測光、ISOは64か...
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Leica M4 Chrome
ライカ M4クローム。製造番号1175001からスタートしたライカ M4ですが、本品の製造番号は1178xxx。1967年製の初期のロット(厳密には3ロット目)です。ドイツ製。ライツの製品コードは10400。 ラピッドローディング機構や巻き上げクランクを搭載し、35/50/90/135mmのブライトフレームを内蔵。現行品のライカ M-Aに至るまで、外観や機能はM4のスタイルが踏襲されており、完成度の高いデザインや機能が魅力です。 つい最近まで馴染みのお客様がバンバン実用...
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Leica M5 Black Chrome
134万台。1972年製。玄人好みのM型、ライカ M5ブラック。本品は2ラグ(吊り環が2つ)の前期型。ライツの製品コードは10502。 視認性の良い追針式露出計を内蔵、シャッターダイヤルは指が自然に届く位置に設置され、ファインダーから目を離すこと無く撮影を楽しめる、実に使いやすいモデル。ライカ M4までと比べ大柄なボディとなりましたが、ホールディングの良さはピカイチ。 また、M5ブラックには黒レンズのみならず、ズミクロンやズミルックスなど、往年のクロームメッキのレンズも...
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Leica M3
コード名はIGEMO。75万台。1955年製のライカ M3前期型です。ダブルストローク(ツーストローク)。 グッタペルカを含め、各部のパーツは製造時のオリジナルのまま。やや角張ったバックドアのデザインやASA200のインジゲーター、旧系列シャッター、巻き戻し軸の1ドット、バックドア横が結晶塗りでは無くブラックペイント、トップカバーの4箇所のマイナスネジなどなど、段付きとも共通する、質実剛健・クラシカルな初期M3の雰囲気。この番号帯のM3の佇まいは初期モノ好きにはたまりま...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツのコードはGOOEF。製造番号は90万台。1957年製。 戦後ライツ絶頂期に製造された、ライカIIIg。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでも感じ取れます。ライカM3の技術も投入され、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵。使い勝手バツグンのバルナックライカ。 4箇所ほどのアタリと傷が見られますが、全体的にはなかなか綺麗で清潔な印象の1台です。オーバーホー...
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Leica If Black Dial
ライカ If前期型、ブラックダイヤル。ライツ製品コードはOEFGO。1951年製。ライカ IIIfからファインダー、距離計、スローシャッターを省いたモデル。最初の光学系省略機種Icの後継機とも言えます。 アクセサリーシューが2つ装備されており、組み合わせの自由度が高いカメラ。 広角レンズを装着しパンフォーカスでバシバシ撮影したり、お好みの外付けファインダーを乗せて目測撮影、はたまたFOKOSなどの単独距離計を載せて賑やかな軍艦部を眺めて愉しむなど、膨大なライツ製アクセサ...
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Leica M8 Black Chrome
根強い人気を誇る、銘機 初代デジタルM型、ライカ M8。ライカ社のコードは10701。国内正規品。コダック製センサー特有の、何ともアナログ感のある写りが魅力的なモデル。 センサーサイズは個性的にもAPS-Hを採用。IRフィルターが薄いため、手持ちで赤外線写真が撮影できる数少ないデジタルカメラでもあります。シャッタースピードは最高1/8000。M11登場がするまで、M型デジタルの中では最高速をキープ。メカニカルシャッターとしては現在も最高速ですね。トップカバーにバッテリー...
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Leica 0-Serie
10500。1923〜24年にかけて僅か25台が試作された、0(ヌル)ライカの完全復刻版。2000台限定にて2000年に登場。 付属のレンズはライツ・アナスティグマット 50mm f3.5。オリジナルはノンコートですが、こちらはコーティング付。 実際に撮影が可能なレプリカですが、シャッター速度の設定をはじめ、その操作方法は大変ややこしいので、実写の際には取扱説明書が必携でしょう。巻き上げの際にはキャップをする必要があります。 実用と言うよりは、コレクション棚に飾り手に...
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Leica M6 Black Chrome
10404。ライカ M6クラシック。ブラッククローム。ファインダー倍率は0.72。28/35/50/75/90/135mmと充実したブライトフレームを装備。 バックドアのダイヤルでフィルム感度を設定します。内蔵露出計はファインダー内の赤色ダイオードで表示されます。 21世紀の現在もM6は実用機として一級品。信頼性も高く、完成度の高いレンジファインダー機です。最近、総本山ライカ社から復刻モデルも販売され、こちらも大きな話題を呼んでいます。 本品は170万台、1986年製造...
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Leica M4 Black Chrome 50 Jahre
ライカ M4 ブラッククローム、50周年記念モデル。製造番号は141万台。1925年のライカ A型発売から50周年を記念し、1975年に発売されました。ボディ正面左側に、LEICAと50 JAHREのロゴが並びます。本品と同時にM5、CL、SL-2にも50周年記念モデルが登場しました。トップカバー裏面には限定モデルの個体番号が刻まれています。 35/50/90/135mmのファインダー・ブライトフレームを装備し、ラピッドローディング機構を採用。実用に優れたカメラとして高...
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Leica M3 + Summicron 50mm f2
著名ライカコレクター、ポール・ヘンリー・ハスブロック(Paul-Henry van Hasbroeck)氏の著書、「LEICA IN COLOUR」の68ページに掲載されている、ライカ M3と固定鏡胴ズミクロンのセットそのものです。 番号一致の元箱や保証書が付属します。コレクターから出たリアルコレクチブルアイテム。 ボディの製造番号は110万台、1964年製。レンズは178万台、1960年製。元箱と保証書には、ボディのシリアル番号のみが記載されています。保証書によると、...
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Leica IIIf Red Dial
ライカIIIf レッドダイヤル。69万台。ライツの製品コードはLOOHN。ライカ M3発売初年度の1954年製。セルフタイマー付。IIIfの最終型です。 高い完成度を誇るIIIfは、これまでのライカと同様に、国内外の様々なメーカーがお手本としてそのコピー機を製造したモデルでもあります。 ライカ IIIfは生産台数も多く価格もこなれていると共に、トラブルの少ないモデルでもあります。 バルナックライカ入門にも好適な一台。なかなか状態の良い革ケースが付属します。 目に付くよ...
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Leica A
ライカ A型、新エルマー付。シリアルは3万台。1930年の製造です。ライツ社の製品コードはLEICA。海外ではライカ I、またIAとも呼ばれます。距離表記はメートル。 良い風合いのライカA型。グッタペルカも含め、各部のパーツは1930年製造当初からのオリジナル。初期のライカらしいシンプルなデザインと、つくりの良さを味わえます。当時モノの金属製前キャップが付属します。 自然な使用感が見られる雰囲気の良いA型。使用による黒塗装の僅かな剥げは見られますが、アタリや目立った傷...
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Leica M4 Black Chrome
ライカ M4 ブラッククローム。ライツのカタログNo.は10402。製造番号138万台、1974年。ドイツ製。 M3とM2の後継として生まれたM4は、その総合的な使いやすさから今もなお愛好家が多いモデルです。35/50/90/135mmのブライトフレームを装備。ライカメーターを避けるように配置された巻き上げクランクも、M6そしてM7に至るまで踏襲されています。 M4ブラッククロームボディは、黒レンズのみならずクロームのレンズ群もさりげなく似合います。 グッタペルカも含め...
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Leica IIIa
1939年製。製造番号33万台のライカIIIa。板金時代のバルナックライカ。ライツのコードはAGNOO。本品の三脚ネジは太ネジ。 DIIIに1/1000秒シャッターが追加されたIIIaは、当時スポーツ写真撮影用としても大いに活躍したそうです。 DIII以前は黒塗りボディが主役でしたが、このIIIaからクローム仕上げがバルナックライカの主流となってゆきます。 ライカ DIIIから採用された吊り環、視度補正、スローシャッター等はそのまま装備されており、実用的なバルナックとし...
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Leica M1 Olive Bundeseigentum
西ドイツ国防軍用ライカ M1。Bundeseigentum。製造番号109万台。本品は1964年に供給されたモデルで、M1オリーブ後期型・最終ロット。トップカバーはM2タイプ。35mmと50mmのブライトフレームが内蔵されています。M1オリーブの製造台数はわずか208台とされています。 James L. Lager氏の名著「An Illustrated History Vol.1」に本品と非常に近い製造番号、1098164が掲載されています。 ボディ背面、及びエルマー ...
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Leicaflex SL Chrome Olympic
ライカフレックス SL オリンピック。1972年、ドイツ・ミュンヘンでのオリンピック開催を記念して、発売された限定モデル。1000台ほどが製造されました。本品はクローム。限定番号は043。ライツのカタログNo.は、10011。ドイツ製。TTL露出計内蔵。 本品は未使用に近いコンディション。露出計を含めて、作動も申し分ありません。割れてしまいがちな、プラスチックの赤いマウントボタンもオリジナル。 番号一致の保証書、取説、ゴージャスなボディキャップ、元箱まで揃ってコレクシ...
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Leica MD
ライカ MD。ライツの製品コードは10101。製造番号114万台、1966年の製造です。ライカ M2をベースとした、ファインダー無しのモデル。M1からビューファインダーを取り除いたモデルとも言えます。ビゾフレックスや工業用などを目的に作られました。生産台数は少なく、3200台程度にとどまります。 MDには特殊な底蓋も用意されており、フィルムにデータを記録できるようになっていますが、本品はM2やM3と同じ通常の底蓋が付いています。本体重量は約500g、同時代のM3やM2と...
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Summicron 50mm f2 (M) Chrome
固定鏡胴ズミクロン50mmの第一世代、前期型。製造番号159万台の1958年製。製品コードはSOSIC-MS、後に11818。距離表記はfeet。 6群7枚構成の変形ガウスタイプ。コントラストに重点を置いて設計された結果、解像度もUP、銘玉の誉れ高い一本です。 ズミクロンは現在も製造が続くライカを代表するレンズですが、クロームメッキの質感高く、美しいフォルムを持った第一世代は根強い人気です。眺めて良し、撮って良しのザ・オールドレンズ。どのM型ボディに装着しても、実に良く...