〜28mm
-
Angenieux 28mm f3.5 (L)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11、ライカ・スクリューマウント。絞りやヘリコイドリングのローレットの刻みが太くなった後期型。フランス、P.Angenieux社製。1957年の製造。距離計連動。meter表記。レトロフォーカスタイプの6群6枚構成。パープル系の美しいコーティングです。レトロフォーカス設計らしい、レンズ先端が大きく、くびれのある独特のデザイン。一目でアンジェニューと判る、藍色のアルミアルマイト地と梨地クロームのローレットのツートンが洒脱なデ...
-
Hektor 28mm f6.3 (L)
¥188,000
ヘクトール 28mm f6.3、ライツの製品コードはHOOPYCHROM。製造番号35万台、1937年製造の。クローム鏡胴。ノンコート。距離はメートル表記。絞り表記は大陸式。3群5枚のレンズ構成。1935年から赤ズマロン 28mmにバトンタッチする1955年までの20年間、長きに渡り製造されました。ライカのレンズの中では最も小さく、バルナックと組み合わせた際の機動力は言うまでもありませんが、M型ライカに装着すればそのコンパクトさは際立ちます。時代を超えて現行のデジタルM...
-
Elmarit 28mm f2.8 (M)
11801。エルマリート 28mm f2.8 2ndモデルの初期、通称ストッパー付き。カナダ・ライツ製。製造番号は231万台。M4ブラックペイントなどが多く製造された1969年の製造です。1stよりガラスが1枚少ない6群8枚構成に変更、レトロフォーカス型となりました。後玉の出っ張りが少なくなり、M5やライカCL、ミラーレスデジタル等でも問題なく使用できます。ライカM4-P以降のモデルでは、28mmのファインダー枠が出ます。適合フィルターはE48。コントラストと解像力の高...
-
Super-Angulon-R 21mm f4 (3 cam)
¥165,000
スーパーアンギュロン-R 21mm f4。3カム。製造番号315万台、1981年製。ライツのカタログNo.は11813。ライカフレックスSL用として1969年に登場。当初は2カムで、ライカR3登場に伴い3カムとなりました。製造はシュナイダーによるOEM供給。ライカとしては、初採用のレトロフォーカスレンズです。8群10枚構成。多数のレンズを用いて補正を行っており、歪みは少なく、解像度が高く、周辺光量落ちも少ない、優れたレンズとなりました。最短撮影距離は0.2m。feet、...
-
Hektor 28mm f6.3 (L)
ヘクトール 28mm f6.3、ライツの製品コードはHOOPYCHROM。製造番号42万台、1938年製造の。クローム鏡胴。ノンコート。距離はメートル表記。絞り表記は大陸式。3群5枚のレンズ構成。1935年から製造開始され、1955年に赤ズマロン 28mmへとバトンタッチするまでの20年間の長きに渡り製造されました。ライカのレンズの中では最も小さく、バルナックと組み合わせた際の機動力は言うまでもありませんが、M型ライカに装着すればそのコンパクトさは際立ちます。時代を超え...
-
Canon 28mm f3.5 (Contax)
キヤノン製28mm広角レンズ。コンタックスRFマウント。1951年発売のセレナー28mm f3.5の流れを汲む一本。1954年のアサヒカメラに広告掲載されました。コンタックス IIa/IIIaの時代に発売されたレンズです。レンズ構成は4群6枚のガウスタイプ。淡いブルー・パープル系のコーティング。フィート表記。最短撮影距離は約90m。レンズ銘板には赤文字でコンタックスを意味する「CT」の刻印が刻まれています。キヤノンがレンジファインダーコンタックス用レンズを製造するとは、...
-
Canon 28mm f2.8 (L)
キヤノン 28mm f2.8、ライカ・スクリューマウント。1956年に登場した28mm f2.8の後期型。Peter Kitchingman氏著、「Canon M39 Rangefinder Lenses 1939-1971」によると、本品はタイプ3に分類されます。クローム鏡胴。4群6枚構成。ヘリコイドはm表記。フィルター径は40mmねじ込み。キヤノンRF用の28mmとしては、最も大口径な一本。大変コンパクトな外観で、機動性抜群。後玉の出っ張りも少ないレンズです。純正の...
-
Canon 25mm f3.5 (L)
1956年、キヤノンがライカ・スクリューマウントのレンズに力を注いでいた時期に登場した超広角レンズ。3群5枚構成。発売当時は超広角では最も明るい大口径レンズでした。距離表記はフィート。絞り開放では、中心部の描写は大変シャープながら、周辺部はゆるやかに落ち、印象的な絵が撮れるレンズです。キヤノンのオールド広角レンズ群は、良い雰囲気を醸し出すレンズが多いようです。この25mmレンズはデジタルライカMでの撮影でも、色被りしないのが嬉しいポイント。薄型コンパクトなスタイルで、カ...
-
Nikkor 28mm f3.5 (S)
W-ニッコール 28mm f3.5。日本光学製。ニコンSシリーズ用の広角レンズ。ライカ Lマウント用を含め、約1万本作られたと言われています。本品は、軽量なアルミ製鏡胴にブラックペイント仕上げの後期型。4群6枚構成のオルソメター型。feet表記。実測でわずか99gと軽量コンパクトです。レンズが奥まったすり鉢状のデザインで、フードが無くとも安心して撮影が可能です。このレンズには専用の円形フードも用意されていましたが、こちらはかなりレアなもの。ニコン Sは勿論のこと、現代の...
-
Hektor 28mm f6.3 (L) Nickel
稀少なニッケル仕上げのヘクトール 2.8cm f6.3。27万台、1935年製。ヘクトール発売初年度の一本。距離計連動。距離表記は嬉しいメートル。大陸絞り。ガラスはノンコート。ライツ製レンズ群の中でも最小サイズを誇るコンパクトなレンズ感。ニッケル版は、ブラック&ニッケルのライカDIIやDIIIに合わせるのが王道でしょうが、ブラックペイントのM型ライカと合わせても、実に良い雰囲気。レンズが付いていることを忘れてしまいそうなほどにコンパクトで、持ち歩き時の軽快さは群を抜きま...
-
Summaron 28mm f5.6 (L)
ズマロン 28mm f5.6、通称赤ズマロン。前モデル、ヘクトール 28mmのf6.3より一段明るくなりました。製造番号は150万台の1957年製。ライツの製品コードはSNOOX。距離表記はメートル。レンズ構成は4群6枚のガウス型。ヘクトール 28mm f6.3の後継モデルとして1955年にデビュー、1963年までの製造です。フィルター径はヘクトール 28mmと同じく、36mmかぶせ、A36。戦後のライツ絶頂期に作られた製品です。素晴らしい描写のみならず、クロームメッキ...
-
Nikkor 25mm f4 (S)
W-ニッコール・C 25mm f4の前期型。日本光学製の広角レンズ。ニコン S用。コンタックス用トポゴン 25mm f4に続いて登場、1953年の発売当時、35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇った超広角レンズです。レンズ構成はもちろんトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差を感じさせず、絞り開放ではほど良い柔らかさを伴った、明瞭な像を結びます。なお、このニッコール 25mm f4は、ニコンS用交換レンズの中で唯一ボディのヘリコイド...
-
Yashinon-DX 21mm f3.3 (M42)
ヤシカ製超広角レンズ、ヤシノン-DX 21mm f3.3。M42マウント。日本製。レンズ後端が突出しており、一眼レフ機でミラーアップして目測で撮影することを前提に作られたレンズです。ライツのSuper Anglon-R 21mm f3.4より僅かに(微かに?)明るいところは競争意識の表れでしょうか。絞り開放付近では、はっきりとした周辺の流れや甘さが感じられます。中央を浮き立たせるような撮り方を意識すると良い結果が得られるでしょう。絞り込むにつれ周辺のやわらかさは収まり、...
-
Elmarit 28mm f2.8 (M)
11801。246万台、1970年製のエルマリート 28mm 第2世代、6群8枚構成。フィルター径はE48。無限遠ロック無し。レトロフォーカス型デザインの採用により後玉の出っ張りが少なくなり、ライカ M5やCLでも使用できるようになりました。また、露出計内蔵ボディでは露出補正が不要となり、実用性にも優れます。f4〜f5.6にかけて、少し絞った時の中心部の立体感が素晴らしいレンズです。12501フード、社外品ですがフードキャップが付属します。12501フードには使用に伴う...
-
Super-Angulon-R 21mm f3.4 (R)
スーパー・アンギュロン-R 21mm f3.4。ライツの製品コードは11803K。ライカフレックスと共に1964年に登場した、ライカRマウントの広角レンズ。こちらの個体は初年度の1964年製、精悍なレッドスケール。レンズ後端の突出が非常に長く、ミラーアップした状態で使用します。ライカフレックス専用レンズですので、その後に続くライカ社製一眼レフカメラでは使用出来ません。デジタルミラーレス機などで使用される場合には、レンズ後端が干渉しないかどうかを十分に確認しながらご使用く...
-
Nikkor 21mm f4 (S)
日本光学製の超広角レンズ、ニッコール-O 21mm f4。ニコン Sシリーズ用。1959年の登場です。4群8枚構成。シリアル番号は621xxx。頭の3ケタは捨て番です。このニッコール 21mm、ニコン F用は個体数も多く流通していますが、このニコンS用は製造本数が非常に少なく、わずか298本のみの製造と言われています。距離表記はmeter。フィルター径は43mm。専用ファインダーは元箱付き。5群5枚構成。シリアル番号は600xxx。プラスチック製で軽量です。専用の深底リ...
-
Super-Angulon-R 21mm f4 (3cam)
スーパー・アンギュロン-R 21mm f4。ライツの製品コードは11813。ライカフレックスと共に1964年に登場した、ライカRマウントの広角レンズ。製造番号282万台、1977年製。最短撮影距離は0.2m。レトロフォーカスタイプとなり後玉の出っ張りが少なくなり、ミラーアップは不要、一眼レフファインダーやTTL測光によるメーターとの連動が可能となりました。12506フード、シリーズ 8.5UVaフィルターが付属します。絞りやヘリコイドのローレット部や各部に黒塗装剥落ちが...
-
Elmarit-R 24mm f2.8 (ROM)
エルマー-R 24mm f2.8。ROM。ライツの製品コードは11813。383万台。1998年製。レンズ構成は7群9枚。ライツ独自のフローティング機構を採用。フィルター径はE60。ライカフレックス SL-2用として1974年に登場し、その後はRシリーズ対応となり長らく販売されてきたレンズ。使い易い画角、f2.8と余裕のある明るさ、最短撮影距離は約30cmと使い勝手の良い一本。超広角のようには歪みませんので、自然な写りの広角といえるでしょう。12523フード、前後キャッ...
-
Topogon 25mm f4 (Contax)
トポゴン 25mm f4。戦後Carl Zeiss Jena製のコンタックス・レンジファインダー用 超広角レンズ。1950年頃の製造です。Tコーティング付。距離表記はメートル。最短撮影距離は0.9m。距離計には非連動です。ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした、対称構造の4群4枚構成。35mmカメラ用で唯一トポゴンの描写が楽しめるレンズ。絞り開放付近では優しく淡い写りが周辺落ちと相まって、雰囲気の良い画を描きます。ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出...
-
Angenieux 28mm f3.5 (L)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11、ライカ・スクリューマウント。後期型。フランスのP.Angenieux社製。1957年の製造です。距離計連動。feet表記。レトロフォーカスタイプの6群6枚構成。パープル系の美しいコーティング。レンズ先端は一回り大きくなっており、くびれのある独特のデザイン。藍色のアルミアルマイト地と梨地クロームメッキのローレットのツートンが洒脱、流石のフランス製。こんなに洒落た28mmレンズも無いでしょう。Lマウントのアンジェ 28m...
-
Angenieux 28mm f3.5 (Exakta)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11。1953年製。鏡胴の3本の銀色バンドがアクセント、本品はローレットの刻みが細かいR11前期型。レトロフォーカス・タイプの6群6枚構成。エキサクタマウント。プリセット絞り。フィート表記。最短撮影距離は2feet。なお、R11は前期と後期でフィルター径が異なり、前期は56mm、後期は58mmです。一目でアンジェニューとわかる端正な鏡胴デザイン。この前期型は後期型と比べフィルター径がやや小さく、すっきりコンパクトな印象です...
-
Angenieux 28mm f3.5 (Exakta)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11。シルバーのバンドがキラリと美しい後期型。1957年製。距離表記はfeet。レトロフォーカス・タイプの6群6枚構成。エグザクタマウント。プリセット絞り。フィート表記。最短撮影距離は2feetです。なお、R11は前期と後期でフィルター径が異なり、前期は56mm、後期は58mmとなります。アンジェニューならではの美しい鏡胴デザイン。絞り開放付近での穏やかな描写と、絞り込んだ時のほど良くシャープな写りと対照的な味わいを堪能で...
-
Angenieux 28mm f3.5 (Alpa)
仏アンジェニュー 28mm f3.5。タイプ R11。アルパ用マウント。自動絞りバージョン。精悍な黒鏡胴。Type R11は1953年に登場。本品は1971年の製造で、R11では最後の方の個体です。6群6枚構成。レトロフォーカス設計。精悍なブラック仕上げに赤文字と白文字が映えるデザイン。自動絞り、マニュアル絞り切替式。ダイヤルを回すことで絞り値の設定を行うという凝ったつくり。タイプ R11はエキザクタマウントやM42マウントがメジャーですが、アルパ、プラクチナ、レクタフ...
-
Canon 28mm f2.8 (L)
キヤノン製広角レンズ。ライカスクリューマウント。距離計連動。1956年登場。本品は28mm f2.8では最終バージョンで、1970年代前半の製造です。4群6枚構成。メートル表記。フィルターは40mmねじ込み。設計は同社の85mm f1.5やf1.9、100mm f3.5などを手がけた伊藤宏氏。f2.8の明るさを持ちながら、コンパクトでよく写る広角レンズです。使用感少なく、かなり綺麗な外観です。目立つ傷や擦れはありません。各部の動作正常、絞り羽根も綺麗です。距離計連動もバ...
-
Super-Angulon 21mm f3.4 (M) Black
超広角レンズ、スーパーアンギュロン 21mm f3.4。製造番号278万台、1976年製。ブラックローム仕上げ。製造はシュナイダーです。ライツの製品コードは11103。フィルターサイズはE48、もしくは12501フードと併用でシリーズVIIを用います。距離計連動は最短1mまでとなりますが、目測では0.4mまで接写ができます。ライブビュー全盛の現代では嬉しいポイント。後玉がかなり突出していますので、アダプター経由でカメラに使用する場合には、レンズ後端がカメラ内部と接触しな...
-
Topogon 25mm f4 (Contax)
Carl Zeiss Jena製、コンタックス用トポゴン 25mm。1940年代の終わり頃の製造です。 ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした、対称構造の4群4枚構成。Tコーティング付き。距離計には非連動ですが、絞っての目測撮影も楽しい一本。距離リングの表記はメートルです。 ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出された超広角レンズは、本来は航空写真が開発目的だった様です。非常にRがキツく小さなガラスで、製造は困難を極めたと言われています。製造本数は10...
-
Super-Angulon 21mm f3.4 (M) Black
ライカM用 超広角レンズ、スーパー・アンギュロン 21mm f3.4、ブラッククローム。製造はシュナイダー。11103。258万台の1973年製。フィルターサイズはE48、またはシリーズ VII。 距離計連動は1mまでですが、目測やライブビューで最短0.4mまで接写可能です。 後玉がかなり出っ張っているため、アダプターを用いてミラーレスデジタル等に装着される際には、接触にご注意ください。また、露出計内蔵のライカでは正常に測光できないため、露出設定はマニュアルで行う必要が...
-
Nikkor 28mm f3.5 (S)
W-ニッコール 28mm f3.5。日本光学製。ニコンSシリーズ用の広角レンズ。ライカ Lマウント用を含め、約1万本が作られたと言われています。本品は、軽量なアルミ製鏡胴にブラックペイント仕上げの後期型。4群6枚構成のオルソメター型。feet表記。実測でわずか99gと軽量コンパクトなレンズです。レンズが奥まったすり鉢状のデザインでフード要らずですが、専用の円形フードも用意されていました。が、こちらはかなりのレア物。ニコン Sは勿論のこと、現代のデジタルミラーレス機に装着...
-
Som Berthiot Angulor 28mm f3.3 (L)
仏Som Berthiot社の広角レンズ、アンギュロール 28mm f3.3。ライカスクリューマウント。製造番号は107xxxx。4群6枚構成。ヘリコイドの距離表記はfeet。ベルチオレンズらしい、透明感のあるブルーコーティング。 鏡胴バリエーションの多いアンギュロール 28mmですが、本品は軽量なオールアルミ鏡胴の後期型。重量は実測で174g。 フランス製レンズらしい洒脱な外観デザイン。小ぶりな外観からはなかなか想像し難い、シャープで鮮やかな発色を見せます。ヒトとはち...
-
Canon 25mm f3.5 (L)
1956年、キヤノンがライカ・スクリューマウントのレンズに力を注いでいた時期に登場した超広角レンズ。3群5枚構成。発売当時は超広角では最も明るい大口径レンズでした。距離表記はフィート。 絞り開放では、中心部の描写は大変シャープながら、周辺部はゆるやかに落ち、印象的な絵が撮れるレンズ。 キヤノンのオールド広角レンズ群は、良い雰囲気を醸し出すレンズが多いようです。デジタルライカMで撮影しても、色被りしないのは嬉しいポイント。 薄型コンパクトな鏡胴で、カバンに忍ばせスナップ撮...
-
Nikkor 28mm f3.5 (L)
W-ニッコール.C 2.8cm f3.5。ライカ・スクリューマウント。絞りリングのクロームの前期型、白帯。距離計連動。1952年の発売。4群6枚構成。距離指標はfeet表記。 ニコン Sマウントと共にライカLマウントも製造されました。ライカのA36ズマロンよりも更にコンパクトなサイズ感。絞り開放からシャープで繊細な描写を見せます。使い易い28mmの画角で、ストリートスナップにも好適です。 純正前キャップ付。 無限遠ロックレバー付近に僅かなメッキの傷みは見られますが、他...
-
Nikkor 25mm f4 (L)
日本光学製の超広角レンズ、W-ニッコール C 2.5cm f4。ライカ・スクリューマウント。1953年に登場。feet表記。4群4枚構成。 35mmカメラでトポゴンタイプの描写を楽しめる、数少ないレンズ。 中玉の極薄レンズの製造が難しく、ニコン Sマウント用とあわせて約2800本しか製造されませんでした。そのうちライカ用は950本。 今回、ライカLマウントは久し振りの入荷です。 付属品は、Lマーク入りのライカ・スクリューマウント向けファインダー、前後純正キャップ、革ケー...
-
Nikkor 25mm f4 (S)
日本光学製の広角レンズ、W-ニッコール 25mm f4の後期型。ニコン S用。コンタックス用トポゴン 25mm f4に続いて登場、1953年の発売当時は35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇った超広角レンズ。 レンズ構成はもちろんトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差は見られず、絞り開放ではほど良い柔らかさを伴った、明瞭な像を結びます。 なお、このニッコール 25mm f4は、ニコンS用交換レンズの中で唯一ボディのヘリコイドだけで...
-
Summilux-M 28mm f1.4 ASPH (M) Black
現行のライカ製広角レンズ、ズミルックス-M 28mm f1.4 ASPH。11668。製造番号は473万台。ブラッククローム仕上げ。 非球面1面を採用した7群10枚構成。フローティングエレメントを採用し、絞り開放時でも無限遠から最短撮影距離まで、画面周辺域まで極めて高い描写性能を発揮します。最短撮影距離は0.7m。 f1.4の明るさを確保した広角レンズ。夜や屋内での撮影など、光量の乏しい環境下での撮影を容易にするスペックです。28mmという使い易い画角もまた魅力。スナッ...
-
Summicron-M 28mm f2 ASPH (M) Black
ズミクロン-M 28mm f2 ASPH.。11672。製造番号は461万台。ブラッククローム仕上げ。現行品の1つ前のモデルです。 非球面1面を採用した6群9枚構成。中央から周辺部の収差がかなり少なく、均一性の高い描写、またズミクロンらしいシャープさも魅力です。 最短撮影距離は0.7m。ライカの広角レンズを代表するエルマリート28mm f2.8よりも一段明るく、光量の少ない場所でも活躍してくれます。 フード、キャップ、ソフトケース、マニュアル、元箱と大変綺麗な状態で揃っ...
-
RE Auto-Topcor 25mm f3.5 (Exakta) Black
東京光学製。オート・トプコール 25ミリ f3.5。エキザクタマウント。一般的には白鏡胴のレンズですが、ごく少数ながら黒鏡胴が製造されたようです。あまりにもレア過ぎて、トプコンの専門書籍などの文献資料にも登場しません。 フィルター内蔵可能な無骨な純正フードも付属。珍品。 鏡胴先端部に軽微な傷や擦れは見られますが、全体的に黒塗料はしっかりと残っており、まずまずの外観コンディション。 2021年に当店で整備済み。各部の動作正常です。ヘリコイドや絞りリングの操作感も上々です...
-
Hektor 28mm f6.3 (L)
ライツの製品コードはHOOPYCHROM。製造番号49万台、1939年製造のヘクトール 28mm f6.3。クローム鏡胴。ノンコート。距離はfeet表記。絞り表記は大陸式。 ライカのレンズの中では最も小柄なヘクトール 2.8cm。バルナックに装着した際の機動力は言うまでも無く、M型ライカにも嬉しいコンパクトさ!時代を超えてデジタルMに装着しても、しっくりくるデザインは流石ライツです。 本品はガラスも綺麗で、しっかりとした実に良い描写をします。赤ズマロンとの描写比べも楽し...
-
Apo-Summicron-SL 28mm f2 ASPH
ライカ SLシリーズ用広角レンズ、アポ・ズミクロンSL 28mm f2 ASPH.。製品コードは11183。10群13枚構成。アスフェリカルレンズを3枚(合計で6面)ふんだんに採用するなど技術を盛り込み、その優れた光学特性は色収差を完璧に補正することができるとされています。 アポ・ズミクロンの名が冠されている通り、絞り開放から歪み無く写るとともに、近接では美しく柔らかなボケが味わえます。 マウントはライカLバヨネットマウント。フィルターサイズはE67。最短撮影距離はなん...
-
Summaron-M 28mm f5.6 (M) Black Limited Edition
復刻赤ズマロンのブラックペイント・バージョン。Limited Edition。2018年に国内ライカストアにて50本限定で発売。ライツのカタログNo.は11610。本品の限定番号は01/50。50本中のなんと1本目! Matt Black Paint Finishという正式名称の通り、艶消し黒で精悍なスタイルです。未使用状態では、ブラックペイントというよりはブラッククローム仕上げのような風合い。 2016年に登場した復刻版赤ズマロンは、1955年のオリジナル赤ズマロンの...
-
Summaron-M 28mm f5.6 (M)
1955〜1963年に製造された、銘玉ズマロン 28mm f5.6(通称赤ズマロン)の復刻バージョン。製造番号482万台。ライカのカタログNo.は11695。フィルター径はE34。 ライカカメラ社が往年の銘玉を復刻する、「クラシックシリーズ」プロジェクトの第一弾。 2016年、赤ズマロンが往時の光学設計そのままに復刻されると聞いた時には耳を疑いましたが、今ではノクチ f1.2やスチールリム、タンバールなど、銘玉が続々と復刻されています。 オリジナルと同じ4群6枚構成を踏...
-
Topogon 25mm f4 (Contax)
Carl Zeiss Jena製、コンタックス用トポゴン 25mm。1940年代の終わり頃の製造です。 ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした、対称構造の4群4枚構成。Tコーティング付き。距離計には非連動ですが、絞っての目測撮影も楽しい一本。距離リングの表記はメートルです。 ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出された超広角レンズは、本来は航空写真が開発目的だった様です。非常にRがキツく小さなガラスで、製造はさぞかし困難を極めたと言われています。製造本...
-
Hologon 15mm f8 (M)
Carl Zeiss製のライカ Mマウント用レンズ、ホロゴン 15mm f8のフルセット。魚眼ではない画角110度の超高性能超広角レンズ。1972〜76年の間に、約350本が製造されたと言われています(500本の説もありますが、過去の販売履歴からそこまでは無いと思われます)。ライツのカタログナンバーは11003。フィルター径はE60。特殊形状の中玉を持つ3群3枚構成。絞りはf8の固定。直線は直線として描写する素晴らしい性能のレンズですが、周辺光量が大幅に不足するので、付...
-
Summaron 28mm f5.6 (L)
製造番号150万台、1957年製のズマロン28mm f5.6、通称赤ズマロン。製品コードはSOONX。4群6枚構成のガウス型。feet表記。ヘクトール 28mmの後継として登場した、ライツのコンパクト広角レンズ。前モデルのヘクトール 28mm f6.3よりも1段明るくなりました。 この赤ズマロン、近年ライカカメラAGからMマウントで復刻版が発売され大変な話題を呼びましたが、オリジナルは比較的製造本数が少なく、綺麗な物を探すのは難しくなってきました。デザイン性の高さと現行...
-
G-Rokkor 28mm f3.5 (L) Chrome
ライカ・スクリューマウント。距離計連動。ミノルタの高級コンパクトカメラTC-1のレンズを、限定でライカLマウント化。 1998年発売、2000本の限定生産。ライツとゆかりのあるミノルタ最後のライカ用レンズでもあります。非球面を3面に採用した5群5枚構成。絞りは完全円形ではなくなりましたが、9枚羽根で豪華なつくり。 発色の良さ、抜けの良い描写が持ち味です。広角らしい開放的な作画をお楽しみください。 新品同様品。使用感見られず、とても綺麗な外観です。 各部の動作正常、距離...
-
Angenieux 28mm f3.5 (L)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11、前期型。フランス製。1954年。ライカ・スクリューマウント。距離計連動。feet表記。レトロフォーカスタイプの6群6枚構成。ブルー・パープル系の美しいコーティング。レンズ先端は一回り大きくなっており、くびれのある独特のデザイン。藍色のアルミアルマイト地に細かく刻まれたローレットのアルミリングのツートンが洒脱、流石のフランス製。Lマウントのアンジェ 28mmは生産本数が少なく、なかなかのレア玉です。独特なスタイリングは...
-
Canon 19mm f3.5 (L)
キヤノン製のライカスクリューマウントレンズの中では最も広角な一本。ライツの定番超広角レンズ、スーパーアンギュロンよりも更に広角です。1964年登場。7群9枚構成。設計は小柳修二氏。1mから無限遠まで距離計連動。非連動ながら最短撮影距離は0.6m。 2,000本強が生産されたと言われています。カラー撮影の場合、撮像の右端に色被りが見られます(当店デモ機のライカM10-Pにて実写確認済み)。 使用感ほとんど見られず綺麗な外観です。 2023年11月にフルOH済。キヤノンの...
-
Nikkor 28mm f3.5 (S)
日本光学製。W-ニッコール 28mm f3.5。ニコンSシリーズ用の広角レンズ。ライカ Lマウント用を含めて約1万本作られたと言われています。 本品は、軽量なアルミ製鏡胴にブラックペイント仕上げの後期型。4群6枚構成のオルソメター型。feet表記。実測でわずか99gと軽量コンパクトなレンズです。 レンズが奥まったすり鉢状のデザインで、フード要らず。このレンズには専用の円形フードも用意されていましたが、こちらはかなりレア。 ニコン Sは勿論のこと、現代のデジタルミラーレス...
-
Nikkor 21mm f4 (S)
日本光学製の超広角レンズ、ニッコール-O 21mm f4。ニコン Sシリーズ用。1959年の登場です。4群8枚構成。シリアル番号は621xxx。頭の3ケタは捨て番。 このニッコール 21mm、ニコン F用は個体数も多く流通していますが、このニコンS用は製造本数が非常に少なく、298本の製造と言われています。距離表記はmeter。 付属の専用ファインダーは5群5枚構成。シリアル番号は600xxx。プラスチック製で軽量です。本来はこのファインダー専用の深底リヤキャップがあり...
-
Nikkor 25mm f4 (S)
W-ニッコール-C 25mm f4、前期型。ニコン S用。コンタックス用トポゴン 25mm f4に続いて登場、1953年の発売当時は35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇ったレンズです。レンズ構成もトポゴンタイプ、メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差は見られず、絞り開放ではほど良い柔らかさを伴った、明瞭な像を結びます。 クローム仕上げのこの前期型は、後期型と比較しズッシリとした重量感。実測134g。ファインダーやフードをニコン S型各種、特にブ...
-
Summilux-M 21mm f1.4 ASPH (M) Black
11647。現行品。ライカ製超広角レンズ、ズミルックス-M 21mm f1.4 ASPH。422万台。ブラッククローム仕上げ。8群10枚構成で非球面2面を採用。フローティング構造。最短撮影距離は0.7m。 近接域で絞り開放付近で撮影すると被写体を浮き立たせることができ、ユニークな画が得られます。 絞り込んで行くと超広角と相まってパンフォーカスとなり、深い被写界深度を使って非常に鮮明でクリアな撮像が得られます(f5.6で1.2mちょい〜無限遠が被写界深度に入ります)。 ...
-
Super-Elmar-R 15mm f3.5 (3cam)
11213。1980年発売のスーパーエルマー-R 15mm f3.5。製造番号はシュナイダー番号で321万台。12群13枚構成。絞り開放から最大絞りまで、完璧な収差補正が組み込まれたライカらしい完璧主義的な設計。驚異的な性能を誇ります。 最短撮影距離はなんと0.16m!0.8mから先は無限遠で、ほぼパンフォーカスで撮影が可能です。周辺光量の低下もしっかりと対策されています。 ターレット式フィルターとなり、UVa、イエロー、オレンジ、青の4種類のフィルターが1枚の円盤にセ...
-
Canon 28mm f2.8 (L)
キヤノン製28mm広角レンズ。ライカ・スクリューマウント。距離計連動。1956年に登場、本品は1960年代半ばの製造と思われます。 設計は同社製の85mm f1.5やf1.9、100mm f3.5などを手がけた伊藤宏氏。4群6枚構成。メートル表記。最短撮影距離は1m。フィルターは40mmねじ込み。 コンパクトでよく写る、明るい広角レンズです。 絞りリングのローレット部に多少の使用感が見られますが、全体的に使用感は少なめで良好な外観です。マウント面や銘板の状態も良いです...
-
Elmarit-M 21mm f2.8 (M) Black
11134。326万台。1982年製。ライツ製広角レンズ、エルマリート-M 21mm f2.8の後期型。ライカの21mmレンズとしては初めてレトロフォーカス設計が採用され、M5やCLを含む全てのM型ライカで使えるようになりました。6群8枚設計。最短撮影距離は0.7m。フィルターサイズはE60。 スーパーアンギュロンのような明確な色被りは見られず、使い勝手も良くなりました。12537フード、ファインダー、純正前後キャップが付属します。 使用感ほとんど見られず、綺麗な外観...
-
Elmarit 28mm f2.8 (M) Red Scale
11801。206万台。1964年製。初代エルマリート28mm f2.8の初期型、レッドスケール。カナダ製。6群9枚構成の非レトロフォーカス設計。フィルターサイズはE48。 クビれた鏡胴スタイル、精悍な赤文字、凝ったつくりの無限遠ストッパー、見事な質感描写や柔らかなボケ味で、歴代Elmarit 28mmの中でもダントツに人気のあるモデル。 その外観はライカ M型ブラックペイントボディには実に良く似合い、ペイントオーナーさんには常に気になる一本でしょう。 フィルターはE4...
-
Elmarit 28mm f2.8 (M)
11801。エルマリート 28mm f2.8 2ndモデルの初期、通称ストッパー付。カナダ・ライツ製。 1stよりガラスが1枚少ない6群8枚構成に変更、レトロフォーカス型となりました。後玉の出っ張りが少なくなり、M5やライカCL、ミラーレスデジタル等でも問題なく使用できます。端境期のモデルですので、28mmのファインダー枠は出ません。適合フィルターはE48。 コントラストと解像力の高さ、周辺部の落ちや柔らかさが良い雰囲気を醸し出す一本。やや稀少なレンズです。 当店過去...
-
Summaron-M 28mm f5.6 (M)
11695。1955〜1963年に製造された、銘玉ズマロン 28mm f5.6(通称赤ズマロン)の復刻バージョン。製造番号479万台。 ライカカメラ社が、往年の銘玉を復刻する「クラシックシリーズ」プロジェクトの第一弾。 2016年、赤ズマロンが往時の光学設計そのままに復刻されると聞いた時には耳を疑いましたが、今ではノクチ f1.2やスチールリムなど、銘玉が続々と復刻されています。 オリジナルと同じ4群6枚構成を踏襲、最新のコーティングでやや苦手な逆光にも強くなりましたが...
-
Tessar 28mm f8 (Contax)
Carl Zeiss Jena製。1938年製造。RFコンタックス用広角レンズ、テッサー28ミリ f8。3群4枚構成。ノンコート。クローム鏡胴。距離表記はmeter。コンタックス II型時代の製品です。 距離計非連動ですが開放値がf8なので、おおよそパンフォーカスで使えます。驚くほどに小さなレンズですが、キリッとした鮮鋭な描写を見せてくれます。 生産本数はそれなりに多いのですが、綺麗な個体は意外と少ないこのテッサー 2.8cm。本品は専用ファインダーも付属し、コレクショ...
-
Angenieux 28mm f3.5 (Exakta)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11。キラリと輝くアルミの3本バンドがアクセントの後期型。1956年製。レトロフォーカス・タイプの6群6枚構成です。エグザクタマウント。プリセット絞り。フィート表記。最短撮影距離は2feet。 一目でアンジェニューと分かる美しい鏡胴デザイン。絞り開放付近での穏やかな描写と、絞り込んだ時のほど良くシャープな写りと対照的な味わいを堪能できます。比較的逆光にも強く、階調豊かでなかなか緻密な描写が持ち味。発色の良さでも定評があるレ...
-
Nikkor 28mm f3.5 (S)
ニコン Sシリーズ、レンジファインダー機用広角レンズ、W-ニッコール・C 28ミリ f3.5。本品はアルミ製鏡胴にブラックペイント仕上げの後期バージョン。4群6枚のオルソメター型。feet表記。実測で99gと軽量です。 すり鉢状のデザインの恩恵で、フードが無くとも問題無く撮影が可能です。黒鏡胴の鏡胴は、カメラに装着したときの格好良さもまた魅力です。 当店販売品が出戻って来ました。大切にお使い頂き、前回販売時と変わらぬ良いコンディションです。 わずかな擦れやフィルター枠...
-
Hektor 28mm f6.3 (L)
HOOPYCHROM。製造番号は58万台、1941年製のヘクトール 2.8cm f6.3。コーティング有。クローム鏡胴。距離表記はfeet。絞り表記は大陸式。 ライカのレンズの中では最も小柄なヘクトール 28mm。バルナックだけで無く、M/Lリングを経由しM型ライカに装着しても、極薄デザインが良くハマります。クロームボディは勿論、ブラックペイントにも良くマッチするでしょう。純正適合フードはSOOHN。これまた入手に苦労するフードです。 本品は淡いパープルと薄いブルーのコ...