Leica
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Leica M11-P Black Paint
¥1,300,000
ライカ M11-P ブラックペイント。ライカの製品コードは20212。現行の最新モデル。トップカバーのアルミ素材で軽量です。赤丸のライカロゴが廃された端正な顔立ち、トップカバーのLeicaの筆記体ロゴ、耐傷性に優れた艶消しのブラックペイント塗装など、実にクールな仕上がりです。「P」が冠されたモデルならではの引き締まった外観でしょう。当店のお客様にも人気が高いライカです。スペック面では、6000万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー、確実なレビューを行える高精細タッ...
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Leica M11 Monochrom
¥1,230,000
ライカ M11モノクローム。製品コードは20209。耐傷性に優れたマットなブラックペイント仕上げ。トップカバーの素材はアルミで軽量。モノクロ専用デジタルカメラとして登場した、Mモノクローム・シリーズの第4世代。6000万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー、二層吸収フィルターガラス、カラーフィルターレスにより、新しいモノクロ写真の世界を更に追求した一台です。確実なレビューを行える高精細タッチパネル背面モニター、UHS-II規格対応のSDカードスロット、内蔵の256...
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Leica A / DII + Elmar 50mm f3.5
製造番号は6000番台。1928年製の旧エルマー付ライカ A型初期モデルを、後年ライツにてDIIにアップグレードした一台です。レンズも距離計連動にアップグレードされています。レンズのヘリコイド番号は1、距離表記はmeter。当時のライツには、アップグレード専用のパーツが各モデルごとに用意されていたそうで、A型に通常のDIIの部品はそのまま組み込めないそうです。当時のライカが非常に高価なものあったこともあるでしょうが、何と面倒見の良いメーカーでしょう。ボディとレンズの時代...
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Leica A / DII / IIf
製造番号5万台の1930年製のライカA型後期モデルを、後年ライツにてDIIへアップグレード、その後にIIfへ再度アップグレードされたであろう一台です。これらの純正アップグレード機には、ライツから供給されたアップグレード専用のパーツが使われており、A型にそのまま通常のDIIやIIfのパーツが入るわけではありません。当時のライツの細やかなカスタマーケアが見て取れる一台でもあります。本品はコンパクトなライカ A型 / DIIのボディサイズながらも、中身はIIfという変わり種。...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は11万台、1933年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされる佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカ。シャッターの最高速は1/500。本品の底蓋にはGermanyの刻印があり、輸出された一台と思われ...
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Leica M2S
ライカ M2S。CAMERA STILL PICTURE KS15-4。米陸軍向けに製造されたモデル。このM2S、KS-15(4)は、カメラボディ、近接ズミクロン 50mm、ズミクロン 35mm f2、メガネ付エルマリート 135mm f2.8、MR-4メーター、CEYOOフラッシュガンがセットとなっており、専用のセットケースに収まり米軍に納入されたようです。セットケースはこれまで当店でも何度か取り扱いました。セットの総数は500台程度と言われています。本品の製造番号は...
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Leica M2-R
1969年製造のライカ M2-R。ライカ M2-Rは、1966年に米陸軍向けに製造されたライカ M2S (CAMERA STILL PICTURE KS15-4)の民生版とも言え、ライカ M2をベースとしながらM4のラピッド・ローディング機構が組み込まれています。米軍からライツへと発注された、軍用のM2Sが後に注文キャンセルとなり、ニューヨーク・ライツからM2-Rという名で、民間(アメリカ国内のみ)に販売されました。1969〜70年、製造番号1248201 〜12502...
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Leica M3
ライカ M3、初期モデル。製造番号は703xxx。M3発売初年度の1954年製。セルフタイマー無し。三脚ネジは小ネジ。ダブルストローク(2回巻上げ)。ストラップラグは福耳。初源ライカM3の特徴を各所に残すオリジナルボディ。マウント12時位置に封印無しのネジ(最初期はネジ無し)、ASA200のバックドア、初期の特徴を持ったバックドア裏、硝子製の圧板、アクセサリーシューのステンレス半月ストッパー(クロームも混在)、巻戻し軸の中心部がマイナス(1ドットも混在)などなど。M3愛...
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Leica M3 Black Paint
ライカ M3ブラックペイント。M3シングルストロークの後期型の黒塗り仕様。製造番号は107万台、1963年8月5日に出荷された個体です。同年同月には、「I have a dream〜」で知られるキング牧師の名演説、11月には世界初のテレビ衛星中継でJFK暗殺が放映されました。激動の年に誕生したM3黒。グッタペルカも含め、フルオリジナル。製造当時のパーツそのままのオリジナルコンディション。黒塗りもしっかり残っており、コレクションにも好適な一台です。巻き上げレバーや巻き戻し...
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Leica M1 Olive Bundeseigentum
西ドイツ国防軍用のライカ M1、後期型。Bundeseigentum。本品は1961年に供給された個体で、製造番号は103万台。M1オリーブは、1960年に50台、1961年が75台、1964年に83台と、合計わずか208台が製造されました。M1オリーブ後期型は、製造番号1035926〜1036000と、1098101〜1098183の2ロットとされています。本品は後期型の前期ロットとなり(ややこしいですね)、1961年の製造です。James L. Lager氏の名著、...
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Leica M4 Black Chrome 50 Jahre
ライカ M4 ブラッククローム、50周年記念モデル。本品の製造番号は141万台。Wetzlar製。元箱の番号も一致したコレクション向きの一台。1925年のライカA型発売から50周年を記念し、1975年に発売されました。ライツの製品コードは10400。本品と同時にM5、CL、SL2にも50周年記念モデルが登場しました。ちなみに来年は2025年、いよいよ100周年を迎えます!ボディ正面左側に、LEICAと50 JAHREのロゴが並びます。トップカバー裏面には限定モデルの個体...
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Leica M5 Black Chrome 50 Jahre
¥395,000
ライカ M5 ブラッククローム、ライツ50周年記念モデル。製造番号は136万台。元箱の番号も一致したコレクション向きの一台。1925年のライカA型発売から50周年を記念し、1975年に発売されました。ライツの製品コードは10502。ストラップラグは3ラグの後期型。本品と同時にM4、CL、SL2にも50周年記念モデルが登場しました。ちなみに来年は2025年、いよいよ100周年を迎えます!ボディ正面左側に、LEICAと50 JAHREのロゴが並びます。トップカバー裏面には限...
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Leica M3 Black Paint
ライカ M3ブラックペイント。製造番号99万台。1960年3月に出荷された一台です。公表されているM3ブラックペイントの番号帯では、959に続き2ndロットです。ブラックカウンターが混在する福耳ペイントの次のバージョンですね。底蓋の開閉ロックダイヤルは前ロットに続きオールブラックで、より有り難みがあります。M3ペイントの中でもやや稀少なモデル。大変良い感じに使い込まれ、貫禄十分な一台。トップカバーのシュー近くに一箇所軽微な凹み、また各部にペイント落ちが見られますが、丁寧...
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Leica M4-M Black Paint
ライカ M4モーター、ブラックペイント。120万台。1968年12月に出荷された140台のうちの1台。本品は後のMOTではなく、M4-M刻印。底蓋を開けたボディ底部には、ニューヨークライツ製の専用モータードライブと連結するための接点が付いています。このM4-Mと後のM4 MOTを合わせた生産台数は、計904台となかなかレア。付属する底蓋はブラックペイント仕上げの通常タイプ。ライカM3、M2ブラックペイントには、やはり黒レンズが似合いますが、M4ペイントにはスチールリム、...
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Leica MP Hammertone + Summicron-M 35mm f2 ASPH.
ライカ MP ハンマートーン。2004年、LHSA(Leica Historical Society of America)が発足35周年を記念し、ライカ社に製造を依頼した特注モデル。ライカ社の製品コードは10314。世界限定1000台。8枚玉をオマージュした専用のズミクロン-M 35mm f2、ハンマートーン仕上げの専用フード、そしてこれまた専用のハンマートーン仕上げのライカビットMが専用ケースに収まります。表面に凹凸のあるグレー系ハンマートーン仕上げが個性的、とって...
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Leica M2 Early
¥295,000
ライカ M2初期型、人気のボタン巻戻し。本品はセルフタイマー無し、スッキリとした外観が魅力のモデル。93万台。1958年製。コード名はKOOHE。各部、製造時からのオリジナルのパーツです。三脚ネジは細ネジ。ブライトフレームは35/50/90mmが単体で表示されます。M2初期のプッシュボタン巻き戻しの中でも後期タイプで、巻き戻しボタンがロックされます。使い勝手が良くなったM2ボタン。細い縦スリットの内ギザの採光窓も後年のM2とは異なり、よりモダンな印象。スチールリムや8枚...
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Leica M6 Ein Stuck
10496。ライカ M6アインシュトック。ドイツ語でEinは1、Stuckは株を指します。国内では株付きと呼ばれた限定品で、ライカ社の出資証明がセットとなっています。1996年に996台が製造されました。限定番号「000番」はミュージアムに収蔵されているとのことで、実際の製造は997台となります。付属レンズは、「Ein Stuck」の専用刻印が銘板に入ったズミルックス-M 35mm f1.4 ASPH。ボディと同様に通常の白文字ではなく、グレーの文字刻印がシックで落ち着...
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Leica DIII Black / Chrome
ライカ DIII。製造番号は30万台、1938年製。ライツの製品コードは AFOOV。海外では、モデルFやライカIIIとも呼ばれています。本品はブラック&クロームメッキ仕上げで、日本ではセミクロームとも呼ばれます。ニッケル仕上げの渋さとは一味違ったスタイリッシュさが魅力です。このモデルの登場以降、他メーカーでもクローム仕上げのカメラが急速に普及していきました。時代の転換点を象徴するモデルですね。手にすっぽりと収まるコンパクトなサイズ感、吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、...
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Leica M10-R Black Paint
ライカ M10-R ブラックペイント。ライカの製品コードは、20062。2021年7月登場。4000万画素を超える高画素センサーを採用したM10-Rをベースに、光沢感のあるブラックペイント、正面の赤いロゴ無し、トップカバーのLeica筆記体ロゴや刻印を採用し、往時のペイントモデルに近い雰囲気に仕上がっています。高精細なだけでなく、色の出方、そして圧倒的に格好いい外観。現行機種を含めても、デジMでは最も人気のあるモデルで、当店のお客様にも愛用されている方が非常に多いです。...
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Leica M7 Chrome
¥550,000
ライカ M7 シルバークローム。本品はトップカバーに「Leica」のロゴがプリントされたJAPANバージョン。ライカのカタログNo.は、10504。ファインダー倍率は0.72。本品の製造番号は278万台、2001年製造ですので、M7最初期ロットとなります。ちなみにM7の発売開始は2002年でした。ライカMモデル待望のAE搭載機として登場しました。ブライトフレームは28/35/50/75/90/135mmの各焦点距離に対応。基本的には電子式シャッターですが、1/60と1/...
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Leica A Early
¥395,000
1928年(昭和3年)製の旧エルマー付きライカA型。製造番号は9千番台で、アスタリスクマーク(*)が付いている珍しい個体です。ライカ製品でアスタリスクが付くのは、同一番号の個体がある場合とも言われています。エクボレリーズ、底蓋はカンヌキ、丸型のアクセサリーシューなど、荒シボのグッタペルカなど、各部にA型初期〜中期モデルの特徴を残しています。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットは細目で揃っています。エルマーの銘板のフォントも初期ならではの可愛らしいフォント。...
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Leica M3
製造番号110万台、1964年製のライカ M3後期型、シングルストローク。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ界の金字塔。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。世界中の写真家やジャーナリストが愛用し、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。各部オリジナル状態を保ったコンディション良好な一台。シリアル番号は110...
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Leica M Monochrom Black Chrome
10760。CCDセンサー採用の初代ライカ Mモノクローム。写真界に衝撃を与えた一台で、デジタル時代の銘機とも言えるでしょう。今なおCMOSセンサーよりCCDを好む方も少なくありません。当店でも実写テスト機やスタッフの愛機として活躍していました。CCDのMモノクロームの描写は、やはり唯一無二の世界。圧倒的な階調の豊かさ、滑らかさ、柔らかさを活かした撮影には心が躍ります。メーカー保証対象外のため初期不良のみの対応となりますが、本品のCCDは剥離トラブル対策品に交換済みで、...
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Leica M3
ライカ M3、初期モデル。製造番号は701xxx。M3発売初年度の1954年製。初源ライカM3の特徴を各所に残すオリジナルボディ。三脚ネジは大ネジ。マウント12時位置にネジ無し、ASA200のバックドア、初期の特徴を持ったバックドア裏、硝子製の圧板、アクセサリーシューのクローム半月ストッパー、巻戻し軸の中心部がマイナスなどなど。M3愛好家の見どころ満載、その一部は段付きとも共通します。ライカA型初期と同じく、M3初期も短い期間に変遷が多く探究の対象としては深遠なるものが...
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Leica M2 Early
ライカ M2初期型、人気のボタン巻戻し。本品はセルフタイマー無し、スッキリとした外観が魅力のモデル。93万台。1958年製。コード名はKOOHE。各部、製造時からのオリジナルのパーツです。三脚ネジは細ネジ。ブライトフレームは35/50/90mmが単体で表示されます。M2初期のプッシュボタン巻き戻しの中でも後期タイプで、巻き戻しボタンがロックされます。使い勝手の良いM2ボタンです。細い縦スリットの内ギザの採光窓も後年のM2とは異なり、よりモダンな印象。スチールリムや8枚玉...
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Leica M11 Monochrom
ライカ M11モノクローム。製品コードは20209。ブラックペイント仕上げ。モノクロ専用デジタルカメラとして登場した、Mモノクローム・シリーズの第4世代です。6000万画素の裏面照射型CMOSセンサー、二層吸収フィルターガラス、カラーフィルターレスにより、新しいモノクロ写真の世界を更に追求した一台。外観もM11-P等と同様に正面のライカロゴを廃し、目立たずミニマルなデザインとなっている点もMモノクローム・シリーズの美点として受け継がれています。2023年6月に国内正規店...
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Leica M3
ライカ M3前期型。福耳ダブルストローク。製造番号は77万台、1955年製。フレームセレクターレバーはまだ無く、スッキリしたルックスです。ガラス圧板、ASA感度は200まで、バックドアの黒ポチは内側に。M3初期の雰囲気が未だ濃厚に残る一台。M3ツーストロークは、チャッ、チャとリズミカルに巻き上げられ、空シャッターを切っているだけでも気分が上がります。全体的にキレイ目な一台。グッタペルカも含め、各部のパーツも当時のオリジナルです。最近までお客様が使われており、作動快調です...
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Leica MP 0.72 Chrome
現行のライカ MP シルバークローム。ライカの製品コードは10301。現行MPは2002年にデビュー、本品は製造番号294万台。2003年の製造です。露出計内蔵。ファインダー倍率は0.72倍。歴代のM型ライカの伝統をしっかりと受け継いだモデルです。当店のお客さまが大切に保管されていた、大変綺麗な一台です。正面向かって左側の吊り環の上付近にルーペでようやく確認出来る程度のごくごく薄いスレが2〜3本見られますが、これらを除けば新品に限りなく近いコンディション。ほとんど使われ...
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Leica CL + Summicron-C 40mm f2
ライツとミノルタの提携によって誕生したコンパクトライカ、ライカCL。製造番号は131万台。1973/74年製。ズミクロン-C 40mm F2を標準装備。40mmファインダー枠、縦走りシャッターなど、M型とは異なる機構を搭載。ファインダーには50mmと90mm枠も備わり、コンパクトながら必要な機能を備えており。使えばしみじみと良さが判る名機です。ズミクロン-C 40mmの画角は絶妙、最短撮影距離は80cmで、スナップや旅カメラにも最高です。本品は2023年にボディ、レンズ...
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Leica M3
銘機ライカM3、本品はスプリング巻上げと呼ばれるモデル。ライツの製品コードはIGEMO。製造番号は95万台、1959年製。福耳スプリング式シングルストロークは、ライカM3の総生産台数約22万台のうち、わずか7500台程度(3.5%弱)のみ存在する稀少モデルです。旧き佳きM3前期、福耳スタイルの吊り環を装備。シングルストロークながらもスプリング式ですので、フィルムを巻き上げた後にレバーが原点復帰する動作に際してチリチリ音がしません。外観と操作感の両面から、魅力の高いM3と...
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Leica MD-2
ライカ MD-2。ライツのカタログNo.は10105。ライカ M4-2をベースに、ファインダーや距離計を省いたモデル。ヴィゾフレックスや、顕微鏡撮影用に製造されました。1977年、シリアル番号1468723からスタートし、1985年、シリアル1664350で製造終了となります。MD-2の総製造台数は、2593台とやや少なめ。本品の製造番号は1469xxxと、かなり初期のMD-2。この初期モデルの吊り環は、同時期のライカM4-2と同じブラッククローム。MD-2の吊り環はこ...
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Leica M3
ライカ M3前期型。製造番号は77万台、1955年製。ライツの製品コードはIGEMO。福耳のダブルストローク(ツーストローク)。三脚ネジは太ネジ。この番号帯の少し後から、ブライトフレームのセレクトレバーが付くようになります。セレクトレバーの無いすっきりとしたボディや、トップカバーを留めるマイナスビスなど、M3・70万台ボディらしい、やや無骨な雰囲気がたまりません。グッタペルカを含め、各部のパーツは製造時のオリジナルのまま。やや角張ったバックドアのデザインやASA200の...
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Leica A
ライカ A型、近接新エルマー付。シリアル番号は2万台。1930年の製造です。ライツ社の製品コードはLEICA。海外ではライカ I、またIAとも呼ばれます。距離表記はfeet。三脚ネジは大ネジ。雰囲気の良い綺麗なライカA型です。グッタペルカも含め、各部のパーツは1930年の製造当初からのオリジナル。自然な使用感はありますが、全体的に綺麗で大切に使われて来た感タップリ。製造時からもうすぐ1世紀を経ようとするライカですが、今回のオーバホールでリフレッシュ、まだまだ現役で撮影を...
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Leica M3
製造番号1009xxx、1960年製のライカ M3後期型、1ストローク。セルフタイマー付。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ史においても金字塔的存在です。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。世界中の写真家やジャーナリストが愛用し、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。本品はオリジナル状態を保った、綺麗な一...
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Leica M-P Typ240 Black Paint
第3世代のデジタルM型ライカ、ライカ M-P Typ240。精悍なブラックペイント。製品コードは10773。M-Pはタイプ240をベースに、「P」が付くモデルの慣例に倣い外観と中身を洗練させたモデル。正面のLeica赤バッジを省略、背面液晶部にはサファイアガラスを採用、フレームセレクターレバーを装備、バッファ容量増量(1GBから2GBへ)など、各部が強化されています。当店でも現役でバリバリ活躍しているM240は、ニュートラルな発色が持ち味です。頑強なボディと安定した動作...
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Leica M Typ 240 Chrome
ライカ M Typ240 シルバークローム。CMOSセンサーを採用したデジタルM型ライカ。ライブビュー撮影、動画撮影も可能なマルチパーパス機です。製品コードは10771。ニュートラルな発色、長持ちするバッテリー、頑強で安定したつくりを備えた素晴らしいデジタルライカ。当店試写館長も色味の良さとバッテリーの持ちに太鼓判。M10、M11と後継機種も登場していますが、自然な色味が得られるため根強いファンがいるモデルです。当店デモ機として半年ほど活躍していた個体です。安心してこの...
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Leica SL2
10854。ライカ SL2。日本国内正規品。ライカのデジタルミラーレスのハイエンドモデル。4700万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを採用。ダイナミックレンジの広さ、色の深さ、高感度性能等がより高まり、色鮮やかな描写が得られます。SLシリーズレンズを装着した際のオートフォーカスも極めて高性能です。ボディ側にも手振れ補正機能が内蔵され、スローシャッター時の安定度も高まっています。アダプターを介したオールドレンズの撮影でも、ボディ内蔵の手振れ補正の恩恵をしっかり実感...
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Leica DII
ライカ DII。製造番号は17万台、1935年の製造。ライツの製品コードはLYCAN。美しいブラックペイント&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデルD、ライカIIとも呼ばれています。DIIは距離計を内蔵した初めてのライカ。ライツ史上においてもエポックメイキングなモデルです。この後に登場するDIIIに比べると、吊り環無し、スローシャッター無し、視度補正無しと機能面では少なくなりますが、サッパリとした握り心地とシンプルな外観、ミニマルな機能が魅力です。コンディションの合ったニ...
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Leica M2 Early
ライカ M2初期型、人気のボタン巻戻し。本品はセルフタイマー付。93万台。1958年製。コード名はKOOHE。本品はライカ M2の製造開始から3番目のロットです。各部オリジナル。三脚ネジは大ネジ。ブライトフレームは35/50/90mmが単体で表示されます。本品は、M2初期のプッシュボタン巻き戻しの中でも初期タイプなので、巻き戻しボタンはロックされません。他のM型ライカとは一味違う操作感をお楽しみください。細い縦スリットの内ギザの採光窓も後年のM2とは異なり、よりモダンな...
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Leica DII
ライカDII。ライツの製品コードはLYCAN。ブラック&ニッケル仕上げ。距離計を内蔵した初のライカ、エポックメイキングなモデル。海外ではライカ II、またはモデルDとも呼ばれます。本品のシリアル番号は5桁の94xxx。ライカ DIIの発売初年度、1932年の製造。次のモデルDIIIと比較すると、スローシャッター無し、吊り環無し、視度補正無しと機能的には少ないモデルですが、スッキリとしたデザインと握り心地の良いサイズ感が人気です。そのシンプルさを好む方も多いでしょう。ニッ...
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Summarit 50mm f1.5 (L)
戦後ライツの高速大口径レンズ、ズマリット 5cm f1.5。ライカスクリューマウント。1952年製の前期型。製品コードはSOOIA。feet表記。E41。前期型用の純正カブセ式フィルターも装着可能です。角形のXOONSフードが適合します。シュナイダー設計のクセノン 50mm f1.5、5群7枚構成の進化版として登場しました。色ノリも良くなり、ガラスの状態さえ良ければ素晴らしい写りが楽しめるレンズです。開放では柔らかく、絞るとカッチリ。わずかに絞って近距離を撮影した際の、...
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Leica IIIf Red Dial
ライカ IIIf レッドダイヤル。1952/1953年製。ライツの製品コードはLOOHN。セルフタイマー無し。スッキリとした外観と握り心地の良さが好印象。スローシャッター、視度補正付の距離計、安定した機構など、使い易く信頼性も高いライカ IIIf。フィルムもお高くなった昨今、1枚1枚の撮影を丁寧に楽しみたい方にもバルナックは良い選択でしょう。2018年に当店で販売した個体が出戻って来ました。お帰りなさい!大切にお使いを頂き、変わらず良好な外観です。トップカバー背面部に擦...
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Leica MP Chrome
ライカ MP アラカルト。シルバークローム。ライカの製品コードは10360。当店のお客様が日本国内正規店にてオーダーされた一台です。アラカルトでの変更点としては、トップカバーのライカロゴ刻印にLEICA CAMERA WETZLAR GERMANYの2行を追加&黒文字化、シルバー枠のバッテリーカバーへ変更(黒も付属します)、シリアル番号刻印箇所をアクセサリーシュー部へ変更、などが行われています。外観としてはライカ M-Aに近く、通常のMPに比べクラシカルな印象を受けます...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。製造番号は82万台、1956年製。製造国はドイツ。ライカ黄金期の製品だけに、コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さには、触れて眺めているだけでも心が躍ります。イマドキの工業製品には失われつつある、物理的クオリティを実感できるカメラです。先行発売されたライカ M3の技術も投入されており、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵する唯一のバルナック。ファイン...
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Leica IIIa
ライカ IIIa。製造番号33万台、1939年製。板金時代のバルナックライカ。ライツのコードはAGNOO。本品の三脚ネジは太ネジ。DIIIに1/1000秒シャッターが追加されたIIIaは、当時スポーツ写真撮影用としても大いに活躍したそうです。DIII以前は黒塗りボディが主役でしたが、このIIIaの時代からライカの主流はクローム仕上げへと移行しました。ライカ DIIIから採用された吊り環、視度補正、スローシャッター等はそのまま装備されており、実用的なバルナックとしても魅力...
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Leica M3
ライカM3。後期型のシングルストローク巻き上げ。製造番号は111万台、1965年製。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ界の金字塔。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。世界中の写真家やジャーナリストが愛用し、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。各部オリジナル状態を保っており、比較的きれいな外観です。丁寧な...
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Leica M2-R
1969年製造のライカ M2-R。ライカ M2-Rは、1966年に米陸軍向けに製造されたライカ M2S (CAMERA STILL PICTURE KS15-4)の民生版とも言え、ライカ M2をベースとしながらM4のラピッド・ローディング機構が組み込まれています。米軍からライツへと発注された、軍用のM2が後に注文キャンセルとなり、ニューヨーク・ライツからM2-Rという名で民間に販売されました。1969〜70年、製造番号1248201 〜1250200、約2000台のみの...
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Leica M3
ライカM3。後期型のシングルストローク。製造番号は105万台、1962年製。ライツの製品コードはIGEMO。1954年登場のライカM3は、素早いレンズ交換と確実な固定を約束するライカMマウント、距離計内蔵型の見え味素晴らしいレンジファインダー、機能美として完成されたデザイン、安定した動作を確保する堅牢なボディ、他社の追随を許さない質感高過ぎる造りによって、ライツの黄金時代を築いたカメラ。この後期型は前期型が抱えていたマイナーな欠点を改善し、シングルストロークという一般的...
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Leica M3
ライカ M3前期型。福耳ダブルストローク。製造番号は80万台、1955年製。フレームセレクターレバーが付き始めてまもない頃の個体です。ガラス圧板、ASA感度は200まで、バックドアの黒ポチは内側に。M3初期の雰囲気が未だ濃厚に残る一台。M3ツーストロークは、チャッ、チャとリズミカルに巻き上げられ、空シャッターを切っているだけでも気分が上がります。多少の使用感はありますが、全体的な雰囲気も良く作動も快調。お薦め出来る一台です。グッタペルカも含め、各部のパーツも当時のオリジ...
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Leica Standard
ALVOO。ライカ スタンダード。海外では モデルE とも呼ばれます。距離計無しモデル。製造番号は21万台、1936年製。ブラックペイントとクロームメッキ仕上げの通称セミクローム。クローム仕上げのエルマーなどのライカレンズ群が良く似合います。輸出向けの一台だったのでしょう、底蓋の開閉ヒンジ近くに「Germany」の象嵌刻印有。お好みのレンズや単体ファインダー、単独距離計などを載せてスナップシューターに。組み合わせが楽しいライカです。軽微なブラックペイント落ちなど使用感は...
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Leica IIIf Red Dial
ライカIIIf レッドダイヤル。製造番号79万台。1955年製。ライツの製品コードはLOOHN。ライカIIIcの後継機として1950年に登場したライカIIIf、初期モデルはセルフタイマー無し、シンクロ番号表記が黒文字(ブラックダイヤル)でしたが、後に赤文字(レッドダイヤル)となります。本品は1954年にセルフタイマーが追加された以降のIIIfの最終型。高い完成度を誇るIIIfは、1957年までの8年間でバルナック型の中では最多の製造数を誇ります。生産台数が多く価格もこな...
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Leica IIIg
¥98,000
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。製造番号は93万台。1958年製。ライカMPやM3ブラック、軍用オリーブ、M2ボタンなどなど、魅力的なライカがわんさか出現してきた1950年代後半、ゴールデンエイジの製品です。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。使い易さではダントツのバルナック...
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Leica M10-R Black Paint
ライカ M10-R ブラックペイント。2021年に販売開始されたライカM型デジタルカメラ。ライカのカタログNo.は20061。真鍮地に光沢感のあるブラックペイント仕上げと、正面のライカロゴバッジが省かれた精悍なルックスが特徴的。バッテリー込みの本体重量は650g。シャッター速度ダイヤルやISO感度ダイヤルは、格子状のローレット仕上げ。トップカバーには筆記体のライカロゴ刻印。シャッターボタン回りのメッキパーツなどなど、往年のM型ライカをオマージュしたデザインに特別さを感じ...
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Leica A / DII
製造番号3万台の1930年製のライカ A型 後期型を、後年ライツにてDIIへアップグレードされた個体です。レンズの時代を合わせるのであれば、無番の新エルマーがピッタリでしょう。純正アップブレードは、ライツから供給されるアップグレード専用パーツが用いられており、一部には通常のライカDIIとは異なる部品が使われています。手の込んだ対応ぶりにライツらしさを感じます。ちなみに海外では 、これらライツによる純正改造をFactory Conversionと呼んでいます。吊り環無しで...
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Leica If Red Dial
ライカ If レッドダイヤル。ライツのコード名はOEFGO。製造番号57万台。1952/53年製。ライカ IIIf後期型からファインダー、距離計、スローシャッターを省いたモデル。アクセサリーシューが2つ装備されており、組み合わせの自由度が高いカメラ。グッタペルカや梨地メッキの肌は、ライカM3と同様のライツ黄金期ならではの質感です。広角レンズを装着してパンフォーカスでバシバシ撮影したり、お好みの外付けファインダーを載せての目測撮影、はたまたFOKOSなどの単独距離計を載せ...
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Leica If / IIIf Red Dial
ライカ If改IIIf。1954年製のライカIf レッドスケールを、後年ライカにてIIIfへアップグレードした一台。製造番号は67万台。本品はセルフタイマー付、IIIfの最終型となりました。高い完成度を誇るIIIfは、これまでのライカと同様に、様々なメーカーがお手本としてそのコピー機を製造したモデルでもあります。シボの目が粗めなグッタペルカの握り心地も良いですね。ライカ IIIfは生産台数も多く価格もこなれており、トラブルが少ないモデルでもあります。これからライカを始め...
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Leica Ig
98万台のライカIg。1960年製。コード名はOCEGO。1957年に製造開始したバルナックライカの最終機ライカIIIgから、レンジファインダーとビューファインダーを省略したモデル。Leicaロゴがボディの前面に刻印された最初のライカでもあります。ファインダーが無くなった間を埋めたのかも知れませんね。元々は複写や科学写真のために製造されましたが、軍艦部にはアクセサリーシューが2つあり、距離計や単体ファインダーなどでお好みにカスタマイズする楽しみも。アクセサリー類にも一切...
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Leica If Red Dial
ライカ If レッドダイヤル。ライツのコード名はOEFGO。76万台。1955年製。ライカ IIIf 後期型から、ファインダー、距離計、スローシャッターを省いたモデル。アクセサリーシューが2つ装備されており、組み合わせの自由度が高いカメラ。グッタペルカや梨地メッキの肌はライカM3と同様のライツ黄金期ならではの質感です。お好みの外付けファインダーを載せての目測撮影、広角レンズを装着してパンフォーカスでバシバシスナップ、はたまたFOKOSなどの単独距離計を載せて賑やかな軍艦...
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Leica A Early
ライカの始祖、ライカA型。ライツの製品コード名は栄えある「LEICA」。レンズは旧エルマー。製造番号は1万5千番台、1928年製。meter表記。エクボレリーズ。巻上ノブは目が粗く、初期と比べると背丈が高いタイプです。製造から既に96年が経過、昭和3年(!!)に作られたカメラですが、今でも35mmフィルムを装填すれば普通に撮影ができます。凄いことですね。ほど良く使われてはいますが、アタリや凹みは見られず、大切にされてきた印象を受けます。ペイントの剥げ具合も良い雰囲気。撮...
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Leica M3
92万台。1958年製。人気の福耳スプリング式シングルストローク。ライカ M3、総生産台数約22万台中、わずか7500台程度(3.5%弱)のみ存在する、稀少なモデルです。ワンストロークながら、巻上レバーを戻すときのチリチリ音がしないのがスプリング式の特徴です。この後すぐにラチェット式となりますが、より滑らかな操作感のこのタイプを指名買いをされる方も多い人気モデル。各部のパーツも当時のオリジナルで、長く付き合えるライカ M3でしょう。6ヶ月保証付きはもちろんのこと、その後...