ライカ M4 ブラックペイント。ライツの製品コードは10402。本品の製造番号は126万台、1970年6月11日に出荷された一台です。新品同様品。半艶のブラックペイントの美しさにウットリ。
1970年は大阪万博の開催、ビートルズの解散、泥沼化するベトナム戦争において米軍のカンボジア侵攻など、フォトジャーナリストが大いに活躍した時代です。ライカM4ブラックペイントはそんな時代背景の中、職業カメラマンの愛機として活躍していました。現実を伝え、社会を是正する力が写真に託されていた時代とも言えるでしょう。
ライカM4は、ライカM3とM2の機能を統合したモデルとして、1967年、製造番号1175001からスタート。35mm、50mm、90mm、135mmのブライトフレームを装備し、ファインダー倍率はM2と同じ、0.72を採用。巻上げクランクレバーが折り畳みのレバーを引き出して使うタイプとなり、新型のMR4メーターとの併用に適合します。
使用感見られない新品同様品。前回の大阪万博の1970年から今年の大阪万博の年へ、タイムマシーンに乗って現れたようなM4ペイントです。レンズマウントの4時の位置に小傷、巻上げレバーの樹脂パーツに長さ2mmほどの細い傷が2本、クランクレバーの根元にごく僅かな塗料落ちが見られます。他は吊り環付近、底蓋の状態などを見ても撮影には用いられておらず、簡単な操作をしただけの個体と分かります。
2025年12月にOH済。各部の操作感滑らかに仕上がりました。ファインダーの見え味もクリアです。
元箱、革ケース(新品同様でタグ付)、取説、カタログ、純正ボディキャップが付属します。
得難いコンディション!1970年生まれの方にもオススメしたい1台です。