Zunow
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Zunow 45mm f1.8 (L改)
ズノー 4.5cm f1.8。1959年に発売されたネオカ SVに標準装着されていたズノーレンズを、ライカLマウントに改造した一本です。黒の沈胴式鏡胴で、銘板は後年に刻印されたものだそうですが、仕上がりは見事です。ヘリコイドは宮崎光学製。絞り羽根は12枚で、F16ではほぼ真円になります。35mmフルサイズ用としては、最も手頃なズノーレンズかもしれません。初めてのズノーレンズにも。当店販売品です。長らくお客様に大切にご使用いただき、この度当店に出戻って来ました。ローレット...
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Miranda T Black Paint + Zunow 50mm f1.9
ミランダ Tブラックペイント。本品はOrion Camera Co.、通称オリオンネーム、シャッター1/500までのT-I (Type 1)型のペイントボディ。かなり珍しい一台。付属レンズはズノー 50mm f1.9。レンズマウントは専用の44mmスクリュー。黒塗りモデルは報道向けにわずかに供給されたとも言われています。20年ほど前の海外の有名オークションで、同じくOrionネームの黒塗りで近い仕様の個体が落札されています。全体的にとても綺麗なボディ、当店のお客様が長く...
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Zunow 50mm f1.1 (L) Black
Zunow Opt.銘のズノー 50mm f1.1後期型。シリアル番号は6000番台。黒/クローム。重量は390g。ズノー 50mm f1.1には、初期ピンポン玉に始まり、外観デザイン、エレメントのデザイン共に多くのバリエーションが見られますが、本品は最終のオールブラックから2つ前くらいのモデルだろうと思われます。絞り開放付近で豪快なフレアが出る初期のピンポン玉と比べ、新種ガラスの採用とレンズ構成の改良により、大幅に描写性能が向上しています。絞り開放では穏やかなフレアが...
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Zunow 50mm f1.1 (L)
ズノー 5cm f1.1 中期型。ライカスクリューマウント。距離計連動。製造番号5000番台。Zunow Opt.銘。1955年に帝国光学からズノー光学工業へと社名変更がなされ銘板の文字も変わりました。へリコイドの距離表記はfeet。ズノー 50mm f1.1(初期、ピンポン)は1953年に登場。当時無名に近い帝国光学が、世界一の明るさを持ったレンズを衝撃的にデビューさせました。このズノーレンズの登場を口火に国産超大口径レンズ競争が勃発、小西六、日本光学、キヤノン、富士...
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Miranda T + Zunow 50mm f1.9
ミランダ T。ミランダ銘。ボディ番号は556xxx。標準レンズのズノー 5cm f1.9付。1955年8月に発売された、国産最初のペンタプリズム式35mm一眼レフカメラ。また、脱着可のペンタプリズム採用も日本初。 前年に発売された試作機フェニックスを製品化し、登場したモデルです。レンズマウントは独自の44mmスクリューマウント、外側4本爪バヨネットの二重構図。シャッター速度は1/500まで。各種のマウントアダプターも発売され、またごく少数ブラックペイントボディも製造され...
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Zunow 50mm f1.1 (L)
1953年に発売された、当時世界一の明るさを持ったレンズ、ズノー 50mm f1.1。戦後わずか8年。このズノーの登場を口火に、国産超大口径レンズ競争が勃発、各社より魅力的なレンズが次々と販売され、今も私たちを熱狂させてくれます。 本品は製造番号5000番台のズノー 5cm f1.1 中期型、ライカスクリューマウント。ズノー光学製。Zunow Opt.銘。ヘリコイドの距離表記は、ズノーとしてはかなり珍しいMeter表記。 前期型・通称ピンポンの後玉の出っ張りが無くなり、...
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Zunow 50mm f1.1 (L) Early
帝国光学製造のズノー 50ミリ f1.1初期型。通称ピンポン玉。シリアル番号は36xx。浜野道三郎氏設計、国産大口径開発競争の先駆けとなった記念碑的な一本。Teikoku Kogaku Japan銘。 1953年に発表、1954年に発売。発売当時は国内外で大きな話題となったそうです。本品は初期ピンポン玉の中でも更に初期のモデルと思われ、後のピンポン玉とは鏡胴の形状が異なります。 ズノー初期玉は手作りのようなレンズで、外観デザインやレンズ構成を含め、多くのバリエーションが...
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Zunow 35mm f2.8 (Zunowflex)
カメラ史に残る一眼レフの金字塔、ズノーフレックス専用の広角レンズ。標準のズノー 50mm f1.8の他に、58mm f1.2、100mm f2、そしてこの35mm f2.8が用意されていましたが、実際の製造本数は3種類合わせても100本に満たないとも言われています。特に35mmは幻でしょう。超珍品。過去に当店で販売、海外のコレクターさんが所有していましたが、この度お客様のリクエストにより買い戻しをさせて頂きました。晴れて母国に帰ってきた珍品ズノーレンズです。お帰りなさい...
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Zunow 50mm f1.3 (L)
ズノー 50mm f1.3、ライカスクリューマウント。製造本数は100本少々と言われる珍品レンズ。シリアル番号は7000番台。 1953年にズノー 50mm f1.1初期、通称ピンポン玉がデビュー、1955年に後玉がフラットとなったf1.1改良型の発売開始、そして1958年にこのf1.3がデビューします。 ズノー f1.3は、f1.1の性能に満たない部品を流用して作られたと言われていますが、実写の性能は素晴らしく、開放から非常に良いピントです。背景やボケはf1.1よろし...
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Zunow 50mm f1.9 (Miranda)
ライカ・スクリューマウント用の大口径レンズ、ズノー 50mm f1.1で知られるズノー社(旧・帝国光学)が、ミランダ T用に供給した標準レンズ。4群7枚構成。ちなみに激レアですが、同レンズでオリジナル・ライカスクリューマウントも存在しました。20年ほど前に一本だけ扱った事があります。 付属のレアなミランダ純正Lマウントアダプターを装着すれば、距離計非連動ながらライカ・スクリューマウントとして使えます。フィルター径は一般的な40.5mm。絞りはプリセット式。ミラーレスのデ...
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Zunow 50mm f1.1 (L)
帝国光学製。製造番号5000番台のズノー 5cm f1.1 中期型、ライカスクリューマウント。Teikoku Kogaku銘。Feet表記。前期型ピンポンの後玉の出っ張りが無くなりレンズ脱着の安心感が向上、開放付近でのフレアが抑えられた印象です。 くびれとローレットがリズミカルで実に格好良い鏡胴デザイン、独特のブランド名称「ズノー」、盛大なフレア三昧の開放描写、短命ながらも世界一明るい標準レンズとして、戦後の日本人の心を沸かせた存在であった事でしょう。魅力とストーリーに...
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Zunow 50mm f1.1 (L)
1953年に発売された、当時世界一の明るさを持ったレンズ、ズノー 50mm f1.1。戦後わずか8年。このズノーの登場を口火に、国産超大口径レンズ競争が勃発、各社より魅力的なレンズが次々と販売され、今も私たちを熱狂させています。 本品は製造番号5000番台のズノー 5cm f1.1 中期型、ライカスクリューマウント。帝国光学製。本品はTeikoku Kogaku銘。Feet表記。 前期型・通称ピンポンの後玉の出っ張りが無くなり、レンズ脱着の安心感が向上、また絞り開放付近...
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Zunow 50mm f1.1 (L)
1953年に発売された、当時世界一の明るさを持ったレンズ、ズノー 50mm f1.1。戦後わずか8年。このズノーの登場を口火に、国産超大口径レンズ競争が勃発、各社より魅力的なレンズが次々と販売され、現代も私たちレンズ好きを魅了し続けています。 本品はズノー 5cm f1.1 中期型、ライカスクリューマウント。製造番号は6000番台。ズノー光学、Zunow Opt.銘。距離表記はFeet。4群9枚構成。 前期型・通称ピンポンの後玉の出っ張りが無くなり、レンズ脱着の安心感が...
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Zunow 50/1.9
ズノー光学製。ミランダ T用純正レンズと、純正ライカLアダプターのセット。50mm f1.9は、激レアな純正ライカ Lマウントも存在しました。ガラス綺麗です。純正Lアダプターも非常に丁寧なつくり(距離計には連動しません)。約30cmまでの接写が可能。コンパクトでミラーレス一眼でズノーを遊ぶには持ってこい。解放ではズノー独特の毒気のある描写、絞れば驚くほど解像度の高い描写が楽しめます。スタッフ一同、試写結果にウットリ。
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Zunow 50/1.1 (L)
後期型。4群9枚構成。Zunow Opt.銘。名前もカタチも、ロゴも描写もたまらなく魅力的な、ノン・ライツのニッポン代表。開放付近で豪快なフレアが出る初期のピンポンに比べ、新種ガラスの採用とレンズ構成の改良により、大幅に描写性能が向上。少し絞り込むだけで解像力も高く、シャープな描写に変化します。拭き傷少々見られるが、実写結果良好です。試写をご覧下さいませ。
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Zunow 50mm f1.3 (L)
feet表記。製造本数は恐らく100本を切るでしょう。f1.1の性能に満たない部品を流用して、f1.3が作られたと言われていますが、実写の性能は素晴らしく、開放から非常に良いピントです。背景はf1.1よろしく、盛大に暴れてズノーらしい描写です。f1.1とは違う魅力があります。前玉にコーティングの傷みが若干と、中玉に拭き傷がありますが、ズノーとしてはかなり良い状態です。2016年4月にOH済。ズノーらしからぬ滑らかな感触になっています。珍品。
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Zunow 50/1.1 (L)
ズノー中期型。4群9枚構成。Teikoku Kogaku銘。名前も容姿も描写も歴史も日本の大口径を代表する一本。開放付近で豪快なフレアが出る初期ピンポンと比べ、新種ガラスの採用とレンズ構成改良で大幅に描写性能が向上。開放では穏やかなフレアが見られますが解像力は十分で独特の雰囲気ある描写。絞り込むと滲みは消えてゆき、グッとシャープになります。見た目も描写も麗しいレンズです。中玉周辺にバルサム切れが少々見られますが、実写にはまず影響無いでしょう。2016年にOH済。試写を見...
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Zunow 50mm f1.1 (L) Black
1953年に、「世界で一番明るいレンズ」のコピーで華々しくデビューした、ズノー 50mm f1.1の最終型。シリアル番号は7000番台。1960年頃の製造です。鏡胴はブラックペイント。4群9枚構成。レンズ構成的には3番目のタイプで、後玉がバルサム貼り合わせの2枚となった。この最終型(III型)は、ズノー光学の倒産により市場には出回らなかったと言われています。現存数が非常に少ない、幻のレンズです。2016年8月にOH済。お客様からのリクエスト商品で、店頭にて売約済みとなり...
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Zunow SLR + Zunow 50mm f1.8
世界初のクイック・リターンミラーと、完全自動絞りを採用したカメラ史に残る一台。1959年製。ファインダーやスクリーンは交換式。シャッターは中間速度可。非常にレアなフィルター、ハードケース、また過去に見た事のないフラッシュブラケット、加えて帝国光学の株券が付属します。一回巻上げ。完動状態でコンディションも見事です。「能の精神を表した」と言う、GKデザインによるスタイリッシュなボディも美しい。コレクター垂涎の一台。約500台組み立てられましたが、その大半が返品・破棄され、現...
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Zunow 50mm f1.1 (L)
ズノー 50mm f1.1中期型。4群9枚構成。6000番台。Zunow Opt.銘。feet表記。名前も容姿も描写も歴史も、たまらなく魅力的な、国産大口径の珠玉。開放付近で豪快なフレアが出る初期ピンポン玉と比べ、新種ガラスの採用とレンズ構成の改良で、大幅に描写性能が向上しました。絞り開放から中心部の解像力の高さには目を見張るものがあります。開放では画面全面に美しいにじみが見られますが、少し絞るだけでその滲みは消えてゆき、グッとシャープになります。見た目も描写も麗しいレ...
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Zunow 50mm f1.1 Lens Hood
ズノー 50mm f1.1用純正フード。58mmかぶせ。何タイプか存在しますが、本品は折り畳み式。仰々しい外観ですが、フードとしての性能は大いに期待できます。珍品。
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Zunow 35mm f1.7 (L)
ライカ・スクリューマウント。ズノー光学製。1958年発表。5群7枚構成。後期型の黒鏡胴。中玉に僅かな汚れ、後玉の中心部に直径1mm程のバルサム切れ、絞り羽根に油が見られます。鏡胴は綺麗です。このレンズとしてはなかなか良いコンディションだと思います。実写結果はズノーらしい描写で良好です。試写館をご覧頂ければ幸いです。珍品。委託品。
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Miranda T Black Paint + Zunow 50mm f1.9
ミランダ Tに1/1000シャッターを追加した、T-II型のブラックペイントボディ。非常に珍しい一台です。本品は巻き戻しノブが後のクランク型に改造されたモデル。同じタイプが日本カメラ博物館にも所蔵されています。黒塗りモデルは報道向けにわずかに供給されたとも言われているので、これでオリジナル状態だと思われます。付属レンズはズノー 50ミリ f1.9。大変雰囲気のある一台です。珍品。 2019年にボディ、レンズ共にオーバーホール済です。ボディはトップカバーやベースプレートに...
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Miranda T + Zunow 50mm f1.9
ミランダ T、ズノー付。本機は初期のOrion銘、通称オリオンネーム。後にはミランダ銘となります。1954〜56年の製造。 ミランダ最初の一眼レフカメラで、国産初のペンタプリズム搭載機、かつ脱着可のペンタプリズム採用も日本初。レンズマウントは専用の44mmスクリュー。シャッター速度は1/500まで。各種のマウントアダプターも発売され、またごく少数ブラックペイントボディも製造されました。 発売当時、昭和30年の価格は57,000円でかなりの高級機だったようです。 付属のズ...
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Zunow 50/1.1 (S)
珍品ニコンマウント。前期型。前玉にごくごく軽微な拭き傷、クモリ見られるが、まず実写には影響ありません。OH済。
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Zunow 50/1.1 (Contax)
RFコンタックス用。珍しいピンポン・ズノーの中でも、コンタックス用は非常に数が少ない。Webでご紹介する前に、店頭にて売約となりました。ありがとうございます。
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S-Zunow 50/1.1 (Contax)
珍品ズノー・コンタックスマウント。S-Zunow銘。前玉にごく軽微なカビ跡見られるが、他はガラス綺麗です。開放での試写結果は正にズノー(Sony a7)。f5.6付近まで絞った時の解像力の高さも特筆モノです。2014年7月にOH済。