ライカ M4-2 ブラッククローム。ライツの製品コードは10410。カナダライツ製。
製造番号は146万台、1978年製。本品は最初期の個体で、正面左側に後のM4-Pと同じ「Leitz」の赤バッジが付きます。トップカバーには、「Leitz Wetzlar」と「MADE IN CANADA」という矛盾を感じさせる二つの表記が刻まれています。これもM4-2の初期の一部に見られる特徴で、かなり珍しいでしょう。
M4-2は、M5やCL登場後の1978年にデビュー。M4リターンズとも呼ぶべきモデルですね。1980年までわずか3年間だけ製造され、M4-Pにバトンタッチ。
その後、M5タイプのボディは登場せず、M4を継承したデザインが現在のデジタル機やフィルム機にまで続いていることを考えると、やはりライカM型にはこのスタイルを求める方が多かった、と言う事なのでしょう。ポルシェで言えばカエル顔の911、メルセデスならカクカクボディのゲレンデというところでしょうか。完成された造形に対して、人間はかくも保守的になるというのは実に興味深いところです。
機能面では、ライカ M4をベースとしてセルフタイマーが省かれています。ブライトフレームはM4同様の35/50/90/135mmを装備。アクセサリーシューがホットシュー(X接点内蔵)となり、モーターワインダーに対応する設計となりました。
生産台数も少なく、他のM型ライカの根強い人気に隠れがちですが、バースイヤーライカをお探しの方もいらっしゃるなど、近年にわかに人気が上昇中のモデルです。
珍品。
新品同様品の文字通り、使用感見られません。1978年当時の新品コンディションを維持した貴重な個体。付属品も揃っており、コレクションにも向いたM4-2。
前オーナー様の元で、2025年12月に専門業者さんにてOHが施されています。各部動作正常、ファインダーの見え味もクリアーです。
シリアル番号一致の元箱、1978年版の取扱説明書、純正ストラップ、ボディキャップが付属。
使い倒された個体ばかりのM4-2では、得難いコンディション!
6ヶ月間の当店保証経過後も、随時有償にて整備を承ります。どうぞ末長くお楽しみ下さい。