製造番号106万台。1961年製造のライカ M1。ライツの製品コードはKOOCT、カタログNo.は10125M。
ライカM2から距離計とセルフタイマーを省いたモデルで、元々は軍用、科学技術者向けなど、距離計を必要としない使用を目的として製造されたようですが、ビゾフレックス使いや広角レンズ好きにも嬉しい存在です。
50mmと35mmのファインダー枠が常に表示され、パララクス補正がなされます。
初期のM1には、M2初期と同じくボタン付きのモデルもありました。一部はオリーブ塗装が施され、ドイツ軍にも納入されました。総生産台数は一万台弱と、やや少ないモデルです。
巻き上げレバー近くに小さなアタリが一箇所、トップカバーや底蓋、シャッターダイヤルなどに薄い擦れが見られますが、全体的にはまずまず綺麗な外観です。グッタペルカも全てオリジナル状態で、欠け等は見られません。
2025年9月にOH済。巻上げ、シャッターなどの操作感滑らか、ファインダーもクリアです。
気兼ね無く使うには持って来いの一台。お好みのレンズを装着して、スナップシューターにどうぞ!