ライカ M4-2、ブラッククローム。製造番号は152万台、1979年、カナダライツ製造。ライツの製品コードは10410。
M4-2は、M5、CLの登場後、1978年にデビュー、1980年までの3年間製造されM4-Pにバトンタッチ。その後、M5タイプのボディは登場せず、M4を継承したデザインが現在まで続いていることを考えると、やはりライカM型にはこのスタイルが求められていたのでしょう。
ブライトフレームは、M4と同様の35/50/90/135mmに対応。
ライカ M4をベースとして、セルフタイマーが省かれています。アクセサリーシューがホットシュー(X接点内蔵)となり、モーターワインダーに対応する設計となりました。
生産台数も少なく、他のM型ライカの根強い人気に隠れがちですが、近年にわかに人気が上昇中のモデルです。
トップカバーに光加減で見える程度のごく軽微な擦れ、バックドアに小さな塗装落ちが一箇所、底蓋には少しだけ白っぽく見える擦れと、薄い線キズが1本見られます。全体的には、目立った傷やアタリ、クロームメッキの剥げもなく、清潔感のある綺麗な外観です。
2025年6月にOH済み。各部の作動快調となりました。ファインダーの見え味もスカッとクリアー、二重像のコントラストも良好です。
キャップ、英文マニュアル、元箱が付属します。キレイめな実用ボディです!