Leica
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Leica M3
¥375,000
ライカ M3、初期モデル。シリアル番号703xxx。M3発売初年度の1954年製。1stロットのうちの一台。当然ながら福耳ダブルストローク、フレームセレクター無し。三脚穴は小ネジ。本品は段付きではありませんが(段付きと段無しは、M3ひと桁番号から混在します)、各部に初期M3の特徴を残す、オリジナル・コンディション。軍艦部のマイナスねじでのビス留め、マウント12時位置にマイナスねじ(更に早い個体はねじ無し)、ASA200までの角張ったバックドア、ピンクがかったインジゲータ...
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Leica M3
1954年製造のライカ M3前期型。コード名はIGEMO。製造番号は74万台。ダブルストローク(ツーストローク)。グッタペルカを含め、各部のパーツは製造時のオリジナルのまま。フレームセレクター無し、やや角張ったバックドアのデザインやASA200のインジゲーター、旧系列シャッター、巻き戻し軸の1ドット、バックドア横が結晶塗りでは無くブラックペイント、トップカバーの4箇所のマイナスネジなどなど、段付きとも共通する、質実剛健・クラシカルな初期M3の雰囲気です。この番号帯のM3...
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Leica M6 TTL 0.58 Black Chrome
製造番号は272万台、2000年に製造されたライカ M6 TTL 0.58。ブラッククローム仕上げ。ライカ社の製品コードは10475。0.85、0.72、0.58の3種のファインダー倍率が用意され、本品は最も広角寄りのモデルとなります。ブライトフレームは28/35/50/75/90mmの対応です。ライカ M6シリーズは露出計内蔵のライカM型として、近年またまたまた人気再燃中。復刻版も販売されました。本気でフィルム撮影をされたい方には、どうにも気になるライカでしょう。バッ...
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Leica M4 Black Paint
ライカM4 ブラックペイント。ライツの製品コードは10402。製造番号は124万台、1969年8月に出荷された1台です。同年同月には、ニューヨーク州の農場でウッドストックフェスティバルが開催。ベトナム戦争への反戦運動が高まる中で、40万もの人々が愛と平和と音楽を掲げ、伝説の野外ロックフェスとなりました。ジミヘンやザ・フーらの歴史に残る好演でも知られています。また、ソ連のソユーズが有人宇宙船ドッキング成功、アポロ11号の月面着陸、セイコーの世界初クォーツ式時計の登場など、...
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Leica M2 Early
ライカ M2初期型、人気のボタン巻戻し。セルフタイマー無し。93万台。1958年製。コード名はKOOHE。本品は、1957年製造のライカM2の1stロット (926001〜926200)に続く、2ndロット(929001〜931000)。三脚ネジは大ネジ。ブライトフレームは35/50/90mmが単体で表示されます。M2初期のプッシュボタン巻き戻しの中でも再初期タイプなので、巻き戻しボタンはロックされません。巻戻し時はボタンを押し続ける必要があります。他のM型ライカとは一...
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Leica DIII Chrome
¥95,000
ライカ DIII クローム。海外ではモデルF、ライカIIIと呼ばれます。ライツの製品コードはAFOOV。製造番号は24万台、1937/38年の製造です。1933年のDIII登場当初はブラックペイント仕上げが主流でしたが、この頃になると販売数の大部分がクローム仕上げとなっています。ライカDIIに良く似た外観ですが、スローシャッター、吊り環、視度補正、レンジファインダーの倍率が1.5倍となるなど、完成度が飛躍的に向上したモデルです。フィルムも現像もすっかり高価となった現代で...
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Leica IIIa / IIIf Black Dial
製造番号は21万台、1936年製のライカ IIIa型を、後年ライツ社にてIIIfブラックダイヤルへ純正改造した一台です。離れたファインダー窓、各ノブ、底蓋などにIIIaの面影を残しており、何と言ってもA型時代からのボディサイズを踏襲したコンパクトさが、ライカマニアの心をくすぐります。IIIaサイズのIIIf。ライカによる純正改造は、元のモデルごとに改造専用のパーツが用意されていたそうですが、大変な手間とコストが掛かっています。妥協を許さないライツらしい、小粋なライカです...
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Leica M3
ライカM型の始祖、ライカM3。87万台の前期型。福耳ダブルストローク。1957年製。セルフタイマー付。圧板はガラスから金属となり、ASA感度は1000まで。銘機ライカMPも同時期に製造されており、特徴を共有しています。昇り龍となったライツの勢いをクオリティで感じることができる、旧き佳き時代の1台です。ツーストロークは、巻き上げストロークが短く、チャッ、チャッと小気味良いリズムが楽しめます。ついつい空シャッターを切りたくなるカメラ。当店スタッフ(私)も点検中についつい楽し...
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Leicaflex SL Black Paint
ライツ製SLRカメラ、ライカフレックスSL。ブラックペイント。製造番号123万台、1969/70年製。製品コードは10012。Leicaflexの後継モデルとして1968年に登場、1974年まで販売されました。TTL測光に進化し、対応するレンズも2カムへ。初代ライカフレックスのデザインテイストを受け継ぎ、無骨な出で立ちが実にクール。ブラックペイント仕上げは一段と精悍です。底蓋にごく軽微な擦れが見られますが、ブラックペイントボディとしてはかなり綺麗な一台。大切に使われて来...
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Leica M3
製造番号73万台、1955年製造のライカ M3前期型、ダブルストローク。M3発売開始の翌年度に製造された一台。三脚ネジは小ネジ。フレームセレクター無し。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ史においても金字塔的存在です。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。世界中の写真家やジャーナリストが愛用し、幾多の人類史上の重要な出...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。製造番号は87万台。1957年製。ライカ MPやM3ブラック、軍用オリーブなど、魅力的なライカがわんさか出現してきた1950年代後半、戦後ライツのゴールデンエイジの製品です。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴らしく、...
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Leica M4 Black Chrome
ライカ M4 ブラッククローム。ライツの製品コードは10402。シリアル番号は138万台、1974年の製造です。製造国はドイツ。シュミット商会が取り扱った国内正規品です。M3とM2の後継機として生まれたM4は、その総合的な使いやすさから今もなお愛好家が多いモデルです。35/50/90/135mmのブライトフレームを装備。ライカメーターを避けるように配置された巻き上げクランクも、M6そしてM7に至るまで踏襲されています。M4ブラッククロームボディは、黒レンズのみならずクロ...
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Leica A / DII + Elmar 50mm f3.5 Early
1926年製のライカ A型旧エルマー付を、後年ライツにてDIIクロームへ純正改造した一台。海外ではFactory Conversionとも呼ばれます。製造番号は23xx。矢羽根付きが散見される番号帯。旧エルマーはmeter表記。三脚ネジは大ネジ。独特なシャイニーなメッキの質感から、改造された時期は1930年代後半でしょうか。ライツ社による純正改造には、通常モデル用とは異なったアップグレード専用パーツがわざわざ用意されていた様で、使い捨てが当たり前となってしまった現代では...
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Leica A / DII + Elmar 50mm f3.5 Early
1929年製の旧エルマー付ライカ A型を、後年ライツにてDIIにアップグレードした一台です。その際にレンズも距離計連動にアップグレードされています。製造番号は19000番台。レンズのヘリコイド番号は3、距離表記はmeter。当時のライツには、アップグレード専用のパーツが各モデルごとに用意されていたそうで、A型に通常のDIIの部品はそのまま組み込めないそうです。当時のライカが非常に高価なものあったこともあるでしょうが、何と面倒見の良いメーカーでしょう。ボディとレンズの時代...
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Leica M3
ライカM3。後期型のシングルストローク。製造番号は102万台、1961年製。セルフタイマー付。ライツの製品コードはIGEMO。三脚ネジは小ネジ(細ネジ)。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ史においても金字塔的存在です。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。世界中の写真家やジャーナリストが愛用し、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。この度...
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Leica M6 Chrome
ライカ M6クラシック、クローム。10414。1994年製。日本の正規輸入代理店シーベルヘグナーの「sh」ロゴ付。ファインダー倍率は0.72。バックドアに感度設定ダイヤルが付いており、ファインダー内の赤色ダイオードで露出が表示されます。露出計内蔵。その使いやすさと信頼性から、近年再び人気上昇中です。各部に軽微な擦れが少々見られますが、アタリや凹みは見られず、全体的に清潔感のあるキレイめボディです。グッタペルカは社外品の革に貼り替えられていますが、パッと見の違和感はありま...
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Leica CL + Summicron-C 40mm f2
ライツとミノルタの提携によって誕生したコンパクトライカ、ライカCL。製造番号は142万台。1973/74年製。ズミクロン-C 40mm F2を標準装備。40mmファインダー枠、縦走りシャッターなど、M型とは異なる機構を搭載。ファインダーには50mmと90mm枠も備わり、コンパクトながら必要な機能を備えており。使えばしみじみと良さが判る名機です。ズミクロン-C 40mmの画角は絶妙、最短撮影距離は80cmで、スナップや旅カメラにも最高です。底蓋のカドにブラッククローム塗装...
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Leica M3 Black Paint
1965年11月に出荷されたライカ M3ブラックペイント。製造番号は113万台。M3後期型、シングルストロークの黒塗り仕様。グッタペルカも含め、フルオリジナルの一台。指の触れる部分の真鍮がわずかに出ていますが、トップカバーや底蓋は、いまだうっすら粉が吹いたようなマットなペイントの質感を残しています。アタリや凹みも無く、とても綺麗なM3ブラックペイント。こんなのなかなか出て来ません!アブクが出ている箇所もまだまだ少ないですが、このまま美しいコンディションをキープしてゆくの...
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Leica MP 0.72 Chrome
現行のライカ MP シルバークローム。ライカの製品コードは10301。現行MPは2002年にデビュー、本品は製造番号289万台。2002年発売年の製造です。露出計内蔵。ファインダー倍率は0.72倍。歴代のM型ライカの伝統をしっかりと受け継いだモデルで、現在でも人気の高いカメラです。吊り環の上部やマウント部などにごく軽微な擦れは見られますが、全体的にとても綺麗な一台です。目立つアタリや凹みは見られません。2025年7月にOH済み。シャッターや露出計を含め、各部の動作快調と...
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Leica M4-2 Black Chrome
ライカ M4-2、ブラッククローム。製造番号は152万台、1979年、カナダライツ製造。ライツの製品コードは10410。M4-2は、M5、CLの登場後、1978年にデビュー、1980年までの3年間製造されM4-Pにバトンタッチ。その後、M5タイプのボディは登場せず、M4を継承したデザインが現在まで続いていることを考えると、やはりライカM型にはこのスタイルが求められていたのでしょう。ブライトフレームは、M4と同様の35/50/90/135mmに対応。ライカ M4をベースと...
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Leica IIIf Red Dial
ライカ IIIf レッドダイヤル。製造番号81万台。1956年製。ライツの製品コードはLOOHN。1950年にライカIIIcの後継機として登場したライカIIIf、初期モデルはセルフタイマー無し、シンクロ番号表記が黒文字(ブラックダイヤル)でしたが、後に赤文字(レッドダイヤル)となります。本品は1954年にセルフタイマーが追加された以降のIIIfの最終型。高い完成度を誇るライカ IIIfは、1950年から1957年までの8年間でバルナック型の中で最多の製造数を誇ります。生...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4 オリジナル・ブラックペイント。ライツの製品コードは10402。製造番号は124万台、1969年8月に出荷された1台です。前月7月のアポロ11号月面着陸に続き、8月には伝説のウッドストック・フェスティバルが開催され、日本では男はつらいよが初公開されました。ベトナム戦争への反戦運動が高まり、報道カメラマンが大いに活躍した時代でもあります。現行フィルムライカにも採用されている、クランク式巻戻しや35/50/90/135mmに対応したブライトフレームなど、完成され...
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Leica M3 Early
ライカ M3初期モデル。シリアル番号7002xx。M3発売初年度の1954年製。本品は段付きではありませんが(段付きと段無しは、M3ひと桁番号から混在します)、各部に初期型の特徴を残す、フルオリジナル・コンディション。マウント12時位置のネジ無し、ASA200のバックドアやピンクがかったインジゲーター、初期の特徴を持ったバックドア裏、M3プロトタイプや段付きとも共通するシャシーのデザイン、アクセサリーシューの半月ステンレスストッパー、巻戻し軸中心部がマイナスなどなど、見...
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Leica If Red Dial
¥62,000
ライカ If レッドダイヤル。ライツのコード名はOEFGO。製造番号57万台。1952/53年製。ライカ IIIf後期型からファインダー、距離計、スローシャッターを省いたモデル。アクセサリーシューが2つ装備されており、組み合わせの自由度が高いカメラ。グッタペルカや梨地メッキの肌は、ライカM3と同様のライツ黄金期ならではの質感です。広角レンズを装着してパンフォーカスでバシバシ撮影したり、外付けファインダーを載せての目測撮影、はたまたFOKOSなど単独距離計を載っけて賑やか...
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Leica M3
ライカM3。後期型のシングルストローク。製造番号は105万台、1962年製。ライツの製品コードはIGEMO。1954年登場のライカM3は、素早いレンズ交換と確実な固定を約束するライカMマウント、距離計内蔵型の見え味素晴らしいレンジファインダー、機能美として完成されたデザイン、安定した動作を確保する堅牢なボディ、他社の追随を許さない質感の高いつくりで、ライツの黄金時代を築いたカメラ。このM3後期型は、前期型が抱えていたマイナーな欠点を改善し、シングルストロークという一般的...
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Leica IIIg
とても綺麗なライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。製造番号は87万台、1957年製。IIIgはバルナック・ライカの最終モデルとして、1957年に登場。ライカM3登場後に作られており、機能面はもちろんのこと、質感においてもライカ全盛期のクオリティを実感できる銘機です。パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵した唯一のバルナック。ファインダーの見え味も素晴らしく、バルナックライカの中でもダントツの使い易さです。使用感非常に少なく、とても綺麗な...
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Leica M6 Titanium
ライカ M6チタン。ライカ社の製品コードは10412。シリアル番号は201万台、1994年の製造です。M6チタンは1992年のフォトキナで発表され、同年に発売開始。実際はチタン素材では無く、真鍮製のトップカバーと底蓋にチタンメッキが施されています。貼り革はオーストリッチ風で高級感のある仕上げ。なお、通常のM6は亜鉛合金素材です。とても綺麗な個体で、使用感ほとんど見られません。コレクションにも向いた1台です。シャッターダイヤル上面に針先ほどのごくごく薄い擦れが見られますが...
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Leica DII Chrome
ライカ DII クロームフィニッシュ。本品はメッキの輝きがより強い、通称シャイニークローム。ギッラギラのルックスで、なかなかの存在感。製造番号は10万台、1934年製造。ライツのコード名は、AIROOCHROM。ちなみにボディとレンズ、セットでのコード名は、ABOOTCHROM。DIIブラックのボディ単品は、1934年まではLYKAN、1934〜1948年はAIROO...、となかなか複雑ですね(笑)。ライカ DIIは、ライカ初の距離計連動式カメラとして1932年に登場...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデルであり完成形、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。三脚ネジは太ネジ。製造番号は86万台。1957年製。ライカMPやM3軍用オリーブと同じ時期に製造されていた、戦後ライカのゴールデンエイジの製品です。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3のテクノロジーも導入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴らしく、使い易...
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Leica IIIg Swedish Military + Summaron 35mm f2.8
ライカ IIIgブラックペイント、スウェーデン軍用。通常、スウェーデン軍用IIIgにはエルマー 50mm f2.8が付属しますが、本品は大変珍しいズマロン 35mm f2.8付。共にフルオリジナル。スウェーデン軍所有を示すスリークラウンの刻印は、ボディの背面部、ズマロンの鏡胴基部に刻まれています。IIIg黒、ズマロン、共にスウェーデンのライカ代理店、ストックホルムのBrandtを通して、1960年5月25日にスウェーデン陸軍に供給されました。スウェーデン軍用IIIgボデ...
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Leica IIIf Swedish Military + Elmar 50mm f3.5
ライカ IIIf、スウェーデン軍用モデル。ブラックペイント。1956年、黒塗りの特別仕様のライカIIIfが、製造番号822901〜823000の100台足らずが製造され、鏡胴までもが黒いオールブラックのエルマー 50mm f3.5と一緒に、耐寒仕様でスウェーデン軍へと納入されました。また、通常製造番号685000以降のライカ IIIfは、セルフタイマーが標準装備ですが、本品はセルフ無しの特別仕様。エルマー 50mmは製造番号142万台、軍用ボディにもちろんマッチング。こ...
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Leica 250 FF Reporter + Summar 50mm f2
ライカ 250FF レポーター。スポーツ撮影や報道用などに、長さ10mのフィルムを装填し、250枚連続して撮影出来るようにしたモデル。ライツの製品コードは、LOOMY(ボディのみ)。供給側、巻き取り側に大きな専用マガジンを使い、巻戻しは行わないので、Rレバーは付いていません。暗室でフィルム装填が必要です。250レポーターは、1933年にDIIをベースに2台、翌1934年から1937年にDIIIをベースに244台、またIIIaをベースに1937〜53年に709台、その後に...
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Leica M2 Black Paint
シリアル番号1075xxx。1963年8月5日に出荷された、ライカ M2ブラックペイント。セルフタイマー付。適度に使い込まれた、精悍な黒塗りモデル。グッタペルカを含め、各部のパーツもオリジナル。目立ったキズ、アタリ等は見られず、丁寧に使い込まれてきた実に良い雰囲気。エッジ部に真鍮地は見えていますが、全体的に黒塗りもしっかり残りかなり状態の良いM2ブラックペイント。今回の整備でリフレッシュ、各部の作動感滑らかで実用にも好適です。手指の触れる箇所は黒塗りが剥げ、真鍮地が少々...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4、オリジナル・ブラックペイント。ライツの製品コードは10402。本品のシリアル番号は1207xxx、1968年5月3日に出荷された1台です。ちなみにこの年までは、M2ブラックペイントも併売されていたようです。グッタペルカ等も含め、全てオリジナルコンディション。ペイントの剥げなどは最小限で、ボディのエッジにわずかに真鍮が見える程度です。アタリや凹みも見られず、各部オリジナル状態を保った全体的にとても雰囲気の良いM4ブラックペイントです。各部のパーツはオリジナル...
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Leica M5 Black Chrome
製造番号134万台、1972年製。玄人好みのM型、ライカ M5ブラック。本品は2ラグ(吊り環が2つ)の前期型。ライツの製品コードは10502。視認性の良い追針式露出計を内蔵、シャッターダイヤルは指が自然に届く位置に設置され、ファインダーから目を離すこと無く撮影を楽しめる、実に使いやすいモデルです。ライカ M4までと比べ、大柄なボディとなりましたが、ホールディングの良さはピカイチ。また、M5ブラックには黒レンズのみならず、ズミクロンやズミルックスなど、往年のクロームメッキ...
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Leica M3
製造番号1158xxx、1966年製のライカ M3後期型、シングルストローク。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ界の金字塔。本品は、幻とも言われる同じく1966年製造のM3最終ロット、1164846〜1164865の19台の一つ前のロット、1157601〜1158995の番号帯に収まる一台。発売時のオリジナル状態を保った非常に綺麗な一台。各部のパーツも当時モノ。見...
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Leica M4 Chrome
ライカ M4クローム。製造番号は123万台。1969年製造。ドイツ製。ライツの製品コードは10400。ラピッドローディング機構や巻き上げクランクを搭載し、35/50/90/135mmのブライトフレームを内蔵。現行品のライカ M-Aに至るまで、外観や機能はM4のスタイルが踏襲されており、完成度の高いデザインや機能が魅力です。本品は多少使い込まれてはいますが、各部のパーツはオリジナル、作動快調。これから使い込んで行ってください。アクセサリーシューなどのトップカバー各部に擦れ...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は12万台、1933年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされるような佇まい。吊り環、視度補正付きの距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカです。シャッターの最高速は1/500。ニッケルのレンズと合わせ、撮って良し、眺めて良し。昔から愛...
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Leica IIIf Red Dial
ライカ IIIf レッドダイヤル。製造番号69万台。ライカM3登場と同じ、1954年製。ライツの製品コードはLOOHN。ライカIIIcの後継機として1950年に登場したライカIIIf、初期モデルはセルフタイマー無し、シンクロ番号表記が黒文字(ブラックダイヤル)でしたが、後に赤文字(レッドダイヤル)となります。本品は1954年にセルフタイマーが追加された、IIIfの最終型。高い完成度を誇るIIIfは、1957年までの8年間でバルナック型の中では最多の製造数を誇ります。生産...
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Leica M3
製造番号109万台、1964年製のライカ M3後期型、シングルストローク。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ界の金字塔。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。その卓越した性能と信頼性、強靱さから、世界中の写真家やジャーナリストに愛用され、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。本品は各部のパーツも発売時のオリ...
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Leica IIIb
ライカ IIIb。28万台、1938年製。ライツの製品コードはATOOH。戦前ライツの金字塔の1つとも言うべき、板金ボディ最後のバルナックライカ。大量生産に舵を切った次世代モデルのライカIIIcは、ダイキャストボディになると共に、ボディサイズが長くなっており、IIIbのこの小ぶりなサイズ感は手に良く馴染みます。ライカDIIIに1/1000が付いた、先代のライカIIIaと比べても大きな進化が見られます。距離計とファインダーの窓が隣接するようになり、使い勝手が向上しています...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント最初期モデル、ノーノッチ。製造番号は1181xxx。本個体は1967年7月、製造番号1181501から始まる、僅か500台のM4黒塗りのファーストロットのうちの一台。ファーストロットは主にプロフェッショナルや関係者に供給されたと言われ、著名な報道カメラマンや写真家に使われて来ました。本品はそのファーストロットの中でも、セルフタイマー、フレームセレクターを止めるビスがカニ目ではなく真鍮地にペイントが施された、通称ノーノッチと呼ばれるレアモデル。...
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Leica M2-R
1969年製造のライカ M2-R。ライカ M2-Rは、1966年に米陸軍向けに製造されたライカ M2S (CAMERA STILL PICTURE KS15-4)の民生版とも言え、ライカ M2をベースとしながらM4のラピッド・ローディング機構が組み込まれています。米軍からライツへと発注された軍用のM2Sが、後に注文キャンセルとなり、ニューヨーク・ライツからM2-Rという名で、民間(アメリカ国内のみ)に販売されました。1969〜70年、製造番号1248201 〜12502...
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Leica A / DII + Elmar 50mm f3.5 Early
旧エルマー付きライカA改DII。1928年製のライカ A型を、後年ライカDIIへと改造した個体です。製造番号は85xx。改造はもちろんライツによるもの。海外ではFactory Conversionと呼ばれています。仕上げはブラックペイントにクロームメッキ。多様なクロームレンズ群と合わせやすい仕様です。この個体はDIIの仕様・特徴に加えて、吊り環が追加され、使い易さが向上しています。細かい点ですが、シャッターダイヤルはCAVOO-A、フラッシュ同調用カム付きダイヤルに換装...
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Leica A / DII
製造番号8千番台の1928年製のライカA型初期を、後年ライツにてDIIへと純正アップグレードした個体です。しかもセミクローム仕上げで、吊り環付きという通好みの仕様。ライツ純正のアップグレード機は、ファクトリーコンバージョンとも呼ばれています。ライツから供給されたアップグレード専用のパーツが使われており、A型にそのまま通常のDIIやIIfのパーツが入るわけではありません。当時のライツの細やかなカスタマーケアが見て取れる一台でもあります。クロームのパーツが装備されており、ク...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4、オリジナル・ブラックペイント。未使用品。ライツの製品コードは10402。シリアル番号は1266xxx、1970年6月11日に出荷された1台です。グッタペルカ等も含め、全てオリジナルコンディション。長年コレクターさんが大切に所有されていた、未使用物。保証書や元箱ともマッチングナンバー。使用の形跡は全く見られず、トップカバーや底蓋はいまだ粉を吹いたようなマットな艶を保っています。バックドア横のちりめん塗装やグッタペルカも、さらりと清潔感のある手触りです。フェイ...
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Leica CL
ライツとミノルタの提携によって誕生したコンパクトライカ、ライカCL。製造番号は133万台。1973/74年製。40mmファインダー枠、縦走りシャッターなど、M型とは異なる機構を搭載。ファインダーには50mmと90mm枠も備わり、コンパクトながら必要な機能を備えており。使えばしみじみと良さが判る名機です。軽微な使用感程度で、かなり綺麗な一台。清潔感があり、気持ち良くお使いいただけます。2025年3月に専門業者さんにてファインダー調整、各部点検済。各部の動作正常です。露出計...
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Leica M2 Black Paint
シリアル番号1075xxx。1963年8月5日に出荷された、ライカ M2ブラックペイント。セルフタイマー付。適度に使い込まれた、精悍な黒塗りモデルです。グッタペルカを含め、各部のパーツはオリジナル。かなり状態の良いM2BP。今回の整備でリフレッシュ、各部の作動感滑らかで実用にも好適です。指の触れる箇所やトップカバー上面、底蓋には艶が少々出ています。トップカバーの他の面は、新品時の粉が吹いたようなマットな塗装が未だ残っています。巻き上げレバーには良い雰囲気のアブクが見られ...
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Leica M7 Black Chrome 0.72
¥480,000
ライカ M7 ブラッククローム。ライカのカタログNo.は10503。ファインダー倍率は0.72。本品の製造番号は288万台。M7発売開始年の2002年製造。ライカMモデル、待ちに待ったAE搭載機として登場しました。ブライトフレームは、28/35/50/75/90/135mmの各焦点距離に対応。基本的には電子式シャッターですが、1/60と1/125は機械式で作動し、バッテリー切れの不測の事態にも動作するように設計されています。露出に自信の無い方でも、気軽にフィルム撮影がで...
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Leica M6 Siberhegner 125th Anniversary
1990年に日本の正規輸入代理店、シーベルヘグナー社の125周年を記念し、125台限定で販売したモデルです。トップカバー上面に専用の刻印、アクセサリーシューには125台中61番目のシリアルが刻まれています。製造番号は177万台。ベースモデルはライカ M6パンダ。クロームボディにブラッククロームの巻き上げレバー、速度ダイヤル、巻き戻しクランク、セレクターレバー、Rレバーが装備されています。ファインダー倍率は0.72。ブライトフレームは28/35/50/75/90/135m...
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Leica M4 MOT Black Paint
ライカ M4モーター。製造番号126万台。ニューヨークライツ製のライカモーターを装着できるようになったM4です。ブラックペイント仕上げ。本品は、M4-Mから名称変更され、M4 MOT刻印となった個体です。両モデル合わせても、製造台数は僅か904台。本品は1970年11月に出荷された400台のうちの1台です。底蓋を外したボディの底面には、専用のモータードライブ接点が装備されています。手の触れる部分の黒塗りには自然な艶が出ており、ボディの角部には真鍮がうっすらと露出している...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は14万台、1934年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされる佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカ。シャッターの最高速は1/500。ニッケルメッキのレンズと合わせ、撮って良し、眺めて良し。昔から愛...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は19万台、1936年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされるような佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカです。シャッターの最高速は1/500。ニッケルのレンズと合わせ、撮って良し、眺めて良し。昔か...
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Leica DII
ライカ DII。海外ではモデルDやライカIIとも呼ばれています。製造番号は808xxの5桁で、DIIが発売された初年度である1932年製。ライツの製品コードは、LYCAN。美しい黒塗り&ニッケルメッキ仕上げで、三脚ネジは大ネジ仕様。A型と同じ大きなシャッターダイヤルが初期DIIらしく良き佇まい。DIIは、ライカ初の距離計内蔵モデルであり、ライツの歴史においても画期的な存在です。後継のDIIIと比べると、ストラップ用の吊り環がなく、スローシャッターや視度補正機能も備えてい...
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Leica DII
ライカ DII。海外ではモデルD、ライカIIとも呼ばれています。製造番号は888xxの5ケタ、DII発売初年度の1932年製造。ライツの製品コードはLYCAN。美しいブラックペイント&ニッケルメッキ仕上げ。三脚ネジは大ネジ。A型と同じ大きなシャッターダイヤルが初期のDIIらしく、良き佇まい。DIIは距離計を内蔵した初めてのライカで、ライツの歴史においてもエポックメイキングなモデル。この後に登場するDIIIに比べると、吊り環無し、スローシャッター無し、視度補正無しと機能面...
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Leica A Early
1928年(昭和3年)製の旧エルマー付ライカ A型。ライツのコード名は、記念すべきLEICA。ライカの輝ける歴史はここからスタートします。製造番号は11xxx。ヘリコイドの距離表記はmeter。最短撮影距離は1メートル。各部のパーツは当時のオリジナル、グッタペルカは目の粗いタイプです。シャッターレリーズはエクボタイプ。本品はえくぼレリーズ付のA型としては終わりの方の個体でしょう。エルマーの銘板は、A型初期ならではの可愛らしい小さなフォントです。底蓋はもちろんカンヌキタイ...
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Leica Ig
ライカ Ig。88万台の1957年製。コード名はOCEGO。1957年に製造開始されたバルナックライカの最終機ライカIIIgから、レンジファインダーとビューファインダーを省略したモデル。Leicaロゴがボディの前面に刻印された最初のライカでもあります。ファインダー窓が無くなったため、ぽっかりと空いた間を埋めたのかも知れませんね。ちなみに本品の製造番号は887650。ライカ Igは、1957年にシリアル887001から始まる1000台からスタートしていますので、本品は1s...
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Leica IIIg
ライカ IIIg。バルナック・ライカの最終モデルであり完成形。ライツの製品コードはGOOEF。三脚ネジは細ネジ。製造番号は86万台。1957年製。ライカMPやM3軍用オリーブと同じ時期に製造されていた、戦後ライカのゴールデンエイジの製品。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴らしく、使い易さダントツの...
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Leica IIIf Red Dial
ライカ IIIf レッドダイヤル。製造番号72万台。ライカM3発売年の1954年製造。ライツの製品コードはLOOHN。ライカIIIcの後継機として1950年に登場したライカIIIf、初期モデルはセルフタイマー無し、シンクロ番号表記が黒文字(ブラックダイヤル)でしたが、後に赤文字(レッドダイヤル)となります。本品は1954年にセルフタイマーが追加されたIIIfの最終型。高い完成度を誇るIIIfは、1957年までの8年間でバルナック型の中では最多の製造数を誇ります。生産台数...
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Leica KE-7A Military + Elcan 50mm f2
米国軍用ライカ、CAMERA STILL PICTURE KE-7A。1972年製。KE-7Aには民生用のシビリアンもありますが、本品は実際に米軍へ納入されたミリタリーバージョン。米軍がカナダライツ(Midland)に発注、ベースはライカ M4ブラッククローム。装着パーツの一部が異なり、各部にシーリングが施されているなど、通常のM4と少々異なります。付属のエルカン 50mm f2は、6枚玉ズミクロンのような外観ながら、エルノスター型4群4枚構成の独自設計。絞り開放ではフ...