フィルムカメラ
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Plaubel Makina 67
プラウベル・マキナ 67。120フィルム使用。10枚撮り。4群6枚構成のニッコール 80mm f2.8を装備した、軽量・コンパクトな中判カメラです。プラウベルは元はドイツの名門メーカーでしたが、休眠状態にあったブランド名をカメラのドイが買収し、1979年に復活を果たしました。カメラ設計はコニカ、レンズは社長の希望でニッコールを装着。 洗練されたデザインと使いやすさ、ニッコールの描写の良さで年々人気も高まるばかりです。露出計の電池はLR44を2個使用。フィルター径は58m...
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Leica IIIg
とても綺麗なライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。製造番号は87万台、1957年製。IIIgはバルナック・ライカの最終モデルとして、1957年に登場。ライカM3登場後に作られており、機能面はもちろんのこと、質感においてもライカ全盛期のクオリティを実感できる銘機です。パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵した唯一のバルナック。ファインダーの見え味も素晴らしく、バルナックライカの中でもダントツの使い易さです。使用感非常に少なく、とても綺麗な...
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Leica M6 Titanium
ライカ M6チタン。ライカ社の製品コードは10412。シリアル番号は201万台、1994年の製造です。M6チタンは1992年のフォトキナで発表され、同年に発売開始。実際はチタン素材では無く、真鍮製のトップカバーと底蓋にチタンメッキが施されています。貼り革はオーストリッチ風で高級感のある仕上げ。なお、通常のM6は亜鉛合金素材です。とても綺麗な個体で、使用感ほとんど見られません。コレクションにも向いた1台です。シャッターダイヤル上面に針先ほどのごくごく薄い擦れが見られますが...
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Leica DII Chrome
ライカ DII クロームフィニッシュ。本品はメッキの輝きがより強い、通称シャイニークローム。ギッラギラのルックスで、なかなかの存在感。製造番号は10万台、1934年製造。ライツのコード名は、AIROOCHROM。ちなみにボディとレンズ、セットでのコード名は、ABOOTCHROM。DIIブラックのボディ単品は、1934年まではLYKAN、1934〜1948年はAIROO...、となかなか複雑ですね(笑)。ライカ DIIは、ライカ初の距離計連動式カメラとして1932年に登場...
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Hasselblad 500C + Planar 80mm f2.8 + C12
6x6中判カメラの銘機、ハッセルブラッド 500C。1957年に登場。スウェーデン製。描写性能に優れたカール・ツァイス製のレンズ群が40mm〜500mmのバリエーションで9本用意されるとともに、ストロボシンクロ接点は全速同調、素早く交換できるマガジンなど、プロカメラマンの要求に応える素晴らしいスペック。プロ用中判カメラとして不動の地位築いた銘機中の銘機です。ボディ、C12マガジン共に1959年製。本品は初期モデルですので、前面部に特有の2つの穴が空いています。付属レンズ...
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Rolleiflex Standard
綺麗なローライフレックス・スタンダード。本品は1934年から1938年にかけて製造されたモデル622。テイクレンズはCarl Zeiss Jena製のテッサー 75mm f3.5、スタンダード・シリーズで一番明るいレンズを装備しています。なお、昔からスタンダードの一番人気は、一番暗いf4.5付(モデル620)。f4.5付スタンダードはそもそも製造数も少ないのですが、綺麗なはなかなか出て来ません。見掛けたら当店までご連絡をお願いします(笑)本品はレンズの出荷時期から推測す...
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Plaubel Makina IIIR
独プラウベル社製のプラウベルマキナ IIIR。1920年に登場したプラウベルマキナ・シリーズの最終型として1956年に登場。コンパー・ラピッドシャッター付となりました。昔からコレクターに人気のあるモデルです。III型はレンズ交換式で、Orthar 73mm f6.8やTele-Makinar 190mm f4.8などが用意されました。距離計連動は標準レンズのみとなります。マキナ IIIRには、通常Anticomar 100mm f2.9、またはf4.2が付属しますが、本...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4、オリジナル・ブラックペイント。ライツの製品コードは10402。本品のシリアル番号は1207xxx、1968年5月3日に出荷された1台です。ちなみにこの年までは、M2ブラックペイントも併売されていたようです。グッタペルカ等も含め、全てオリジナルコンディション。ペイントの剥げなどは最小限で、ボディのエッジにわずかに真鍮が見える程度です。アタリや凹みも見られず、各部オリジナル状態を保った全体的にとても雰囲気の良いM4ブラックペイントです。各部のパーツはオリジナル...
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Canon F-1 Olive Drab
キヤノン OD F-1。オリーブドラブ。専用のケース、ストラップのセット品。ミリタリー感たっぷりな専用ボックスに納められています。1976年登場のF-1改のカラーバリエーションモデルとして、1978年に登場しました。限定3000台と言われています。当時の若者に人気だったUSアーミーカラー仕様。今見てもなかなか良い雰囲気で、男ゴコロがくすぐられます。使用感見られず、往時の新品の佇まい。傷や擦れは見当たりません。各部の作動快調、露出計も動作OKです。ミラーにはごく小さなシミ...
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Leica M5 Black Chrome
製造番号134万台、1972年製。玄人好みのM型、ライカ M5ブラック。本品は2ラグ(吊り環が2つ)の前期型。ライツの製品コードは10502。視認性の良い追針式露出計を内蔵、シャッターダイヤルは指が自然に届く位置に設置され、ファインダーから目を離すこと無く撮影を楽しめる、実に使いやすいモデルです。ライカ M4までと比べ、大柄なボディとなりましたが、ホールディングの良さはピカイチ。また、M5ブラックには黒レンズのみならず、ズミクロンやズミルックスなど、往年のクロームメッキ...
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Leica M3
製造番号1158xxx、1966年製のライカ M3後期型、シングルストローク。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ界の金字塔。本品は、幻とも言われる同じく1966年製造のM3最終ロット、1164846〜1164865の19台の一つ前のロット、1157601〜1158995の番号帯に収まる一台。発売時のオリジナル状態を保った非常に綺麗な一台。各部のパーツも当時モノ。見...
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Leica M4 Chrome
ライカ M4クローム。製造番号は123万台。1969年製造。ドイツ製。ライツの製品コードは10400。ラピッドローディング機構や巻き上げクランクを搭載し、35/50/90/135mmのブライトフレームを内蔵。現行品のライカ M-Aに至るまで、外観や機能はM4のスタイルが踏襲されており、完成度の高いデザインや機能が魅力です。本品は多少使い込まれてはいますが、各部のパーツはオリジナル、作動快調。これから使い込んで行ってください。アクセサリーシューなどのトップカバー各部に擦れ...
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Contarex Professional
コンタレックス・プロフェッショナル。ツァイス・イコン製の高級フォーカルプレーンシャッター35mm一眼レフカメラ。1967年登場。翌1968年までの1年間のみ製造されました。生産台数は1500台とやや希少なモデル。先代のコンタレックス・スペシャルからガラリと変わったデザインテイスト。露出計が省かれ、コンタレックス・シリーズ中の最軽量モデル(これでも!)で、実測800gジャスト。プリズムが全反射のためファインダーの明るさ、見やすさには定評があります。当時のZeiss Iko...
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Nikon S3 Limited Black
ニコンS3リミテッド・エディション・ブラック。2000年に突如復刻されたニコンS3クロームを皮切りに、2002年には黒塗りバージョンとして本品が登場しました。2000台限定。定価は53万円+税でした。本品は未使用に近いコンディション。コレクションにどうぞ!巻き上げレバーに一箇所、極小のキズが見られますが、他は使用感無くとても綺麗な外観です。2025年4月にファインダー清掃、ヘリコイドのグリス交換、他各部点検済。作動快調です。まだ最近の復刻モデルと思っていましたが、販売か...
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Leica IIIf Red Dial
ライカ IIIf レッドダイヤル。製造番号69万台。ライカM3登場と同じ、1954年製。ライツの製品コードはLOOHN。ライカIIIcの後継機として1950年に登場したライカIIIf、初期モデルはセルフタイマー無し、シンクロ番号表記が黒文字(ブラックダイヤル)でしたが、後に赤文字(レッドダイヤル)となります。本品は1954年にセルフタイマーが追加された、IIIfの最終型。高い完成度を誇るIIIfは、1957年までの8年間でバルナック型の中では最多の製造数を誇ります。生産...
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Leica M3
製造番号109万台、1964年製のライカ M3後期型、シングルストローク。ライツの製品コードはIGEMO。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ界の金字塔。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。その卓越した性能と信頼性、強靱さから、世界中の写真家やジャーナリストに愛用され、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。本品は各部のパーツも発売時のオリ...
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Alpa 7 + Kern Auto Switar 50mm f1.8
アルパレフレックス、モデル7。REFLEXとALNEA(アルネア)表記の両方があり、製造台数は合計で3782台と、アルパ・アルネアシリーズの中では最も多く製造されました。製造期間は1956〜59年。セルフタイマー付。最も特徴的なのは、連動距離計を搭載した事で、45度プリズムファインダーと併用します。ファインダーは全面マットですが、垂直を取るために中央部に十字のマークが入っています。距離計用ファインダーは50/90/135mmの切り替えダイヤル付。現状販売のアルパがほとん...
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Leica A / DII + Elmar 50mm f3.5 Early
旧エルマー付きライカA改DII。1928年製のライカ A型を、後年ライカDIIへと改造した個体です。製造番号は85xx。改造はもちろんライツによるもの。海外ではFactory Conversionと呼ばれています。仕上げはブラックペイントにクロームメッキ。多様なクロームレンズ群と合わせやすい仕様です。この個体はDIIの仕様・特徴に加えて、吊り環が追加され、使い易さが向上しています。細かい点ですが、シャッターダイヤルはCAVOO-A、フラッシュ同調用カム付きダイヤルに換装...
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Rolleiflex 2.8B
独フランケ&ハイデッケ製の二眼レフカメラ。本品はf2.8の大口径高速レンズを採用したローライフレックス 2.8B。先代の2.8Aが不評だったため、1952年に投入されました。輸出用として販売され、アメリカ市場が主力だったようです。生産期間は短く、翌1953年には生産終了。シリアル番号から、本品は比較的早く製造された個体と思われます。付属のレンズはCarl Zeiss Jena製のBiometar 80mm f2.8。ビオメターでの撮影が楽しめる唯一のローライフレックスと...
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Bergheil Deluxe + Heliar 120mm f4.5
ベルクハイル後期型。名門フォクトレンダー製の乾板用レンズ交換式ハンドヘルドカメラ。6.5x9cm判(大名刺判)。1932〜36年頃の製造。銘玉ヘリアー12cm f4.5付。本品は緑の革張りのデラックスモデルです。やや稀少なベルクハイル用望遠レンズ、Tele-Dynar 200mm f6.3(シャッターは旧コンパー)と、ブローニーが使える定番のRollexのフィルムホルダーが付属。他、シートフィルムホルダー、雰囲気の合うケーブルレリーズが付属します。精巧なつくりで堂々たる...
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Leica CL
ライツとミノルタの提携によって誕生したコンパクトライカ、ライカCL。製造番号は133万台。1973/74年製。40mmファインダー枠、縦走りシャッターなど、M型とは異なる機構を搭載。ファインダーには50mmと90mm枠も備わり、コンパクトながら必要な機能を備えており。使えばしみじみと良さが判る名機です。軽微な使用感程度で、かなり綺麗な一台。清潔感があり、気持ち良くお使いいただけます。2025年3月に専門業者さんにてファインダー調整、各部点検済。各部の動作正常です。露出計...
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Leica M7 Black Chrome 0.72
ライカ M7 ブラッククローム。ライカのカタログNo.は10503。ファインダー倍率は0.72。本品の製造番号は288万台。M7発売開始年の2002年製造。ライカMモデル、待ちに待ったAE搭載機として登場しました。ブライトフレームは、28/35/50/75/90/135mmの各焦点距離に対応。基本的には電子式シャッターですが、1/60と1/125は機械式で作動し、バッテリー切れの不測の事態にも動作するように設計されています。露出に自信の無い方でも、気軽にフィルム撮影がで...
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Olympus Pen FT + Zuiko 40mm f1.4
オリンパスのハーフサイズ一眼レフ、ペン FT。1966年発売。オリンパスペンFに、TTL露出計を内蔵しました。また、セルフタイマーが追加され、巻上げをシングルストロークに変更するなどの改良がなされています。36枚撮りフィルムで72枚撮影出来ます。デジタルでは何百枚もの撮影はあっと言う間ですが、何故かフィルムだと72枚がなかなか撮りきれない。などと良く聞かれますが、フィルムが高騰している昨今、機能に恵まれたこのハーフ一眼レフは、フィルムLOVERの心強い味方になるでしょう...
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Hasselblad 500C/M + Planar 80mm f2.8 T* + A12
超極上ハッセルブラッド 500C/M。スウェーデン製の中判カメラ。T*コーティングのプラナーC 80mm f2.8付き。ボディ、マガジンと番号一致の外箱も付属しています。いずれも1981年製。違和感無くフィットしている、美しいコンディションのプラナー T*は1971年製。1970年に登場した500C/Mは、1989年まで続いたロングセラーモデル。500Cの改良版として、スクリーンが交換可能となるなど細かなモディファイが施された一つの完成形です。本品は使用感見られず、非常...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は19万台、1936年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされるような佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカです。シャッターの最高速は1/500。ニッケルのレンズと合わせ、撮って良し、眺めて良し。昔か...
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Leica DII
ライカ DII。海外ではモデルD、ライカIIとも呼ばれています。製造番号は888xxの5ケタ、DII発売初年度の1932年製造。ライツの製品コードはLYCAN。美しいブラックペイント&ニッケルメッキ仕上げ。三脚ネジは大ネジ。A型と同じ大きなシャッターダイヤルが初期のDIIらしく、良き佇まい。DIIは距離計を内蔵した初めてのライカで、ライツの歴史においてもエポックメイキングなモデル。この後に登場するDIIIに比べると、吊り環無し、スローシャッター無し、視度補正無しと機能面...
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Leica A Early
1928年(昭和3年)製の旧エルマー付ライカ A型。ライツのコード名は、記念すべきLEICA。ライカの輝ける歴史はここからスタートします。製造番号は11xxx。ヘリコイドの距離表記はmeter。最短撮影距離は1メートル。各部のパーツは当時のオリジナル、グッタペルカは目の粗いタイプです。シャッターレリーズはエクボタイプ。本品はえくぼレリーズ付のA型としては終わりの方の個体でしょう。エルマーの銘板は、A型初期ならではの可愛らしい小さなフォントです。底蓋はもちろんカンヌキタイ...
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Leica Ig
ライカ Ig。88万台の1957年製。コード名はOCEGO。1957年に製造開始されたバルナックライカの最終機ライカIIIgから、レンジファインダーとビューファインダーを省略したモデル。Leicaロゴがボディの前面に刻印された最初のライカでもあります。ファインダー窓が無くなったため、ぽっかりと空いた間を埋めたのかも知れませんね。ちなみに本品の製造番号は887650。ライカ Igは、1957年にシリアル887001から始まる1000台からスタートしていますので、本品は1s...
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Zeiss Ikon ZM Silver
ツァイス・イコン ZM、シルバー。ライカ Mマウントのレンジファインダーカメラ。現在も衰え知らずの人気モデル。露出計内蔵。大きく見やすいファインダーと1/2000までのシャッター速度優先AE機構が付いて、実用性タップリ。ファインダー枠は28/35/50/85mmを内蔵。フィルムライカで大口径レンズや広角系を使っているとどうにも気になってくるカメラでしょう。実測で454gと、M型ライカと比べるとかなり軽量なのも魅力です。LR44バッテリーを2つ使用します。使用感ほとんど見...
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Leica M2
ライカ M2クローム、後期型。製造番号は101万台、1960年製造。セルフタイマー付。ライツのコード名はKOOHE、カタログNo.は10835M。ファインダーフレームは、35/50/90mm枠を内蔵。以後のM型ライカのベースとなったファインダーです。グッタペルカを含め、オリジナル状態を保った一台。ファインダーに僅かに難がありますが、実用には良いコンディションです。トップカバーに薄い擦れが少々、底蓋には擦れがやや多く見られます。アタリや凹みは見られません。ハードに使われが...
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Leica DII Chrome
1937/38年製ライカ DII、クロームフィニッシュ。1937/38年製(昭和12/13年)製。ライツの製品コード名はAIROOCHROM。ちなみにボディとレンズ、セットのコード名はABOOTCHROM。何だかカッコいいコード名。ちなみにDIIブラックのボディ単品は、1934年まではLYKAN、1934〜1948年はAIROO、実に複雑ですね(笑)ライカ DIIは1932年、ライカ初の距離計連動式カメラとして登場。エポックメイキングなモデル。当初はブラックペイントモデ...
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Hasselblad 500C/M + Planar 80mm f2.8 T* + A12
スウェーデン製の中判カメラ、銘機ハッセルブラッド 500C/M。本品は精悍なブラックボディ。ボディは1975年製、マガジンは1976年製。付属のレンズは黒鏡胴のプラナー 80ミリ f2.8、T*コーティング付。スクリーンは標準タイプ。500C/Mはハッセルブラッドらしい質実剛健な作りの良さと、カール・ツァイス製の優れたレンズ群が魅力です。当店お客様の支持も厚いモデル。独特の操作と作動音で、気分も高揚するカメラです。当店過去販売品です。お客様が撮影が楽しまれ、当店に出戻っ...
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Rolleiflex 3.5F White Face
ローライフレックス 3.5F。撮影レンズ周りのレンズボードがすっきりとシンプルなデザインへと変更された最終型、通称ホワイトフェイス。レンズはプラナー 75mm f3.5付。製造番号は285万台、1979年頃の製造です。綺麗なボディでレンズのコンディションも良好。ファインダーマットは方眼入りのスプリットイメージです。ピントフードの側面に塗装の剥げが一箇所、同じくピントフード上面のRolleiマークに擦れ、巻き上げレバーにごくごく薄い擦れが見られますが、他は使用感見られず、...
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Leica M3
製造番号102xxxx、1961年製のライカ M3後期型、1ストローク。セルフタイマー付。ライツの製品コードはIGEMO。三脚ネジは小ネジ(細ネジ)。レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ史においても金字塔的存在です。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなおベストチョイスのライカの一つでしょう。世界中の写真家やジャーナリストが愛用し、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。この度丁寧...
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Leicaflex SL MOT Black Paint
ライカフレックスSL MOTのブラックペイント。ボディ番号は123万台。ライカの製品コードは10013。ライカフレックスも2台目となり、時代の流れに合わせTLL露出計内蔵となりました。シャッターは高速1/2000を装備。先代に続いてボクシーで無骨なデザインを継承していますが、ダイアル配置やレバーなどの操作感などに作りの良さを感じます。本品はSL用のモーターワインダーを装着できるモーター対応の機種。ペンタプリズム部に「MOT」の刻印。また、セルフタイマーが省かれました。S...
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Canon J 戦後型
Canon J 戦後型。J II型とも呼ばれます。Jはジュニアの略で、距離計やスローシャッターが省かれたモデル名。戦前、戦中に作られた、普及型(J型)の部品を使い、戦後に組み立てられました。1945年(昭和20年)12月 〜 翌1946年11月の短期間の製造です。昭和8年〜22年までの14年間続いた、精機光学キヤノンの時代の終盤に当たります。キヤノンカメラミュージアムの情報によると、1945年に生産されたJ型は、わずか3台のみ。残りは翌1946年製造のようです。外観上の...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4 オリジナル・ブラックペイント。ライツの製品コードは10402。製造番号は124万台、1969年8月に出荷された1台です。当時、アポロ月面着陸に続き、伝説のウッドストック・フェスティバルが開催され、日本では男はつらいよが初公開されました。ベトナム戦争への反戦運動が高まり、報道カメラマンが活躍した時代でもあります。グッタペルカや各部パーツ、全てオリジナル状態を保っています。新品時の半艶のペイント肌も残りつつ、使用に伴った風合いが程よい一台。M3やM2のペイント...
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Leica M4 Black Chrome
ライカ M4 ブラッククローム。ライツのカタログNo.は10402。製造番号138万台、1974年。Wetzlar刻印のドイツ製。M3とM2の後継機として生まれたM4は、その総合的な使いやすさから今もなお愛好家が多いモデルです。35/50/90/135mmのブライトフレームを装備。ライカメーターを避けるように配置された巻き上げクランクも、M6そしてM7に至るまで踏襲されています。M4ブラッククロームボディは、黒レンズのみならずクロームのレンズ群もさりげなく似合うのも嬉し...
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Leica M4 Chrome
ライカ M4クローム。製造番号は121万台、1968/69年製。ライツの製品コードは10400。ラピッドローディング機構や巻上げクランクを搭載し、35/50/90/135mmのブライトフレームを内蔵しています。現行品のライカ M-Aに至るまで、M4のモダンなスタイルは踏襲されており、完成度の高いデザインや機能が魅力です。グッタペルカに至るまで、当時の佇まいを残した一台。この度バッチリ整備を行いました。気持ち良くお使い頂ける綺麗目なM4です。トップカバーに擦れが一本、底蓋...
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Canon 7s
キヤノン製フォーカルプレーン式レンジファインダーカメラの最終モデル、キャノン7s。7型の後継機として1965年1月に登場。少数のブラックペイントモデルも作られました。基本性能はキヤノン7そのままに、露出計をセレンからCdSへとリニューアル、また要望の多かったアクセサリーシューを装備し、三脚ネジの位置も移動。生産台数は約2万台と言われており、キヤノン7の6分の1に留まっています。35/50/85/100/135ミリの切替式ブライトフレームを装備し、パララクスも自動補正。露...
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Rolleiflex 3.5F
プラナー付ローライフレックス 3.5F、プラナー 75mm f3.5付。連動露出計付。製造番号は228万台、Ian Parker氏の分類では、3.5F Model 3。1960〜64年の製造です。純正ファインダーマットはスプリットイメージ。距離ノブのメモリはmeter表記。絶妙な画角とプラナーの素晴らしい描写で、安定人気のローライ・サンハンF。使用感は少なく作動も良好。綺麗なローライ 3.5Fをお探しの方に。ROLLEIFLEXの銘板横などに塗装の擦れが見られますが、他...
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Canon New F-1
キヤノン ニューF-1。1971年のキヤノンF-1発売からの10年後、1981年に登場した後継機。測光機能の多様化、自動化機能の充実を図りつつ、基本操作は初代F-1を踏襲し、違和感無く操作できるよう配慮されています。新古品、未使用コンディションの一台ですが、本品のウリは何より驚きのキリ番!シリアルナンバーは110000。0が4つ並ぶボディはキヤノンに限らず、そうそう見掛けません。二度見必至のボディ背面部。本品はニューF1の中でも前期のモデルで、感度ダイヤル数字、ファイン...
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Rolleiflex Pint Hood
ローライフレックス 3.5F/2.8Fなどのピントフードにかぶせる、折りたたみ式革製ピントフード。目幅調整機能付。仰々しい見た目ですが、ピント合わせが楽になります。特に日中には活躍する...かも知れません(笑)また、ローライナーを装着しての接写でも威力を発揮するでしょう。使えるか使えないか、何とも微妙なアイテムですが、つくりも良く楽しいアクセサリーです。各部に年代なりの使用感が見られます。ルーペガラスは綺麗です。装着の際は、ボディのファインダーフードを開いた状態にして、...
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Leica M6 TTL 0.72 Chrome
ライカ M6 TTL 0.72。クローム仕上げ。ライカのカタログNoは10434。製造番号は275万台、2001年製。ファインダー倍率は0.85、0.71、0.58の3種がラインナップされ、こちらはその中間 0.72のモデル。ブライトフレームは、28/35/50/75/90/135mmに対応しています。ライカ M6シリーズは露出計内蔵のライカM型として、近年またまたまた人気再燃中。なんと復刻版も販売されました!完成度も高く、本気でフィルム撮影をされたい方には、どうにも気...
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Leica M6 Siberhegner 125th Anniversary
1990年に日本の正規輸入代理店、シーベルヘグナー社の125周年を記念し、125台限定で販売されたモデル。製造番号は177万台。トップカバー上面のアクセサリーシューには、118/125の専用シリアルNo.が刻まれています。ベースとなったのはライカ M6パンダ。クロームボディにブラッククロームの巻き上げレバー、速度ダイヤル、巻き戻しクランク、セレクターレバー、Rレバーが装備されています。ファインダー倍率は0.72。ブライトフレームは28/35/50/75/90/135mm...
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Hasselblad 500C/M + Planar 80mm f2.8 + A12
ハッセルブラッド 500C/M。言わずと知れたスウェーデン製の6x6中判カメラ。カール・ツァイス製の素晴らしい交換レンズ群、優れた操作性と堅牢性ゆえに、今なお愛される銘機です。ボディは81年製、A12マガジンは85年製です。交換可能なファインダースクリーンは標準タイプ(全面マット)。レンズは1975年製のT*コーティング付きプラナー 80mm f2.8 ブラックが装備されています。実用にどうぞ!三脚座に使用に伴う擦れ傷が見られますが、他は全体的に使用感少なめで良好な外観...
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Hasselblad SWC Chrome + A12 Magazine
ハッセルブラッド SWC。SWA、SWの後を継いで、1959年に登場しました。鏡胴は白クローム。距離指標はfeet表記。ボディの製造年は1959年、マガジンは1970年。ビオゴン38mmレンズは、500シリーズ用のCレンズと共通のデザインとなり、前モデルのSWAやSWのウィークポイントだった鏡胴ガタの問題が解消されました。また、巻き上げがクランク式となり、使いやすさもUP。ピント合わせはfeetで目測式ですが、被写界深度は非常に深く、不自由さは感じ無いでしょう。但し、水...
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Rolleiflex 3.5F
ローライフレックス 3.5F、タイプ1。連動露出計付き。製造番号221万台、1958〜60年頃の製造です。純正ファインダースクリーンは方眼入り全面マット。2.8Fと同様、3.5Fにもプラナーとクセノタール付がありますが、どちらも大変評価が高く甲乙付けがたいモデル。本品はよりコントラストが高く、ボケがやや柔らかいと言われるクセノタール付。75mmの画角も絶妙です。上位機種の2.8Fも素晴らしいモデルですが、屋外で必要十分な明るさと使い易い画角で、撮影好きには本命となりうる...
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Leica A / DII + Elmar 50mm f3.5
製造番号は6000番台。1928年製の旧エルマー付ライカ A型初期モデルを、後年ライツにてDIIにアップグレードした一台です。レンズも距離計連動にアップグレードされています。レンズのヘリコイド番号は1、距離表記はmeter。当時のライツには、アップグレード専用のパーツが各モデルごとに用意されていたそうで、A型に通常のDIIの部品はそのまま組み込めないそうです。当時のライカが非常に高価なものあったこともあるでしょうが、何と面倒見の良いメーカーでしょう。ボディとレンズの時代...
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Nikon SP Black Paint
ニコン・レンジファインダーカメラの最高峰、ニコン SP、オリジナル・ブラックペイント。使い込まれれますが、実に良い雰囲気な一台。製造番号は621万台。チタン幕シャッター。距離表記はfeet。右側のファインダーはパララクス補正付きで50/85/105/135mmフレームと距離計像を内蔵し、左側の子ファインダーで28と35mmに対応します。ライカには無いカラフルなブライトフレームと、片目がファインダーと一体化したような気分になれる等倍ファインダーに心躍ります。2023年にO...
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Leica A / DII / IIf
製造番号5万台の1930年製のライカA型後期モデルを、後年ライツにてDIIへアップグレード、その後にIIfへ再度アップグレードされたであろう一台です。これらの純正アップグレード機には、ライツから供給されたアップグレード専用のパーツが使われており、A型にそのまま通常のDIIやIIfのパーツが入るわけではありません。当時のライツの細やかなカスタマーケアが見て取れる一台でもあります。本品はコンパクトなライカ A型 / DIIのボディサイズながらも、中身はIIfという変わり種。...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は11万台、1933年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされる佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカ。シャッターの最高速は1/500。本品の底蓋にはGermanyの刻印があり、輸出された一台と思われ...
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Rollei 35 Chrome Germany
クローム仕上げの初代ローライ 35。ドイツ製。のちのコンパクトカメラのあり方に大きな影響を与えた、ドイツの天才設計者、ハインツ・ヴァースケ氏設計のローライの傑作機。穏やかなテッサー 40mm f3.5はピントも深く、目測での撮影も愉しいカメラ。穏やかで、どことなくノスタルジックなテッサーの描写は味わい深く、フィルムで撮影する楽しさを改めて教えてくれる事でしょう。長らく製造されたベストセラー機、ローライ35には多種多様なモデルがありますが、この初代ドイツ製は手に取った時の...
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Leica M2-R
1969年製造のライカ M2-R。ライカ M2-Rは、1966年に米陸軍向けに製造されたライカ M2S (CAMERA STILL PICTURE KS15-4)の民生版とも言え、ライカ M2をベースとしながらM4のラピッド・ローディング機構が組み込まれています。米軍からライツへと発注された、軍用のM2Sが後に注文キャンセルとなり、ニューヨーク・ライツからM2-Rという名で、民間(アメリカ国内のみ)に販売されました。1969〜70年、製造番号1248201 〜12502...
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Rolleiflex 2.8F
二眼レフの王様、ローライフレックス 2.8F。製造番号246万台。1966年〜1968年の間に製造された一台です。銘玉、プラナー 80mm、6枚玉付。連動露出計内蔵。本品はホワイトフェイスに移行する直前のモデルと思われます。コストダウンが図られる前で、各部のつくりは実に手が込んでおり、立派なもの。以前にしっかりと整備を行っており、各部の操作感もこなれています。綺麗過ぎない外観で、ガンガン使い込んで頂くには最適なニッパチFです。当店過去販売品です。お客様に大切に使われ、こ...
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Leica M4 Black Chrome 50 Jahre
ライカ M4 ブラッククローム、50周年記念モデル。本品の製造番号は141万台。Wetzlar製。元箱の番号も一致したコレクション向きの一台。1925年のライカA型発売から50周年を記念し、1975年に発売されました。ライツの製品コードは10400。本品と同時にM5、CL、SL2にも50周年記念モデルが登場しました。ちなみに来年は2025年、いよいよ100周年を迎えます!ボディ正面左側に、LEICAと50 JAHREのロゴが並びます。トップカバー裏面には限定モデルの個体...
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Leica M5 Black Chrome 50 Jahre
ライカ M5 ブラッククローム、ライツ50周年記念モデル。製造番号は136万台。元箱の番号も一致したコレクション向きの一台。1925年のライカA型発売から50周年を記念し、1975年に発売されました。ライツの製品コードは10502。ストラップラグは3ラグの後期型。本品と同時にM4、CL、SL2にも50周年記念モデルが登場しました。ちなみに来年は2025年、いよいよ100周年を迎えます!ボディ正面左側に、LEICAと50 JAHREのロゴが並びます。トップカバー裏面には限...
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Alpa 5b
スイスのピニオン社製高級一眼レフ、アルパ 5b。45度ファインダー、50mm視野の透視ファインダー付。1959〜66年頃の間にわずか236台のみが生産されました。5bは使い勝手も良く、セルフタイマーが省かれているなど、信頼性も十分なモデルです。ド定番のマクロスイターはもちろん、プラクチバグやエクザバグなど、各種の純正アダプターを装着すれば古今東西の銘玉が楽しめます。正面向かって左側のストラップラグと、トップカバーのエッジ部分にわずかな塗装落ちが見られます。また、背面のフ...
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Leica M4-M Black Paint
ライカ M4モーター、ブラックペイント。120万台。1968年12月に出荷された140台のうちの1台。本品は後のMOTではなく、M4-M刻印。底蓋を開けたボディ底部には、ニューヨークライツ製の専用モータードライブと連結するための接点が付いています。このM4-Mと後のM4 MOTを合わせた生産台数は、計904台となかなかレア。付属する底蓋はブラックペイント仕上げの通常タイプ。ライカM3、M2ブラックペイントには、やはり黒レンズが似合いますが、M4ペイントにはスチールリム、...
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Leica DIII Black / Chrome
ライカ DIII。製造番号は30万台、1938年製。ライツの製品コードは AFOOV。海外では、モデルFやライカIIIとも呼ばれています。本品はブラック&クロームメッキ仕上げで、日本ではセミクロームとも呼ばれます。ニッケル仕上げの渋さとは一味違ったスタイリッシュさが魅力です。このモデルの登場以降、他メーカーでもクローム仕上げのカメラが急速に普及していきました。時代の転換点を象徴するモデルですね。手にすっぽりと収まるコンパクトなサイズ感、吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、...