ライカ M3前期型。福耳ダブルストローク。製造番号は77万台、1955年製。フレームセレクターレバーはまだ無く、スッキリしたルックスです。ガラス圧板、ASA感度は200まで、バックドアの黒ポチは内側に。M3初期の雰囲気が未だ濃厚に残る一台。
M3ツーストロークは、チャッ、チャとリズミカルに巻き上げられ、空シャッターを切っているだけでも気分が上がります。
全体的にキレイ目な一台。グッタペルカも含め、各部のパーツも当時のオリジナルです。
最近までお客様が使われており、作動快調です。外観はトップカバー正面向かって左側・Rレバーの近くに軽微な凹み、底蓋には線状の擦れが少々見られますが、M3前期型として見れば全体的にキレイめな個体です。
2024年10月にファインダー関連の整備、各部点検を行っています。巻き上げレバーなど、各部の動きはとてもスムーズで滑らかな使い心地。ファインダーもスカッとクリア。気分良くお使い頂けるダブルストロークです。