10402。1974年、ドイツ製のライカ M4 ブラッククローム。精悍なブラッククローム仕上げ。M3とM2の後継機として誕生したM4は、総合的な使いやすさから現在も愛好家が多いライカです。
35/50/90/135mmのブライトフレームを装備。ライカメーターを避けるように配置された巻き上げクランクも、M6そしてM7に至るまで踏襲されています。
M5以降に搭載された露出計も無く、故障知らずでシンプル、コンパクトな構造が支持されているのでしょう。
ブラッククロームボディながら、黒レンズのみならずクロームのレンズもさりげなく似合います。
操作感極上。M4もここまで滑らかになるのか!と驚きの一台です。
当店販売品。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻って来ました。今回で3回目の販売となります。
外観は吊り環周辺と底蓋、巻き戻しクランク部に擦れ、正面ファインダー大窓上部付近に目立たないごくごく小さなアタリが見られます。
以前のオーナー様が購入される前に、とても丁寧なOHが行われています。各部の操作感は、M4としては異例と言えるほどスムーズな感触に仕上がっており、巻き上げた瞬間からその違いを体感して頂けるでしょう。
今回の再販売に当たって、2025年1月にファインダー清掃済。ファインダー、ブライトフレームの見え味も大変クリアです。ファインダーにバル切れも見れません。
非常に滑らか操作感にモチベーションも上がります。ガンガン使い込むライカM4として理想の一台でしょう。