Leica
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Leica A / DIII
製造番号4万台、1930年製のライカ A型のボディを、後年ライツにてDIII型へ純正改造された個体です。海外ではファクトリーコンバージョンとも呼ばれています。外観はライカDIIIですが、A型改造の個体は内部も専用パーツを多数用い製作されるなど、やたらと凝ったつくりにライツのイズムを感じさせられます。 吊り環、スローシャッター、視度補正などが装備されており、使い勝手も素晴らしいバルナック。ブラックペイントとニッケルメッキが醸し出す雰囲気もたまりません。本品はほど良い使用感...
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Leica 0-Serie Oscar Barnack 1879-2004
10555。1923〜24年の間に僅か25台が試作された、Leica 0(ヌル)の後期型を再現したモデル。2004年、ライカの生みの親オスカー・バルナックの生誕125周年として、世界限定1000台で発売されました。 ライカ Null型、本物は数億円はくだりませんが、本品はその数百分の1のお値段で気分を味わえ、しかもバシバシ撮影も可能です。Leitz Anastigmat 50mm f3.5レンズにはコーティングが施されています。 残念ながら、付属のDVDや、ライカ誕生の...
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Reid III + Taylor-Hobson 2inch f2
英Reid&Sigrist社製、リード III型。ライカ IIIbをお手本として製造されたライカコピー機です。本品はシンクロが付いたリード IIIa、もしくはType IIと呼ばれるモデル。1953〜1964年の間に約1200台が製造されました。ボールベアリング内蔵のシャッター機構、スローダイヤルのネジが無いことなど微妙な差異はありますが、実に良く出来たライカ型カメラ。 付属レンズはテイラーホブソン製のアナスティグマット 2inch f2。ライカでも距離計連動で...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント最初期モデル、ノーノッチ。製造番号は1181xxx。 本個体は1967年7月、1181501から始まる僅か500台のM4黒塗りのファーストロットのうちの一台。ファーストロットは主にプロフェッショナルや関係者に供給されたと言われ、著名な報道カメラマンや写真家に使われて来ました。 本品はそのファーストロットの中でも、セルフタイマー、フレームセレクターを止めるビスがカニ目ではなく真鍮地にペイントが施された、通称ノーノッチと呼ばれるレアモデル。製造台...
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Leica A / DIII + Elmar 50mm f3.5 Early
ライカ A型発売初年度、1925年製のボディを、1930年代の半ばにライツにてDIII型へ純正改造した一台。ボディのシリアル番号は99x、何と3桁! 番号的にはElmaxのロットですが、昔から旧エルマー付A型の最初期の一部はエルマックスがあるとも言われており、またElmaxからElmarへとレンズ名が変わり始めるのは1000番付近からで、両レンズが混在するとも言われて来ました。 本品は正にその端境の一台。整備の際にもElmaxのつくりと似ているところは多いとの事でした。...
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Leica DII
ライカ DII。製造番号は8万台、1932年製。DII登場初年度の製造です。海外ではライカ II、またはモデルDとも呼ばれます。ブラック&ニッケル仕上げ。ライツの製品コードはLYCAN。距離計を内蔵した初のライカで、エポックメイキングなモデル。 後に続くDIIIと比較すると、スローシャッター無し、吊り環無し、視度補正無しと機能的には少ないモデルですが、そのシンプルな構造が魅力ともなる素晴らしいライカです。 2022年8月に欧州買い付けにて入手した1台。北イタリアのコレク...
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Leica M2
製造番号は110万台、1965年製のライカ M2クローム、後期型。セルフタイマー付。ライツのコード名はKOOHE、カタログNo.は10835M。ファインダーフレームは、35/50/90mm枠を内蔵。 グッタペルカを含め、オリジナル状態を保った一台。この度しっかりと整備を施し、これから安心して使い込めるM2です。 トップカバーや底蓋のクロームメッキには薄い擦れが少々見られます。また、バックドアのペイント部の左側に一箇所凹みが見られますが、ハードに使われがちなM2としては...
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Leica M5 Chrome
10501。製造番号は128万台、1971年製のライカ M5クローム。2ラグ(吊り環2つ付)の前期型。露出計内蔵。 従来のM型ライカから少し大きくなりホールド感が向上、またファインダーにはシャッタースピードと追針式露出計が表示され、ファインダーから目を離すことなく撮影が可能です。 シャッターダイヤルがボディより少し前に突き出ており、シャッター操作は楽ちん、露出計も使いやすく、使うほどによく手に馴染む実用モデル。 トップカバーに薄い線キズが数本、また底蓋は擦れにより僅か...
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Leica DII / IIf
製造番号は9万台、1932年製のライカ DIIを、後年ライツにてライカ IIfにアップグレードした個体です。一見リペイントにも見えるような質感の塗り肌ですが、これで正解。稀に見掛ける純正改造品。海外ではファクトリー・コンバージョンと呼ばれています。 バルナックの中でもよりコンパクトなDII時代のサイズながら、1/1000シャッター、視度補正、シンクロ、吊り環などが付き、より実用的な一台となっています。 ボディは黒&クローム、いわゆるセミクローム。沈胴ズミクロンをはじめ、...
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Leica M4 Black Chrome 50 Jahre
ライカ M4 ブラッククローム、50周年記念モデル。製造番号は141万台。1925年のライカ A型発売から50周年を記念し、1975年に発売されました。ボディ正面左側に、LEICAと50JAHREのロゴが並びます。本品と同時にM5、CL、SL-2の5周年記念モデルが登場しました。トップカバー裏面には限定モデルの個体番号が刻まれています。 35/50/90/135mmのファインダー・ブライトフレームを装備し、ラピッドローディング機構を採用、実用に優れたカメラとして高い評価...
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Leica A + Leica A / DIII Set
ライカ A型オリジナル、及びA型改DIIIのセット。なんとシリアル番号「3575」と「3576」の連番です! 1927年の製造当初には、Wetzlarのライツの工場で隣り合って並んでいたであろうこの2台。 「3576」のA型オリジナルは、当店のお得意様の手を渡り歩き、なんと今回で7度目の販売です。「3575」を既に所有していたお客様が、ご自分のボディと連番となる事に気付かれ、過日お買い求め頂きました。 「3575」は、ライツにてA型からDIIIに純正アップグレードされ...
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Leica DII
ライカ DII。製造番号は14万台、1934年製。海外ではライカ II、またはモデルDとも呼ばれます。ブラック&ニッケル仕上げ。ライツの製品コードはLYCAN。距離計を内蔵した初のライカで、エポックメイキングなモデルです。 後に続くDIIIと比較すると、スローシャッター無し、吊り環無し、視度補正無しと機能的には少ないモデルですが、そのシンプルな構造が魅力となる素晴らしいカメラです。 この個体は巻上げ&巻戻しノブ、シャッターダイヤルが梨地ニッケルメッキとなっており、通常の...
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Leica DII / IIf
1932年製のライカ DIIを、後年ライツにてライカ IIfにアップグレードした一台です。一見リペイントにも見えるややチープな塗りですが、ヨーロッパでは稀に見掛けるタイプの純正改造品。今となってはその剥げ具合も良き雰囲気です。 ボディサイズはコンパクトなライカ DIIながら、1/1000シャッター、視度補正、シンクロ、吊り環などが付き、より実用的な一台となっています。黒&クローム、いわゆるセミクローム。ツボを押さえた玄人好みのモデルですね。 2019年のドイツ仕入れ物...
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Leica M4 MOT Black Paint
126万台。ライカ M4モーター。ニューヨークライツ製のライカモーターを装着できるようになったM4。ブラックペイント仕上げ。本品は、M4-Mから名称変更され、M4 MOT刻印となった個体です。両モデル合わせても、製造台数は僅か904台。1970年11月に出荷された400台のうちの1台です。 底蓋を外したボディの底面には、専用のモータードライブ接点が装備されています。手の触れる部分の黒塗りには自然な艶が出ており、ボディの角部には真鍮がうっすらと露出しているなど、雰囲気を感...
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Leica M4 Black Chrome
10402。1974年、ドイツ製のライカ M4 ブラッククローム。精悍なブラッククローム仕上げ。M3とM2の後継として生まれたM4は、その総合的な使いやすさから今もなお愛好家が多いモデル。 35/50/90/135mmのブライトフレームを装備。ライカメーターを避けるように配置された巻き上げクランクも、M6そしてM7に至るまで踏襲されています。 M5以降に搭載された露出計も無く、故障知らずでシンプル、コンパクトな構造が支持されているのでしょう。 ブラッククロームボディなが...
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Leica M-A Chrome
10371。ライカ M-A シルバークローム。Typ127。現行のライカ M型フィルムカメラ。製造番号は515万台。ライカ A型の131番から始まった市販ライカも、ここまで来ました。 M-Aは近年の名機、ライカ MPから露出計を省いた機械式レンジファインダー・カメラの原点回帰的なモデル。トップカバーにはLeicaの筆記体ロゴの刻印。ファインダーは、28/35/50/75/90/135mmに対応。 デジタル M型も使い倒し、改めてフィルムでライカを再スタートしたい方にも。...
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Leica M6 TTL 0.58 Black Chrome
ライカ社の製品コードは10475。製造番号は272万台、2000年製のライカM6 TTL 0.58。ブラッククローム仕上げ。0.85、0.72、0.58の3種のファインダー倍率が用意され、この個体は広角寄りのモデルとなります。ブライトフレームは28/35/50/75/90mmの対応です。 ライカ M6シリーズは露出計内蔵のライカM型として、近年またまたまた人気再燃中。なんと復刻版も販売されました!本気でフィルム撮影をされたい方には、どうにも気になるライカでしょう。 当...
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Leica M3
IGEMO。製造番号110万台。1965年製のライカ M3後期型、シングルストローク。M3生産終了前年の製造。レンジファインダー式カメラの最高傑作。戦後のライカを一気に頂点へと引き上げたモデルであり、カメラ界の金字塔。50mmレンズをメインとするのであれば、今もなお最善のライカの一つでしょう。世界中の写真家やジャーナリストが愛用し、幾多の人類史上の重要な出来事を記録してきました。 製造から半世紀を経てもなお現役第一線で活躍できる、堅牢さ、動作精度、使いやすさには脱帽です...
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Leica M6 Black Chrome
10404。ライカ M6クラシック。ブラッククローム。ファインダー倍率は0.72。28/35/50/75/90/135mmと充実したブライトフレームを装備。 露出計を内蔵。バックドアのダイヤルでフィルム感度を設定します。露出はファインダー内の赤色ダイオードで表示されます。21世紀の現在もM6は実用機として一級品。信頼性も高く、近年の人気の高まりも納得できる、完成度の高いレンジファインダー機。 本品は170万台、1986年製造のM6初期型。ERNST LEITZ WETZ...
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Leica M2-M
ライカ M2-M。ニューヨーク・ライツが特注した、モータードライブが装着可能なライカ M2。1966年、シリアル番号1163771〜1164046で、わずか275台が製造されました。ドイツ製造。 特徴としてはトップカバーの刻印がM2-Mとなっていること、底蓋を開けると接点が追加されており、スプールの巻上軸に切り掛けが入っていることが挙げられます。ライカビット MPも装着可能。 モーター付のM2には他にMP-2がありますが、そちらは激レアモデル。 本品は2001年に発刊さ...
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Leica M2-R
1969年製造のライカ M2-R。ライカ M2-Rは、1966年に米陸軍向けに製造されたライカ M2S (CAMERA STILL PICTURE KS15-4)の民生版とも言え、M2にM4ラピッド・ローディング機構が組み込まれています。 M2-Rという名前もニューヨーク・ライツの発注品で、約2000台のみの製造です。セルフの台座や底蓋等も通常のM2と異なります。稀少モデル。 アクセサリーシューにごくごく薄い線キズがありますが、他は使用感見られず、文句無しの極上コンデ...
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Leica IIf Black Dial
ライツのコードはLUOON。ライカ IIfのブラックダイヤル。57万台、1952年製です。シャッタースピードは、B/30/40/60/100/200/500となります。同時代のIIIfからスローシャッターを省いたモデルです。グッタペルカはライカM3にも近しい目がしっかりしているタイプで全面当時のオリジナル。ダイキャストボディとなりやや大きくなったとは言え、コンパクトな握り心地はバルナックの美点ですね。 2022年8月、欧州買い付け物件です。コレクターさんの元で長らく眠っ...
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Leica A Early
製造番号は12xxx。1928年製の旧エルマー付ライカ A型。距離表記はmeter。エクボレリーズ。巻上げと巻戻しノブは初期モデルらしく、背が低く穏やかな佇まい。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットの目も揃っています。距離指標などは、初期モデルならではの可愛らしい小さな字体と、90余年を経ても当時のオリジナル状態を保った良好なコンディション。 黒ペイントはかなり剥げていますが、目立ったダメージは無く大切に使われてきた印象です。撮って良し、眺めて良しの一台。...
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Leica M2 Early
KOOHE。製造番号94万台、1958年製のライカ M2初期型、ボタン巻き戻し。三脚ネジは太ネジ。本品はセルフタイマー付。採光窓の目は細かく、巻戻しプッシュボタンは押すとロックされるタイプです。 往年相当ご活躍だったようでかなり使い込まれていますが、今回の整備でしっかりとリフレッシュ!ガンガン使い込むのに好適な一台。2018年のドイツ買い付け物件です。 トップカバー、バックドア、底蓋など各所に擦れ、傷、軽微なアタリが見られるなど、かなり使い込まれた外観です。また接眼部...
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Leica MP Titanium
世界初のライカ直営店、ライカ銀座店オープン1周年記念モデルとして2007年に日本国内のみ150台限定で発売された、ライカ MPチタン。ファインダー倍率は0.72。ライカの製品コードは10324。 チタン無垢材から削り出したトップカバーやベースプレート、マウントなど30点近くのチタン製パーツにより、通常のモデルより約90g軽量化されています。チタンは軽量で耐久性にも優れますが、加工が難しいことで知られています。本品の製造コストはかなりのものだったでしょう。 ちなみにこのモ...
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Leica M5 Chrome
10501。製造番号は135万台、1973年製のライカ M5クローム。2ラグ(吊り環2つ付)の前期型。露出計内蔵。 従来のM型ライカから少し大きくなりホールド感が向上、またファインダーにシャッタースピードと追針式露出計が表示され、ファインダーから目を離すことなく撮影が可能です。 シャッターダイヤルはボディより少し前に突き出ており、シャッター操作も楽ちん、使うほどによく手に馴染む実用モデルです。 トップカバーに2本、底蓋に4〜5箇所ほど、ごく軽微な擦れが見られますが、全...
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Leica IIIg
ライツのコードはGOOEF。製造番号は87万台。バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。1957年製。ライカ MPとほぼ同時期に製造された、ライツの絶頂期の製品です。コストを惜しまず設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでも感じ取れます。M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。本品は使用感も少なく、かなり綺麗な一台です。 当店過去販売品です。2020年にOHを行った後に販売、お客さまに大切に使...
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Leica DII + Elmar 50mm f3.5
ライカ DIIとニッケル新エルマーのセット。ボディ、レンズ共に1932年製。アクセサリー・シューにGermanyの刻印があるので、当時の輸出仕様と思われます。エルマーの距離指標はメートル。 ボディに多少の擦れや黒塗装落ちは見られますが、アタリや凹みは見られず、大切に使われてきた事が伺えます。ブラックペイント仕上げの純正前キャップには小アタリが2箇所見られます。 製造から90年が経過しても、定期的にメンテナンスさえ行っていれば今でも普通に使える実用機。ライカってつくづく凄...
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Leica M2
ライツのコード名はKOOHE、カタログNo.は10835M。製造番号は105万台、1962年製のライカ M2クローム、後期型。セルフタイマー付。 本品はオリジナル状態を保った一台で、 それなりに使い込まれた雰囲気ですが、この度しっかりと整備を施し、これから安心して使い込めるM2です。 2022年8月、本国ドイツ買い付け物件。製造から60年、この度初めてドイツ国外に出ることとなりました。 トップカバーの上面と吊り環付近、巻き上げレバー、底蓋に擦れが見られます。またシリアル...
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Leica M4 Chrome
ライカ M4クローム。126万台、1970〜71年製。ライツのカタログNo.は10400。 ラピッドローディング機構や巻き上げクランクを搭載し、35/50/90/135mmのブライトフレームを内蔵。現行品のライカ M-Aに至るまで、外観や機能はM4のスタイルが踏襲されており、完成度の高いデザインや機能が魅力です。 本品は丁寧にOHがされており、操作感、ファインダーの見え味いずれも良い仕上がりです。 トップカバーの吊り環付近にテカリが見られます。底蓋には薄い擦れ傷が多め...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント最初期モデル。1181xxx。本個体は1967年7月、主にプロ向けに、1181501から始まる僅か500台のみが供給された、M4黒塗りのファーストロット。 本品は、そのファーストロットの中でも50台未満程度の製造と推測される、セルフタイマー、フレームセレクターを止めるビスがカニ目ではなく真鍮地にペイントが施された、通称ノーノッチと呼ばれるレアモデル。 珍品。 グッタペルカも含め、全てフル・オリジナルコンディションを保っております。ペイントの剥...
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Leica M5 Black Chrome
135万台。1972年製。2ラグの前期型。玄人好みのM型、ライカ M5ブラック。ライツの製品コードは10502。 露出計が内蔵され、速度ダイヤルも自然と指が届く位置に設置されており、ファインダーから目を離すこと無く、撮影を楽しめる使いやすいライカ。ボディは大柄となりましたが、ホールディングの良さはピカイチ。また、M5ブラックには黒レンズのみならず、ズミクロンやズミルックスなど、往年のクロームメッキのレンズも良く似合います。 純正ソフトケース、イタリア語取説付。 202...
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Leica M4 Chrome
ライカ M4クローム。126万台、1970〜71年製。ライツのカタログNo.は10400。 ラピッドローディング機構や巻き上げクランクを搭載し、35/50/90/135mmのブライトフレームを内蔵。現行品のライカ M-Aに至るまで、外観や機能はM4のスタイルが踏襲されており、完成度の高いデザインや機能が魅力です。 本品は丁寧なオーバーホールを施してあり、安心してお使い頂ける個体です。 トップカバーに数本の薄い擦れは見られますが、クロームメッキの輝きも美しく清潔感があり...
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Leica IIIg
1957年製造のLeica IIIg。製造番号は88万台。ライツの製品コードはGOOEF。ライカ M3が発表された3年後に登場した、ライカスクリューマウント式カメラの最終型。M3で開発されたパララクス自動補正付きのブライトフレームを組み込み、格段に撮影しやすくなりました。バルナックのクラシカルな外観を保ちつつ、フィルムインジゲーターを背面に配置するなど、M型の特徴も取り入れた、バルナックライカの集大成モデル。完成度の高さが光ります。ライカを始めたい方にもピッタリな1台。...
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Leica Ig
92万台のライカ Ig。コード名はOCEGO。1957年の製造。戦後ライカの黄金時代ですね。Igはライカ IIIgからレンジファインダーとファインダーを省いたモデル。アクセサリーシューが二つ付いており、距離計や単体ファインダーを同時装着できます。この時代のライカは、眺めていても惚れ惚れする見事なつくりと仕上げです。また、ライカ Igはボディ前面に「Leica」ロゴが刻印された初のライカでもあります。 当店販売品が出戻って参りました。大切に使われ、以前と変わらず良いコンデ...
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Leica A Early
製造番号は9千番台。1928年製の旧エルマー付ライカ A型です。距離表記はmeter。エクボレリーズ。巻上げと巻戻しノブは背が低く、グッタペルカも目の粗い初期タイプ。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットの目も揃っています。旧エルマーの銘板は、初期モデルならではの可愛らしい小さな字体です。 ペイントの剥げ具合もほど良く、大切に使われてきた印象を受けます。90年を超えた年月を経てもなお、良好なコンディション。撮って良し、眺めて良しの一台。 ライツのコード名はL...
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Leica M4 Black Chrome 50 Jahre
141万台。ライカM4 50周年記念モデル。ライカ A型の発売から50周年を記念して、1975年に発売されました。ブラッククローム仕上げ。ボディ正面左側に、LEICAと50JAHREのロゴが並びます。同時にM5、CL、SL-2の記念モデルも登場しました。トップカバー裏面には限定モデルの個体番号297-Lが刻まれています。 ファインダーは35/50/90/135mmのブライトフレームを装備し、フィルムはラピッドローディング機構を採用、実用に優れたカメラとして高い評価を受け...
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Leica A Early
製造番号は11xxx。1928年製の旧エルマー付ライカ A型。距離はメートル表記。エクボレリーズ。巻上げと巻戻しノブは背が低く、グッタペルカも目の粗い初期タイプ。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットの目も揃っています。旧エルマーの銘板は、この時代ならではの可愛らしい字体です。 長年の使用により、黒塗りやニッケルメッキは剥げ、真鍮地がところどころ顔を出し、グッタペルカは磨り減っていますが、軽微なアタリは各所に見られますが、大きなダメージはありません。作動状況...
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Leica M-A Chrome
10371。ライカ M-Aシルバークローム。Typ127。現行のライカ M型フィルムカメラ。製造番号は515万台。A型ライカ131番から始まった市販ライカも、ここまで来ました。 M-Aは近年の名機、ライカ MPから露出計を省いた機械式レンジファインダー・カメラの原点回帰的なモデル。トップカバーにはLeicaの筆記体ロゴの刻印。ファインダーは、28/35/50/75/90/135mmに対応。 デジタル M型を使い倒し、改めてフィルムでライカを再スタートしたい方にも。当店の...
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Leica IIIf Red Dial
72万台。1954年製のライカIIIf レッドダイヤル。セルフタイマー付。高い完成度を誇るバルナックライカ。これまでのライカと同様に、様々なメーカーがお手本としてそのコピー機を製造したモデルでもあります。 多彩なアクセサリーを活用しながら、ライツ製レンズを多様に堪能できる1台です。シボの目が粗めなグッタペルカの握り心地も良いですね。 ライカ IIIfは生産台数も多く、価格もこなれており、トラブルの少ないモデルでもあります。これからライカを始めたい方にも良いチョイスでしょ...
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Leica M3 Early
ライカ M3初期モデル。製造番号は7002xx。M3発売初年度の1954年製。本品は段付きではありませんが(段付きと段無しはM3ひと桁番号から混在します)各部に初期型の特徴を残す、オリジナル・コンディション。 マウント12時位置のネジ無し、ASA200のバックドアやピンクがかったインジゲーター、初期の特徴を持ったバックドア裏、段付きやプロトとも共通するシャシーのデザイン、アクセサリーシューの半月ステンレスストッパー、巻戻し軸中心部がマイナスなどなど、見どころタップリな一...
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Leica MP Titanium
世界初のライカ直営店、ライカ銀座店オープン一周年記念モデルとして2007年に150台限定で発売された、ライカ MPチタン。ライカの製品コードは10324。 チタン無垢材から削り出したトップカバーやベースプレートにより、約90g軽量化されています。本品は紙モノも全て揃っており、使用感の無いもの。文句無しのコンディション。 お客様からのお取り寄せご依頼品。店頭にて売約済みとなりました。ありがとうございます。
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Leica A
製造番号は34xxx。1930年製の新エルマー付ライカ A型。ライツ社のコード名はLEICA。 製造から90余年を経ているライカ A型は、パーツが入れ替わっていたりアップグレードされている個体も多いのですが、本品は塗装や各部のパーツも往時のオリジナル状態を保っています。ペイントの剥げ具合もほど良く、またA型としては珍しくアタリや凹み、目立ったキズが見られないボディです。 35ミリフィルムのカメラの原点的モデル。シンプルな操作、今となっては愛らしいデザイン。今日のライカの...
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Leica M4-P Black Chrome
ライツの製品コードは10410。製造番号155万台、1981年製のライカM4-P、ブラッククローム仕上げです。カナダライツ製。 M4-2のファインダーを改良し、28/75ミリ枠が追加されました。これにより、次モデルのライカ M6から現行モデルのライカ M-AやMP、はたまたデジタルのM11と共通の、35/135ミリ、50/75ミリ、28/90ミリの3つのペアでのブライトフレームとなっています。また、モーターワインダーが装着できるようになりました。 全体的に良好な外観を...
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Leica IIIg
ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。1925年のA型より続いた、バルナック・ライカ / ライカ・スクリューマウントボディの最終型。本品のボディ番号は86万台、1957年の製造、ライカ MPと同じ年。戦後ライツ黄金期の製品の1つです。 50mmと90mmブライトフレームを内蔵し、パララックスも補正されるようになりました。視度補正、スローシャッター、セルフタイマー、M型同様のフィルムインディケータを装備。使えば分かる、隠れファンが多いのも頷けます。完成度の高さ...
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Leica M2-M
当初はニューヨーク・ライツが特注した、モータードライブを装着可能なライカ M2、M2-M。1966年製。わずか276台が製造されました。ドイツ製造。珍品。 特徴としてはトップカバーの刻印がM2-Mとなっていること、底蓋を開けると接点が追加されており、スプールの巻上軸に切り掛けが入っていることが挙げられます。他にモーター付のM2にはMP-2がありますが、そちらは激レアモデル。 時代なりに使い込まれた外観です。クロームメッキ部には薄い擦れ傷がかなり多く見られ、トップカバー...
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Leica M6 Black Chrome
10404。ライカ M6クラシック。ブラッククローム。0.72。179万台、1991年製。LEICA CAMERA GMBH製。 とにかく快調な一台。露出計も正常に作動しています。21世紀の現在もM6は実用機として一級機、近年の人気の高まりも分かります。 トップカバー、バックドア枠部に浅い擦れがやや多く見られますが、アタリや凹み等はありません。どんどん使い込んで頂きたいM6です。本品は今回でなんと4回目の販売となります。スタッフの思い入れもタップリな一台です。 以前の...
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Leica If Red Dial
ライカ If レッドダイヤル。ライツのコード名はOEFGO。57万台。1952〜53年製。ライカ IIIf後期型から、ファインダー、距離計、スローシャッターを省いたモデル。アクセサリーシューが2つ装備されており、組み合わせの自由度が高いカメラです。 広角レンズを装着してパンフォーカスでバシバシ撮影したり、お好みの外付けファインダーを乗せての目測撮影、はたまたFOKOSなどの単独距離計を載せて賑やかな軍艦部を眺めて愉しむなど、膨大なライツ製アクセサリーを組み合わせてお楽し...
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Leica MP 0.72 Chrome
10301。現行のライカ MP シルバークローム。露出計内蔵。ファインダーは0.72倍。歴代のM型ライカの伝統をしっかりと受け継いだカメラです。 外観が綺麗なのはもちろんですが、丁寧な整備により別格の操作感に仕上がっている稀有な個体です。取説は独文、英文です。 当店のお客さまが大切に使われていた、とても綺麗な個体です。巻き上げレバー付近のトップカバー(上面部・背面部・吊り環付近)、ファインダーアイピース右側にごく軽微な擦れ傷が見られますが、これらを除けば新品に限りなく近...
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Leica IIIf Red Dial
製造番号は64万台。1952/53年製。ライカ IIIfのレッドダイヤル。本品はセルフタイマー無し、スッキリとした顔立ちです。 機構も安定し、充実した機能が整ったライカ IIIfは、バルナックの中でも使い易さと作動の安定性が光るモデルです。ライカM型に比べると二回りほど小振りなボディで、沈胴エルマーなどを装着すればポケットにも収まるサイズ。バルナックライカのエントリー機としても良い一台でしょう。 当店販売品です。歴代のお客さまに愛用され、今回で4回目の販売となります。 ...
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Leica M6 Chrome
ライツの製品コードは10404。ライカ M6 クラシック。クローム仕上げ。製造番号は170万台、1986年製造のM6初期型。LEITZ WETZLAR刻印。ファインダー倍率は0.72。28/35/50/75/90/135mmと充実したブライトフレームを装備。露出計を内蔵し、バックドアの感度設定ダイヤルでフィルム感度を設定。露出はファインダー内の赤色ダイオードで表示されます。その使い易さと信頼性で、近年再び人気が高まっているモデルです。 2022年5月にオーバーホール済。...
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Leica M3
92万台。1959年製。ライカ M3約22万台中、わずか7500台程度(3.5%弱)のみ存在する、福耳スプリング式シングルストローク。稀少モデル。巻上レバーを戻すときのチリチリ音がしません。この後すぐにラチェット式となりますが、より滑らかな操作感のこのタイプは指名買いも多いモデルです。 本品は底蓋に針先ほどの点状の擦れが一点ある他は、使用感の見られない大変に美しい一台です。 当店販売品。今回で3回目の販売となりますが、綺麗過ぎるボディで、過去のオーナー様は気を遣いすぎて...
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Leica A Early
製造番号は9千番台。1928年製の旧エルマー付ライカ A型です。距離表記はmeter。エクボレリーズ。巻上げと巻戻しノブは背が低く、グッタペルカも目の粗い初期タイプ。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットの目も揃っています。旧エルマーの銘板は、初期モデルならではの可愛らしい小さな字体です。 ペイントの剥げ具合もほど良く、大切に使われてきた印象を受けます。90年を超えた年月を経てもなお、良好なコンディション。撮って良し、眺めて良しの一台です。 ライツのコード名...
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Leica M4 Black Paint
1969年1月に出荷されたライカ M4ブラックペイント、オリジナル。製造番号は122万台。ライツのカタログNo.は10402。 ベトナム戦争への反戦運動も高まり、マグナムフォトグラファーら報道カメラマンが大いに活躍した時代のM4ブラックペイントです。 ライカ M3、M2黒にはやはり黒レンズが似合いますが、モダンなデザインとなったM4ブラックにはクローム鏡胴レンズも良くマッチします。ズミクロン 50mm固定鏡胴やズミルックス Steel Rimなども実に映えます。 数年...
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Leica DII / IIf
製造番号は9万台、1932年製のライカ DIIを、後年ライツにてライカ IIfにアップグレードした個体です。一見リペイントにも見えるような質感の塗り肌ですが、これで正解です。稀に見掛ける純正改造品。海外ではファクトリー・コンバージョンと呼ばれています。 ボディはバルナックの中でもよりコンパクトなDII時代のサイズながら、1/1000シャッター、視度補正、シンクロ、吊り環などが付き、より実用的な一台となっています。黒&クローム、いわゆるセミクローム。ツボを押さえた玄人好み...
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Leica M2 Early
KOOHE。製造番号93万台、1958年製のライカ M2初期型、ボタン巻き戻し。三脚ネジは細ネジ。本品はセルフタイマー無し、採光窓の目は細かく、巻戻しプッシュボタンは押すとロックされるタイプです。M2クロームでは一番人気のタイプでしょうか。 全体的にとても綺麗な一台です。各部のパーツはオリジナル、グッタペルカも当時のままで良い状態。M2初期はなかなか綺麗なものが出て来ません。お気に入りの35 / 50mmレンズやLeicavit MPを組み合わせて、セットを作りたくなる...
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Leica A / DIII + Elmar 50mm f3.5 Early
シリアル番号は13xx番。ElmaxからElmarに移行して間もない、1926年製のライカ A型を、後年ライカ DIIIにアップグレード改造がなされた個体です。ライツによる純正改造品。通称ファクトリーコンバージョン。 付属のレンズも時代に見合って、旧エルマーを距離計連動のライカLマウントに改造したもの。ヘリコイド番号は1番です。 ボディ、レンズ共にかなりの使用感は見られますが、目立ったアタリや凹みは見られず、大切に使い込まれてきた個体であることを伺わせます。製造から10...
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Leicaflex SL Chrome
ライツのコードは10011。119万台、1968年製のライカフレックス SL。梨地のクロームボディ。発売初年度の個体です。TTL測光を採用。1/2000シャッターを装備。2カムのレンズがメーターと連動します。 本品は多少使用感は見られますが、露出計を含め作動快調で、実用にちょうどよいコンディション。ズミクロン-R、ズミルックス-Rなど、リーズナブルで描写の良いレンズが揃っており、色々と楽しめる1台です。純正の前キャップが付属します。 各部の動作正常です。露出計も適正に動...
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Leica M6 Black Chrome
10404。ライカ M6クラシック。ブラッククローム。ファインダー倍率は0.72。本品は199万台、1993年製。LEICA CAMERA GMBH。現代でもM6は実用機として一級品と言えるでしょう。当店でも根強い人気を誇るカメラです。本品はとても綺麗な一台。整備済みですので安心してお使い頂けます。ドイツ語の取扱説明書と純正ストラップが付属します。 2022年3月に専門業者にてファインダー清掃、ブライトフレーム調整、露出計他、各部の点検を行いました。巻き上げレバー等の各...
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Leica A
製造番号は37xxx。1930年製の新エルマー付ライカ A型です。既に製造から90余年を経ているライカ A型は、改造やアップグレードされている個体も多いのですが、本品は塗装や各部のパーツも往時のオリジナル状態を保っています。ペイントの剥げ具合もほど良く、大切に使われてきた印象を受ける素性の良い一台です。付属の前キャップも当時モノ。コンディションも見合っています。35ミリフィルムのカメラの原点的モデル。シンプルな操作、今となっては愛らしいデザイン、今日のライカの名声を築い...