1950/51年製のライカ Ic。ライツのコードはOEGIO。製造番号は52万台。ライカ・スタンダードの後継機として1949年に登場しました。
一定の条件でルーティン化された撮影や、科学向けなどを主な目的として供給されたモデルで、ファインダー類がありません。
2つのアクセサリーシューを装備しており、現代ではレンズやファインダー、距離計などのアクセサリーの組み合わせが愉しいカメラ。
ズマロン 35mmとSBKOOファインダーを装着してスナップシューターなどなど、お好みの一台を仕立ててみましょう。
トップカバーや底蓋に薄い擦れ、底蓋に三脚取り付け痕が見られますが、目立った傷やアタリはありません。グッタペルカや各部パーツはオリジナルで、かなり綺麗な外観です。
2024年1月にシャッター幕交換を含むOH済。各部の操作感スムーズに仕上がっており、しっとりとした作動音です。
広角レンズとファインダーをセットして、距離計でのピント合わせから解放された自由な撮影を楽しむのも一興。新鮮な撮影フィーリングを求める方にも丁度良い、使い頃のキレイ目ライカ Icです。