ライツのコードはOEGIO。製造番号は52万台。1950/51年製のライカ Icです。ライカ・スタンダードの後継機として1949年に登場。
一定の条件でルーティン化された撮影や、科学向けなどを主な目的として供給されたモデルで、ファインダー類がありません。
2つのアクセサリーシューを装備しており、現代ではレンズやファインダー、距離計などのアクセサリーの組み合わせが愉しいカメラ。ズマロン 35mmとSBKOOファインダーを装着してスナップシューターなどなど、お好みの一台を仕立ててみましょう。
トップカバー刻印付近に擦れ、吊り環や底蓋にやや擦れが多く見られます。グッタペルカや各部パーツはオリジナルを保っており、比較的良好な外観コンディション。
2023年7月にOHを施しました。各部の操作感スムーズに仕上がっています。
広角レンズとファインダーをセットして、距離計でのピント合わせから解放された自由な撮影を楽しむのも一興。新鮮な撮影フィーリングを求める方にも丁度良い、使い頃のライカ Icです。