バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツのコードはGOOEF。製造番号は90万台。1957年製。
戦後ライツ絶頂期に製造された、ライカIIIg。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでも感じ取れます。ライカM3の技術も投入され、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵。使い勝手バツグンのバルナックライカ。
4箇所ほどのアタリと傷が見られますが、全体的にはなかなか綺麗で清潔な印象の1台です。オーバーホール済みで実用に。ご奉仕品です。
クロームメッキ、グッタペルカの肌がパリッとした清潔感のある個体です。惜しむらくは、4点ほどのアタリと傷が見られる点。巻戻しノブ付近のトップカバーの前部と後部にそれぞれ深めの傷とアタリ、シャッターレリーズ付近のトップカバーの角部に傷、底蓋の背面部にアタリが見られます。他、トップカバー上面や底蓋下面はとても綺麗なだけに実に惜しい！
が、気兼ね無く使い込むにはちょうど良い頃合いのIIIgです。
2024年1月にOHしたてのホヤホヤです。各部の動作滑らかに仕上がっています。ファインダーの見え味もスカッとクリア。使い倒して頂きたい一台です。
