カメラ
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Leica M5 Black Chrome
ライカ M5 ブラッククローム。136万台。1973年製。本品は3ラグ(吊り環が3つ)の後期型。ライツの製品コードは10502。 視認性の良い追針式露出計をファインダー内に内蔵。シャッター速度ダイヤルは右手の人差し指が自然に届く位置に設置され、ファインダーから目を離すこと無く、露出を確認しながらの速度調整が可能です。 実に使いやすい、素晴らしい設計のモデル。ライカ M4までと比べ大柄なボディとなりましたが、ホールディングの良さはピカイチでしょう。昔から玄人好みのM型ライ...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。 製造番号は93万台。1958年製。ライカMPやM3ブラック、軍用オリーブ、M2ボタンなどなど、魅力的なライカがわんさか出現してきた1950年代後半、ゴールデンエイジの製品です。 コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴ら...
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Nikon F2 Titan with Name
ニコン F2 チタン。報道機関向けに供給されていた、チタン仕様のニコン F2 アイレベルを一般向けに限定販売したモデル。ボディ向かって左側にTitanの刻印が入っています。通称ネーム付。 外装の上下カバー、ペンタプリズムカバーなどがチタン製。またシリアルナンバーもF2T 79XXXXという番号が振られています。 発売当時、お客様が新品で購入された一台。タイムマシンに乗って現れたかのような見事なコンディションです! レンズマウントにごくごく僅かな擦れが見られるのみで、新...
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Leica M typ240 Black Paint
ライカ M typ240、ブラックペイント。ライカのカタログNo.は、10770。ライカMの伝統を引き継いだ、レンジファインダー式デジタルカメラの第3世代モデル。フルサイズCMOSセンサーを採用し、M8、M9のCCDから大きく進化しました。 安定した動作性能とニュートラルな色調、2400万画素のセンサー、ライブビュー機能、動画撮影機能、M10と比しても持ちの良い大型な充電バッテリーなど、現在でも実用に足る機能と性能を持つモデルです。 当店でも長らく活躍しているカメラであ...
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Leica DIII
ライカ DIII。製造番号は11万台、1933年製。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。 手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされる佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたバルナックライカです。シャッターの最高速は1/500。 ニッケルメッキのレンズと合わせ、撮って良し、眺めて良し。...
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Leica M4 Black Paint
1968年3月に出荷されたライカ M4ブラックペイント、フルオリジナル。製造番号は120万台。本品は1967〜68年の118万台の2ロットに続く、M4 BPの3rdロット。ライツのカタログNo.は10402。 この辺りのM4BPとなると、仕様は大分固まったようで1969年以降のモデルとほぼ同じと思われます。 ライカ M3、M2黒にはやはり黒レンズが似合いますが、モダンなデザインとなったM4ブラックペイントには、クローム鏡胴のレンズも絶妙にマッチします。クロームのズミクロ...
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Leica M2 Black Paint
製造番号949xxx、1958年12月に出荷されたライカ M2ブラックペイントのファーストロット。グリップ感がより良い、人気のセルフタイマー無しボディ。 同じファーストロットでも、もう少し早い番号帯948xxxxだとボタン巻戻し、底蓋の開閉ラッチも黒塗りとなっているボディが多いですが、本品はレバー巻戻し、底蓋の開閉ラッチはクロームメッキ。 往年大分活躍されたようで、各部に軽微なアタリや黒塗装の剥げが見られます。また、使い込まれたボディが故に、過去のライツでのメンテの際、...
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Leica DII Black/Chrome
ライカ DII、ブラック/クローム。国内ではセミクロームとも呼ばれています。製造番号15万台の1935年製。 海外ではライカ II、またはモデルDとも呼ばれるDIIは、距離計を内蔵した初のライカで、エポックメイキングなモデル。 ピアノブラックのボディにクロームメッキのダイヤル類が配置された、通称セミクロームボディはブラック&ニッケルの渋さとはまた違った魅力があります。この前後の年辺りから主流となる、クローム仕上げのレンズ群との相性も抜群です。 本品は、ブラック/ニッケル...
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Nagel Pupille w/ Elmar 50mm f3.5
ナーゲル・ピュピレ。1931〜35年の製造。ドイツのNagel社がコダック社に吸収される直前に発表した製品です。3x4cm判。127フィルム使用。距離指標はmeter。 小柄ながら重量感タップリで、つくりも非常に良いカメラ。 本品はライツのエルマー 50mm f3.5を装備した、ピュピレの中でも一番人気のモデル。他にクセノン 50mm f2、クセナー 50mm f2.9と3.5、テッサー 50mm f2.8と3.5が付いたモデルがありました。 ニッケルメッキの鈍い輝き...
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Leica M2-R
1969年製造のライカ M2-R。M2-Rは、1966年に米陸軍向けに製造された、ライカ M2S (CAMERA STILL PICTURE KS15-4)の民生版とも言え、ライカ M2をベースとしながらM4のラピッド・ローディング機構が組み込まれています。 M2-Rという名前もニューヨーク・ライツの発注品で、約2000台のみの製造です。セルフの台座や底蓋等も通常のM2と異なります。やや稀少なモデル。M2-Rは比較的キレイめな個体が多いのですが、本品は時代なりに使われて...
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Leica M3
レンジファインダー式カメラの最高傑作、ライカ M3。ライツの製品コードは IGEMO。本品は製造番号86万台、1957年製のライカ M3前期型。 福耳ダブルストローク。佳き時代のM3。伝説的銘機、ライカMPが製造された時期の個体で、MPにも通じる仕様が各所に感じられます。 撮って良し、眺めて良し。作りも良く、コストをふんだんに掛けられた時代の満足度の高いM3です。今回のOHでリフレッシュ、製造から67年を経た現在でも一級品のカメラです。 ごく軽微な使用感は見られますが...
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Topcon RE Super Black Paint + RE Topcor 58mm f1.4
東京光学製。1963年登場の銘機、トプコン RE スーパー。オート・トプコール 58mm f1.4付。本品は精悍なブラックペイント仕上げモデル。1960年代終わり頃の製造です。 世界で初めてTTL測光方式を実現した35mm一眼レフ。ミラーにスリットを設け、測光素子を裏側に配置したミラーメーターを開発し採用。300mm f2.8やレトロフォーカス設計の広角レンズなど、優れたシステムを構築。 システムの優秀さと先進的な機能があいまって、高い評価を得た国産一眼レフ。2020年...
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Leica M11 Chrome
ライカM11 シルバークローム。ライカのカタログNo.は20203。 ライカM3登場以来、連綿と続くM型ライカの現行モデル。M8から数えて、M9、M240、M10に続き、第5世代目に突入したデジタルライカM。このシルバークロームはトップカバーに真鍮を採用し、伝統的なライカの雰囲気が濃厚に感じられます。 新開発の裏面照射型CMOSセンサーは、トリプルレゾリューション技術を採用。6000/3600/1800万画素を用途に応じて選択可能。シリーズ初のマルチ測光、ISOは64か...
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Leica Ic
1950/51年製のライカ Ic。ライツのコードはOEGIO。製造番号は52万台。ライカ・スタンダードの後継機として1949年に登場しました。 一定の条件でルーティン化された撮影や、科学向けなどを主な目的として供給されたモデルで、ファインダー類がありません。 2つのアクセサリーシューを装備しており、現代ではレンズやファインダー、距離計などのアクセサリーの組み合わせが愉しいカメラ。 ズマロン 35mmとSBKOOファインダーを装着してスナップシューターなどなど、お好みの一...
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Leica M4 Chrome
ライカ M4クローム。製造番号1175001からスタートしたライカ M4ですが、本品の製造番号は1178xxx。1967年製の初期のロット(厳密には3ロット目)です。ドイツ製。ライツの製品コードは10400。 ラピッドローディング機構や巻き上げクランクを搭載し、35/50/90/135mmのブライトフレームを内蔵。現行品のライカ M-Aに至るまで、外観や機能はM4のスタイルが踏襲されており、完成度の高いデザインや機能が魅力です。 つい最近まで馴染みのお客様がバンバン実用...
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Leica M5 Black Chrome
134万台。1972年製。玄人好みのM型、ライカ M5ブラック。本品は2ラグ(吊り環が2つ)の前期型。ライツの製品コードは10502。 視認性の良い追針式露出計を内蔵、シャッターダイヤルは指が自然に届く位置に設置され、ファインダーから目を離すこと無く撮影を楽しめる、実に使いやすいモデル。ライカ M4までと比べ大柄なボディとなりましたが、ホールディングの良さはピカイチ。 また、M5ブラックには黒レンズのみならず、ズミクロンやズミルックスなど、往年のクロームメッキのレンズも...
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Leica M3
コード名はIGEMO。75万台。1955年製のライカ M3前期型です。ダブルストローク(ツーストローク)。 グッタペルカを含め、各部のパーツは製造時のオリジナルのまま。やや角張ったバックドアのデザインやASA200のインジゲーター、旧系列シャッター、巻き戻し軸の1ドット、バックドア横が結晶塗りでは無くブラックペイント、トップカバーの4箇所のマイナスネジなどなど、段付きとも共通する、質実剛健・クラシカルな初期M3の雰囲気。この番号帯のM3の佇まいは初期モノ好きにはたまりま...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツのコードはGOOEF。製造番号は90万台。1957年製。 戦後ライツ絶頂期に製造された、ライカIIIg。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでも感じ取れます。ライカM3の技術も投入され、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵。使い勝手バツグンのバルナックライカ。 4箇所ほどのアタリと傷が見られますが、全体的にはなかなか綺麗で清潔な印象の1台です。オーバーホー...
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Leica If Black Dial
ライカ If前期型、ブラックダイヤル。ライツ製品コードはOEFGO。1951年製。ライカ IIIfからファインダー、距離計、スローシャッターを省いたモデル。最初の光学系省略機種Icの後継機とも言えます。 アクセサリーシューが2つ装備されており、組み合わせの自由度が高いカメラ。 広角レンズを装着しパンフォーカスでバシバシ撮影したり、お好みの外付けファインダーを乗せて目測撮影、はたまたFOKOSなどの単独距離計を載せて賑やかな軍艦部を眺めて愉しむなど、膨大なライツ製アクセサ...
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Canon F-1 Olympic 1980 Lake Placid
キヤノン F-1、1980年冬期オリンピック記念モデル。 開催地である米国ニューヨーク州レイク・プラシッドの名称が刻まれています。歴史上初めて人工降雪機が導入されたオリンピック競技会となりました。また、アイスホッケーの決勝戦では、米国代表が優勝候補のソ連を下し、金メダルを獲得。冷戦下でしたので、さぞやのHot Warとなったことでしょう。 そんなエピソードも思い出される記念モデルです。 新品同様品。使用感見られません。 各部の動作正常です。露出計も適正に動作しています...
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Canon F-1 Olympic 1976 Montreal
キヤノン F-1、1976年モントリオール・オリンピック記念モデル。製造番号は2983xx。 カナダ・ケベック州の州都モントリオールは、仏語圏としても知られています。開催に際して同市は巨額の債務を抱える事となり、2000年代に入ってやっと完済されたとのことです。今も昔もオリンピックや万博など、国を挙げてのイベントには先立つものが膨大ですね。 ちなみに、モントリオールオリンピックでは、北野武氏のおかげでお茶の間でも有名となった体操選手、ナディア・コマネチが7種目で満点を叩...
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Leica M8 Black Chrome
根強い人気を誇る、銘機 初代デジタルM型、ライカ M8。ライカ社のコードは10701。国内正規品。コダック製センサー特有の、何ともアナログ感のある写りが魅力的なモデル。 センサーサイズは個性的にもAPS-Hを採用。IRフィルターが薄いため、手持ちで赤外線写真が撮影できる数少ないデジタルカメラでもあります。シャッタースピードは最高1/8000。M11登場がするまで、M型デジタルの中では最高速をキープ。メカニカルシャッターとしては現在も最高速ですね。トップカバーにバッテリー...
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Leica 0-Serie
10500。1923〜24年にかけて僅か25台が試作された、0(ヌル)ライカの完全復刻版。2000台限定にて2000年に登場。 付属のレンズはライツ・アナスティグマット 50mm f3.5。オリジナルはノンコートですが、こちらはコーティング付。 実際に撮影が可能なレプリカですが、シャッター速度の設定をはじめ、その操作方法は大変ややこしいので、実写の際には取扱説明書が必携でしょう。巻き上げの際にはキャップをする必要があります。 実用と言うよりは、コレクション棚に飾り手に...
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Leica M6 Black Chrome
10404。ライカ M6クラシック。ブラッククローム。ファインダー倍率は0.72。28/35/50/75/90/135mmと充実したブライトフレームを装備。 バックドアのダイヤルでフィルム感度を設定します。内蔵露出計はファインダー内の赤色ダイオードで表示されます。 21世紀の現在もM6は実用機として一級品。信頼性も高く、完成度の高いレンジファインダー機です。最近、総本山ライカ社から復刻モデルも販売され、こちらも大きな話題を呼んでいます。 本品は170万台、1986年製造...
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Leica M4 Black Chrome 50 Jahre
ライカ M4 ブラッククローム、50周年記念モデル。製造番号は141万台。1925年のライカ A型発売から50周年を記念し、1975年に発売されました。ボディ正面左側に、LEICAと50 JAHREのロゴが並びます。本品と同時にM5、CL、SL-2にも50周年記念モデルが登場しました。トップカバー裏面には限定モデルの個体番号が刻まれています。 35/50/90/135mmのファインダー・ブライトフレームを装備し、ラピッドローディング機構を採用。実用に優れたカメラとして高...
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Nikon F2 Photomic A Black
795万台。ほぼ最終期の黒ボディのニコンF2 フォトミックA。ボディとファインダー、それぞれのシリアル番号は元箱記載の番号と一致しています。取説やクラブの案内カードなどの紙モノ、クリーナークロスなどの付属品も揃っています。 使用感少なく、往時の新品の雰囲気をしっかりと味わえる1台。整備も行き届いており前オーナー様の愛情が感じられます。 新品に近しい半つやのペイント肌がしっかりと感じられます。巻き上げレバー付近のトップカバー背面にわずかなテカリ、底蓋に軽微な擦れが見られ...
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Nikon New F
とても綺麗なニコン・ニュー F。740万台。クローム仕上げ。 高い信頼性、豊富で質の高いレンズ群、アクセサリー類の充実などにより、世界のカメラ界におけるザ・スタンダードとなった、銘機ニコン Fの最後期モデル。非常にタフで今なお現役で活躍できる、日本が誇る素晴らしい一眼レフカメラです。 筋金入りのニコンコレクターから譲り受けた、リアル・コレクチブル・ピース。 使用の形跡は見られず、限りなく新品に近いコンディション。 各部の動作正常です。ファインダーを覗くと3点ほどのごく...
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Leica M3 + Summicron 50mm f2
著名ライカコレクター、ポール・ヘンリー・ハスブロック(Paul-Henry van Hasbroeck)氏の著書、「LEICA IN COLOUR」の68ページに掲載されている、ライカ M3と固定鏡胴ズミクロンのセットそのものです。 番号一致の元箱や保証書が付属します。コレクターから出たリアルコレクチブルアイテム。 ボディの製造番号は110万台、1964年製。レンズは178万台、1960年製。元箱と保証書には、ボディのシリアル番号のみが記載されています。保証書によると、...
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Leica IIIf Red Dial
ライカIIIf レッドダイヤル。69万台。ライツの製品コードはLOOHN。ライカ M3発売初年度の1954年製。セルフタイマー付。IIIfの最終型です。 高い完成度を誇るIIIfは、これまでのライカと同様に、国内外の様々なメーカーがお手本としてそのコピー機を製造したモデルでもあります。 ライカ IIIfは生産台数も多く価格もこなれていると共に、トラブルの少ないモデルでもあります。 バルナックライカ入門にも好適な一台。なかなか状態の良い革ケースが付属します。 目に付くよ...
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Witness + Super-Six 2inch f1.9 (L)
英国のPeto Scott社が製造し、イルフォード社が販売したライカコピー機、ウィットネス。1952年頃の製造です。製造台数350台以下と言われるレアカメラ。 古今東西数多あるライカコピーの中でもひときわ秀逸なデザインで、Witnessのロゴも最高、Tシャツを作りたくなる格好良さ。 当初、WitnessにはDaron 50mm f2.9が標準装着される予定でしたが、それではスペックが凡庸との理由で、急遽大口径のダルメイヤー・スーパーシックス 2inch f1.9が採用さ...
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Canon 7 Black Paint + Canon 50mm f0.95
稀少、キヤノン 7 オリジナルブラックペイントと、夢の大口径キヤノン 50mm f0.95のセット。威風堂々たる佇まい。 1961〜64年に製造され、セレン式連動露出計、ファインダー倍率0.8倍、35/50/85/100/135mmのファインダー枠を内蔵したキヤノン 7は、実用機としても使い易いライカ・コピー機。 ボディの製造番号と一致した元箱付。元箱記載のようにレンズは当初50mm f1.8が付いていたようですが、本品には堂々たる大口径f0.95レンズと、それを納める...
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Leica A
ライカ A型、新エルマー付。シリアルは3万台。1930年の製造です。ライツ社の製品コードはLEICA。海外ではライカ I、またIAとも呼ばれます。距離表記はメートル。 良い風合いのライカA型。グッタペルカも含め、各部のパーツは1930年製造当初からのオリジナル。初期のライカらしいシンプルなデザインと、つくりの良さを味わえます。当時モノの金属製前キャップが付属します。 自然な使用感が見られる雰囲気の良いA型。使用による黒塗装の僅かな剥げは見られますが、アタリや目立った傷...
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Leica M4 Black Chrome
ライカ M4 ブラッククローム。ライツのカタログNo.は10402。製造番号138万台、1974年。ドイツ製。 M3とM2の後継として生まれたM4は、その総合的な使いやすさから今もなお愛好家が多いモデルです。35/50/90/135mmのブライトフレームを装備。ライカメーターを避けるように配置された巻き上げクランクも、M6そしてM7に至るまで踏襲されています。 M4ブラッククロームボディは、黒レンズのみならずクロームのレンズ群もさりげなく似合います。 グッタペルカも含め...
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Leica IIIa
1939年製。製造番号33万台のライカIIIa。板金時代のバルナックライカ。ライツのコードはAGNOO。本品の三脚ネジは太ネジ。 DIIIに1/1000秒シャッターが追加されたIIIaは、当時スポーツ写真撮影用としても大いに活躍したそうです。 DIII以前は黒塗りボディが主役でしたが、このIIIaからクローム仕上げがバルナックライカの主流となってゆきます。 ライカ DIIIから採用された吊り環、視度補正、スローシャッター等はそのまま装備されており、実用的なバルナックとし...
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Leica M1 Olive Bundeseigentum
西ドイツ国防軍用ライカ M1。Bundeseigentum。製造番号109万台。本品は1964年に供給されたモデルで、M1オリーブ後期型・最終ロット。トップカバーはM2タイプ。35mmと50mmのブライトフレームが内蔵されています。M1オリーブの製造台数はわずか208台とされています。 James L. Lager氏の名著「An Illustrated History Vol.1」に本品と非常に近い製造番号、1098164が掲載されています。 ボディ背面、及びエルマー ...
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Leicaflex SL Chrome Olympic
ライカフレックス SL オリンピック。1972年、ドイツ・ミュンヘンでのオリンピック開催を記念して、発売された限定モデル。1000台ほどが製造されました。本品はクローム。限定番号は043。ライツのカタログNo.は、10011。ドイツ製。TTL露出計内蔵。 本品は未使用に近いコンディション。露出計を含めて、作動も申し分ありません。割れてしまいがちな、プラスチックの赤いマウントボタンもオリジナル。 番号一致の保証書、取説、ゴージャスなボディキャップ、元箱まで揃ってコレクシ...
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Rolleiflex 2.8B
独フランケ&ハイデッケ製の二眼レフカメラ。f2.8の大口径高速レンズを採用したローライフレックス 2.8B。 先代の2.8Aが不評だったため、1952年に投入されました。輸出用として販売され、アメリカ市場が主力だったようです。生産期間は短く、翌1953年には生産終了。シリアル番号から、本品は最終期に製造された個体と推測されます。 付属のレンズはCarl Zeiss Jena製のBiometar 80mm f2.8。ビオメターでの撮影が楽しめる唯一のモデルとして知られてい...
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Leica MD
ライカ MD。ライツの製品コードは10101。製造番号114万台、1966年の製造です。ライカ M2をベースとした、ファインダー無しのモデル。M1からビューファインダーを取り除いたモデルとも言えます。ビゾフレックスや工業用などを目的に作られました。生産台数は少なく、3200台程度にとどまります。 MDには特殊な底蓋も用意されており、フィルムにデータを記録できるようになっていますが、本品はM2やM3と同じ通常の底蓋が付いています。本体重量は約500g、同時代のM3やM2と...
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Summicron 50mm f2 (M) Chrome
固定鏡胴ズミクロン50mmの第一世代、前期型。製造番号159万台の1958年製。製品コードはSOSIC-MS、後に11818。距離表記はfeet。 6群7枚構成の変形ガウスタイプ。コントラストに重点を置いて設計された結果、解像度もUP、銘玉の誉れ高い一本です。 ズミクロンは現在も製造が続くライカを代表するレンズですが、クロームメッキの質感高く、美しいフォルムを持った第一世代は根強い人気です。眺めて良し、撮って良しのザ・オールドレンズ。どのM型ボディに装着しても、実に良く...
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Leica M3 Olive Bundeseigentum
西ドイツ国防軍用ライカ M3。Bundeseigentum。製造番号110万台。シボの目が細かい後期ロット。1964年に製造番号1100401〜1100450の50台のロットで供給された個体のうちの一台です。各部オリジナルコンディション。エルマー 50mmにもBundeseigentum刻印有り。オリーブのセットケース付。珍品。店頭にて売約済みとなりました。ありがとうございます。底蓋など各部に擦れはありますが、アタリや目立った傷は見られず、とても良いコンディション。20...
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Nikon F2 Data
ニコン F2データ、デッドストック品。アイレベルファインダー。 1976年に登場。MF10データバックを組み合わせることにより、フィルム画面の左端に、年・月・日、時・分・秒(専用のSEIKO製三針時計!)、手書きメモを写し込むことができます。時計はアナログ時計がそのまま写り込むと言う、何とも愛嬌のある設計。 番号一致の元箱、日本語取説、保証書(昭和55年)、ニッコールクラブ案内、クリーナークロスなどの書類一式が付属します。MF-10は付属しません。コレクションにどうぞ!...
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Leica M2 Early
ライツの製品コードはKOOHE。製造番号94万台、1958年製のライカ M2初期型、人気のボタン巻き戻し。 本品はセルフタイマー無し、採光窓の目は細かく、巻戻しプッシュボタンは押すとロックされるタイプです。三脚ネジは太ネジ。 全体的にとても綺麗な一台。各部のパーツはオリジナル、グッタペルカも当時のままで良い状態です。M2初期はなかなか綺麗なものが出て来ません。 お気に入りの35 / 50mmレンズやLeicavit MPを組み合わせ、セットを作りたくなる一台です。 当...
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Leica M3
製造番号86万台、1957年製のライカ M3前期型。コード名はIGEMO。ダブルストローク(ツーストローク)。 グッタペルカを含め、各部のパーツは製造時のオリジナルのままで素性の良さを感じさせます。 2022年のOHでリフレッシュ、バンバン撮影をお楽しみいただきたいキレイ目な福耳M3クローム。純正ボディキャップ付。 当店販売品が出戻って来ました。大切にお使いいただき、販売時と同様の良好なコンディションです。 底蓋に細かな擦れ傷がやや多く見られ、アクセサリーシューには線...
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Leica M10 Black Chrome
独ライカ社製レンジファインダー式デジタルカメラ。ブラッククローム仕上げ。ライカの製品コードは20000! メイド・イン・ジャーマニーらしい質感優れた作りは、他社とは一線を画したイイモノ感に溢れています。コスパでは語れない、モノの魅力が詰まったカメラ。 ボディの厚みや高さ、つまりサイズ感はライカM6TTLと同じというこだわりが泣かせます。2400万画素のフルサイズCMOSセンサー、金属製の堅牢なボディ、直感的に操作できる設計など、実にライカらしいイズムに満ちた1台。 従来...
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Leica M4 Black Chrome
ライツのカタログNo.は10402。製造番号138万台、1974年、ドイツ製のライカ M4ブラッククローム。 M3とM2の後継として生まれたM4は、その使いやすさから今もなお愛好家が多いモデル。35/50/90/135mmのブライトフレームを装備。ライカメーターを避けるように配置された巻き上げクランクも、M6そしてM7に至るまで踏襲されています。 ブラッククロームボディながら、黒レンズのみならずクロームのレンズもさりげなく似合います。 グッタペルカも含めオリジナル状態を...
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Leica M2 Black Paint
製造番号100万台、1960年7月に出荷されたライカ M2ブラックペイント。セルフタイマー付。適度に使い込まれた、精悍な黒塗りモデルです。グッタペルカを含め、各部のパーツはオリジナル。 今回の整備でリフレッシュ、作動快調で実用にも好適です。 巻き上げレバー付近のコーナーにアタリの修正痕、Leitzのロゴ付近に軽微な凹み、トップカバーの前面や背面部などに軽微なアタリが見られます。年代なりの使用感はありますが、往年丁寧に使い込まれてきた思われ、ペイントの剥げ具合も絶妙、雰...
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント。126万台。1970年11月に出荷された一台。しっかりと使い込まれた出で立ちが実に良い雰囲気です。 グッタペルカも含め、各部パーツは全てオリジナル。既にかなりイイ感じに成熟していますが、今回のOHでリフレッシュ、更にガンガン使い込んで自分色に育て上げてください。 M3、M2ブラックペイントにはやはり黒レンズが似合いますが、M4黒にはクローム鏡胴レンズも良くマッチします。懐の広い普遍的デザインです。 当店過去販売品です。お客様に大切に使われ、...
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Leica M3
IGEMO。名機中の名機、ライカ M3発売初年度の1954年製。製造番号は706xxx。福耳のダブルストローク。ブライトフレームの切り替えレバーはまだありません。 巻上げノブの中心軸はマイナス、マウント12時位置は封印無しのマイナスネジ、旧系列シャッター、トップカバー背中のビス留め、ASA200のバックドア、アクセサリーシューのネジ形状など、M3段付きにも通じるM3初期ならではの特徴が見られます。 ライカM型シリーズの原点モデル M3は、この後も創意工夫が重ねられて時代...
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Nikon SP Black Paint
ニコン・レンジファインダーカメラの最高峰、ニコン SP、オリジナル・ブラックペイント。製造番号は621万台。チタン幕シャッター。距離表記はfeet。 ライカでは得られない、カラフルなブライトフレームと、片目がファインダーと一体化したような気分になれる等倍ファインダーに心躍ります。 今回のフル整備でリフレッシュ、これからガンガン使い込んで頂きたい一台です。 往年さぞかしご活躍されたのでしょう、各部に使用による塗装の剥げが見られます。また、距離調整ダイヤル付近、巻戻しクラ...
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Leica IIIf Red Dial
ライカ IIIf レッドダイヤル、LOOHN。製造番号81万台の1956年製。1950年に登場したライカIIIf、初期モデルはセルフタイマー無し、シンクロ番号表記が黒文字(ブラックダイヤル)、その後赤文字(レッドダイヤル)となります。本品はセルフタイマーが追加された最終型。 高い完成度を誇るこのライカ IIIf、これまでのライカと同様に、様々なメーカーがお手本としてそのコピー機を製造したモデルでもあります。シボの目が粗めなグッタペルカの握り心地も良いですね。 ライカ I...
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FOCA Universal RC + Oplarex 50mm f1.9
光学機器メーカーとして戦前から軍事用機器等を製造していた、フランスのOPL社(Optique et Precision de Levallois)の距離計式カメラ、フォカの最終モデル、フォカ・ユニバーサル RC。通称U.R.C。フォカの最終型にして最上級モデル。シャッター速度はT、B、1〜1/1000。1962〜63年の製造です。 一見すると巷に溢れるバルナックライカ型カメラですが、レバー式巻上げやバヨネットマウントなど独自の機構を持ち、直線基調のボディデザインも新鮮で...
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Nikon F Photomic + Nikkor Auto 50mm f1.4
製造番号647万台、初期のニコンF フォトミック。クローム。TTLになる前の初期の外光式露出計を装備したモデルです。1962年頃の製造と思われます。付属のレンズはニッコールSオート 50ミリ f1.4。 なんとも無骨なデザインが目を引きますが、高い信頼性と優れた操作性を両立した銘機ニコンF、今もなお愛用される方も多いです。ニコンSと共用されているボディデザインは握りやすく、そして堅牢なつくり。本品はボディ、ファインダー、レンズ共に時代の合ったセットです。 底蓋に軽微な...
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Leica IIIg
バルナック・ライカの最終モデル、ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。 製造番号は93万台。1958年製。ライカMPやM3ブラック、軍用オリーブ、M2ボタンなどなど、魅力的なライカがわんさか出現してきた1950年代後半、ゴールデンエイジの製品です。 コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴ら...
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Leica IIIf Red Dial
製造番号66万台の1953年製。ライカIIIfのレッドダイヤル。本品はセルフタイマー無しのスッキリタイプです。三脚ネジは大ネジ。 バルナック型ライカの後期のモデル。機構も安定し、充実した機能が整ったライカ IIIfは、使い易さと作動の安定性が光るモデル。 同時期に登場したM3に比べ、二回りほど小振りなボディで、沈胴エルマーなどを装着すればポケットにも収まるサイズ感が魅力です。 今回のフル整備でリフレッシュ、バルナックライカ初心者は勿論、レンジファインダーが初めての方のエ...
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FOCA Universal RC + Oplar 50mm f2.8
フォカの最終型にして最上級モデル、フォカ・ユニバーサル RC。通称U.R.C。 光学機器メーカーとして戦前から軍事用機器等を製造していた、フランスのOPL社(Optique et Precision de Levallois)製造の距離計式カメラ。シャッター速度はT、B、1〜1/1000。1962〜63年の製造です。 一見すると巷に溢れるバルナックライカ型カメラですが、レバー式巻上げやバヨネットマウントなど独自の機構を持ち、直線基調のボディデザインが新鮮です。黒とクロー...
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Leica 0-Serie
10500。1923〜24年にかけて僅か25台が試作された、0(ヌル)ライカの完全復刻版です。2000台限定にて2000年に登場。 付属のレンズはライツ・アナスティグマット 50mm f3.5。オリジナルはノンコートですが、こちらはコーティング付。 実際に撮影が可能なレプリカですが、その操作方法は大変ややこしいので、実写の際には取扱説明書が必携でしょう。本品はフルセット、日本語取説も付属します。 使用感見られず綺麗な外観です。各部の動作正常。本品は革ケース、書類、中箱...
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Leitz Rangefinder Filter ORAKO
ライツの製品コードはORAKO、後に14057。ライカ DII / DIII / IIIa 用の距離計フィルター。本品はクロームメッキ。 装着すると距離計の二重像がオレンジ色となり、コントラストが向上、ピント合わせがラクになります。地味ながら実用的なアクセサリー。 紛らわしい名前ですが、IIIb以降には「OKARO」が適合します。見た目はほぼ同じですが、少々径が違いますのでお間違いなく。 取り付けたままカメラバック等に収納すると、いつの間にか外れていることがあります。紛...
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Rollei 35 Black Germany
コンパクトカメラの銘機、ローライ 35。本品は初期のドイツ製、ブラックペイント。 目測式ながら、慣れるととても使いやすいカメラです。40mmレンズで被写界深度が深く、6mから先は無限遠となり、またピント合わせは大まかでも大丈夫。絶妙な画角のテッサー 40mmの落ち着いた描写もたまりません。 ローライ 35の黒ドイツ製はシリーズ一番人気ですが、最近はコンディションが良い物が少なくなってきました。 コンパクトで何処へでも持ち出せる、フィルムカメラ初心者から上級者まで、幅広い...
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Leica DIII
1933年製のライカ DIII、製造番号は11万台。ライツの製品コードはAFOOV。ブラック&ニッケルメッキ仕上げ。海外ではモデル F、ライカ IIIとも呼ばれています。 手にすっぽりと収まるサイズ感、黒塗装とニッケルの落ち着いた色合いに癒やされるような佇まい。吊り環、視度補正付きの内蔵距離計、スローシャッターを装備しており、機能面でも完成度が高く、実用面でも優れたライカ。シャッターの最高速は1/500。 ニッケルメッキのレンズと合わせ、撮って良し、眺めて良し。目立った...
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Nikon SP Black Paint + Motor Drive S-36
ニコン SPブラックペイントの初期に、S-36初期モータードライブ、小判型バッテリーケースのセット。 SPボディのシリアルは62024xx、S36モータードライブは942xx。布幕シャッター。 小判型バッテリーケースは接点が2個の後期タイプ。無印の接点が普通撮影用、Rはリモート撮影用です。単3電池6本を収納。この小判型バッテリーケースは、S2E型及びSP型用モータードライブのごく初期に付属したそうで、数はかなり少ないようです。 ボディ、モードラ、バッテリーパック共に非常...