〜28mm
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Summaron 28mm f5.6 (L)
ズマロン 28mm f5.6、通称赤ズマロン。近年まさかの復刻版が発売されました。1956年製造の本品の製品コードはSNOOX。前モデル、ヘクトール 28mm f6.3より一段明るくなりました。製造番号は141万台。距離表記はメートル。レンズ構成は4群6枚のガウス型。赤ズマロンは、ヘクトール 28mm f6.3の後継モデルとして1955年にデビュー、1963年まで製造されました。フィルター径はヘクトール28mmと同じく、36mmかぶせ、A36。戦後ライツの絶頂期に作られ...
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Super-Angulon-R 21mm f4 (3 cam)
スーパーアンギュロン-R 21mm f4。3カム。製造番号308万台、1980年製造。ライツのカタログNo.は11813。ライカフレックスSL用として、1968年に登場。先代のf3.4から明るさは下がりましたが、レンズ後端の突出が小さくなり、ミラーアップが不要となりました。当初は2カムでしたが、1977年からは3カムに。1992年まで販売された、ロングセラー・レンズ。ライカ初採用のレトロフォーカスレンズ。製造はシュナイダーによるOEM供給。8群10枚構成。多数のレンズを...
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Nikkor 21mm f4 (S)
日本光学製の超広角レンズ、ニッコール-O 21mm f4。ニコン Sシリーズ用。1959年の登場です。4群8枚構成。シリアル番号は621xxx。頭の3ケタは捨て番です。距離表記はmeter。このニッコール 21mm f4、ニコン F用はかなり流通していますが、このニコンS用は製造本数が非常に少なく、わずか298本の製造と言われています。付属の専用ファインダーは5群5枚構成。ファインダーのシリアル番号は600xxx。プラスチック製で軽量です。本来はこのファインダー専用の深...
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Elmarit-M 21mm f2.8 (M)
ライツ製広角レンズ、エルマリート-M 21mm f2.8のE60後期型。ライカの製品コードは、11134。製造番号は、336万台。1985年製。ライカの21mmレンズとしては初めてレトロフォーカス設計が採用され、M5やCLを含む全てのM型ライカで使えるようになりました。6群8枚設計。最短撮影距離は0.7m。フィルターサイズはE60。本レンズには付属しませんが、適合フードは12543。スーパーアンギュロンのような明確な色被りは見られず、使い勝手も良いレンズです。使用感なく...
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Summilux-M 21mm f1.4 ASPH (M) Black
ズミルックス-M 21mm f1.4 ASPH. 。ライカの製品コードは11647。現行モデルの高速大口径超広角レンズ。本品はシリアル番号408万台、2009年製造。ブラッククローム仕上げ。6bitコード付。8群10枚構成で非球面2面、フローティング構造を採用。最短撮影距離は0.7m。フィルターはシリーズ8に対応し、ねじ込み式フードとレンズの間に挟み込みます。超広角ながらも、絞り開放寄りでは被写体を浮き立たせることができます。なかなか難しいレンズですが、使いこなせば他で...
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Hektor 28mm f6.3 (L)
ヘクトール 2.8cm f6.3。クローム後期型。HOOPYCHROM。製造番号は79万台、1950年製。距離表記はmeter。本品はコーテッド。1935年から製造されてきたヘクトール 28mmの中でも、終わりの方のロットで、戦前モデルとデザインが僅かに異なります。一番大きな変更点は、それまでレンズ後端部にあったシリアル番号の記載がレンズ前面となったこと。ライカのレンズの中では、最も小柄なヘクトール 28mm。バルナックだけで無く、M/Lリングを経由してM型ライカに装着...
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Super-Angulon 21mm f4 (L/M)
最初期のスーパー・アンギュロン 21mm。ライツのゴールデンエイジ、1958年に222本製造されたうちの一本と思われます。後のコードは11002K。製造番号は160万台。ライツ銘ですが、シュナイダー製造の超広角レンズ。ちなみにシュナイダーの製造番号が入った同レンズもあり、こちらはかなり稀少、コレクターズアイテム。4群9枚構成。ライカMマウントですが、イモネジを外しカプラーを取り外せば、ライカ・スクリューマウントとしても使えます。最短撮影距離は0.4m(距離計連動は1mか...
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Elmarit 28mm f2.8 (M) Red Scale
初代エルマリート 28mm f2.8の初期型。赤文字、レッドスケール。9枚玉とも呼ばれる銘玉です。ライツの製品コードは11801。製造番号は219万台、1966年製。ライツカナダによる製造です。無限遠ストッパーはブラックペイント。6群9枚構成の非レトロフォーカス型で、レンズ後端の出っ張りが大きいレンズ。ライカM5とCLでは、測光用アームが鏡胴後端と干渉し装着できませんのでご注意ください。メリハリを感じさせるくびれたスタイル、精悍な赤文字、アクセントとなるストッパー付きの...
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Summaron 28mm f5.6 (L)
ズマロン 28mm f5.6、通称赤ズマロン。前モデル、ヘクトール 28mmのf6.3より一段明るくなりました。製造番号は155万台の1958年製。ライツの製品コードはSNOOX。距離表記はメートル。レンズ構成は4群6枚のガウス型。ヘクトール 28mm f6.3の後継モデルとして1955年にデビュー、1963年まで製造されました。フィルター径はヘクトール28mmと同じく、36mmかぶせ、A36。ライカ M3〜MP〜M2が登場する、戦後ライツの絶頂期に作られたレンズ。その...
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Angenieux 28mm f3.5 (L)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11、ライカ・スクリューマウント。後期型。フランスのP.Angenieux社製。1957年の製造です。距離計連動。feet表記。レトロフォーカスタイプの6群6枚構成。パープル系の美しいコーティング。レンズ先端は一回り大きくなっており、くびれのある独特のデザイン。藍色のアルミアルマイト地と梨地クロームメッキのローレットのツートンが洒脱、流石のフランス製。こんなに洒落た28mmレンズも無いでしょう。Lマウントのアンジェ28mm...
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Angenieux 28mm f3.5 (Exakta)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11。エキサクタマウント。1953年製。鏡胴の3本の銀色バンドがアクセント、本品はローレットの刻みが細かいR11前期型。レトロフォーカス・タイプの6群6枚構成。プリセット絞り。フィート表記。最短撮影距離は2feet。なお、R11は前期と後期でフィルター径が異なり、前期は56mm、後期は58mmです。一目でアンジェニューとわかる端正な鏡胴デザイン。この前期型は後期型と比べフィルター径がやや小さく、すっきりコンパクトな印象です...
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Hologon 15mm f8 (M)
Carl Zeiss製のライカ Mマウント用レンズ、ホロゴン 15mm f8のフルセット。魚眼ではない画角110度の超高性能超広角レンズ。1972〜76年の間に、約350本が製造されたと言われています(500本の説もありますが、過去の販売履歴からそこまでは無いと思われます)。ライツのカタログナンバーは11003。フィルター径はE60。特殊形状の中玉を持つ3群3枚構成。絞りはf8の固定。直線は直線として描写する素晴らしい性能のレンズですが、周辺光量が大幅に不足するので、付...
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Nikkor 25mm f4 (S)
日本光学製の広角レンズ、W-ニッコール 25mm f4の後期型。ニコン Sシリーズ用。コンタックス用トポゴン 25mm f4に続いて登場、1953年の発売当時は、35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇った超広角レンズです。レンズ構成はもちろんトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差は見られず、絞り開放ではほど良い柔らかさを伴った、明瞭な像を結びます。トポゴンと比較してもかなりシャープな描写。なお、このニッコール 25mm f4は、ニ...
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Summilux-M 21mm f1.4 ASPH (M) Black
ズミルックス-M 21mm f1.4 ASPH。11647。現行モデルの高速大口径超広角レンズ。414万台。ブラッククローム仕上げ。8群10枚構成で非球面2面、フローティング構造を採用。最短撮影距離は0.7m。フィルターはシリーズ8に対応し、ねじ込み式フードとレンズの間に挟み込みます。超広角ながらも、絞り開放寄りでは被写体を浮き立たせることができます。絞り込んで行くと超広角と相まってパンフォーカスとなり、深い被写界深度を使って鮮明でクリアな撮像が得られます(目盛り読みf...
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Elmarit 28mm f2.8 (M)
11801。246万台、1970年製のエルマリート 28mm 第2世代、6群8枚構成。フィルター径はE48。無限遠ロック無し。レトロフォーカス型デザインの採用により、後玉の出っ張りが少なくなり、ライカ M5やCLでも使用できるようになりました。また、露出計内蔵ボディでの露出補正が不要となり、実用性にも優れます。f4〜f5.6にかけて、少し絞った時の中心部の立体感が素晴らしいレンズです。当店過去販売品です。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻ってきました。今回で3回目の...
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Elmarit 28mm f2.8 (M) Red Scale
エルマリート 28mm f2.8の初期型、通称9枚玉。人気のレッドスケール。カナダ製。ライツの製品コードは11801。製造番号206万台。1964年製。6群9枚構成の非レトロフォーカス。くびれたスタイル、精悍な赤文字、しっとり収まる黒塗りの無限遠ストッパー、質感描写や柔らかなボケ味で、歴代Elmarit 28mmの中でも特に人気のある一本です。フィルターはE48、または12501フードとセットで、シリーズ7フィルターを使用。なお、ライカ M5とCLには装着できませんので...
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Angenieux 28mm f3.5 (L)
映画用レンズで著名な、仏 P.Angenieux社製。アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11。純正ライカ・スクリューマウント。絞りやヘリコイドリングのローレットの刻みが太くなった後期型。1956年の製造。距離計連動。feet表記。レトロフォーカスタイプの6群6枚構成。パープル系のコーティングが美しいレンズです。レトロフォーカス設計らしく、レンズ先端が大きく、くびれのある独特のデザイン。一目でアンジェニューと判る、濃藍色のアルミアルマイト地と梨地クロームのロ...
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Distagon 18mm f4 (Contarex)
コンタレックス用超広角レンズ。ディスタゴン 18mm f4。西独カール・ツァイス製。製造番号449万台、1967年に製造された一本。1967年から1972年にかけて2500本が生産されました。レトロフォーカスを採用し、後群の吐出が抑えられたのでミラーアップの必要がありません。最短撮影距離は0.3m。レンズ単体の重量は実測で355gです。鏡胴先端部のフィルター脱着跡やごく軽微な擦れなど、多少の使用感は見られますが、全体的には綺麗な一本です。各部の動作正常です。ガラスには強...
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Biogon 21mm f4.5 (Contarex)
¥135,000
カール・ツァイス・オーバーコッヘン製のコンタレックス用超広角レンズ、ビオゴン 21mm f4.5。コンタックス IIa/IIIa用でも名声を得ている銘玉。1959年に登場し、1962年まで販売されました。本品は製造番号325万台、1964年製。生産本数は4000本。重量は実測で270g。5群8枚構成。非レトロフォーカスの対称型のため、レンズ後端が突出しています。使用時にはミラーアップが必要で、目測での撮影となります。専用ファインダーを、コンタレックスのアクセサリーシュー...
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Distagon 25mm f2.8 (Contarex) Black
カール・ツァイス製の超広角レンズ、ディスタゴン 25mm f2.8。コンタレックス・マウント。黒鏡胴。1963年に登場し1973年まで製造されました。本品は397万台、1965年の製造です。重量は実測で448g。7群8枚構成のレトロフォーカス・タイプ。最短撮影距離はわずか17cm。寄って引いて、超広角レンズらしい楽しさが味わえるレンズです。使用感少なく、綺麗な鏡胴です。へコイドリングにアクセントとなっているシルバーのバンド部に2点ほどの小傷が見られます。2025年4月に...
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Biogon 21mm f4.5 (Contax)
ビオゴン 21mm f4.5、レンジファインダー・コンタックスマウント。Contax IIa、IIIa用に供給された超広角レンズです。戦後カールツァイス製。距離表記はfeet。1952年4月に出荷された一本。前後対称型で後玉が大きく張り出しているため、アダプターを介してM型カメラには装着できませんのでご注意を。他のデジタル機でも干渉する懸念がありますので、装着する際は慎重にそ〜っとお願いします。多少の制約はありますが、往時からその描写には大変定評のある戦後ツァイスの銘レ...
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Summilux-M 21mm f1.4 ASPH (M) Black
ズミルックス-M 21mm f1.4 ASPH. 。11647。現行モデルの高速大口径超広角レンズ。479万台、2020年製造。ブラッククローム仕上げ。8群10枚構成で非球面2面、フローティング構造を採用。最短撮影距離は0.7m。フィルターはシリーズ8に対応し、ねじ込み式フードとレンズの間に挟み込みます。超広角ながらも、絞り開放寄りでは被写体を浮き立たせることができます。使いこなせば他では得られない描写が楽しめるでしょう。絞り込んで行くば超広角と相まってパンフォーカスと...
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Hektor 28mm f6.3 (L)
戦前のヘクトール 2.8cm f6.3。HOOPYCHROM。1938年製。クローム仕上げ。距離表記はmeter。絞りは大陸式。ノンコート。数多あるライカのレンズの中でも、最も小柄なヘクトール 28mm。バルナックだけで無く、M/Lリングを経由しM型ライカに装着しても、極薄デザインが良くハマります。クロームボディは勿論、ブラックペイントにも良くマッチするでしょう。適合フードはややレアなラッパ型フード、SOOHN。スタイルの良いフードで知られています。後継モデルの銘玉・赤...
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Elmarit 28mm f2.8 (M) Yellow Scale
エルマリート 28mm f2.8 1st 後期、イエロースケール。通称9枚玉。219万台、1966年製。非レトロフォーカス設計。スーパー・アンギュロンを元にした対称型レンズです。ライカM5やCLでは露出計アームが干渉するため、お使い頂けませんのでご注意ください。28mmのブライトフレームが存在しなかった時代のレンズのため、35/135mm枠が表示されます。くびれたスタイル、アクセントとなる無限遠ストッパー、雰囲気と解像感のバランスが素晴らしい写りで高い人気を誇るレンズで...
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Elmarit 28mm f2.8 (M)
ライツカナダ製造のエルマリート 28mm f2.8。第2世代、6群8枚構成。レトロフォーカス設計の採用で後玉の突出が少なくなり、ライカM5やCLでも使用可能になりました。ライツの製品コードは11801。製造番号252万台、1972年製。フィルター径はE48。無限遠ロック無し。最短0.7mまで寄れ、発色のバランスも良く、実戦でこそキラリと光る存在です。f4付近まで絞ると、素晴らしい中心部の立体感。フイルム、デジタルを問わずお楽しみ頂ける優等生的な一本。当店販売品です。お客...
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Elmarit-M 24mm f2.8 (M) ASPH Black
ライカ製広角レンズ、エルマリートM 24mm f2.8 ASPH. ブラック。ライカMマウント。製品コードは11878。1996年に登場。本品は377万台、1996年登場初年度に製造された1本です。5群7枚構成、非球面1面を採用。最短撮影距離は70cm。フィルター径はE55。重量は実測で277g。後発のズミルックスM 24mm f1.4はその倍近い重量ですので、持ち歩きの点では軍配が上がります。28mmより少し短い焦点距離は使い勝手も良好。ライカSLシリーズ用の標準ズー...
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Super-Angulon-R 21mm f4 (3 cam)
スーパーアンギュロン-R 21mm f4。3カム。製造番号316万台、1981年製。ライツのカタログNo.は11813。ライカフレックスSL用として1968年に登場しました。先代のf3.4から明るさは下がりましたが、レンズ後端の突出が小さくなり、ミラーアップが不要となりました。当初は2カムでしたが、1977年からは3カムに。1992年まで販売された、ロングセラー・レンズ。製造はシュナイダーによるOEM供給。ライカ初採用のレトロフォーカスレンズ。8群10枚構成。多数のレン...
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Nikkor 25mm f4 (S)
W-ニッコール-C 25mm f4、前期型。ニコン S用。コンタックス用トポゴン 25mm f4に続いて登場、1953年の発売当時は35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇ったレンズです。レンズ構成もトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差は見られず、絞り開放ではほど良い柔らかさを伴った、明瞭な像を結びます。トポゴンと比較してもかなりシャープな描写。なお、このニッコール 25mm f4は、ニコンS用交換レンズの中で唯一ボディのヘリコイ...
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Summaron 28mm f5.6 (L)
ズマロン 28mm f5.6、通称赤ズマロン。前モデル、ヘクトール 28mmのf6.3より一段明るくなりました。製造番号は155万台の1958年製。ライツの製品コードはSNOOX。距離表記はメートル。レンズ構成は4群6枚のガウス型。ヘクトール 28mm f6.3の後継モデルとして1955年にデビュー、1963年までの製造です。フィルター径はヘクトール 28mmと同じく、36mmかぶせ、A36。ライカ M3〜MP〜M2が登場する、戦後ライツの絶頂期に作られた製品です。素晴...
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Elmarit 28mm f2.8 (M) Red Scale
エルマリート 28mm f2.8の初期型、通称9枚玉。人気のレッドスケール。ドイツ製。ライツの製品コードは11801。製造番号206万台。1964年製。6群9枚構成の非レトロフォーカス。くびれたスタイル、精悍な赤文字、しっとり収まる無限遠ストッパー、質感描写や柔らかなボケ味で、歴代Elmarit 28mmの中でも特に人気のある一本です。フィルターはE48、または12501フードとセットで、シリーズ7フィルターを使用。なお、ライカ M5とCLには装着できませんのでご注意く...
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Hektor 28mm f6.3 (L)
戦前のヘクトール 2.8cm f6.3。HOOPYCHROM。1939年製。クローム仕上げ。距離表記はfeet。絞りは大陸式。本品は淡いブルー系のコーティングが施されています。戦後の早い時期、ライツにてコーティング処理がされたものと思われます。ライカのレンズの中では最も小柄なヘクトール 28mm。バルナックだけで無く、M/Lリングを経由しM型ライカに装着しても、極薄デザインが良くハマります。クロームボディは勿論、ブラックペイントにも良くマッチするでしょう。純正適合フード...
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Elmarit-M 28mm f2.8 (M) ASPH Black
エルマリート-M 28mm f2.8 ASPH.。エルマリート 28mmとしては第5世代製となり、非球面レンズが採用されました。ねじ込み式フードとなった現行品11677の1つ前のモデルです。現行のライカ社の製品コードは11606。製造番号は400万台、2004年製。6bitコード付。6群8枚構成。最短撮影距離は0.7m。レンズ本体のみの重量は180gと、なんともありがたい軽さ。コンパクト軽量ながら、必要十分な明るさをもった広角レンズ。フィルターサイズはE39。細部まで緻...
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Nikkor 25mm f4 (S)
日本光学製の広角レンズ、W-ニッコール 25mm f4の後期型。ニコン S用。コンタックス用トポゴン 25mm f4に続いて登場、1953年の発売当時は35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇った超広角レンズ。レンズ構成はもちろんトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差は見られず、絞り開放ではほど良い柔らかさを伴った、明瞭な像を結びます。トポゴンと比較してもかなりシャープな描写です。なお、このニッコール 25mm f4は、ニコンS用交...
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Summicron-T 23mm f2 ASPH
ズミクロン-T 23mm f2 ASPH. ライカの製品コードは、11081。現行のライカLマウント。ライカT、TL、CL用の単焦点レンズ。6群9枚構成。非球面2面を採用。最短撮影距離は35cm。後にSummicron-TLと改称されましたが、レンズそのものは同じです。APS-Cサイズの23mmですので、35mmフルサイズ換算では35mm相当となります。コンパクトな鏡胴で、重量はわずか155g(実測)と嬉しい軽さ。ライカT、TL、CLに合わせれば、より軽さが活きるでしょ...
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Nikkor 28mm f3.5 (S)
W-ニッコール 28mm f3.5。日本光学のレンジファインダー機、ニコンSシリーズ用の広角レンズ。ライカ Lマウント用を含めて約1万本作られたと言われています。本品は、軽量なアルミ製鏡胴にブラックペイント仕上げの後期型。オルソメター型の4群6枚構成。淡いコーティングが施されています。feet表記。実測でわずか99g。軽量でコンパクトな良いレンズです。レンズが奥まったすり鉢状のデザインで、フード要らず。このレンズには専用の円形フードも用意されていましたが、こちらはかなり...
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Angenieux 24mm f3.5 (Exakta) Chrome
アンジェニュー 24mm f3.5 Type R61。エキザクタマウントの最終型、自動絞りタイプ。クローム。1963年製。鏡胴下部のレバーで自動絞りとマニュアル絞りを切り替えます。このタイプはエキザクタ用とアルパ用が供給されました。独特なダイヤル式の絞り操作と個性的なデザインが流石のフレンチレンズ。ちなみに見掛けることはやや少ないですが、黒鏡胴もラインナップされていました。レトロフォーカスの8群8枚構成。開放付近では中心部はしっかりと結像したシャープな写りで、周辺はやや...
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Super-Angulon-R 21mm f4 (3 cam)
スーパーアンギュロン-R 21mm f4。3カム。製造番号239万台、1970年製。ライツのカタログNo.は11813。ライカフレックスSL用として1969年に登場しました。製造はシュナイダーによるOEM供給。ライカとしては、初採用のレトロフォーカスレンズです。8群10枚構成。多数のレンズを用いて補正を行っており、歪みは少なく、解像度が高く、周辺光量落ちも少ない、優れたレンズとなりました。最短撮影距離は0.2m。feet、meter併記。エッジ部分の塗装もしっかり残って...
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Hektor 28mm f6.3 (L)
ヘクトール 28mm f6.3、ライツの製品コードはHOOPYCHROM。製造番号35万台、1937年製造の。クローム鏡胴。ノンコート。距離はメートル表記。絞り表記は大陸式。3群5枚のレンズ構成。1935年から赤ズマロン 28mmにバトンタッチする1955年までの20年間、長きに渡り製造されました。ライカのレンズの中では最も小さく、バルナックと組み合わせた際の機動力は言うまでもありませんが、M型ライカに装着すればそのコンパクトさは際立ちます。時代を超えて現行のデジタルM...
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Elmarit 28mm f2.8 (M)
11801。エルマリート 28mm f2.8 2ndモデルの初期、通称ストッパー付き。カナダ・ライツ製。製造番号は231万台。M4ブラックペイントなどが多く製造された1969年の製造です。1stよりガラスが1枚少ない6群8枚構成に変更、レトロフォーカス型となりました。後玉の出っ張りが少なくなり、M5やライカCL、ミラーレスデジタル等でも問題なく使用できます。ライカM4-P以降のモデルでは、28mmのファインダー枠が出ます。適合フィルターはE48。コントラストと解像力の高...
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Super-Angulon-R 21mm f4 (3 cam)
スーパーアンギュロン-R 21mm f4。3カム。製造番号315万台、1981年製。ライツのカタログNo.は11813。ライカフレックスSL用として1969年に登場。当初は2カムで、ライカR3登場に伴い3カムとなりました。製造はシュナイダーによるOEM供給。ライカとしては、初採用のレトロフォーカスレンズです。8群10枚構成。多数のレンズを用いて補正を行っており、歪みは少なく、解像度が高く、周辺光量落ちも少ない、優れたレンズとなりました。最短撮影距離は0.2m。feet、...
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Hektor 28mm f6.3 (L)
ヘクトール 28mm f6.3、ライツの製品コードはHOOPYCHROM。製造番号42万台、1938年製造の。クローム鏡胴。ノンコート。距離はメートル表記。絞り表記は大陸式。3群5枚のレンズ構成。1935年から製造開始され、1955年に赤ズマロン 28mmへとバトンタッチするまでの20年間の長きに渡り製造されました。ライカのレンズの中では最も小さく、バルナックと組み合わせた際の機動力は言うまでもありませんが、M型ライカに装着すればそのコンパクトさは際立ちます。時代を超え...
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Canon 28mm f3.5 (Contax)
キヤノン製28mm広角レンズ。コンタックスRFマウント。1951年発売のセレナー28mm f3.5の流れを汲む一本。1954年のアサヒカメラに広告掲載されました。コンタックス IIa/IIIaの時代に発売されたレンズです。レンズ構成は4群6枚のガウスタイプ。淡いブルー・パープル系のコーティング。フィート表記。最短撮影距離は約90m。レンズ銘板には赤文字でコンタックスを意味する「CT」の刻印が刻まれています。キヤノンがレンジファインダーコンタックス用レンズを製造するとは、...
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Canon 28mm f2.8 (L)
キヤノン 28mm f2.8、ライカ・スクリューマウント。1956年に登場した28mm f2.8の後期型。Peter Kitchingman氏著、「Canon M39 Rangefinder Lenses 1939-1971」によると、本品はタイプ3に分類されます。クローム鏡胴。4群6枚構成。ヘリコイドはm表記。フィルター径は40mmねじ込み。キヤノンRF用の28mmとしては、最も大口径な一本。大変コンパクトな外観で、機動性抜群。後玉の出っ張りも少ないレンズです。純正の...
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Canon 25mm f3.5 (L)
1956年、キヤノンがライカ・スクリューマウントのレンズに力を注いでいた時期に登場した超広角レンズ。3群5枚構成。発売当時は超広角では最も明るい大口径レンズでした。距離表記はフィート。絞り開放では、中心部の描写は大変シャープながら、周辺部はゆるやかに落ち、印象的な絵が撮れるレンズです。キヤノンのオールド広角レンズ群は、良い雰囲気を醸し出すレンズが多いようです。この25mmレンズはデジタルライカMでの撮影でも、色被りしないのが嬉しいポイント。薄型コンパクトなスタイルで、カ...
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Nikkor 28mm f3.5 (S)
W-ニッコール 28mm f3.5。日本光学製。ニコンSシリーズ用の広角レンズ。ライカ Lマウント用を含め、約1万本作られたと言われています。本品は、軽量なアルミ製鏡胴にブラックペイント仕上げの後期型。4群6枚構成のオルソメター型。feet表記。実測でわずか99gと軽量コンパクトです。レンズが奥まったすり鉢状のデザインで、フードが無くとも安心して撮影が可能です。このレンズには専用の円形フードも用意されていましたが、こちらはかなりレアなもの。ニコン Sは勿論のこと、現代の...
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Hektor 28mm f6.3 (L) Nickel
稀少なニッケル仕上げのヘクトール 2.8cm f6.3。27万台、1935年製。ヘクトール発売初年度の一本。距離計連動。距離表記は嬉しいメートル。大陸絞り。ガラスはノンコート。ライツ製レンズ群の中でも最小サイズを誇るコンパクトなレンズ感。ニッケル版は、ブラック&ニッケルのライカDIIやDIIIに合わせるのが王道でしょうが、ブラックペイントのM型ライカと合わせても、実に良い雰囲気。レンズが付いていることを忘れてしまいそうなほどにコンパクトで、持ち歩き時の軽快さは群を抜きま...
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Summaron 28mm f5.6 (L)
ズマロン 28mm f5.6、通称赤ズマロン。前モデル、ヘクトール 28mmのf6.3より一段明るくなりました。製造番号は150万台の1957年製。ライツの製品コードはSNOOX。距離表記はメートル。レンズ構成は4群6枚のガウス型。ヘクトール 28mm f6.3の後継モデルとして1955年にデビュー、1963年までの製造です。フィルター径はヘクトール 28mmと同じく、36mmかぶせ、A36。戦後のライツ絶頂期に作られた製品です。素晴らしい描写のみならず、クロームメッキ...
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Nikkor 25mm f4 (S)
W-ニッコール・C 25mm f4の前期型。日本光学製の広角レンズ。ニコン S用。コンタックス用トポゴン 25mm f4に続いて登場、1953年の発売当時、35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇った超広角レンズです。レンズ構成はもちろんトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差を感じさせず、絞り開放ではほど良い柔らかさを伴った、明瞭な像を結びます。なお、このニッコール 25mm f4は、ニコンS用交換レンズの中で唯一ボディのヘリコイド...
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Yashinon-DX 21mm f3.3 (M42)
ヤシカ製超広角レンズ、ヤシノン-DX 21mm f3.3。M42マウント。日本製。レンズ後端が突出しており、一眼レフ機でミラーアップして目測で撮影することを前提に作られたレンズです。ライツのSuper Anglon-R 21mm f3.4より僅かに(微かに?)明るいところは競争意識の表れでしょうか。絞り開放付近では、はっきりとした周辺の流れや甘さが感じられます。中央を浮き立たせるような撮り方を意識すると良い結果が得られるでしょう。絞り込むにつれ周辺のやわらかさは収まり、...
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Elmarit 28mm f2.8 (M)
11801。246万台、1970年製のエルマリート 28mm 第2世代、6群8枚構成。フィルター径はE48。無限遠ロック無し。レトロフォーカス型デザインの採用により後玉の出っ張りが少なくなり、ライカ M5やCLでも使用できるようになりました。また、露出計内蔵ボディでは露出補正が不要となり、実用性にも優れます。f4〜f5.6にかけて、少し絞った時の中心部の立体感が素晴らしいレンズです。12501フード、社外品ですがフードキャップが付属します。12501フードには使用に伴う...
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Super-Angulon-R 21mm f3.4 (R)
スーパー・アンギュロン-R 21mm f3.4。ライツの製品コードは11803K。ライカフレックスと共に1964年に登場した、ライカRマウントの広角レンズ。こちらの個体は初年度の1964年製、精悍なレッドスケール。レンズ後端の突出が非常に長く、ミラーアップした状態で使用します。ライカフレックス専用レンズですので、その後に続くライカ社製一眼レフカメラでは使用出来ません。デジタルミラーレス機などで使用される場合には、レンズ後端が干渉しないかどうかを十分に確認しながらご使用く...
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Nikkor 21mm f4 (S)
日本光学製の超広角レンズ、ニッコール-O 21mm f4。ニコン Sシリーズ用。1959年の登場です。4群8枚構成。シリアル番号は621xxx。頭の3ケタは捨て番です。このニッコール 21mm、ニコン F用は個体数も多く流通していますが、このニコンS用は製造本数が非常に少なく、わずか298本のみの製造と言われています。距離表記はmeter。フィルター径は43mm。専用ファインダーは元箱付き。5群5枚構成。シリアル番号は600xxx。プラスチック製で軽量です。専用の深底リ...
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Super-Angulon-R 21mm f4 (3cam)
スーパー・アンギュロン-R 21mm f4。ライツの製品コードは11813。ライカフレックスと共に1964年に登場した、ライカRマウントの広角レンズ。製造番号282万台、1977年製。最短撮影距離は0.2m。レトロフォーカスタイプとなり後玉の出っ張りが少なくなり、ミラーアップは不要、一眼レフファインダーやTTL測光によるメーターとの連動が可能となりました。12506フード、シリーズ 8.5UVaフィルターが付属します。絞りやヘリコイドのローレット部や各部に黒塗装剥落ちが...
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Elmarit-R 24mm f2.8 (ROM)
エルマー-R 24mm f2.8。ROM。ライツの製品コードは11813。383万台。1998年製。レンズ構成は7群9枚。ライツ独自のフローティング機構を採用。フィルター径はE60。ライカフレックス SL-2用として1974年に登場し、その後はRシリーズ対応となり長らく販売されてきたレンズ。使い易い画角、f2.8と余裕のある明るさ、最短撮影距離は約30cmと使い勝手の良い一本。超広角のようには歪みませんので、自然な写りの広角といえるでしょう。12523フード、前後キャッ...
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Topogon 25mm f4 (Contax)
トポゴン 25mm f4。戦後Carl Zeiss Jena製のコンタックス・レンジファインダー用 超広角レンズ。1950年頃の製造です。Tコーティング付。距離表記はメートル。最短撮影距離は0.9m。距離計には非連動です。ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした、対称構造の4群4枚構成。35mmカメラ用で唯一トポゴンの描写が楽しめるレンズ。絞り開放付近では優しく淡い写りが周辺落ちと相まって、雰囲気の良い画を描きます。ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出...
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Angenieux 28mm f3.5 (Exakta)
アンジェニュー 28mm f3.5 Type R11。シルバーのバンドがキラリと美しい後期型。1957年製。距離表記はfeet。レトロフォーカス・タイプの6群6枚構成。エグザクタマウント。プリセット絞り。フィート表記。最短撮影距離は2feetです。なお、R11は前期と後期でフィルター径が異なり、前期は56mm、後期は58mmとなります。アンジェニューならではの美しい鏡胴デザイン。絞り開放付近での穏やかな描写と、絞り込んだ時のほど良くシャープな写りと対照的な味わいを堪能で...
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Angenieux 28mm f3.5 (Alpa)
仏アンジェニュー 28mm f3.5。タイプ R11。アルパ用マウント。自動絞りバージョン。精悍な黒鏡胴。Type R11は1953年に登場。本品は1971年の製造で、R11では最後の方の個体です。6群6枚構成。レトロフォーカス設計。精悍なブラック仕上げに赤文字と白文字が映えるデザイン。自動絞り、マニュアル絞り切替式。ダイヤルを回すことで絞り値の設定を行うという凝ったつくり。タイプ R11はエキザクタマウントやM42マウントがメジャーですが、アルパ、プラクチナ、レクタフ...
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Canon 28mm f2.8 (L)
キヤノン製広角レンズ。ライカスクリューマウント。距離計連動。1956年登場。本品は28mm f2.8では最終バージョンで、1970年代前半の製造です。4群6枚構成。メートル表記。フィルターは40mmねじ込み。設計は同社の85mm f1.5やf1.9、100mm f3.5などを手がけた伊藤宏氏。f2.8の明るさを持ちながら、コンパクトでよく写る広角レンズです。使用感少なく、かなり綺麗な外観です。目立つ傷や擦れはありません。各部の動作正常、絞り羽根も綺麗です。距離計連動もバ...
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Super-Angulon 21mm f3.4 (M) Black
超広角レンズ、スーパーアンギュロン 21mm f3.4。製造番号278万台、1976年製。ブラックローム仕上げ。製造はシュナイダーです。ライツの製品コードは11103。フィルターサイズはE48、もしくは12501フードと併用でシリーズVIIを用います。距離計連動は最短1mまでとなりますが、目測では0.4mまで接写ができます。ライブビュー全盛の現代では嬉しいポイント。後玉がかなり突出していますので、アダプター経由でカメラに使用する場合には、レンズ後端がカメラ内部と接触しな...
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Topogon 25mm f4 (Contax)
Carl Zeiss Jena製、コンタックス用トポゴン 25mm。1940年代の終わり頃の製造です。 ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした、対称構造の4群4枚構成。Tコーティング付き。距離計には非連動ですが、絞っての目測撮影も楽しい一本。距離リングの表記はメートルです。 ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出された超広角レンズは、本来は航空写真が開発目的だった様です。非常にRがキツく小さなガラスで、製造は困難を極めたと言われています。製造本数は10...