〜35mm
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Elmar 35mm f3.5 (L)
ノンコートの戦前エルマー 35mm f3.5。EKURZCHROM。40万台、1937年製。フィート表記。3群4枚構成。ライツ製レンズとしては、ヘクトール 28mmに次いで2番目に薄いレンズです。 絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気も良く、オーソドックスながら使い込むとなかなか奥の深いレンズで、近年再評価されています。 適合フードはFLQOO、またはFOOKHですが、当店オリジナルの絞り操作機能付き FB-07 フードも、ケラれずにお使い頂けます。 純正前後キャップが付属...
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Summicron-M 35mm f2 ASPH (M) Black
11673。ズミクロン-M 35ミリ f2 ASPH.、現行品です。ブラック。5群7枚構成。最短撮影距離は0.7m。E39。ねじ込み式の角形フード。現行のM型ライカにベストマッチなレンズの一つでしょう。伝統のズミクロンの系譜を引き継ぐ準広角レンズ。 専用フード、フードキャップ、前後キャップ、ポーチ、取説、保証書(期限切れ)、検査証、元箱が付属します。 フードのカドにごくごくわずかな擦れが見られる他には、使用感無くとても綺麗な一本です。 各部の操作感滑らかです。距離計連...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
11309。ドイツ製のズミクロン 35mm f2の第2世代、6枚玉。8枚玉に続くモデルです。製造番号239万台の1970年製。絞り操作リングが突起状になっている6枚玉の中でも初期のモデル、通称ツノ付です。 初代の8枚玉に続き、こちらも程度の良い物を探すのがなかなか難しくなってきました。8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、ほど良いヘリコイドの回転角と指先へフィットするフォーカスノブに始まり、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、実力と魅力が詰まっています。 このツノ付モデル...
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Summicron-M 35mm f2 (M) Black
11310。1987年製。5群7枚構成となった、ズミクロン 35mm f2の第三世代。通称7枚玉。ブラック。ドイツ製。海外ではそのボケ味の良さから「Bokeh King」とも。 外観は大分簡素化されましたが、ライカMの広角レンズとして正常に進化。描写はさすがのライツ。濃厚なボケ味、豊かな階調が得られる素晴らしい描写力と解像力です。ミニマルで機能的デザインも魅力で、実測156gと軽量な点も嬉しいポイント。 フィルター径はE39。同時代の適合フードは12524ですが、IRO...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
11309。ズミクロン 35mm f2の第2世代、6枚玉ツノ付。8枚玉のすぐ後のモデルです。製造番号は246万台。1970年製。本品は絞り操作リングが突起状になっている6枚玉の中でも初期のモデル、通称ツノ付。カナダ製。 初代の8枚玉に続き、こちらも程度の良い物を探すのがなかなか難しくなってきました。8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、ほど良いヘリコイドの回転角と指先へフィットするフォーカスノブに始まり、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、魅力が詰まった良いレンズです。 ...
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Summilux-M 35mm f1.4 ASPH (M) Chrome
11675。ズミルックス-M 35mm f1.4 ASPH。シルバー。ドイツ製。2022年発売の現行モデルの一つ前のモデルで、2010年に販売開始されました。レンズは5群9枚構成で、現行モデルと同じです。独特の角形フードが現代ライカらしいデザインです。6bitコード付。フィルター径はE46。最短撮影距離は0.7m。 ダブルヘリコイドによるフローティング機構を採用、撮影距離で変化する各種の収差を補正しています。先代のASPH.での悩みどころが解消され、絞り開放から安心して...
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Summicron 35mm f2 (M3)
ライツのコードはSAMWO。後に11108。製造番号は167万台、1959年製のズミクロン 35mm 8枚玉。ドイツ製。ライカ M3用として設計されたメガネ付きズミクロン。プリズムによりM3の50mmのブライトフレームがそのまま35mm枠に変換されるという、実に凝ったつくりです。 メガネ無しのM2モデルよりやや重くはなりますが、最短撮影距離が65cmなのはアドバンテージ。メガネ付でもプリズムが綺麗なら、ファインダーの見え味を損ねません。銘玉の誉れ高い8枚玉ですが、究極形...
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Elmar 35mm f3.5 (L) Nickel
EKURZKUP。無番(シリアル番号無し)のニッケルエルマー 3.5cmです。ノンコート。距離計連動。距離計カムは通常のタイプです。距離表記はmeter。 かなり使い込まれた感のある外観ですが、ガラスは綺麗で実写テスト結果も大変良好でした。今回の入念な整備でリフレッシュ、黒/ニッケルのバルナックでバンバンお楽しみ頂きたい一本です。 全体的に使用感が見られます。マウント基部側面には打痕が見られますが、丁寧な整備によりマウント面は平滑に処理されていますので、問題無くカメラ...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
ズミクロン 35mm f2、第2世代。通称6枚玉。ライツの製品コードは11309。製造番号は248万台。1971年、カナダ製。 ライカの銘玉8枚玉を再設計、4群6枚構成となり、無限遠ストッパーが省略されました。本品は第2世代の初期、通称ツノ付のツノが省かれローレット刻みの絞りとなり、よりスッキリした外観となった2ndの2ndです(笑) 8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、魅力が詰まったレンズです。絞り開放ではやわらかく落ち着いた描写を...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
エルマー 35mm f3.5、クローム仕上げ。コーテッド。ライツのコードはEKURZCHROM。製造番号は58万台、1941年製。距離指標は嬉しいメートル表記。3群4枚構成のテッサー型。後年ライツによって、淡いパープルとアンバーのコーティングが施された個体と思われます。 エルマー 3.5cmは、ライツ製レンズの中でもヘクトール 28mm f6.3に次いで薄いレンズで大変コンパクト。適合フードはFLQOO、FOOKHの他、当店オリジナルの絞り操作機能付FB-07フードもお...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M)
11870。350万台。1989年製。Made in Germanyのズミルックス-M 35ミリ f1.4。球面ズミルックス 35mm 2ndは、1961年から1995年までモデルチェンジされずに製造され続けた長寿命レンズ。現在も非常に根強い人気を誇ります。本品はその最終バージョンです。適合フードは12504。 絞り開放時と絞り込んだ時の大きな描写の変化がその醍醐味でしょう。表現力に幅があり、懐の深いレンズです。 小型軽量でf1.4の明るさ、個性ある描写力、優れたデザイ...
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Summaron 35mm f2.8 (L)
製造番号166万台。1959年製のズマロン35mm f2.8。ドイツ製。SIMOO。後のコードは11006。4群6枚構成。前モデルのf3.5とレンズ構成は同じですが、新種ガラスを採用し、0.5段明るく解像度もUPしました。国際絞り。フィルターサイズはE39。製造開始はMマウントと同時ですが、スクリューマウントは一足先に製造終了となっており、製造本数はやや少なめです。最短撮影距離は1m。 8枚玉ズミクロンと鏡胴デザインを共有しており、なんともスタイリッシュ!IIIfやII...
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Summicron-M 35mm f2 (M) 1913-1983
1982年製のズミクロン 35mm f2、7枚玉の限定バージョン。ライツのコードは11310。 ウル・ライカ誕生70周年を記念して、800本程度が供給されました。ヘリコイドリングの側面部に、筆記体のライカロゴと1913-1983の年号が刻印されています。 5群7枚構成のズミクロン 35ミリの第三世代・7枚玉は、ライカMの広角レンズとして正常進化。外観は大分簡素化されましたが、濃厚なボケ味と豊かな階調が得られる素晴らしい描写力と解像力、ミニマルな機能的デザインが魅力です。...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) 1913-1983
オスカー・バルナック設計のウル・ライカ誕生70周年記念のズミルックス-M 35mm f1.4。11870。製造番号は319万台。1982年製。カナダ製。球面ズミルックス 35mm 2nd。本品はその第2世代ズミルクスの限定モデルです。 筆記体のライカロゴと1913-1983がヘリコイドリングに刻印されています。本品はイタリア限定モデルで、限定のM4-Pと同時に発売。イタリアでは、この35mm f1.4とズミルックス 75mm f1.4が、それぞれ150本ずつ製造されまし...
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Summaron 35mm f2.8 (M)
SIMON-M。後のコードは11306。製造番号は169万台、1959年製のニッパチズマロン。ズマロン 35mm f3.5と同じガウスタイプの4群6枚構成ですが、屈折率の高いランタンガラス採用で一段明るくなり、解像度が更にアップしました。また、フィートとメートルが両併記になったのも嬉しいポイント。純正フードはITDOO、またはIROOA。 ズミクロン 35mm 8枚玉の初期同様、マウント基部のいもネジを外すと、ライカスクリューマウントとしても使えます。Mマウント使用時の...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
製造番号は65万台、1948年製のエルマー 35mm f3.5。クローム仕上げ。ライツの製品コードはEKURZCHROM。レンズ構成は3群4枚のテッサータイプ。淡いブルーのコーティングが施された戦後品です。嬉しいmeter距離表記。適合フードはFLQOO、またはFOOKHですが、当店オリジナルの絞り操作機能付き FB-07 フードもお使い頂けます。 1932年から製造され続けたエルマー 35mmの中でも、終わりの方のロットです。ズマロンとはまた異なったオールドレンズ然と...
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Summaron 35mm f2.8 (L)
SIMOO / 11006。167万台。1959年製ズマロン 35mm f2.8。最初期にあたる個体です。ドイツ製。新種ガラスを採用し、先代のf3.5から0.5段明るくなりました。4群6枚構成のダブルガウス型。本品はやや少ないライカ・スクリューマウント。バルナックでもお楽しみいただけます。 8枚玉ズミクロンと鏡胴デザインを共有しており、スタイリッシュな外観で。鏡胴はそれなりに使い込まれた印象ですが、2021年のフルOHによりリフレッシュされています。 純正前後キャップが...
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Summicron 35mm f2 (M) Chrome
SAWOM、後のコードは11308。ズミクロン 35mm f2、8枚玉。カナダ製。クローム仕上げ。製造番号は185万台、1961年製。最短撮影距離は0.7m。 しっとり滲んだ絞り開放付近の描写が特徴的なライツの銘玉。絞るとグッと立体感が高まり、更に絞りこむと鮮鋭な写りへと変化します。美しい絵を求めて撮り方を模索したくなる、そんな一本。 描写はいわずもがな、ライツ黄金期らしい機能美溢れるデザインとつくりの素晴らしさも大きな魅力。ITDOOやIROOAフードを装着した、端正...
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Summilux-M 35mm f1.4 ASPH (M) Black
ズミルックス-M 35mm f1.4 アスフェリカル。ライカのコードは11874。製造番号365万台、1994年製。6bitコード付。本品は非球面レンズを2面採用した、初代ASPHERICAL(通称AA)の後継モデル。フィルター径はE46。専用の12589フードははめ込み式。 この世代のズミルックス 35mm ASPH.は、距離計連動が不安定な個体が多いのですが、本品はピント、連動調整済。絞り開放・最短撮影距離から無限遠まで結像感の高い見事な描写を見せます。繊細なボケ味...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
SOONC。163万台、1958年製。メートル表記。ライカ・スクリューマウントのサンハン・ズマロン。フィルター径がズミクロン等と同じ、E39となった後期型。以前のA36タイプと基本性能は同じですが、ルックスは少しモダンとなり、IROOAやITDOOフードも良く似合います。 戦後ライツの脂がのった時期に生産されたレンズで、梨地メッキの質感も高く、実に良いつくりです。 とても綺麗な外観です。使用感ほとんど見られず、美しい梨地メッキはライツ全盛期のクオリティを感じさせてくれ...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
エルマー 35mm f3.5、クローム仕上げ。ライツのコードはEKURZCHROM。製造番号は54万台、1940年製。ノンコート。距離指標は嬉しいメートル表記。3群4枚構成のテッサー型。ライツ製レンズとしては、ヘクトールに次いで2番目に薄いレンズです。 絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気も良く、オーソドックスながら使い込むとなかなか奥の深い一本。近年再評価されており、人気の高まりを感じます。適合フードはFLQOO、またはFOOKHですが、当店オリジナルの絞り操作機能付き ...
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Biogon 35mm f2.8 (Contax)
戦後Zeiss Opton製。ビオゴン 35mm f2.8。コンタックス IIa / IIIaの時代の製品です。真鍮に美しいクロームメッキ鏡胴。距離表記はfeet。淡い紫のTコーティング。 戦前ビオゴンの4群6枚から7枚構成となり、後玉の飛び出しも小さくなっています。アダプターを介してのM型ライカへの装着は、ボディ内部と鏡胴が干渉して出来ませんのでご注意ください(デジタルもフィルムもNGです)。純正前後キャップが付属します。 使用感ごく僅かで綺麗な外観を保っています。メ...
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Canon 35mm f2 (L)
キヤノン製ライカ・スクリューマウントの広角レンズ。4群7枚構成。1963年に発売された35mm f2の第1世代。設計は50ミリ f0.95、35ミリ f1.5やf1.8を設計した向井二郎氏。 廉価レンズと侮ることなかれ、f2の絞り開放からしっかりとした像を結ぶレンズです。穏やかな周辺落ちと相まって、オールドレンズらしい写りをお楽しみ頂けます。アルミ製で軽量な鏡胴は大きさもコンパクト。設計の良さが光ります。フィルター径は40mネジ込みです。 使用感わずかで綺麗な外観です...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M)
11870。347万台。1988年、ドイツ製のズミルックス-M 35ミリ f1.4。球面ズミルックス 35mm 2ndは、1961年から1995年までモデルチェンジされずに製造され続けた長寿命レンズ。現在も非常に根強い人気を誇ります。本品はその最終バージョン。 絞り開放時と絞り込んだ時の描写の大きな変化がその醍醐味でしょう。表現力に幅があり、懐の深いレンズ。小型軽量でf1.4の明るさ、個性ある描写力、優れたデザイン性、と類い稀なる完成度が故のロングセラー。 本品はほぼ新...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Aspherical
11873。346万台。ノクティルックス 50mm f1.2に続き、非球面レンズが採用された初代ズミルックス 35mm f1.4 アスフェリカル。通称AA(ダブルエー)。5群9枚構成。フィルター径はE46。2群目と5群目に非球面レンズを採用。製造に困難を極め、受注に生産が追いつかなかったと言われており、わずか数年で生産終了してしまいました。 現在もライカ社は時たまコスト度外視で、超一流のプロダクトを作り僕らを驚喜させ、その反面その価格と流通数の少なさで落胆させてくれます...
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Summilux 35mm f1.4 (M) Black
11870。254万台。1972年、カナダ製のズミルックス 35mm f1.4。第2世代。ライツを代表する大口径広角レンズで、初代Steel Rimから30年以上に渡って生産されたロングセラー。 開放付近でのフワリとやわらかな描写から、絞り込めば穏やかな空気感を残しつつシャープな描写、美しい線を描き出します。ズミクロンより線が細く、繊細な描写が持ち味です。 使い頃の純正12504 フード、純正シリーズ 7 UVaフィルター、純正前キャップが付属。すぐに撮影に出掛けられる...
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Planar 35mm f3.5 (Contax)
独カール・ツァイス製準広角レンズ、プラナー 35ミリ f3.5。戦後品。コンタックス IIa / IIIaの時代の製品ですが、以前のコンタックス各モデルにも装着可能。コーテッド。フィルター径は伝統の40.5mm。プラナー 35mmかビオゴン 35mm、迷われる方も多い共にツァイスの銘レンズ。 鏡胴は軽微な擦れや小傷、また黒塗料落ちなど、使用感は少々見られますが、まずまず良好な外観です。絞りやヘリコイド等、各部の動作はしっとり滑らかな操作感。 レンズは前玉にごく浅い拭き...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
EKURZCHROM。35万台、1937年製。ノンコートの戦前エルマー 35mm f3.5。クローム仕上げ。嬉しいメートル表記。3群4枚構成のテッサー型。ライツ製レンズとしては、ヘクトールに次いで2番目に薄いレンズです。 絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気も良く、オーソドックスながら使い込むとなかなか奥の深いレンズです。近年再評価されており、人気の高まりを感じます。適合フードはFLQOO、またはFOOKHですが、実は当店オリジナルの絞り操作機能付き FB-07 フードもお...
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Summicron 35mm f2 (M3)
ズミクロン 35mm f2 8枚玉。ドイツ製。ライツのコードはSAMWO。後に11108。ライカ M3用として設計された通称メガネ付。M3の50mmのブライトフレームがそのまま35mm枠に変換される凝ったつくり。 本品の製造番号は163万台。1958年に製造された、最初期のメガネ付8枚玉4本のうちの1本。フィルター枠はアルミ製です。 メガネ付でもプリズムが綺麗なら、ファインダーの見え味を損ねません。ただでさえ凝ったつくりの8枚玉ですが、究極形はこのメガネ付き8枚玉でしょ...
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Summilux-M 35mm f1.4 ASPH (M) Chrome
11675。ズミルックス-M 35mm f1.4 ASPH。シルバー。ドイツ製。2022年に発売された現行モデルの一つ前のモデルで、2010年に販売開始されました。レンズは5群9枚構成で、現行モデルと同じです。独特の角形フードが現代ライカらしいデザインを感じさせます。6bitコード付。フィルター径はE46。最短撮影距離は0.7m。 ダブルヘリコイドによるフローティング機構を採用、撮影距離で変化する各種の収差を補正しています。先代のASPH.での悩みどころが解消され、絞り...
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Summicron-M 35mm f2 (M) Black
11310。1986年、カナダ製。ズミクロン 35mm f2、7枚玉。ブラック。海外ではそのボケ味の良さから「Bokeh King」とも呼ばれています。 5群7枚構成のズミクロン 35ミリの第三世代・7枚玉は、ライカMの広角レンズとして正常進化を遂げています。外観は大分簡素化されましたが、描写はさすがのライツ。濃厚なボケ味と豊かな階調が得られる素晴らしい描写力と解像力です。今となってはミニマルな機能的デザインも魅力で、152gと軽量な点も好ましいですね。 フィルター径は...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
ノンコートの戦前エルマー 35mm f3.5。EKURZCHROM。33万台、1936年製。フィート表記。3群4枚構成。ライツ製レンズとしては、ヘクトール 28mmに次いで2番目に薄いレンズです。 絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気も良く、オーソドックスながら使い込むとなかなか奥の深いレンズで、近年再評価されています。 適合フードはFLQOO、またはFOOKHですが、当店オリジナルの絞り操作機能付き FB-07 フードも、ケラれずお使い頂けます。 純正前キャップが付属。外...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
11309。ズミクロン 35mm f2の第2世代、6枚玉ツノ付。製造番号は239万台。1970年製。本品は絞り操作リングが突起状になっている6枚玉の中でも初期のモデル、通称ツノ付。ドイツ製造。 初代の8枚玉に続き、こちらも近年は程度の良い物を探すのがなかなか難しくなってきました。8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、ほど良いヘリコイドの回転角と指先へフィットするフォーカスノブに始まり、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、魅力が詰まった良いレンズです。 このツノ付モデルに限...
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Summilux 35mm f1.4 (M) Black
11870。299万台。1979年、カナダ製。ズミルックス 35mm f1.4の第2世代。ライツを代表する大口径広角レンズで、30年以上に渡って生産されたロングセラー・モデル。M型ライカのルックスを引き出すデザインが光ります。 昔からクセ玉と呼ばれますが、クセ=特性を覚えてしまえば、懐の深いレンズとして心底楽しめるレンズ。開放付近でのふわりとしたやわらかな描写から、絞り込めば穏やかな空気感を残しつつ、シャープな描写へと変化します。 純正フードは12504、フィルターはシ...
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Summicron 35mm f2 (M3)
ライツのコードはSAMWO。後に11108。製造番号は165万台、1959年製のズミクロン 35mm 8枚玉です。カナダ製。ライカ M3用として設計された通称メガネ付き。M3の50mmのブライトフレームがそのまま35mm枠に変換されます。 メガネ無しのM2モデルよりやや重くはなりますが、最短撮影距離が65cmなのはアドバンテージ。メガネ付でもプリズムが綺麗なら、ファインダーの見え味を損ねません。ただでさえ凝ったつくりの8枚玉ですが、究極形はこのメガネ付き8枚玉と見るべき...
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Summicron 35mm f2 (M) Chrome
SAWOM / 11308。227万台。1968年製のズミクロン 35mm f2、クローム鏡胴。通称8枚玉。人気のドイツ製。最短撮影距離は0.7m。コーティング色はアンバー&パープル。 ライツ黄金期の製品らしい機能美溢れるデザインと、美しいクローム仕上げにウットリできるレンズ。いいモノ感に溢れています。 柔らかな絞り開放付近の描写が印象的です。少し絞るとグッと立体感が高まり、更に絞りこむと鮮鋭な描写へと変化します。 外観、ガラス共になかなか綺麗な一本、2022年8月ヨー...
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Summaron 35mm f2.8 (L)
SIMOO / 11006。167万台。最初期のズマロン 35mm f2.8、ライカスクリューマウント。1959年、ドイツ製。先代のf3.5から0.5段明るくなったニューズマロンは、新種ガラスを採用した4群6枚構成、ダブルガウス型。重量は143gと軽量です。 8枚玉ズミクロンと鏡胴デザインを共有しており、スタイリッシュな外観。IIIfやIIIgなどのバルナックライカに装着すると、見え目にも非常に映えます。 絞り開放では全体的に穏やかな描写ながら中心部の解像は良く、ドラマ...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
11309。製造番号は273万台、1975年製のズミクロン 35mm f2の第2世代、6枚玉。カナダライツによる製造、ツノ付の後に当たるモデル。初代8枚玉の様な高級感はありませんが、目立たずオーソドックスなスタイリングと快適な操作感で、旅のお供にも好適です。 フィルター径はE39。適合フードはズミルックス 35mmと同じく12504フード、または50mmと共用の12585です。 絞りリングに僅かに黒塗装落ちが見られますが、他は使用感少なくかなり綺麗な外観です。 202...
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Summilux-M 35mm f1.4 ASPH (M) Black
11874。363万台。1993年製。ズミルックスM 35mm f1.4 アスフェリカル。6bitコード付。本品は非球面レンズを2面採用した、初代ASPHERICAL(通称AA)の後継モデル。フィルター径はE46。繊細なボケ味の美しさは、さすがズミルックス。12589フード、UVaフィルターが付属し、すぐに撮影に繰り出せます。 鏡胴にはごく軽微なブラッククローム落ち、フードには使用感が少々見られます。 各部の動作正常、距離計連動OKです。ガラスは拭きキズやクモリも無く、...
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Summarit-M 35mm f2.4 (M) ASPH
11671。ライカ製準広角レンズ、ズマリット M35mm f2.4。ブラッククローム仕上げ。2014年に登場し、従来型よりF値が0.1明るくなるとともに、非球面(ASPH)レンズが採用されました。絞り開放における被写界深度もほど良く、ピントを安定して確保できる印象です。 ライカらしいサイズ感、身軽さ、写りをバランス良く兼ね備えた35ミリレンズ。ライカの35mmレンズを試してみたいと言う方にも好適な、リーズナブルな価格も魅力です。 元箱、取説、検査証、ポーチ、専用のフード...
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Summaron 35mm f2.8 (L)
SIMOO / 11006。162万台。最初期のズマロン 35mm f2.8、ライカスクリューマウント。製造初年度の1958年に生産された2本のうちの1本。ドイツ製。先代のf3.5から0.5段明るくなったニューズマロンは、新種ガラスを採用した4群6枚構成、ダブルガウス型。初期型の本品は実測でわずか114g。後のズマロン f2.8よりも2割ほど軽量で、持ち比べてもはっきりと違いが分かります。 8枚玉ズミクロンと鏡胴デザインを共有しており、なんともスタイリッシュな外観です。...
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Elmar 35mm f3.5 (L) Nickel
ライツのコードはEKURZUP。無番(シリアル番号無し)のニッケル・エルマー 35mm f3.5。ニッケル鏡胴。ノンコート。距離計連動。全周(全回転)ヘリコイド。嬉しいメートル表記。 日本ではヘビーカム、海外ではスネールカムと呼ばれる、距離計連動カムが極厚で傾斜がついているタイプで、エルマー 35mm初期の個体に見られます。1930年頃の製造です。 本品は修理業者さんにて無限遠ロックピンを固定しており、L/Mアダプターと干渉せず、ライカM型、デジタルライカM型等でもスト...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
SOONC。フィルターサイズはA36(36mmかぶせ)。製造番号は115万台、1954年製のズマロン 3.5cm f3.5。ライカスクリューマウント。距離表記はフィートです。4群6枚構成のダブルガウス型。コンパクトで操作性も良好な鏡胴デザイン。 中心部の解像力の高さと、ドラマチックな周辺光量落ちが実に良い雰囲気を醸し出す銘レンズ。ライツ定番の広角レンズに相応しく、ガラスの綺麗なズマロンの描写は素晴らしいものがあります。適合する純正フードはFOOKH。 使用感わずかでと...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
EKURZCHROM。49万台、1939年製。ノンコートの戦前エルマー 35mm f3.5。クローム仕上げ。feet表記。3群4枚構成のテッサー型。ライツ製レンズとしては、ヘクトールに次いで2番目に薄いレンズ。 絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気も良く、オーソドックスながら使い込むとなかなか奥の深いレンズです。近年再評価されており、人気の高まりを感じます。適合フードはFLQOO、またはFOOKHですが、実は当店オリジナルの絞り操作機能付き FB-07 フードもお使い頂けま...
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Summicron-M 35mm f2 ASPH (M) Chrome 6-bit
ズミクロン-M 35ミリ f2 ASPH。シルバークローム仕上げ。ライカ社のコードは11882。製造番号は397万台。2003年、ドイツ製。ずしりと重い332g(実測)。イイモノ感がありますね。5群7枚構成。最短撮影距離は0.7m。 番号一致の元箱、取説、ポーチ、12526フード、14043フードキャップが付属します。 当店のお客様がお使いになられていたレンズです。外観とても綺麗。鏡胴先端にフード脱着に伴うごくごく僅かな擦れが見られる程度で、マウント面もキズは見られずキ...
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Summaron 35mm f2.8 (M)
SIMOM-M。後のコードは11306。208万台、1965年製の極上ニッパチズマロン。ドイツ製。ライカMマウント。ダブルガウスの4群6枚構成。最短撮影距離は0.7メートル。アンバーとパープルのコーティングが美しいレンズです。戦後ライツの絶頂期、8枚玉ズミクロンと共通の端正な鏡胴デザインがたまりません。 絞り開放から中心部の解像力は非常に高くシャープな描写で、ズミクロンとはまた違った写りが魅力です。ほどよい周辺落ちを伴うところが良い雰囲気です。近年また人気が高まっている...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
SOONC。フィルターサイズはA36(36mmかぶせ)。製造番号は110万台、1953年製のズマロン 3.5cm f3.5。ライカスクリューマウント。距離表記はメートルです。4群6枚構成のダブルガウス型。コンパクトで操作性も良好なデザインです。 中心部の解像力の高さと、ドラマチックな周辺光量の落ちが実に良い雰囲気を醸し出す銘レンズ。ライツ定番の広角レンズに相応しく、ガラスの綺麗なズマロンの描写は素晴らしいものがあります。適合する純正フードはFOOKH。 ズマロンはクモリ...
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Summicron 35mm f2 (L)
SAWOO。後のコードは11008。197万台、1963年製。ドイツ製のズミクロン8枚玉、ライカ Lマウント。8枚玉はMマウント用が殆どですが、ライカ・スクリューマウントも577本のみ製造されました。最短撮影距離は1mです。 絞り開放ではほど良い甘さを伴った美しい描写、絞りを効かせていくと解像力と立体感のある描写へと変化いたします。また、品格さえ感じさせるこのルックス!姿良し、写り良し、今も昔も変わらぬその人気ぶりも納得できる銘レンズです。珍品。 外観は使用に伴う軽微な...
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Summicron 35mm f2 (M) Chrome
SAWOM / 11308。231万台。1969年製のズミクロン 35mm f2、クローム鏡胴。通称8枚玉。人気のドイツ製。最短撮影距離は0.7m。 ライツ黄金期の製品らしい機能美溢れるデザインと、美しいクローム仕上げがたまらないレンズ。いいモノ感に溢れています。 柔らかな絞り開放付近の描写が印象的です。少し絞るとグッと立体感が高まり、絞って行くと鮮鋭な描写へと変化します。 本品はオリジナルコンディションを保ったとても綺麗な一本です。 使用感ほとんど見られずとても綺麗な...
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Biometar 35mm f2.8 (Contax)
ビオメタール 35ミリ、外爪のコンタックス・レンジファインダー・マウント。カール・ツァイス・イエナ製。戦後の1950年頃の製造です。Tコーティング。4群5枚構成、ビオメター型の始祖。広角ながらも、F2.8の明るさとキレのある描写を両立させたレンズ。ツァイスオプトン銘の前キャップ、ベークライト製後キャップ、Zeiss Ikon銘の40.5mmねじ込みのUV、グリーン、オレンジフィルターが付属します。 製造本数は1,500本程度と少なく、やや稀少なレンズです。 アルミ鏡胴に...
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Xenogon 35mm f2.8 (L)
シュナイダー製の広角レンズ、クセノゴン 35mm f2.8。4群6枚構成。距離表記はfeet。ライカ・スクリューマウント。距離計連動。 いわゆるクモリ玉のクセノゴンは、コンディションの良い個体にはなかなか巡り会えませんが、本品にもお決まりのコーティング傷みによるクモリが見られます。 2022年5月にフルオーバーホール済です。絞り、ヘリコイドの操作感は大変スムーズに仕上がっています。外観は使用感少なめで、良好な状態です。 レンズは前玉に多めの拭き傷、またコーティングの荒...
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Summaron 35mm f2.8 (M)
SIMOM-M。後のコードは11306。製造番号は194万台、1962年製のニッパチズマロン。ドイツ製。ダブルガウスの4群6枚構成。最短撮影距離は0.7メートル。アンバーとパープルのコーティングが美しいレンズ。戦後ライツの絶頂期、8枚玉ズミクロンと共通の見事なつくりと美しい鏡胴デザイン。本品はカプラー部のイモネジを外せばライカ・スクリューマウントとなり、バルナックライカでもお使い頂けます。 絞り開放から中心部の解像力は非常に高く、またほどよい周辺落ちを伴うシャープな描写...
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Biogon 35mm f2.8 (L)
カール・ツァイス・イエナ製。ビオゴン 35ミリ f2.8です。オリジナル・ライカスクリューマウント。ツァイス本(電話帳)によると、本品は1945年11月26日にライカ Lマウントとして出荷されたロットです。珍しいツァイス純正のライカ・ビオゴン。ロシア製改ではありません、本物です。コーティング色もツァイスのもの。Tコーティング。距離計連動。アルミ鏡胴は実測97gと大変軽量です。後玉が突出していますのでお取り扱いにはくれぐれもご注意ください。稀少品。 店頭にて売約済みとなり...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
11309。1970年製。製造番号は248万台。ズミクロン 35mmの第2世代、6枚玉。本品は絞りリングに突起のついた初期モデル、通称ツノ付。ライツカナダによる製造です。 初代の8枚玉に続き、こちらも近年は程度の良い物を探すのがなかなか難しくなってきました。8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、ほど良いヘリコイドの回転角と指先へフィットするフォーカスノブに始まり、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、魅力が詰まった良いレンズです。 このツノ付モデルに限り、ツノ部分と距離リン...
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Summaron 35mm f2.8 (L)
SIMOO / 11006。190万台。1961年製のズマロン 35mm f2.8。ドイツ製。先代のf3.5から0.5段明るくなったニューズマロンは新種ガラスを採用した4群6枚構成、ダブルガウス型。 本品はやや少ないライカ・スクリューマウントで、バルナックでもお楽しみいただけます。8枚玉ズミクロンと鏡胴デザインを共有しており、なんともスタイリッシュな外観。ズマロンをよく知る人の中には、8枚玉よりこちらを好む方もいらっしゃるほど。絞り開放からパリッとしたピント面の解像が気...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
67万台。1948年製のエルマー 35mm f3.5。戦後品。クローム仕上げ。本品はコーテッド。feet表記。ライツの製品コードはEKURZCHROM。1932年から製造され続けたエルマー 35mmの中でも最後の方のロットです。ズマロンとはまた異なったオールドレンズ然とした描写とそのコンパクトなデザインから、近年人気も高まって来ています。本品はオリジナルのコーティング付き。探されている方も多い個体ですね。純正の前キャップが付属します。 2022年3月にフルOH済み。絞り...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
SOONC。フィルターサイズはA36(36mmかぶせ)。製造番号は122万台、1954年製のズマロン 3.5cm f3.5です。ライカスクリューマウント。距離表記はメートル。4群6枚構成のダブルガウス型。コンパクトで操作性も良好なデザイン。中心部の解像力が高く、そしてドラマチックな周辺光量の落ち方でとても良い雰囲気の作画が得られます。ライツ定番の広角レンズに相応しいですね。クモリが無く、ガラスの綺麗なズマロンの描写は素晴らしいものがあります。適合する純正フードはFOOK...
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Elmar 35mm f3.5 (L) Nickel
無番(シリアル番号無し)のニッケル・エルマー 35mm f3.5。ノンコート。距離計連動。全周(全回転)ヘリコイド。嬉しいメートル表記。日本では通称ヘビーカム、海外ではスネールカムと呼ばれる、距離計連動カムが極厚で傾斜がついているタイプで、エルマー 35mm初期の個体にみられます。本品は修理業者さんにて無限遠ロックピンを固定していますので、L/Mアダプターと干渉せず、ライカM型、デジタルライカM型などでもストレスなくお使いいただけます(ご希望に応じてオリジナルに戻します...
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Old Delft Minor 35mm f3.5 (L)
オランダ、オールド・デルフト社製のライカ・スクリューマウント広角レンズ。3群4枚構成テッサー型。m表記。実測で135g。小振りながら、真鍮にクロームメッキが施され重量感のあるレンズです。1946年頃の発売。ミノールはコーティング無しの個体も多いですが、本品はコーティング有。絞り開放では周辺部は流れますが、中心部は繊細でしっとりとした良い描写です。写りすぎない広角、アンジェニュー 35mm f3.5 X1辺りのレンズが気になってくると、触手が動き始めるミノール。Old D...
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Summicron 35mm f2 (M) Chrome
見事に綺麗な8枚玉ズミクロン。ライツのコードはSAWOM、後に11308。206万台。1964年製のズミクロン 35mm f2、8枚玉です。カナダ製。最短撮影距離0.7m。描写の素晴らしさのみならず、全盛期のライツ製品らしい機能美溢れるデザインと美しいクローム仕上げで、ライカ M2あたりに装着した姿は気品さえ感じます。柔らかな開放付近の描写、少し絞るとグッと立体感が高まり、絞って行くと鮮鋭な描写へと変化します。純正前キャップ、プラケース付。何かしら瑕疵のある事の多い8枚...