〜35mm
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Elmar 35mm f3.5 (L)
エルマー 35mm f3.5。ノンコートの戦前品。製造番号23万台、1935年製。ライカDIIIに続いてIIIaが登場した時代の広角エルマー。ライツの製品コードはEKURZCHROM。フィート表記。3群4枚構成。ライツ製レンズとしては、ヘクトール 28mmに次いで2番目に薄いレンズです。スタンダードなレンズですが、味わい深い写りが楽しめるレンズとして近年再評価の高まりを感じます。絞り開放では、中心部はシャープながら周辺落ちを伴った、雰囲気の良い作画をお楽しみ頂けます。適...
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Summicron 35mm f2 (M) Chrome
ドイツ製の8枚玉ズミクロン。機能美に満ちたクローム鏡胴。描写のみならず、ライツ黄金期ならではの工芸品的な魅力をも堪能できるライカの銘玉。ライツの製品コードは、SAWOM / 11308。199万台、1963年製。最短撮影距離は0.7m。絞り開放付近の柔らかな描写が印象的ですが、少し絞るとグッと立体感が高まり、絞ると鮮鋭な描写へと変化します。撮影表現に幅のあるライツの銘レンズ。そして何と言っても現代でも色褪せ無い洗練されたスタイリング、これに尽きます。純正適合フードはIT...
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Canon 35mm f2 (L)
キャノン製ライカ・スクリューマウントの広角レンズ。4群7枚構成。1962年4月に発売されたこの35mm f2 Lマウント、レンズ銘板がCanon Camera銘で約27,000本生産され、1971年からCANON銘に変更となり1975年まで約8,000本が製造されました。設計は50mm f0.95、35mm f1.5やf1.8を設計した向井二郎氏。アルミ製で軽量な鏡胴は大きさもコンパクト。レンズ単体、実測でわずか120g。前期モデル販発売時1962年時点でのキャノンの最...
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Old Delft Minor 35mm f3.5 (Contax)
ミノール 3.5cm f3.5。オランダ、オールドデルフト社製のコンタックス用広角レンズ。3群4枚構成のテッサー型。メートル表記。うっすらとした淡いコーティングが施されています。砲弾型ファインダーでお馴染みのライカスクリューマウント版が有名な、このデルフト・ミノール 35mm。実はコンタックスマウントも少数ながら製造されていました。結構レアな一本。しっかりとした真鍮製の鏡胴にクロームメッキが施され、堂々たる風格です。黒とクロームのツートンも洒落ています。注意深く見ると、...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
コーティング付きのエルマー35mm f3.5。製品コードはEKURZ。65万台の1948年製。ライカスクリューマウント。嬉しいメートル表記。ライツ製品の中では、ヘクトール28mmに続き2番目に薄いレンズ。バルナックは勿論、M型ライカに装着しても、そのコンパクトさで機動力も抜群。カメラバッグにもう一本、容易に詰め込めます。絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気ある描写で、オーソドックスながら使い込むとなかなか奥が深く、飽きのこないレンズ。本品はコーティングが施されており、逆光気...
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Summicron-M 35mm f2 ASPH (M) Black
現行モデルのズミクロンM 35mm f2 ASPH.。製品コードは11673。ライカMマウント。距離計連動。ブラッククローム仕上げ。1958年に登場した初代ズミクロン35mm、通称8枚玉から連綿と引き継がれるライカを代表する準広角レンズ。M型ライカの薄型ボディにマッチするコンパクトなサイズ感、レンジファインダーで被写体を狙うときの操作性の高さが光ります。フード、前後キャップ、フロントリング、取説、検査証、ソフトケース、元箱等、付属品も揃っています。絞りリングのエッジ部な...
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Summilux 35mm f1.4 (M) Black
カナダ製のズミルックス 35mm f1.4。第2世代。製造番号268万台。1974年製。ライカの製品コードは11870。ライツを代表する大口径広角レンズで、初代Steel Rimから30年以上に渡って生産されたロングセラー。絞り開放付近でのフワリとやわらかな描写から、絞り込めば穏やかな空気感を残しつつシャープな描写、美しい線を描き出します。ズミクロンより線が細く、繊細な描写が持ち味です。ちょっと絞った時の立体感も素晴らしい。多様な描写が楽しめるライカの35mmレンズの大...
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Nikkor 35mm f2.5 (S)
W-ニッコール 3.5cm f2.5。日本光学製。1952年登場のニコンSマウント、製造番号は2707xx。レンズ構成は4群6枚、ダブルガウス型。絞り開放付近ではガウス型らしい周辺落ちで、オールドレンズらしい描写を味わえます。フィルター径は43mm、距離表記はfeet。ニコン Sマウントの35mm f2.5は大きく分けて3タイプありますが、本品は1959年頃に登場した鏡胴絞りと言われる最終タイプ。同時代の銘玉、ニッコール 35mm f1.8と共通の外観デザインです。アル...
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Summilux-M 35mm f1.4 ASPH (M) Black
現行のズミルックス-M 35mm f1.4 ASPH. ブラック仕上げ。フード内蔵型。6bitコード付。ライカの製品コードは11726。準広角レンズに相応しいコンパクトな設計を保ちながら、0.4mまでの近接撮影が可能となりました。解像感の高いピント面を豊かなボケで引き立てる、ズミルックスならではの写りは健在。絞り羽根が従来の9枚から11枚に増加し、美しいボケにこだわったつくりとなっています。距離計連動は0.7m〜無限遠。フィルター径はE46です。使用に伴うわずかなテカリ...
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Summaron 35mm f3.5 (M)
E39のズマロン 3.5cm f3.5 Mマウント。4群6枚構成。127万台。1955年製。feet表記。フィルター径がE39となり、IROOAやITDOOフードが装着可能です。ライツのコードはSOONC-M。しっとりと濃厚な描写が持ち味のサンハンズマロン。ドラマチックな周辺の落ちもオールドレンズ然とした良い雰囲気です。ピント面はしっかり結像感高く写ります。E39タイプはM型ライカとの相性も抜群。本品は35mmのファインダー枠が表示されるよう、マウント部のツメを加工して...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Aspherical
ノクティルックス 50mm f1.2に続き、非球面レンズが採用された初代ズミルックス 35mm f1.4 アスフェリカル。通称AA(ダブルエー)。ライツのコードは11873。製造番号は346万台。5群9枚構成。フィルター径はE46。最短撮影距離は0.7m。2群目と5群目に非球面レンズを採用。製造が困難を極め、生産が追いつかなかったと言われており、わずか数年で生産終了してしまいました。1990年にフォトキナで発表されましたが、製造番号から調べると本品は1988年製。発表後...
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Summaron 35mm f2.8 (M3)
ニュー・ズマロンのライカ M3用メガネ付。製品コードは11106Q。169万台。1959年製。新種ガラスの採用によりf2.8と半段明るくなった、ニッパチズマロン。4群6枚構成のダブルガウス型。もちろんM3以外のライカでも使用可能です。メガネ付なので重量は増えますが、0.65mまで接写可能な点は魅力。ガラスが綺麗なメガネ付はファインダーの見え味を損ないません。ITDOOやIROOAフードを装着しライカM3と合わせれば、これぞドイツ工業製品の機能美。描写も素晴らしく、解像力...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
ノンコートの戦前エルマー 35mm f3.5。ライツの製品コードはEKURZCHROM。製造番号47万台、1938年製。ノンコート。嬉しいメートル表記。3群4枚構成。ライツ製レンズとしては、ヘクトール 28mmに次いで2番目に薄いレンズです。絞り開放での、中心部はシャープながら周辺落ちを伴う雰囲気も良く、オーソドックスながら使い込むとなかなか奥の深いレンズで、近年再評価の高まりを感じます。適合フードはFLQOO、またはFOOKHですが、当店オリジナルの絞り操作機能付き ...
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Summicron 35mm f2 (M) Black Paint
ズミクロン 35mm f2、8枚玉黒。製造番号は219万台、1966年製。本品は8枚玉ブラックの後期型、イエロースケール。ドイツ製。最短撮影距離は0.7m。ライツの製品コードはSAWOM。コーティングはパープル/アンバー。本品の重量は181g。鏡胴もガラスもとても綺麗な一本です。ライカ M2、M4ブラックペイントのお供に!純正前後キャップ、時代は下がりますが、純正UVaフィルター13131が付属します。ブラッククローム部に擦れは無く、使用感ほとんど見られないとても綺麗な...
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Angenieux 35mm f2.5 (Exakta)
仏 P.アンジェニュー製広角レンズ。35mm f2.5 タイプR1。エキザクタマウント。クローム仕上げ。Type R1は1950年に登場、本品は1960年の製造で、自動絞りが採用され一気にモダンなデザインとなりました。メートル表記。最短撮影距離は0.8m。自動絞りとマニュアル絞りの切替えは、鏡胴下部のレバーで行います。レトロフォーカス設計の5群6枚構成。アンジェニューならではの穏やかな写りが楽しめます。丁寧な整備により、心地良い操作感に仕上がりました。アダプターを介して...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
ズミクロン 35mm f2の第2世代、6枚玉。ライカの製品コードは11309。製造番号254万台の1972年製。ツノ無しタイプ。カナダ製。フィルター径はE39。初代の8枚玉に続き、こちらも程度の良い物を探すのがなかなか難しくなってきました。8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、ほど良いヘリコイドの回転角と指先へフィットするフォーカスノブに始まり、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、実力と魅力が詰まったレンズです。実測180gと、軽量な上にコンパクトなサイズは、ライカM型と...
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Summilux-R 35mm f1.4 (3 cam)
ズミルックス-R 35mm f1.4。3カム。本品は327万台、発表前年の1993年製。ライツの製品コードは11337。フィルター径はE67。フード組み込み。最短撮影距離は50cm。美しい開放描写が得られる、大変評価の高いレンズです。寄って良し、引いて良し。順光で撮って良し、逆光良し。試写をする度に素晴らしい描写に驚かされるレンズです。元箱、保証書、検査証、取説、革ケースが付属。元箱も大変綺麗なもので、コレクションにも好適です。フード外側にごく軽微な擦れ傷、鏡胴外周部と...
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Topcor 35mm f2.8 (L)
トプコール 35mm f2.8。東京光学製。対称構造の4群6枚構成。レオタックスの交換レンズとして1955年に発売されました。150g強と軽量なアルミと真鍮製の鏡胴デザイン。feet表記。白アルマイト処理が独特の色彩を放ちます。この時代の東京光学の製品は非常につくりが良く、見ていて惚れ惚れする仕上がり。レンズとセット販売された専用のブリリアントファインダーは、35mmカメラ用としては世界最大と言われています。等倍なので両目を開いたまま視野を確保でき、ユーモラスな外観と共...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M)
ズミルックス-M 35mm f1.4。1961年に登場し、現在も根強い人気で高騰を続ける初代スチールリムの復刻版。往時の専用フードOLLUXも再現。製造番号は483万台。ライカの製品コードは11301。フィルター径はE41からE46と変更されています。描写は初代ズミルクス 35mmとはやや異なり、絞り開放から周辺の流れも少なく、まとまりのある作画が楽しめます。ねじ込み式の12486フード、OLLUX復刻版の12487フード、E46 UVaフィルター、ポーチ、元箱など付属...
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Canon 35mm f1.5 (L)
¥320,000
キヤノンの大口径広角レンズ、キヤノン 35mm f1.5。ライカスクリューマウント。1958年の登場。4群8枚構成。嬉しいメートル表記。写真用としては世界初の35mm f1.5を達成したレンズと言われています。ズミルックス 35mm f1.4とは異なった、開放からキリッと引き締まったピント描写が魅力です。ライカで使える距離計連動式の明るい35mmオールドレンズは意外にも選択肢が少なく、気になっている方も多いレンズでしょう。キャノン 35mm f1.5は、距離計連動が今ひ...
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Summicron 35mm f2 (M3)
1959年製のズミクロン 35mm 8枚玉、カナダ製造。製造番号は165万台。ライカ M3用として設計された通称メガネ付8枚玉。M3の50mmのブライトフレームがそのまま35mm枠に変換されます。ライツのコードはSAMWO。後に11108。 メガネ無しのM2モデルと比べやや重くはなりますが、最短撮影距離が65cmなのはアドバンテージ。メガネ付でもプリズムが綺麗なら、ファインダーの見え味を損ねません。ただでさえ凝ったつくりの8枚玉ですが、究極形はこのメガネ付き8枚玉とも言...
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Biogon 35mm f2.8 (Contax)
ビオゴン 35mm f2.8。戦後Zeiss Opton製。コンタックス IIa / IIIaの時代の製品です。真鍮に美しいクロームメッキ鏡胴。距離表記はfeet。淡い紫のTコーティング。 戦前ビオゴンの4群6枚から7枚構成となり、後玉の飛び出しが小さくなりました。 ビオゴンの名に恥じぬ、絞り開放から見事にシャープな描写です。アダプターを介してのM型ライカへの装着は、ボディ内部と鏡胴が干渉して出来ませんのでご注意ください(デジタルもフィルムもNGです)。 純正の前キャッ...
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Nikkor 35mm f1.8 (S)
W-ニッコール 35mm f1.8、ニコンSマウント。1956年9月発売。5群7枚構成。ヘリコイドの表記はやや珍しいmeter。フィルター径は43mm。 新種ガラスを採用し、素晴らしい描写で高い評価を得た銘玉。発売当時は世界で最も明るい広角レンズでした。その後はキヤノン 35mm f1.5、ズミルックス 35mm f1.4等が登場し、広角レンズも大口径化が進んでいきます。 本品の製造番号は357xxx。銘板のW-Nikkorの後ろの「C」が省かれています。1961〜62...
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Nikkor 35mm f2.5 (S)
W-ニッコール 3.5cm f2.5、最終型。日本光学製。1952年登場のニコンSマウント。製造番号は2706xx。レンズ構成は4群6枚、ダブルガウス型。絞り開放付近ではガウス型らしい周辺落ちで、オールドレンズらしい描写を味わえます。フィルター径は43mm、距離表記はfeet。 ニコン Sマウントの35mm f2.5は大きく分けて3タイプありますが、本品は1959年頃に登場した鏡胴絞りと言われる最終タイプ。ニッコール 35mm f1.8と共通のデザインです。35mm f...
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Summaron 35mm f3.5 (M3)
ズマロン 35mm f3.5のメガネ付(ライカ M3用)。ライツの製品コードはSOONC-MW。製造番号は156万台、1958年製。feet表記。最短撮影距離は2.4feet。メガネ部は脱着が可能です。 大変立派なつくりのメガネ付ズマロン。M3だけでなく、デジタル含めたM型ライカ全般で使用可能です。 鏡胴基部のマイナスネジ付近と、メガネ部のボディ側の丸窓、四角窓の脇に小さな擦れはありますが、クローム部、結晶塗装共に全体的にとても綺麗な一本。マウントにも装着痕はほとんど...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
ズマロン35mm f3.5、ライカスクリューマウント。バルナック用の定番広角レンズ。ライツのコードはSOONC。1951年製。4群6枚構成、ダブルガウス型。回転ヘリコイド。フィート表記。 エルマー 35mm f3.5の後継レンズとして1946年に登場。解像力の高さと濃厚な描写で現在も定評ある人気レンズ。絞り開放付近では、緻密な中心部の描写と自然な周辺落ちで雰囲気を醸し出してくれます。ガラスコンディションの良いズマロンは色乗りも良好。 エルマー 35mmより少し背は高くな...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
ズマロン 35mm f3.5 A36。ライツのコードはSOONC。1955年製。4群6枚構成、ダブルガウス型。回転ヘリコイド。嬉しいメートル表記。 エルマー35mm f3.5の後継レンズとして1946年に登場。解像力の高さと濃厚な描写で定評あるド定番・人気レンズ。絞り開放付近では、自然な周辺落ちが雰囲気を出してくれます。 エルマー 35mmより少し背は高くなりましたが、それでも薄くコンパクトな鏡胴は現代レンズには無い魅力です。バルナックライカには勿論、デジタルカメラで軽...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
コーテッドのエルマー 3.5cm f3.5。クローム。製造番号51万台、1939年製。嬉しいメートル表記。3群4枚構成。戦後にライツによる純正コーティングが施されたと思われる個体です。 ライツ製レンズとしてはヘクトールに次ぐ薄型レンズのこのエルマー 35mm、絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気も良く、使い込むと奥深い写りが味わえます。 なお、このエルマー 35mmにも、当店オリジナルの絞り操作機能付き FB-07 フードがケラれずにお使い頂けます。FLOOQフードと19m...
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Summilux 35mm f1.4 (M) Black
ズミルックス 35mm f1.4の第2世代、ストッパー無し。ライツを代表する大口径広角レンズで、30年以上に渡って生産されたロングセラー・モデル。製品コードは11870。ライツカナダによる製造。276万台の1976年製。 オールマイティに使えるライカのザ・定番35mmレンズ。開放付近でのやわらかな描写、ちょっと絞った時の立体感も素晴らしく、更に絞り込めば穏やかな空気感を残しつつシャープな描写に。ズミクロンより線が細く、繊細な描写が持ち味です。 適合フードは12504。シ...
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Nikkor 35mm f2.5 (S)
ニコンSシリーズ用広角レンズ、W-ニッコール 35mm f2.5。軽量化された後期型。アルミ鏡胴に美しい黒塗装がされています。重量は110gと軽いです。 4群6枚構成のダブルガウス型。feet表記。 純正前キャップ、プラスチックケースが付属します。 とても綺麗な外観です。黒塗り部、メッキ部のいずれも新品の雰囲気タップリ。使用感見られません。コレクションにも好適でしょう。 2024年にガラス清掃、ヘリコイドのグリスアップ済。各部の動作良好です。距離計連動やピントも良好で...
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Nikkor 35mm f2.5 (S)
日本光学製。W-ニッコール 3.5cm f2.5、最終型。 1952年登場のニコンSマウント用35mm f2.5は、大きく分けて3タイプに分かれますが、本品は1959年頃に登場した鏡胴絞りと言われる最終タイプ。 W-ニッコール 35mm f1.8と共通のやや大ぶりで安定感のある外観デザインながら、重量は103gと歴代3モデルの中で最も軽量です。 初期の白鏡胴モデルよりも3割強も軽くなりました。レンズ構成は4群6枚、ダブルガウス型。絞り開放付近ではガウス型らしい周辺落ちで...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
1950年製のズマロン35mm f3.5、ライカスクリューマウント。製造番号77万台。製品コードはSOONC。4群6枚構成のダブルガウスタイプ。距離指標はフィート。ズマロン 35mm前期型。適合フィルターはA36。 1946年にエルマー35mm f3.5の後継レンズとして登場。エルマーと比べると少し背が高くなり、少し重くなりましたが、それでもまだまだコンパクトで、機動力は抜群。オールドレンズらしいデザインが魅力的。 中心部の解像力が高く、絞り開放付近での自然な周辺落ちが...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
ズミクロン 35mm f2の第2世代、6枚玉。ライカの製品コードは11309。製造番号231万台の1969年製。本品は絞り操作リングが突起状になっている、6枚玉の中でも初期のモデルで、通称ツノ付。カナダ製。 初代の8枚玉に続き、こちらも程度の良い物を探すのがなかなか難しくなってきました。8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、ほど良いヘリコイドの回転角と指先へフィットするフォーカスノブに始まり、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、実力と魅力が詰まっています。 このツノ付モデ...
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Summicron 35mm f2 (L/M) Chrome
黄金時代のライツが誇る銘玉、ズミクロン 35mm f2。通称8枚玉。ライツの製品コードはSAWOM、後に11308。カナダライツ製。製造番号は193万台、1962年製。最短撮影距離0.7m。E39。適合フードはITDOO、またはIROOA。 絞り開放では繊細な柔らかさを伴った穏やかな描写、少し絞るとググッとコントラストや立体感が高まり、これもまた素晴らしい写り。戦後ライツ絶頂期の機能美に溢れるデザインも魅力です。 本品はL/M共用タイプ。イモネジを緩めマウントリングを外...
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Xenogon 35mm f2.8 (L)
シュナイダー製の広角レンズ、クセノゴン 35mm f2.8。4群6枚構成。距離表記はfeet。ライカ・スクリューマウント。距離計連動。 いわゆるクモリ玉のクセノゴンは、ガラスコンディションに満足出来る個体にはなかなか巡り会えません。本品は前玉に多少の拭き傷はありますが、クセノンゴンとしてはかなりキレイめなガラスです。 また、クセノゴンはガラスのコンディションや鏡胴のガタなどにより、ピントが甘めの個体が散見されますが、本品は開放からシャープな描写を見せてくれます。いわゆる...
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Elmar 35mm f3.5 (L)
コーテッドのエルマー 3.5cm f3.5。クローム。製造番号47万台、1938年製。フィート表記。3群4枚構成。 本来はノンコートの戦前エルマー 35mm f3.5ですが、本品は戦後にライツによる純正コーティングが施されたと思われる一本。 ライツ製レンズとしてはヘクトールに次いで、2番目に薄型のレンズです。絞り開放での周辺落ちを伴う雰囲気も良く、オーソドックスながら使い込むと奥の深いレンズ。 なお、このエルマー 35mmにも、当店オリジナルの絞り操作機能付き FB-0...
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Summaron 35mm f2.8 (M)
ズマロン 35mm f2.8。通称ニッパチ・ズマロン。SIMOM-M。後のコードは11306。162万台、1958年製。ズマロン f2.8、製造初年度の一本。フィルターサイズはE39。最短撮影距離は0.7m。 前モデルのズマロン f3.5と同じ4群6枚構成ながら、新種ガラスの採用で明るく生まれ変わりました。カラーの再現性や解像度もパワーアップ。絞り開放からほどよい周辺落ちを伴ったシャープな描写で、雰囲気のある作画が楽しめます。無限遠ストッパーの形状も変わり、その姿は同年...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
ズマロン 35mm f3.5、ライカ・スクリューマウント。製品コードはSOONC。製造番号101万台の1952年製。1946年にエルマー35mmの後継レンズとして登場。4群6枚構成のダブルガウス型。国際絞り(3.5、4、5.6...)。距離指標は嬉しいメートル表記。 エルマーよりは若干背が高くなりましたが、バルナックにはもちろん、M型やデジタルライカにもしっくり収まるコンパクトで美しいデザインは、現代のレンズには無い魅力でしょう。 見た目と機動力のみならず、解像力の高さ...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Chrome
ズミルクス-M 35mm f1.4。ライカの製品コードは11301。1961年に登場し、現在も根強い人気で高騰を続ける初代スチールリムの復刻版。製造番号は483万台。 往時の専用フードOLLUXも再現しています。フィルター径はE41からE46と変更されています。 描写は初代ズミルクス 35mmとはやや異なり、絞り開放から周辺の流れも少なく、まとまりのある作画をお楽しみいただけます。 ねじ込み式の12486フードとOLLUX復刻版12487フード、E46 UVaフィルター...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
ズミクロン 35mm f2、第2世代。通称6枚玉。ライツの製品コードは11309。製造番号は248万台。1971年、カナダ製。最短距離は0.7m。 前モデルの銘玉8枚玉を再設計、4群6枚構成となり、無限遠ストッパーが省かれました。本品は第2世代の初期モデル・通称ツノ付のツノが省かれローレット刻みの絞りとなったモデル。よりスッキリした外観となった2ndの2ndですね(笑) 8枚玉の陰に隠れがちな6枚玉ですが、やや渋めの発色と硬すぎない描写など、魅力が詰まったレンズです。絞...
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Apo-Summicron-SL 35mm f2 ASPH
ライカSLシリーズ用準広角レンズ、アポ・ズミクロンSL 35mm f2 ASPH.。製品コードは11184。11群13枚構成。 非球面レンズを3枚を採用するとともに、異常部分分散特性を持ったガラスを採用することでアポクロマート補正を実現。極めて現代的な設計のレンズです。写りもさすがはライカ。 マウントはライカLバヨネットマウント。フィルターサイズはE67。最短撮影距離は27cmです。 使用感ほぼ見られず、とても綺麗な一本。 当店のライカSL にて動作確認済みです。実写...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
SOONC。製造番号は115万台。1946年、エルマー35mmの後継レンズとして登場したズマロン 3.5cm f3.5。本品は1954年製造。4群6枚構成のダブルガウス型。国際絞り(3.5、4、5.6...)。距離指標はfeet。 中心部の解像力の高さと、ドラマチックな周辺光量の落ちが実に良い雰囲気を醸し出す隠れた銘レンズ。 後にE39口径へとデザインを変えて1960年まで生産されましたが、この前期型は何と言ってもこのコンパクトさが魅力です。 フィルターはエルマー35m...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
ズミクロン 35mm f2の第2世代、通称6枚玉。製造番号は282万台。1977年、カナダライツの製造です。軽量でコンパクトな鏡胴からは想像できないほど、濃密な味わいのある描写が得られるレンズ。ズミクロンはどの世代もやはり安定の実力派。最短撮影距離は0.7m。フィルターサイズはE39。 適合するフードは12585、12504。純正のUVa IIフィルター 13030と前後キャップが付属します。 当店過去販売品です。お客様に大切に使われ、当店に出戻って来ました。以前と変...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
ライツの定番広角レンズ、ズマロン 35mm f3.5。ライカLマウント。A36。ライツのコードはSOONC。シリアルはなんと下4桁が2222のゾロ目!1952年製。4群6枚構成、ダブルガウス型。コーティング有。回転ヘリコイド。feet表記。 エルマー35mm f3.5の後継レンズとして1946年に登場。解像力の高さと濃厚な描写で定評ある人気レンズです。絞り開放付近では、自然な周辺落ちが良い雰囲気。 エルマー 35mmより少し背は高くなりましたが、それでも現代レンズに比べ...
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Summaron 35mm f2.8 (M)
SIMOM-M。後のコードは11306。221万台、1966年製のニッパチズマロン極上品。ドイツ製。 前モデルのズマロン f3.5と同じ4群6枚構成ながら、新種ガラスの採用で明るく生まれ変わりました。カラーの再現性や解像度もパワーアップ。絞り開放からほどよい周辺落ちを伴ったシャープな描写で、雰囲気のある作画が楽しめます。無限遠ストッパーの形状も変わり、その姿は同年に登場したズミクロン 35mm8枚玉と瓜二つです。 フィルターサイズはE39。最短撮影距離は0.7m。実測で...
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Summicron 35mm f2 (M) Chrome
SAWOM / 11308。219万台。1966年製のズミクロン 35mm f2、クローム鏡胴。通称8枚玉。人気のドイツ製。最短撮影距離は0.7m。アンバーとパープルのコーティング。 描写の素晴らしさのみならず、全盛期のライツ製品らしい機能美溢れるデザインと美しいクローム仕上げ。いいモノ感に溢れます。柔らかな絞り開放付近の描写が印象的です。少し絞るとグッと立体感が高まり、絞って行くと鮮鋭な描写へと変化します。 美しい外観、クモリの無い綺麗なガラスが揃った8枚玉は、近年大...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
11309。231万台。1969年、カナダライツ製。ズミクロン 35mmの第2世代、6枚玉の初期モデル、通称ツノ付。コンパクトで実用性の高いレンズ。実測で170gとかなり軽量なのも嬉しいポイント。 操作しやすいフォーカスノブと、ヘリコイドの回転角、落ち着きのある発色と固すぎない描写が持ち味です。6枚玉ツノ付モデルに限り、ツノ部分と距離リングのツマミが干渉するため、当初から無限遠指標と絞り指標の位置がずれていますが、コレで正解。 フィルター径はE39。フードはズミルックス...
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Summicron-M 35mm f2 (M) Black
ズミクロン 35mm f2、7枚玉ブラッククローム。ライツの製品コードは11310。339万台、1986年、カナダ製。海外ではボケ味の良さから「Bokeh King」とも呼ばれるレンズです。 5群7枚構成のズミクロン 35ミリの第三世代・7枚玉は、ライカMの広角レンズとして正常進化を遂げています。外観は大分簡素化されましたが、描写はさすがのライツ。濃厚なボケ味と豊かな階調が得られる素晴らしい描写力と解像力、ミニマルな機能的デザインが魅力です。152gと軽量なのも嬉しいポ...
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Summaron 35mm f2.8 (L/M)
ズマロン 35mm f2.8。ライツの製品コードはSIMON、後に11306。本品は製造番号190万台、1961年製。 4群6枚とレンズ構成はf3.5と同じですが、新種ガラスの採用で解像力や色再現性がより高くなりました。最短撮影距離は0.7m。そっくりな外観のズミクロン8枚玉に隠れがちですが、その実力はライカレンズ好きの折り紙付き!リピーターも多いレンズです。 本品はイモネジを外してアダプターリングを取り外せば、ライカ・スクリューとして使用頂ける、L/M共用タイプ。なん...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M)
11301。ズミルックス-M 35ミリ f1.4。球面ズミルックスの初代、スチールリムの復刻版。往時の専用フードOLLUXも再現しています。フィルター径はE41からE46と変更されています。製造番号は491万台。 描写は初代ズミルクス 35mmとはやや異なり、絞り開放から周辺の流れも少なく、まとまりのある作画をお楽しみいただけます。 使用感ほとんど見られず新品同様です。各部の作動OK、距離計連動もバッチリ。ガラスも当然ながらスカッとクリアです。 付属品も一式揃っており...
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Summilux-M 35mm f1.4 ASPH (M) Black
みんな大好きズミルックス、本品は最近のSummilux-M 35mm f1.4 ASPH. ブラック仕上げ。ライカの製品コードは11726。 準広角レンズに相応しいコンパクトな設計を保ちながら、0.4mまでの近接撮影が可能となりました。解像感の高いピント面を豊かなボケで引き立てる、ズミルックスならではの写りは健在です。絞り羽根が従来の9枚から11枚に増加し、美しいボケにこだわったつくりとなっています。 フード内蔵型。6bitコード。距離計連動は0.7m〜無限遠。フィルタ...
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Nikkor 35mm f1.8 (S) Black Paint
W-ニッコール 35mm f1.8、ニコン Sシリーズ用。本品は最初期にごく少数が製造された、稀少ブラックペイント・バージョン。日本光学の1956年度新製品発表で紹介されているニッコール 35mm f1.8は、正にこの黒リムでした。 ニコン Sマウントのニッコール 35mmの絞りリングは、通常クロームメッキですが、本品はブラックペイント。 それだけの違いですが、見た目の印象は大きく変わり、グッと精悍な雰囲気。ニコン S2やS3、SPのブラックペイントにさぞかし似合うこと...
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Nikkor 35mm f3.5 (S)
日本光学製広角レンズ。1948年登場のニコンSシリーズ用のW-ニッコール 3.5cm f3.5。本品はアルミに黒塗装仕上げの後期型。レンズ構成は3群4枚構成のテッサー型。feet表記。実測で99gと軽量な作りです。フィルター径は43mm。 すり鉢状のデザインはフード要らずで、ニコンRFシリーズ用の広角レンズの美点ですね。カメラに装着した姿も格好良く、実に良い設計です。 前後キャップ付。 使用感ほとんど見られない、とても綺麗な外観です。ペイントの肌も新品同様の半つやが未...
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Nikkor 35mm f2.5 (S)
日本光学製。1952年登場のニコンSマウント、W-ニッコール 3.5cm f2.5。製造番号は2706xx。レンズ構成は4群6枚、ダブルガウス型。絞り開放付近ではガウス型らしい周辺落ちで、オールドレンズらしい描写を味わえます。フィルター径は43mm、距離表記はfeet。 ニコン Sマウントの35mm f2.5は大きく分けて3タイプありますが、本品は1959年頃に登場した鏡胴絞りと言われる最終タイプ。 実測116gと軽量です。初期のモデルより35%も軽くなりました。 ニコ...
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Nikkor 35mm f2.5 (S)
日本光学製。1952年登場。ニコンSマウントのW-ニッコール.C 3.5cm f2.5の初期型。発売当時は35mmで一番明るく、比較的安価であったため人気のあったレンズと言われています。 4群6枚構成のダブルガウス型。feet表記。真鍮製のクローム鏡胴で実測179gと重厚感のある造りです。 こちらの個体はマウントのストッパー部にEPマーク付き。付属のファインダーにもEPマーク。これはExchage Postの略称で、進駐軍の陸軍売店や海軍(オリエント商事扱い)で販売され...
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Nikkor 35mm f1.8 (S)
W-ニッコール 35mm f1.8、ニコンSマウント。1956年9月発売。5群7枚構成。feet表示。フィルター径は43mm。 新種ガラスを採用し、素晴らしい描写で高い評価を得た銘玉。発売当時は世界で最も明るい広角レンズでした。その後はキヤノン 35mm f1.5、ズミルックス 35mm f1.4等が登場し、広角レンズも大口径化が進んでいきます。 本品の製造番号は359xxx。1963〜64年頃の製造で、ニッコール 35mm f1.8のほぼ最終ロットと思われ、銘板の刻印...
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Apo-Summicron-M 35mm f2 ASPH (M) Black
11699。ライカ社の意欲作、アポ・ズミクロン-M 35mm f2 ASPH.。従来のレンズの限界を超えることを目指し開発された、超高解像度を有する準広角レンズ。 5群10枚構成。3枚の非球面レンズを採用。そのうちの1枚は両面非球面なので合計4面!広角としては珍しく、アポクロマート補正も取り入れられています。 また、距離計連動での最短撮影距離は0.7mですが、ライブビューでは0.3mまで近接撮影が可能。デジタルライカでの撮影が非常にフレキシブルになりました。 遠距離での...
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Elmar 35mm f3.5 (L) Nickel
ライツのコードはEKURZKUP。製造番号は14万台。1932年製、距離計連動。距離表記はfeet。 本品は日本では通称ヘビーカム、海外ではスネールカムと呼ばれる、距離計連動カムが極厚で傾斜がついているタイプで、エルマー 35mm初期の個体に見られます。全周(全回転)ヘリコイド。純正フードはFLQOO、またはFOOKHなど。当店のFB-07エルマー 50mmフードも適合します。 本品は、修理業者さんにて無限遠ロックピンが出っ張らないよう固定してありますので、L/Mアダプ...
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Nikkor 35mm f3.5 (S) MIOJ
日本光学製広角レンズ、W-ニッコール-C 3.5cm f3.5。ニコンSマウント。捨て番910xxxx。 本品はレンズの後端に小さく白文字で MADE IN OCCUPIED JAPAN (占領下の日本製造)の刻印がされています(通称MIOJ)。連合国軍占領下に製造された個体で、1948年か1949年頃の製造でしょう。ニコン I型やM型の時代に該当します。ベークライト製のフロントキャップにもMADE IN OCCUPIED JAPANの刻印有。 レンズは3群4枚のテッサ...
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Summaron 35mm f3.5 (L)
バルナックライカ用の定番広角、みんな大好きズマロン 35mm f3.5。A36。ライツのコードはSOONC。1951年製。4群6枚構成、ダブルガウス型。回転ヘリコイド。メートル表記。 エルマー35mm f3.5の後継レンズとして1946年に登場。解像力の高さと濃厚な描写で定評ある人気レンズ。絞り開放付近では、自然な周辺落ちが雰囲気を醸し出してくれます。 エルマー 35mmより少し背は高くなりましたが、それでも薄くコンパクトな鏡胴は現代レンズには無い魅力です。バルナックラ...