Rare&Collectibles
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Hektor 73mm f1.9 UV FIlter FIWET
ヘクトール 73mm f1.9用純正UVフィルター、39mmねじ込みタイプ。ライツの製品コードはFIWET。本品はモノクロ写真時代のUVフィルターで黄色味が強く、カラー撮影には向きません。カラーには後年登場のUVaをお使いください。ちなみに、ヘクトール 73mm用UVフィルターには、このねじこみ式FIWETの他にかぶせ式のFIOSIもありますが、どちらもなかなか珍しいでしょう。E39径なので、後年のズミクロン等他のレンズにも使えますが、是非ヘクトールと合わせたい黒枠フィ...
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Witness + Super-Six 2inch f1.9 (L)
英国イルフォード社が販売したライカコピー機、ウィットネス。1952年頃の製造で、生産台数350台以下と言われるレアカメラ。製造は英国のPeto Scott社が担当しました。古今東西数多あるライカコピーの中でも、ひときわ秀逸なデザインが光ります。Witnessのロゴも最高、Tシャツを作りたくなるようなカッコ良さです。当初、WitnessにはDaron 50mm f2.9が標準装着される予定でしたが、それではスペックが凡庸との理由で、急遽大口径のダルメイヤー・スーパーシック...
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Rolleicord I Art Deco
ローライコード I型、アールデコ。通称金ピカコード。6x6判(120フィルム)。1933年の発売です。ローライコードはローライフレックスの廉価版の位置づけですが、初代のコードは何ともゴージャス。アールデコ調のダイヤモンドパターンが輝くニッケルプレートが奢られたボディに、当時の人々はさぞかし心を奪われたことでしょう。故に生産台数はかなり多いですが、緑青にやられ綺麗な個体の現存数は非常に少ないカメラです。撮影レンズはトリプレットのトリオター 75mm f4.5。フィルム巻き...
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Leitz Lens Hood FISON Black
エルマー 50mm用レンズフード、FISONの黒バージョン。A36サイズ。本品は珍しいオールアルミにブラックペイント。レンズに装着する部分の板バネもアルミ製です。重量は約9gと非常に軽量です。留めネジはクローム。Elmar 5cm等の刻印は彫りに白ペイント。珍品。レンズに接する板バネ部分の黒塗装に剥げが見られますが、外側の黒塗装はしっかり残っており、このフードとしては大変良いコンディションです。A36エルマーへの装着確認済み。セミクロームのバルナックのみならず、クローム...
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Nikkor 50mm f1.1 (S)
ニッコール-N 50mm f1.1。1956年に発売されたニコン Sシリーズ用の超大口径レンズ。6群9枚構成。フィルターサイズは62mm。写真用のニッコールとしては、Fマウントの物を含めて最大口径のレンズです。ズノー 50mm f1.1、フジノン 50mm f1.2、ヘキサノン 60mm f1.2、キヤノン 50mm f1.2等の戦後の大口径競争に対する日本光学の回答。本品は外バヨネットタイプ。外爪、海外ではExternal Mountとも呼ばれます。1959年にそれま...
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Gokoku No.1
¥180,000 ¥165,000
ゴコク I型。理研光学工業(現リコー)製。ベストフィルムを使用する3x4cm判カメラ。フォーカルプレーン・シャッターを採用し、外観デザインもライカを意識したつくりです。昭和14年(1939年)頃の製造で、ネーミングは「護国」に由来。軍国主義一色の当時の空気を反映しています。シリアル番号は1064。レンズ固定式のゴコク I型の生産は1,500台程度と言われており、シリアル番号は1000番台からスタートしているようですので、本品は64番目に当たる初期の個体と思われます。付属...
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Leica M Monochrom Leitz Park
初代ライカMモノクローム・ライツパーク。2014年発売、100台限定。製品コードは10778。ウェツラーのライツパーク新社屋オープンに合わせて登場した限定モデル。初代ライカMMはモノクロ専用CCDセンサーを採用。写真界に衝撃を与えた一台です。デジタル時代の銘機と言えるでしょう。今なおCMOSセンサーよりCCDを好む方も少なくありません。当店でも実写テスト機やスタッフの愛機として活躍していました。CCDのMモノクロームの描写は、やはり唯一無二の世界。圧倒的な階調の豊かさ、...
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Leitz Rangefinder HFOOK Black / Nickel
HFOOK。シュー付距離計。ライツの単独距離計FOKOSに可動型シューFOKABが付いたモデル。黒/ニッケル。距離ダイアルはmeter表記。基線長75mm。最短測距離は0.75メートル。アクセサリーシューに装着して使用します。距離の刻みは細かいタイプ。シャッターダイアル操作時には、距離計本体を回転させて迂回させることができ、ライツらしいギミックに溢れた実用性バツグンの距離計です。シュー部分を外せば縦にも装着可能。ライカ A型やスタンダードに是非とも装着したいアイテムです...
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Leica R - Alpa Adapter Leibag
ライバグ。ライカ Rマウントのレンズをアルパマウントに変換します。アルパ純正品。マニュアル絞り。逆ならともかく、Rレンズをアルパで使う必要があるのか、と言う声はさておき、お探しの方もいらっしゃるでしょう。やや稀少なアダプターです。僅かに擦れは見られますが綺麗なもの。アルパボディ、ライカ R用レンズで装着テスト済みです。送料込みの価格です。
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Summicron 50mm f2 (M) Black
第2世代のズミクロン 50mm f2。ライツの製品コードは11817。製造番号は261万台、1973年製。本品は下4桁にゼロが並ぶキリ番です。いずれも番号一致の元箱、当時の保証書、シュミットのカードが付属。コンディションも素晴らしく、コレクションにも好適です。1969年にリニューアルした、第2世代ズミクロン 50mm。5群6枚構成。この2ndモデルから、0.7mまで寄れるようになりました。初代ズミクロンの陰に隠れがちなレンズですが、描写も良く、無限遠ストッパーが省かれ、...
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Gamma III Aeronautica
ガンマ III、イタリア空軍バージョン。トップカバーにR.Aeronauticaの刻印有。III型は1950〜51年の製造。ガンマはスタイル最高、大変ユニークな機構を持つ、イタリア製のライカ・コピー機ですが、部品精度に問題があり、まともに動く個体は殆ど見られないのが残念です。本品はライカ・スクリューマウントとなった、ガンマ最終モデルのIII型。ちなみにガンマ I型は独自のバヨネットマウント、II型はスロー無しのライカ・スクリューマウント。このIII型は、ライカLマウント...
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Nikkor-O 55mm f1.2 (M改)
ニッコールーO 55mm f1.2、ライカMマウント改造品。日本光学がオシロスコープの画面撮影用に製造したカメラ用レンズ。6群8枚構成。絞り羽根は12枚、円形絞り。オシロスコープの暗い画面の映像を撮影するために明るい開放値を誇り、中心部の解像に優れています。コーティングはガラス面によってそれぞれブルー、パープル、イエローが施されています。最短0.7m付近から距離計連動。無限遠までは120°程度の回転角で到達しクイックなピント合わせが可能です。鏡胴先端部やヘリコイド部にご...
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Sonnar 50mm f1.5 (Contax) Black
Contax I型用標準レンズ、イチゴゾナー。製造番号は1407xxx、1932年製の初期モノです。黒/ニッケル。3群7枚構成。ノンコート。最小絞り値はf8。内爪バヨネット。コンパクトながらf1.5の明るさ。逆光ではやや弱さを感じますが、その淡い写りを上手く活かして撮影したい一本。フィルター枠にネジ切りが無く、42mmの純正かぶせフィルターやかぶせフードが適合します。距離計連動バッチリのAmedeo製アダプターが付属します。アダプターもニッケルメッキ仕上げバージョンでレ...
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Nikkor 85mm f1.5 (S)
1951年登場の日本光学製の大口径中望遠レンズ、ニッコール-S・C 8.5cm f1.5。ブラックペイントとクロームメッキ仕上げ。ニコンSマウント。外爪。3群7枚構成。feet表記。フィルターは60mmねじ込み。ニッコール 85mm f1.5は、約2000本が製造されたと言われており、ニコン用、ライカ用、コンタックス用の3タイプが含まれています。望遠の大口径ゆえに、ガラスがタップリと詰まったレンズ。ずしりとした重量感があります。実測で550g。後キャップ、ケースの他に、...
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Nikkor 85mm f1.5 (L)
ニッコール-S 8.5cm f1.5。ライカスクリューマウント。1951年に登場した日本光学製の大口径中望遠レンズ。ブラックペイントとクロームメッキ仕上げ。本品はNIKKOR-S銘となり、三脚座がブラック、基部のローレットの刻みが粗くなった後期型。3群7枚構成。feet表記。フィルターは58mmねじ込み。ニコンやコンタックスマウントとは、フィルター径やフードの装着方法が異なりますのでご注意を。ニコン用、ライカ用、コンタックス用の3タイプ合わせて約2000本が製造されたと...
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Micro-Nikkor 50mm f3.5 (L)
マイクロ・ニッコール 50mm f3.5。ライカスクリューマウント。1956年の発売。4群5枚構成。距離計連動。フィルター径は34.5mmねじこみ。ニコンの35mm用レンズで、初めてマイクロ・ニッコールの名を冠しました。距離計には1mから連動し、更に繰り出してゆくと非連動ながら45cmまで接写可能です。300l/mmもの解像度を持ち、試写をすれば目を見張るほどの解像力の高い写りに、今でも度肝を抜かれます。ニコン Sシリーズ用とライカ用を合わせても1,200本程度しか製造...
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Topogon 25mm f4 (Contax)
トポゴン 25mm f4。戦後Carl Zeiss Jena製のコンタックス・レンジファインダー用 超広角レンズ。1950年頃の製造です。Tコーティング付。距離表記はメートル。最短撮影距離は0.9m。距離計には非連動です。ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした、対称構造の4群4枚構成。35mmカメラ用で唯一トポゴンの描写が楽しめるレンズ。絞り開放付近では優しく淡い写りが周辺落ちと相まって、雰囲気の良い画を描きます。ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出...
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Exakta Real + Travenar 50mm f2.8
1966年、Ihagee West社製。戦前エキザクタの名機の数々を設計したIhagee Dresdenの技術者が、理想を追い西側へ亡命して作ったカメラ。西ベルリン(西独)工場製。右手/左手用に二つレリーズが付いています。メジャーなドレスデン製エクザクタの左手巻き上げとは異なり、本機は右手巻き上げレバーの一般的なタイプとなりました。クイックリターンミラー。ファインダーは後ろに引き抜く方式で交換可能。東独製のエギザクタと比較すれば、このレアルは大きな進化でしたが、当時日進...
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Nikon F2 Titan With Name
ニコン F2 チタンボディ。報道機関向けに供給されていた、チタン仕様のニコン F2 アイレベルをユーザーからの強い要望により限定販売したモデル。ボディ向かって左側にTitanの刻印が入っています。通称ネーム付。独特のちりめん塗装が採用されており特徴的な外観です。外装の上下カバー、ペンタプリズムカバーなどがチタン製。またシリアルナンバーもF2T 79xxxxという番号が振られています。ほぼ新品です。レンズ装着テストの際に付いたと思われる、ごくごくわずかな擦れがマウント面に...
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Leica A
製造番号18xxx。1929年製造の近接旧エルマー付ライカ A型。1913年にオスカー・バルバックが製作した3台のUrライカ、その後の31台のライカ 0(ヌル)型などの試作品を経て、1925年についに市場へと登場。世界中から賞賛を浴びた、記念すべきライカの初号機。ライツの製品コードは堂々たるLEICA。本品は著名ライカコレクター、ポール・ヘンリー・ハスブロック氏(Paul-Henry Van Hasbroek)の著書、「Leica in Colour (邦題:ライカ図鑑...
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Leica M10-P Reporter
ライカM10-P リポーター。オリーブカラーに包まれた、2021年発売の特別限定モデル。ライカの製品コードは20041。世界450台限定。ライカ社が主催する国際写真コンテスト、「ライカ・オスカー・バルナックアワード」40周年を記念し、ルポルタージュ写真家たちへの敬意を表したモデルとして登場しました。過酷な撮影環境にインスピレーションを受け、耐傷性の高いダークグリーン塗装を施し、防弾ベストに使用されるケブラー材を貼り革に採用。使い込むほどに経年の味わいが出る仕上げとなって...
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Leica IIIf Case
ライカ IIIf等、バルナック・ライカ用の速射革ケース。カメラ固定用のネジは細ネジタイプ。レンズ収納部には深さがあり、35mmレンズはもちろん、ズマリットや沈胴式ズミクロン等50mm付のボディにも使えます。送料込みの価格です。ごく僅かな擦れ、ストラップ部にシワ、また各部にわずかな縫い糸のほつれが見られますが、全体的には大変美しいコンディション。革製品である事と時代を考慮すれば、文句無しの極上品。ストラップにも深い皺や亀裂等見られず、強度にも全く問題はありません。元からの...
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Aspherical
ノクティルックス 50mm f1.2に続き、非球面レンズが採用された初代ズミルックス 35mm f1.4 アスフェリカル。通称AA(ダブルエー)。ライツのコードは11873。製造番号は346万台。5群9枚構成。フィルター径はE46。最短撮影距離は0.7m。2群目と5群目に非球面レンズを採用。製造が困難を極め、生産が追いつかなかったと言われており、わずか数年で生産終了してしまいました。1990年にフォトキナで発表されましたが、製造番号から調べると本品は1988年製。発表後...
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Hektor 50mm f2.5 (L) Chrome
製造番号は17万台、1933年製のヘクトール 5cm、クローム鏡胴。ライツのコードはHEKTORCHROM。メートル表記。レンズ構成は3群6枚。ノンコート。f2.5の明るさを持ちつつも小型軽量な、ライカ最初の沈胴式大口径レンズです。ヘリコイド番号は0番。距離指標はmeter。絞り開放付近では、オールドレンズ感タップリのやわらかな描写を味わえます。ヘクトールは海外などで適当に研磨されたり、ピントがおかしな個体が多く見られ、当店でも仕入の際にかなり気を遣うレンズですが、本品...
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Leitz Rangefinder FODIS Black
ライツの縦型距離計FOFER。初代のFODIS距離計の距離ダイヤルが大径となり、より操作しやすくなりました。ブラック/ニッケル。距離表記はフィート。黒塗りボディにニッケルメッキのダイヤルが美しく、六角のE.Leitzロゴの銀象嵌も格調高さを醸し出しています。精密感と高級感に溢れる、戦前ライツならではの逸品。製造から90余年を経ながらも極上コンディション、黒塗りや象嵌も大変美しいFOFER。この距離計に見合うコンディションのライカA型、B型、C型、スタンダード探しは長い旅...
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Leica M3 Early
ライカ M3初期モデル。製造番号は7001xx。M3発売初年度の1954年製。本品は段付きではありませんが(段付きと段無しはM3の1桁シリアルから混在します)、各部に初期型の特徴を残すオリジナル・コンディション。マウント12時位置のネジ無し、ASA200のバックドアやピンクがかったインジゲーター、初期の特徴を持ったバックドア裏、段付きやプロトとも共通するシャシーのデザイン、アクセサリーシューのクローム半月ストッパー(ステンレスも混在)、巻戻し軸中心部がワンドット(マイナ...
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Nikkor 35mm f2.5 (L) Lens Hood
ライカ・スクリューマウント用のW-ニッコール 35mm f2.5用純正レンズフード。ニコン S用とは形状が異なります。プラスチック製。ニコン Sマウントの35mm f2.5用フードは比較的見つけやすいのですが、Lマウント用は現存数が非常に少なく、かなりの入手困難。なお、フィルター径が同じニッコール 35mm f3.5にも装着可能です。また裏ワザとしてアンジェニュー 35mm f3.5 Type X1にも装着でき、まるで純正品の様にキマります!珍品。フード先端部や内側のベ...
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Summicron 35mm f2 (M) Black Paint
ズミクロン 35mm f2、ブラックペイント。8枚玉。レッドスケール。カナダライツ製造。製造番号165万台、1959年製です。マウントリングはクローム。ストッパーはペイント。とても綺麗な一本です。
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Leica M2 Black Paint
製造番号99万台、1960年3月に出荷されたライカ M2ブラックペイント。セルフタイマー無し。本品は、カメラレビュー・クラシックカメラ専科No. 63「わが伴侶の40年 ライカ M2 ボディーNo.990716」に掲載されているM2黒そのもの。フォトジャーナリスト中川市郎氏が、1961年7月にニューヨークのカメラ店で入手、長年にわたり撮影に使用していた一台で、ホワイトハウスの執務室ではジョン F. ケネディやその側近を撮影したショットも。JFKを撮ったM2BP。その際の...
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Summicron 50mm f2 (M) Black Paint
製造番号203万台。1964年製。ズミクロン 50mm f2 ブラックペイント、固定鏡胴・後期型。黒塗りにレッドスケールが精悍な印象です。手の触れる箇所のブラックペイント部には自然な雰囲気で真鍮地が出ており、経年の味わいも深い一本。黒塗りのライカ M3、MP、M2、M4等のお供にどうぞ。稀少品。当店販売品です。お客様に大切に使われ、当店に出戻ってきました。各部にペイント落ちがあり真鍮が見えていますが、雰囲気良く育った感のある外観です。アタリや凹みは見られません。2023...
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Summicron 35mm f2 (M) Black Paint
ズミクロン 35mm f2、8枚玉黒。製造番号は219万台、1966年製。本品は8枚玉ブラックの後期型、イエロースケール。ドイツ製。最短撮影距離は0.7m。ライツの製品コードはSAWOM。コーティングはパープル/アンバー。本品の重量は181g。鏡胴もガラスもとても綺麗な一本です。ライカ M2、M4ブラックペイントのお供に!純正前後キャップ、時代は下がりますが、純正UVaフィルター13131が付属します。ブラッククローム部に擦れは無く、使用感ほとんど見られないとても綺麗な...
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Angenieux 50mm f1.5 Type S21 (M改)
フランスの銘玉、アンジェニュー 50mm f1.5 Type S21。前期型。1953年製、S21のデビュー初年度の製品です。feet表記。プリセット絞り。ダブルガウスの4群6枚構成。絞り開放付近では、ベールに覆われたような美しいフレアと豊かなボケ味で大変美しい描写。アンジェニュー独自の外観スタイルもたまりません。レンズが奥まった形状はフード要らず、その美しい外観をフード装着で損なうことなくお使い頂けます。適合フィルター径は51mmまたは51.5mmとなかなか出て来ない...
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Angenieux 90mm f2.5 (L)
久々入荷のアンジェニュー 90mm f2.5 Type Y1、ライカLマウント。本品は前期鏡胴。Type Y1初期デザインの鏡胴ですが、最初期Y1は茶色に褪色するのに対し、本品は藍色に褪色します。美しいブルーコーティングが施されており、このデザインのアンジェY1としては最後期に当たると思われます。4群4枚構成。製造番号は154xxx。1948年製。距離表記はfeetです。フィルターはズミルックス用純正E43が装着できます。他の43mmですと入る物と入らない物がありますの...
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Angenieux 28mm f3.5 (Alpa)
仏アンジェニュー 28mm f3.5。タイプ R11。アルパ用マウント。自動絞りバージョン。精悍な黒鏡胴。Type R11は1953年に登場。本品は1971年の製造で、R11では最後の方の個体です。6群6枚構成。レトロフォーカス設計。精悍なブラック仕上げに赤文字と白文字が映えるデザイン。自動絞り、マニュアル絞り切替式。ダイヤルを回すことで絞り値の設定を行うという凝ったつくり。タイプ R11はエキザクタマウントやM42マウントがメジャーですが、アルパ、プラクチナ、レクタフ...
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Topcor 35mm f2.8 (L)
トプコール 35mm f2.8。東京光学製。対称構造の4群6枚構成。レオタックスの交換レンズとして1955年に発売されました。150g強と軽量なアルミと真鍮製の鏡胴デザイン。feet表記。白アルマイト処理が独特の色彩を放ちます。この時代の東京光学の製品は非常につくりが良く、見ていて惚れ惚れする仕上がり。レンズとセット販売された専用のブリリアントファインダーは、35mmカメラ用としては世界最大と言われています。等倍なので両目を開いたまま視野を確保でき、ユーモラスな外観と共...
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Nikkor 85mm f2 (S) Black
銘玉・ニッコール-P.C 8.5cm f2。ニコンSマウント。外爪。1948年に登場し、初期はクロームメッキの白鏡胴でした。本品は最終型の黒鏡胴。3群5枚構成のゾナー型を採用。フィルター径は48mm。距離表記はfeet。この497xxx番台あたりがほぼ最終ロットと言われています。絞り開放ではしっとり柔らかめな描写ですが、f4付近まで絞り込むと一気に鮮鋭な描写に。D.D.ダンカン氏が朝鮮戦争で使用し絶賛、日本製レンズの優秀さを世に知らしめるきっかけとなった記念碑的レンズで...
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Nikkor 50mm f1.5 (L)
ニッコール 50mm f1.4、ライカLマウント。日本光学製。1949年頃の製造。当時発売していたf3.5、f2を超える大口径高速レンズとして登場しましたが、すぐにf1.4が完成したため、約1年間ほど生産されただけの短命に終わりました。一見するとライカクセノン 50mm f1.5にも似た外観です。シリアル番号は捨て番905と907の2つがあり、こちらは907の個体。ライカマウントとニコンSマウントが半々ほど作られ、合計で約800本の製造に留まります(つまりライカ用は40...
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Leitz Lens Hood OLLUX
12522H、以前のコードはOLLUX。1960年のフォトキナで、世界で最も明るい広角レンズとして発表され、その後もフィルター枠やストッパーなどの形状を変更しつつ、ASPH.の登場まで息の長いモデルだった球面ズミルックス 35mm f1.4、その最初期モデル・通称Steel Rimの専用フードです。当初はOLLUX銘でしたが、本品は12522H銘となったバージョン3。実にカタチの良いフードで、フードとしての効果はもとより、ズミルックス 35mm 初期玉の完成されたデザイ...
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Leicavit M Black Paint
ライカ MP6用ライカビット。ブラックペイント仕上げ。ライカのコードは、14009。ごくわずかに使用感が見られますが、新品の雰囲気タップリ。新品同様品のライカMP6に装着してもバッチリ似合うでしょう。付属の保証書は未記入です。日本シーベルヘグナー正規品。
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Leica M6 TTL 0.85 NSH Black Paint
ライカ M6TTL NSH ブラックペイント。なんと新品未開封品!日本シーベルヘグナー社(NSH)がライカ社へオーダー、販売したモデル。ライカ社のカタログNo.は、10447。268万台。2000年製。本品のファインダー倍率は0.85。この限定モデルでは、0.58、0.72、0.85のファインダー倍率が選べ、合計で400台が製造されました。製造番号と限定番号はアクセサリーシューに刻印されています。ベースモデルはライカ M6 TTL 0.85。ライカ M3をオマージュした...
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Leica MP6 Black Paint 0.72
ライカ MP6 ブラックペイント。本品は何と未開封新品!ファインダー倍率は0.72。10311 。限定400台。M6をベースに巻き上げレバー、巻戻しノブをライカM3デザインに変更したクラシカルなデザイン。貼り革も目の粗いタイプ。ライカM3ブラックペイントを思い出させる仕上げですが、露出計が内蔵されており使い勝手とデザインを両立しています。後年登場し、現行モデルとなっているライカ MPの生みの親となった限定モデルです。
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Leica M4 Black Paint
ライツの製品コードは10402。製造番号128万台、1971年2月出荷に出荷されたライカ M4ブラックペイント。グッタペルカ等も含め、オリジナルコンディション。巻き上げレバーまわりや底蓋などのペイントの剥げ方も実に良い雰囲気です。ライカ M3、M2ブラックペイントにはやはり黒レンズが似合いますが、M4ペイントにはクローム鏡胴のレンズもしっくり似合います。当店販売品です。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻ってきました。フィルムカウンターの近くと、底蓋に2箇所ほど軽微な...
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Leica M4 Black Paint
製造番号124万台。使い頃な雰囲気の1969年8月出荷のライカ M4ブラックペイント。7月のアポロ月面着陸に続き、8月にはジミヘンやザ・フーが伝説のライブを行ったウッドストック・フェスティバルが開催、男はつらいよ初上映。時代の大きなうねりを感じる1969年8月生まれのライカです。グッタペルカも含め、全て当時のオリジナルコンディション。本品は適度に使われた感じで黒塗りもしっかり残っていますが、まだまだ成長の余地は十分。これからガンガン使い込んで、自分だけのM4BPに育てて...
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Leica A Early
1928年製の旧エルマー付ライカ A型。製造番号は12xxx。feet表記。本品は1.5feet(約45cm)まで撮影できる近接エルマー付です。各部のパーツは当時のオリジナル、グッタペルカは目の粗いタイプです。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットの目も揃っています。旧エルマーの銘板は、A型初期ならではの可愛らしい小さなフォントです。底蓋はカンヌキタイプ。Open - Closeと英語表記ですので、おそらく当時英国へと輸出された一台でしょう。本品は目立ったア...
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Teleroy w/ Flor 105mm f3.5
仏Royer社製。1950年代製造の6X9判(120フィルム)、テレロワ。なかなか凝ったメカニズムの連動距離計内蔵カメラ。本品はトップカバーにセルフタイマーが付いたモデル。レンズはSOMベルチオ社のフロール 105mmf3.5。ベルチオ・レンズらしい美しい淡いブルーのコーティング。距離計窓が小さく、ピント合わせには慣れが必要ですが、アルミボディで軽量、距離計連動でベルチオのレンズが楽しめるなかなか魅力ある一台。2018年のフランス仕入れ物件です。お客様に大切に使われ、こ...
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Leitz Sports Finder RASUK Black
ライツのスポーツファインダーRASUK。本品はブラックペイント。35/50/73/90mm枠が用意されています。対物部分の軸が回転し、焦点距離を変えることができる見事なつくり。接眼部分の高さを変えることで、パララックス補正にも対応します。メートル表記。このRASUKファインダー(35/50/73/90mm枠)に + RAMET(スライド式ファインダー枠105/135mm)が付属すると、コード名が変わりRASALとなります。ややこしいですね。そう言えば、以前これらのややこ...
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Leica IIIf Early
最初期のライカ IIIf。ライツのコード名はLOOHN。ライカ IIIfは、1950年にシリアルナンバー#525001からスタートしますが、本品は304台目のIIIf。シリアル番号は#525304。後のIIIfと一見同じに見えますが、細かく見ていくと多くのポイントが異なります。お持ちのIIIfと比べてみましょう!・IIIfを特徴付けるシンクロガイドのツメの形状が、後のIIIfと異なりフラット、いわゆる平爪です。海外ではブラックダイヤルならぬフラットダイヤルを呼ばれます笑...
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Nikkor 85mm f1.5 (Contax)
日本光学製の大口径中望遠レンズ、ニッコール-S・C 8.5cm f1.5。本品は'C' のマーク付きのコンタックス RF用マウント。3群7枚構成。feet表記。1951、または1952年に発売開始されました。ニッコール 85mm f1.5は、ニコン S用、ライカ用、コンタックス用3タイプを合わせて、約2000本が製造されたと言われています。望遠の大口径ゆえに、ガラスがタップリと詰まったレンズ。ずしりとした重量感があります。実測で550gでした。フィルターは60mmねじ込...
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Nikkor 50mm f1.1 (S)
1956年に発売されたニコン Sシリーズ用の超大口径レンズ、ニッコール-N 50mm f1.1。6群9枚構成。フィルターサイズは62mm。写真用のニッコールとしては、Fマウントの物を含めて最大口径のレンズです。ズノー 50mm f1.1、フジノン 50mm f1.2、ヘキサノン 60mm f1.2、キヤノン 50mm f1.2等の戦後の大口径競争に対する日本光学の回答。本品は内バヨネットタイプ。内爪、海外ではInternal Mountとも呼ばれます。1959年には外バ...
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Ensign Autorange 820
英国の名門、Houghton社製の中判カメラの銘機、オートレンジ 820。レンズは銘玉ロス・エクスプレス 105ミリ f3.8。1955年頃の製造です。オートレンジ 820は、ベッサ II、スーパー・イコンタ等と共に、スプリングカメラ全盛期の終わり頃に製造された、中判フォールディングカメラの高級機。日本でも昔から人気があります。 120フィルムを使用。66マスクはフラップ式でボディに内蔵されています。6X9で8枚、6x6で12枚の撮影が可能。二重露出防止機構付。 凝った...
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Nikkor 50mm f1.4 (L)
日本光学製。ライカLマウントの距離計連動式標準レンズ。先代にあたるニッコール-S.C 50mm f1.5が登場した翌年、1950年10月に登場しました。3群7枚構成のゾナー型を踏襲していますが、f1.5が完全なるツァイス製ゾナーのコピーであったのに対して、独自の改良を加えて進化させたレンズがこのf1.4。距離表記はfeet。1mまでは距離計連動、その先は非連動となりますが、50cmまでの撮影が可能です。ミラーレス全盛の現代では嬉しい機能です。本品は捨て番5005がシリア...
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Nikon S + Nikkor 50mm f2
ニコンS型の後期モデル。日本光学製レンジファインダーカメラ。シリアル番号は611xxxx。製造技術も向上し、1台1台のクオリティが高まった時代の個体です。巻き取りスプール室の壁面が丸く仕上げられており、内部の造りも上質になっています。 S型は先代のM型にシンクロ接点(F:ファスト1/20以上、S:スロー1/8以下)を装備したモデルです。追加されたシリアル番号下の赤点は、フィルム面を示すインジケーター。なお、ファインダーは視野全体が50mm相当です。 付属のレンズはニッコ...
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Leitz Lens Hood ITDOO
ライツ製レンズフード、ITDOO。ズミクロン50mmやズマロン35mm用の定番フード。シングルフック。 後継モデルのIROOAに比べてすっきりとしたデザインで、スタイリッシュなフード。ミニマルな造形が素晴らしいライツのアクセサリー。 ITDOOも数種のバリエーションがありますが、本品はレンズ銘が刻印された一般的なタイプ。初期には少数ながらベークライト製もありましたが、簡単に割れてしまうためでしょうか、すぐに姿を消しました。 本品は元箱付のとても綺麗なITDOO、コレク...
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Leica B Compur Dial Set
珍品、ライカ B型。前期モデルの旧コンパー付、通称ダイヤルセット。本品はシリアル6000番台の1928年製、5986〜6272の3rdロットのうちの1台。レンズの距離指標はメートル。ライカ B型は、1941年までに新・旧コンパー合わせて1700台程度(うち旧コンパー付はわずか638台!)が生産されましたが、DII登場の1932年以降はほとんど売れなかったようです。実際に操作をしてみるとその使い難さがよく分かります。売れなかった理由も良〜く分かります笑旧コンパーシャッター...
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Leica A Early
シリアル3100番台。1926/27年製の旧エルマー付ライカ A型。レンズは近接エルマー。距離表記はfeet。レリーズボタンはマッシュルーム。グッタペルカはAnastigmat時代から続く荒シボ。底蓋開閉ロックはかんぬきタイプ。レンズ銘板に刻まれた、初期特有の小さなフォントのElmar刻印も可愛らしい。 当時のオリジナル状態を保った一台です。ペイントの剥げ具合も程よく、ヒストリーを感じさせてくれる深い味わい。全体に時代なりの使用感はありますが、90年を超える年月を経てな...
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Leica M6 TTL 0.85 Dragon 2000 Black Paint
ライカ M6 ブラックドラゴン。辰年の西暦2000年、中国にて500台限定で販売されたモデル。トップカバー背面部には、156/500の専用シリアル番号が記されています。 ブラックペイント仕上げ。ライカ MP6やミレニアムなどと同様に白文字&赤文字の精悍な刻印。巻上げレバーや巻戻し軸はM3タイプ。 ベースのボディはM6TTL、ファインダー倍率は0.85倍。35/50/75/90/135mmのブライトフレームを内蔵しています。 使用感が見られない大変綺麗な状態を保っており、...
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Contax IIa + Sonnar 50mm f1.5
西独シュツットガルト製のコンタックス IIa。1950〜61年の製造です。ツァイスの製品コードは563/24。 本品はコンタックス IIa前期型。シャッター速度が黒のみで表記されており、ブラックダイヤルとも呼ばれます。IIa前期型は1950〜54年の製造です。ヘリコイドはfeet表記。 後玉が飛び出している戦前ビオゴン35mm f2.8は使えませんが、他の数多くのレンジファインダー・コンタックス用レンズ群を楽しめる、魅力的な一台です。付属レンズはCarl Zeiss銘の...
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Leitz Lens Hood FISON Black
エルマー 5cm 用レンズフード、FISON。比較的初期のブラックペイント仕上げ。A36サイズ。本品はフード基部、先端部共に真鍮製のタイプで留めネジはクローム。 ペイントの剥げ具合が良く、なかなか精悍な雰囲気です。やや稀少。 各部にペイント落ちが見られます。フード先端部はごくわずかに歪んでいますがパッと見ではわかりません。A36のエルマーにて装着確認済みです。 ライカA型、DII、DIII、ブラックペイントのM型などとコンディションを合わせて装着したい、ライツの定番ア...
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Wray Unilite 50mm f2 (M改)
英国の老舗光学メーカーWray社が1954年に発売した風変わりな一眼レフ、Wrayflex(レイフレックス)シリーズ用の明るい標準レンズ、Unilite 50mm f2。4群5枚構成。美しいブルーコーティングが施されています。 本品はライカ Mマウントへの丁寧な改造が行われてます。距離計連動バッチリ、0.7mから無限遠まで連動します。 絞り開放では中央部は細やかな描写をしつつ、淡いベールがかかったような穏やかでやわらかな描写。 滲みの美しさを活かし、ポートレートやブツ撮...
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Distagon C 60mm f5.6 (Hasselblad)
カール・ツァイス製のハッセルブラッド用交換式レンズ、ディスタゴン 60mm f5.6。60mmレンズは、6x6中判ではやや広角にあたり、使い易い画角です。本品は1959年製、初期タイプ。距離表記はfeet。 このf5.6バージョンは、1000F用に続き500シリーズ用の初期に製造されたのみで、すぐにf4へと移行してしまいました。 次のf4バージョンと合わせても約3000本のみの製造と言われ、市場にはなかなか出て来ません。 f4モデルとほぼ共通のデザインですが、鏡胴のシェ...