Other
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Hugo Meyer Doppel Plasmat 195mm f4
Hugo Meyer社製の組み合わせレンズ。約66.5φのねじ込みマウント。前後両群を装着した状態で195mm f4、後群のみで320mm f8の焦点距離に変身します。前玉に少々拭き傷、後玉のフチに小さなカビ跡が一点見られます。ペンタックス 67用の延長チューブとヘリコイドを改造したアダプターが付属します。
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Unknown Petzval 75mm
正体不明のブラスレンズ。1900年前後製造のレンズでしょう。何の刻印もありませんが、ペッツバール・タイプ。M42マウントに改造されています。無限遠OKですが、若干オーバーインフに設定されています。焦点距離は75mm前後でf値は2.8程度(α7で実測)と思われます。絞りが入っていないため、常時開放での撮影となります。ガラスは中玉にチリの混入がありますが、抜け具合はなかなかよく、全体的にはまずまずの状態です。実写はフレアが強烈で幻想的な描写です。当店のお客様からの出戻り品で...
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Angenieux 90mm f1.8 (M42)
Type P1。アンジェニュー 90mm f1.8の後期型。4群5枚のエルノスター型。距離表記はメートル。元はRectaflexマウントですが、アダプターを取り外してM42マウントとしてあります。無限遠もバッチリ出ています。取り外したレクタフレックス用アダプター付属します。吸い込まれるようなブルー・パープルのコーティングが美しい。テスト結果も良好。状態の良い純正前キャップ付。稀少品。 2017年9月にフルOH済。各部の操作感、とても滑らかです。前玉と後玉裏には、例によっ...
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Primoplan 80mm f1.9 (M42改)
Meyer Gorlitz製。ナハト・エキザクタ用標準レンズ、プリモプラン 80mm f1.9をM42マウントに改造したものです。レンズの製造は1934年頃と思われます。4群5枚構成で、エルノスター型の発展型。開放ではやや暴れますが、緻密に描写しながら美しく滲み、とても雰囲気のある描写です。少し絞るとしっとりと優美な描写をします。ボケも柔らかく穏やか。つくづく良いレンズだと思います。当店のお客様からの出戻り品で、滲む描写を楽しまれてきた一本です。 2017年6月に改造、...
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Dallmeyer Super-Six 4inch f1.9 (M42改)
102mm。開放付近では盛大なハロとフレアが出ます。フードは必携でしょう。開放での描写は絵画です。
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Boyer Saphir 50/2.8 (M42)
ノンコート。M42マウントに改造済。非常に丁寧な仕事がなされています。試写例をご覧下さい!
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Zunow 50mm f1.1 (L) Black
1953年に、「世界で一番明るいレンズ」のコピーで華々しくデビューした、ズノー 50mm f1.1の最終型。シリアル番号は7000番台。1960年頃の製造です。鏡胴はブラックペイント。4群9枚構成。レンズ構成的には3番目のタイプで、後玉がバルサム貼り合わせの2枚となった。この最終型(III型)は、ズノー光学の倒産により市場には出回らなかったと言われています。現存数が非常に少ない、幻のレンズです。2016年8月にOH済。お客様からのリクエスト商品で、店頭にて売約済みとなり...
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Taika Harigon 58mm f1.2 (Exakta)
エキザクタの外バヨネット用レンズ。タムロンの前身の泰成光学製のレンズ。恐らく6群8枚構成。2017年6月にOH済。非常に珍しいレンズです。 後玉にごく軽微な擦れ傷数本あるが、他は綺麗。
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RE GN Topcor 50mm f1.4 (Exakta)
東京光学製トプコン用レンズ。エキザクタ・マウント。後玉に放射性物質を使用した、いわゆるアトムレンズとして有名な一本。東京光学らしく、作りも立派なものです。ストロボのガイドナンバーに併せてロックレバーをセットすると、ピント位置(被写体との距離)に応じて絞りが自動で連動します。外観は使用感少なく綺麗です。ガラスは中玉に強力なLEDライトで見える清掃痕があります。全体的にはスカッと抜けているため、描写には影響ないでしょう。後玉は例によって黄色くなっています。付属のフードの刻印...
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Astro-Berlin Astan 47mm f2.9 (M42)
Rau-Optik Wetzlar製。設計はアストロ・ベルリンと言われています。ヘリコイドはm表記。3群3枚構成。元々はドイツの稀少な一眼レフカメラ、FECA用に供給されたレンズだと思われますが、本品はM42マウント。改造の形跡は無く、オリジナルのM42と思われます。無限遠もきちんと出ます。レンジファインダーカメラ用かと思わせるほど小柄な鏡胴。ガラス綺麗です。開放から中心部の解像感はなかなかのもの。背景はやや荒くなりますが、少々絞れば素直な描写をします。試写館をご覧頂け...
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Avenon 28mm f3.5 (L) Black
ライカ・スクリューマウント。アベノン光機製の広角レンズ。最短1mの前期型、ブラック仕上げ。外観、ガラス共に綺麗です。ケンコー製UVフィルターが泣かせます。距離計連動は、当店のテスト用M240で確認済です。付属の革ケースは乾燥でパリパリになっています。
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Emil Busch Rapid Aplanat No.3 Ser. D f8
エミール・ブッシュ製。2群4枚構成。1866年頃に、ダルメーヤー及びシュタインハイルにて発明された、色消し(アクロマート)レンズ。開放F値6、最小F値は384。焦点距離は280mm前後、5X7程度をカバーすると思われます。コピー品のリンホフボードにマウントされています。フード内面、レンズ先端部分に塗装の剥がれが見られますが、ニッケルメッキの傷みもあまり見られず、外観はまずまず綺麗です。ガラスは後玉に少々の擦れ、前玉裏にとても浅い拭き傷が2本見られます。
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Unknown Petzval 50mm
正体不明のブラスレンズ。1900年前後のレンズでしょうか。何の刻印もありませんが、ペッツバール・タイプ。焦点距離は50mm前後と珍しく、f値は2.8程度と思われます。絞りが入っていないため、常時開放での撮影となります。M42マウントに改造されています。若干オーバーインフに設定されています。ガラスは中玉にチリの混入がありますが、抜け具合はなかなかよく全体的にはまずまずの状態です。実写はフレアが強烈で幻想的な描写です。
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Astro-Berlin TV-Tachar 50mm f1.5 (M改)
アストロベルリン製。CRT(オシロスコープ)撮影用と思われる業務用レンズを、ライカ・スクリューマウント(L/Mリングが付属します)に改造。35mmフルサイズはカバーしませんが、APS-Hをカバー。レンズの特性上、近接域での描写に優れます。淡麗な色味と緻密な描写には驚きました。絞り羽根は16枚。開放付近では盛大にグルグルボケが出現しますが、f4程度まで絞ると急激に画面全体が際立ちます。特に中心部の解像感は特筆モノです。ややアンダー目に撮影すると発色もとても良い感じです。試...
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Russar 20mm f5.6 (L)
ロシア製ライカ・スクリューマウント・レンズ。4群6枚構成。ノンコート。距離計非連動。1960年頃から製造されており、昔からロシア製レンズの中でも評判の高い一本。外観使用の痕跡も少なく、なかなか綺麗です。ガラスにもクモリは見られず、クリーン。ピント良好です。
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Taylor-Hobson Xenon 50mm f1.5 (L)
28万台。1936年、シュナイダー製。六角絞り。5群7枚構成。クセノンとしては2番目のロット。アメリカやイギリスへの輸出向けにテーラー・ホブソン銘となっています。トロニエ博士の設計、戦前ライツの大口径レンズを代表する一本。当時は非常に高価なレンズだったそうです。最小絞りはf9。feet表記。開放付近では、クセノンらしい繊細で軟らかい描写を堪能できます。 前玉にライツによる後コーティングが施されています。2017年6月にフルOH済。重くなりがちなクセノンのヘリコイドですが...
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Orthometar 135mm f4.5
158万台。戦前イエナ製。ビオゴン、トポゴンと並びカールツァイスを代表する広角レンズ。マウント面は約62mm。ペンタックス67用アダプターが付属しますが、ヘリコイドがないため、ピント調整にはベローズかエクステンション・ヘリコイドが必要です。拭きキズやクモリも見られず、ガラスとても綺麗です。
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Angenieux 50mm f1.5 (M42)
Type S21後期型。1959年製。4群6枚構成。開放付近での美しい滲みと、色気を醸し出す描写はこのレンズならではのもの。スタイルも素晴らしい。近年ではかなり珍しいレンズになってしまいました。2017年OH済。前玉に軽微なコーティング傷みが見られますが、全体的には綺麗な一本です。
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Zunow 45mm f1.8 (L改)
ネオカ Sに標準装着されていたズノー 4.5cm f1.8を取り出し、ライカ・スクリューマウントへ改造した一本。銘板は後年刻印されたものだそうですが、見事な仕上がりです。ヘリコイドは宮崎光学製。絞り羽根は12枚で、F16ではほぼ真円になります。距離計連動もバッチリ、ガラスも綺麗で、ピントも最短から良好です。35mmフルサイズ用としては、最も安価なズノーレンズかもしれません。試写結果も良好です。試写館をご覧頂ければ幸いです。
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Dallmeyer Stigmatic Series II No.4
英国ダルメーヤー製。3群5枚構成。焦点距離7.6インチ(約190mm)。1898年頃に製造されたレンズだと思われます。絞り開放ではf6。当時のデータシートによると、4x5インチはカバーするようです。レンズ後端は50mmのネジが切ってあります。ガラスには製造時の気泡が数点見られますが、他はとても綺麗です。外観はやや薄い擦れありますが、全体的に綺麗です。
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Kino-Plasmat 25mm f1.5 (L改)
Cマウントのキノ・プラズマートを、ライカLに改造。距離計非連動。M型ライカに装着すると距離計コロに干渉します。黒塗りとニッケルの佇まいがよい雰囲気。イメージサークルが小さく、前オーナー様はm3/4規格のデジカメで撮影を楽しまれていました。チリ混入が僅かにあるものの、ガラスはスカッと抜けていて綺麗です。ヘリコイドの繰出しが多く、最短15cm程度まで接写可。Kino-Plasmatの50や75mmは遙か彼方へ行ってしまいましたが、本品はお手軽にその描写を楽しめます!試写はα...
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Planar 135mm f3.5 (Linhof)
228万台。リンホフ向けに供給されたプラナー 135mm f3.5です。前玉のコーティングが全体的に劣化していますが、ガラスの抜けは良くスカッとしています。外観はケーブルレリーズ装着部付近に少々黒塗装の剥がれがあります。リンホフ純正のボード付きです。
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Macro-Switar 50mm f1.8 (Alpa)
アルパ用マクロ・スイター。5群7枚のアポクロマート・レンズ。その描写性能の素晴らしさは、その名の通りマクロ撮影はもちろん、スナップなど幅広いシーンで引き出す事ができ、レンズのポテンシャルの高さを感じます。2017年3月にガラス清掃、ヘリコイドグリス補充済。商品写真でご覧頂けるように、レンズの後玉裏全面にコーティングの傷みが見られます。鏡胴やフード、付属品が綺麗なだけに惜しいです。高い解像力を持ちながら、しっとりと麗しい描写。アルパの名声を高めた銘レンズです。試写結果、良...
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Hermagis Dellynx 50mm f3.5 (L改)
フランスの老舗光学メーカー、エルマジー社製のレンズをライカ・スクリューマウントに改造した一本。宮崎光学さんの改造です。Hermagis製のレンズで、50mmの焦点距離はかなり少ないと思われます。1930年代のフランス製35mm判カメラに装着されていたものでしょうか。詳細は不明ですが、なかなか趣のある描写をします。中玉に少々クモリが見られますが、試写結果良好です。委託品。
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Dallmeyer Super-Six 76mm f1.9 (Nikon F改)
ダルメイヤー製の中望遠レンズ。4群6枚のダブルガウス型。ダルコート(コーティング有)。M42マウントに加工されたレンズヘッドに、ボーグのヘリコイドを装着。後面はFマウント化されていて無限遠までOKです。最短撮影距離は約70cm。アンジェニューのようないぶし銀のレンズヘッドが良い雰囲気。開放では若干甘めで儚さのある玉ボケが見られますが、一段絞れば非常にシャープ。前玉と中玉に浅い拭き傷、後玉周辺部に針先ほどの傷がありますが全体的にはスカっと抜けており、このレンズとしてはまず...
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Russar MP-2 20mm f5.6 (L)
ロシア製ライカ・スクリューマウント・レンズ。4群6枚構成。ノンコート。距離計非連動。1960年頃から製造されており、昔から評価の高い超広角レンズです。レンズはガラス、外観共にとても綺麗、ピントも良好です。ファインダーにはやや使用感が見られます。
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Dallmeyer Serrac 8 1/2inch f4.5
ダルメイヤーの大判用レンズ。ノンコート。8X10をカバーします。しっかりと映る像を望む方に。前後玉に僅かに擦れ傷が見られます。
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Fujinon 50mm f1.2 (Contax) Black
フジノン後期型・黒鏡胴。4群8枚構成。国産大口径競争の真っ只中に登場したレンズ。殆どがライカ Lマウントですが、少数コンタックス用とニコン Sマウントが製造されました。鏡胴には少々使用感見られますが、ガラス綺麗です。珍品。
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Komura 135mm f2.3 (Bronica)
ブロニカ・ラージバヨネットマウント用ヘリコイド付。プリセット絞り。レンズヘッドとヘリコイドが分離可能で、ブロニカD及びブロニカSで使用する場合は、レンズヘッドを直接装着します。S2以降のボディにはヘリコイドごと装着。ブロニカ用135mmの中では最も明るく大口径なレンズ。前玉はかなり迫力があります。ガラスとても綺麗です。委託品。
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Astro-Berlin Pan-Tachar 125/2.3 (L改)
映画用レンズで高い評価を得ている独Astro-Berlin製の銘玉。4群4枚構成。アストロを代表するレンズ。ライカ Lマウントに改造済(距離計には非連動)。外観はそれなりにヤレが見られますが、ガラスは拭きキズも無く綺麗です。ノンコート。なりはデカいが軽量なアルミ鏡胴で意外に使い易いレンズ。描写も秀逸。Sony a7で試写しました。
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Television Ektanon 50mm f1.9 (L改)
1941年頃の製造。コダック・エクトラ用エクターを映画用に転用したエクタノン・レンズを、キャノンのヘリコイドを使ってライカ Lマウントに改造したもの。2016年7月にOH済。ごくごく軽微な拭き傷が見られますが、他ガラスはとても綺麗です。実写結果良好、発色も良好で良いレンズ。試写館をご覧くださいませ。稀少品。
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Kinoptik 150/2.8 (Pentax 67改)
1961〜81年の間に324本製造された、アルパ用キノプティックをペンタックス 67用に改造したもの。後玉にコーティングの荒れが少々見られるが、他ガラスはまずまず綺麗です。フードは改造品。
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Soligor 35/2.8 (Miranda T)
ミランダ外バヨネット。シャッターボタンと連動する自動絞り。ミランダ用35mmレンズは様々なバリエーションがありますが、本品はシリアルナンバーの先頭にKの刻印があるため、コーワ製と思われます。現物、初めて見ました。ヘリコイド、絞りともに若干重めですがガラスとても綺麗です。稀少。委託品。
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Zenzanon 100/2.8
ブロニカ小バヨネット用。シングルコート。ゼンザノンという名称ですが、製造は東京光学。長らく噂レベルでの情報でしたが、日本カメラ博物館で行われたブロニカ関係者の公演で、公式に東京光学製ということが明かされました。レンズ着脱マークの横のメッキが少し欠けています。前玉に拭き傷がありますが、全体的にはまずまずのコンディションです。ボディとセットではたまに見かけますが、レンズ単体は最近は少なくなってきました。委託品。
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Macro-Switar 50/1.9 (Alpa)
アルパ用マクロ・スイター。人気のf1.9。1968年の発売。5群8枚で再設計されました。feet表示。6303本の製造。アルパの名声を高めたアポクロマート・レンズです。拭き傷も見られず、綺麗なガラスです。ヘリコイドの操作感も良好。フードはf1.8の時代のものです。試写結果良好です!花びらの質感描写、見事だと思います。試写館をご覧頂ければ幸いです。
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Royal Optik Luminar 55mm f1.8 (L)
独Royal Optik社製。他にこのメーカーの製品は見た事がありません。アルミ鏡胴。4群5枚構成。直進ヘリコイド。ライカ・マウントで距離計カムも付いているが、近接側で連動がダメです。過去に扱った3本も同じ傾向でした。ミラーレス機やライブビューでお楽しみ下さい。戦後すぐ位の製品だと思われるが、他社のOEMなのか、そもそもライカ用として製造されたのか。謎ばかりのレンズです。2016年5月にOH済。ひと言で言うと、描写は甘いです。解像力も今ひとつ。写らないレンズがお好きな方...
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Zunow 50mm f1.3 (L)
feet表記。製造本数は恐らく100本を切るでしょう。f1.1の性能に満たない部品を流用して、f1.3が作られたと言われていますが、実写の性能は素晴らしく、開放から非常に良いピントです。背景はf1.1よろしく、盛大に暴れてズノーらしい描写です。f1.1とは違う魅力があります。前玉にコーティングの傷みが若干と、中玉に拭き傷がありますが、ズノーとしてはかなり良い状態です。2016年4月にOH済。ズノーらしからぬ滑らかな感触になっています。珍品。
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Iscoliton 50mm f2 (Exakta)
独Gottingen、Isco社のエキザクタ用自動絞りレンズ。ダブルガウス型。Exaktaの文献等を探しても、詳細データは見当たりませんでしたが、恐らくM42マウントのWestagonの銘変わりでしょう。つくりはなかなか立派で、見た目も格好いいですね。2016年3月に各部調整済。描写良好。
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Dallmeyer Ser XII Projection 75mm (L改)
ペッツバール型の投影用レンズ。1900年代初頭の製造でしょうか。Lマウントに改造。距離計非連動で絞りはありません。後玉に線キズ一本みられます。焦点距離とf値の表記はありませんが、スタッフが使用したところ100mm f2.8程度に感じました。鏡胴はラック&ピニオン式で横のノブを回して繰り出します(ガタ有り)。アウトフォーカス部はグルグル回りますが、中心部は時代を感じさせないなかなかシャープな写りです。条件次第では非常に雰囲気のある描写が期待できます。さすがはダルメイヤー。...
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Macro-Switar 50/1.8 (Alpa)
アルパ用マクロ・スイター。前玉に軽微な拭き傷が数本見られまずが、他ガラスはまずまず綺麗です。2016年4月にOH済、ヘリコイドの感触も極上です。絞り羽根も一枚一枚丁寧に清掃済。フードの状態も良好です!
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Kern Switar 50/1.8 (Alpa)
オート・スイター。自動絞り。1955〜66年の製造。アルパの名を高めた5群7枚構成のアポクロマート・レンズ。外観もガラスも綺麗な一本。やや稀少なフードも付属。試写結果も良好でした!
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Apo-Grandagon 35/4.5 (Hasselblad ArcBody)
Rodenstock社製。ハッセルブラッド ArcBody用超広角レンズ。外観、ガラス共にとても綺麗です。シャッターも作動快調。
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MS Sonnetar Soft Focus 50/1.1 (L) Silver
Sonnetarの特別版Soft Focus (S.F.)のそのまた特注品、シルバーの鏡胴。Lマウントは製造本数一本のみ!
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Tele-Oplar 135/4.5 (M改)
フランスのFoca用レンズをライカ Mマウントに改造した一本。距離計には非連動。ガラス清掃済みで非常に綺麗です。アルミ鏡胴で軽量・コンパクト。艶有りブラックの鏡胴もカッコいい。リーズナブルなレンズながら、雰囲気ある描写に感嘆しました。良いレンズだと思います!
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Zunow 50/1.1 (L)
後期型。4群9枚構成。Zunow Opt.銘。名前もカタチも、ロゴも描写もたまらなく魅力的な、ノン・ライツのニッポン代表。開放付近で豪快なフレアが出る初期のピンポンに比べ、新種ガラスの採用とレンズ構成の改良により、大幅に描写性能が向上。少し絞り込むだけで解像力も高く、シャープな描写に変化します。拭き傷少々見られるが、実写結果良好です。試写をご覧下さいませ。
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Dallmeyer Oscilo-Rareac 80/1.9 (L改)
ダルメーヤーのオシロスコープ記録用のレンズを、ライカのテリート200mmの鏡胴に丁寧に組み込んだもの。距離計には非連動。近接領域での撮影用なので、中・遠距離の撮影では周辺流れが大きいが、近接域では軟調で非常に雰囲気のある描写です。花やポートレートにはとても良いレンズでしょう。中玉の周辺部にカビ痕少々見られるが、他は綺麗なガラスです。珍品。
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Soligor 135/1.5 (M42)
135mmでf1.5!非常に珍しいレンズです。日本製。ニコン用アダプターも付属します。2015年10月に清掃、点検済。ガラス綺麗です。本体重量2.6kg、繊細な滲み描写を堪能しながら、筋トレもできます!
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Staeble Super Choro 35/3.5 (L)
パクセッテ(Paxette)のレンズで知られる、独Staeble社のライカLマウント。純正ライカ・マウントは珍しい。アルミ鏡胴で腐食が目立つ個体が多い中、本品は非常に綺麗なオリジナル・コンディション。美しいガラスも外観も申し分ありません。当時は廉価なレンズだったのでしょうが、描写もなかなか。
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Xenon 80/2 (M42改)
1934年製。Night Exakta用クセノン 80mm f2。稀少な黒/ニッケル。M42マウントに改造。後玉のガードが無い初期型。飛び出た後玉が故に、殆どの場合後玉に深刻なキズがみられますが、本品は僅かな拭き傷はあるものの目立ったダメージは見られません。レンズ、絞り羽根、清掃済。絞り羽根は何と24枚!優美なトーン描写と美しい後ボケ。試写結果良好です。ご覧ください!
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Planar 100/4.5 (M42改)
1922年製。ルドルフ博士設計の4群6枚構成ダブル・ガウス型。おそらく製版用や近接撮影用として製造されたレンズ。絞り開放での近接撮影では収差が程良く、非常に味のある描写をします。絵画的な描写ですね。中間距離では非常に柔らかい描写。絞り込めば素晴らしくシャープ。発色も良いです。とても綺麗なガラス。軽量で接写も可、絞り値や撮影距離による変化も楽しめ、とても遊べるレンズです。
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Bausch & Lomb Raytar 100/2.3 (Exakta)
近年ではコンタクトレンズ・メーカーとして知られるボシュ・ロム製。以前はプラナーやトポゴン等のツァイス・レンズをOEM生産していた事も。鏡胴のつくりからオリジナルのエキザクタ・マウントだと思われる。エギザクタ・コレクターの文献にも出て来ない珍品、重厚感のある鏡胴です。ガラス綺麗。試写結果良好、解像度の高い描写で階調も良く出ています。前ボケも柔らかく雰囲気のある写り。2015年7月にレンズ清掃、各部調整済。
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Old Delft Alfinon 50/2.8 (Alpa)
1952〜58年の製造。アルミの固定鏡胴。3群4枚のテッサー・タイプ。質感のある、しっとりと柔らかい描写です。味のあるレンズとは正にこういう玉でしょうか。拭き傷、クモリも無く大変綺麗なガラスです。
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Pentax-A 135/1.8
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Old Delft Alfinar 35/3.5 (Alpa)
1946〜50年まで製造されていたアルパ・レフレックス第一世代用。後のモデルとはマウントが異なりますのでご注意を。3群4枚のテッサータイプ。アルミ鏡胴。厚さ1cm足らずの非常にコンパクトなレンズです。珍品。
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Kern Switar 75/1.9 Midified to M
アルパ用マクロ・スイターで有名な、スイスの光学メーカーKern社のシネ用レンズ。宮崎光学にてMマウントに改造。4群5枚構成。エルノスター型。前玉にごく薄い拭き傷が見られます。軽量・コンパクトな鏡胴ながら、非常にシャープで解像力の高い描写。流石です。ライカで使うと無限遠付近でやや前ピン傾向になります。周辺ごく僅かにケラれます。試写はa7にて。タンポポの花びらの描写が凄いです。
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UV-Objektiv 60/4 (M42)
1960年代半ばのCarl Zeiss Jena製。医療、または学術用途等に製造されたと思われる稀少レンズ。参考資料が少なく、詳細は不明です。どなたかご存じの方、ご教示下さいませ。55cmから無限遠まで普通に撮影可能ですが、光線の角度によっては日の当たった部分が輝いたように写ります。全体的にはあっさりとした印象の描写です。OH済。
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Prolinear 135/1.9 (M42改)
独Rietzschel社製。4群4枚のスピーデック型構成。1925年頃製造のf1.9レンズ!!Night Mentor(ナイト・メントール) 6X9用に少数製造された稀少レンズを、Pentax67用の中間リングとKIPONのヘリコイドを使ってM42マウントに改造したもの。レンズ自体は5X7判までカバーします。かなり軟調な描写ですが、使い方によっては、現代のレンズでは得られない独特の雰囲気のある画が得られます。珍品。OH済。
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Astro-Berlin Pan-Tachar 125/2.3 (Exakta)
映画用レンズで高い評価を得ている独Astro-Belrin製の銘玉。4群4枚構成。アストロを代表するレンズ。かなり昔にExaktaマウントに改造してあります。ガラスとても綺麗。ノンコート。なりはデカいが軽量なアルミ鏡胴で意外に使い易いレンズ。描写も秀逸。Sony a7で試写しました。
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Hugo Meyer Tele Megor 250/5.5
Hugo Meyer製の4枚構成レンズ。1937年製。独K.W.社の35mm一眼レフ、Praktiflex用の交換レンズ。40mmのスクリューマウント。ヒトが持っていないモノを欲しがるアナタに。ガラスは一点の曇りも無く、非常に綺麗です。鏡胴のつくりの立派さは見事の一言!
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Zunow 50/1.9
ズノー光学製。ミランダ T用純正レンズと、純正ライカLアダプターのセット。50mm f1.9は、激レアな純正ライカ Lマウントも存在しました。ガラス綺麗です。純正Lアダプターも非常に丁寧なつくり(距離計には連動しません)。約30cmまでの接写が可能。コンパクトでミラーレス一眼でズノーを遊ぶには持ってこい。解放ではズノー独特の毒気のある描写、絞れば驚くほど解像度の高い描写が楽しめます。スタッフ一同、試写結果にウットリ。