新着商品
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Summaron 28mm f5.6 (L)
ズマロン 28mm f5.6、通称赤ズマロン。前モデル、ヘクトール 28mmのf6.3より一段明るくなりました。製造番号は155万台の1958年製。ライツの製品コードはSNOOX。距離表記はメートル。レンズ構成は4群6枚のガウス型。ヘクトール 28mm f6.3の後継モデルとして1955年にデビュー、1963年までの製造です。フィルター径はヘクトール 28mmと同じく、36mmかぶせ、A36。ライカ M3〜MP〜M2が登場する、戦後ライツの絶頂期に作られた製品です。素晴...
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Summicron 35mm f2 (M) Chrome
ズミクロン 35mm f2、8枚玉。製造番号165万台、1959年製。ライツのコードはSAWOM、後に11308。カナダ製。最短撮影距離は0.7m。描写の素晴らしさのみならず、全盛期のライツ製品らしい機能美溢れるデザインと美しいクローム仕上げ。ライカ M2あたりに装着した姿は、気品さえ漂います。柔らかな開放付近の描写、少し絞るとグッと立体感が高まり、絞って行くと鮮鋭な描写へと変化します。近年8枚玉の人気は高まるばかりで、年々良い個体も少なくなってきました。本品はかなりコ...
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Summicron 35mm f2 (M) Black
ズミクロン 35mm f2の第2世代、6枚玉。ライカの製品コードは11309。製造番号254万台の1972年製。ツノ無しタイプ。カナダライツ製。フィルター径はE39。通常、ズミクロン6枚玉は4群6枚のガウス型ですが、以前よりレンズ構成が違うものが存在すると言われていました。本品は分解清掃の際にその一本だと判明。通常の6枚玉は、2群目の2枚目と3枚目がバルサム貼り合わせですが、本品は貼り合わされておらず、絞り羽根の前の3枚がそれぞれ独立した5群6枚構成となっています。ヒト...
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Apo-Summicron-M 35mm f2 ASPH (M) Black
アポ・ズミクロン-M 35mm f2 ASPH.。11699。2021年登場。従来のレンズの限界を超えることを目指し開発された、ライカらしい意欲作。超高解像度を有する広角レンズです。5群10枚構成で3枚の非球面レンズを採用した非常に凝った設計です。そのうちの1枚は両面が非球面なので、合計4面!広角としては珍しく、アポクロマート補正も取り入れられています。また、距離計連動での最短撮影距離は0.7mですが、ライブビューでは0.3mまで近接撮影が可能です。デジタルM型ライカで...
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Summicron 50mm f2 (M) Black Early
ズミクロン 50mm f2、第2世代の最初期モデル。製造番号は226万台、1968年製。この番号帯のみに見られる、5群6枚の新設計レンズを第1世代の鏡胴に入れ込んだ端境期のモデル。近年、海外では「Transitional Model」とも呼ばれています。ライツの製品コードは、すぐ後の普通の2nd・6枚玉と同じで11817。フィルター径はE39。ライカ A型に始まり、M3やズミクロン、ズミルックス 35&50mm初期、ノクチ f1.2、近年ではアポズミ 50mm等...
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Leica A Early
1928年(昭和3年)製の旧エルマー付ライカ A型。ライツのコード名は、記念すべきLEICA。ライカの輝ける歴史はここからスタートします。 製造番号は11xxx。ヘリコイドの距離表記はmeter。最短撮影距離は1メートル。各部のパーツは当時のオリジナル、グッタペルカは目の粗いタイプです。シャッターレリーズはエクボタイプ。本品はえくぼレリーズ付のA型としては終わりの方の個体でしょう。 エルマーの銘板は、A型初期ならではの可愛らしい小さなフォントです。底蓋はもちろんカンヌキ...
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Leica Ig
¥95,000
ライカ Ig。88万台の1957年製。コード名はOCEGO。1957年に製造開始されたバルナックライカの最終機ライカIIIgから、レンジファインダーとビューファインダーを省略したモデル。Leicaロゴがボディの前面に刻印された最初のライカでもあります。ファインダー窓が無くなったため、ぽっかりと空いた間を埋めたのかも知れませんね。ちなみに本品の製造番号は887650。ライカ Igは、1957年にシリアル887001から始まる1000台からスタートしていますので、本品は1s...
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Leica IIIg
ライカ IIIg。バルナック・ライカの最終モデルであり完成形。ライツの製品コードはGOOEF。三脚ネジは細ネジ。製造番号は86万台。1957年製。ライカMPやM3軍用オリーブと同じ時期に製造されていた、戦後ライカのゴールデンエイジの製品。コストを惜しまず、設計・製造されたそのクオリティの高さは、眺めているだけでもウットリ。ライカ M3の技術も投入、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵しています。ファインダーの見え味も素晴らしく、使い易さダントツの...
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Summar 50mm f2 (L)
ズマール 50mm f2。製造番号は46万台、1938年製。六角絞り、ノンコート。ライツのコードはSUMUS。絞りは大陸表記(f2、2.2、3.2〜)。ヘリコイドの距離表記はfeet。ダブルガウス型らしい豊かなボケ味と周辺落ちが味わえる、ライカの定番標準レンズ。絞り開放ではやわらかで雰囲気のある写り、絞れば柔らかさを残しつつシャープな描写を楽しめます。やや逆光に弱いので、純正のSOOMPフードなど大きめのフードを用意すると、より締まった画が得られるでしょう。沈胴部分には...
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Tele-Elmarit 90mm f2.8 (M) Chrome
テレ・エルマリート 90mm f2.8初期玉。ライツの製品コードは11800。製造番号は207万台、東京オリンピックが開催された1964年製。世界初の高速鉄道、東海道新幹線が開業された年でもあります。そしてその新幹線と同じく時速200km/hで走ることができる名車、ポルシェ911が発売開始。世界的に見て、経済も技術も加速度的に成長する時代を迎えていました。このレンズはカナダライツ設計による5群5枚構成。ズミルックス 50mm f1.4の初期玉にも似た、標準レンズの様なコ...
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Leica IIIf Red Dial
ライカ IIIf レッドダイヤル。製造番号72万台。ライカM3発売年の1954年製造。ライツの製品コードはLOOHN。ライカIIIcの後継機として1950年に登場したライカIIIf、初期モデルはセルフタイマー無し、シンクロ番号表記が黒文字(ブラックダイヤル)でしたが、後に赤文字(レッドダイヤル)となります。本品は1954年にセルフタイマーが追加されたIIIfの最終型。高い完成度を誇るIIIfは、1957年までの8年間でバルナック型の中では最多の製造数を誇ります。生産台数...
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Macro-Switar 50mm f1.8 (Alpa)
スイス・ケルン社製マクロスイター 50mm f1.8。1958年に登場、1969年までアルパ用標準レンズとして活躍しました。シネレンズ専業メーカーのケルン社が製造した、数少ない写真用レンズ。5群7枚のアポクロマート・レンズ。距離表記はfeet。その描写の素晴らしさは、マクロ撮影からスナップに至るまで実にオールマイティ。まさに高性能の代名詞と呼べる銘玉ですが、現在もやわらかさを感じるしっとりと魅惑的な描写で変わらぬ人気です。1990年代、マクロスイターをライカ距離計連動で...
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M42 - Alpa Adapter Autobag
オートバグ。アルパ製のレンズマウントアダプター。多種多様なM42マウントレンズをアルパマウントに変換します。自動絞り対応。なお、自動絞りに対応しないマニュアル絞り用はプラクチバグ、Practibagとなります。アルパ 7や8等の、レンジファインダー付アルパボディでは使用できませんのでご注意ください。全体的に使用感が見られます。実用にちょうど良いコンディションでしょう。アルパボディにて動作確認済みです。
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S-Planar 135mm f5.6 (Hasselblad)
ハッセルブラッド用、S-プラナー 135mm f5.6。先白のブラッククローム仕上げ。ノンTコーティング。1967年登場。本品は1969年製、ハッセルブラッド 500Cの時代の製品です(翌年に500C/Mが登場)。ベローズ、もしくはバリアブルエクテンションチューブと共に用います。やや特殊なレンズのため生産本数は少なめで、4200本程度とも言われています。本品にはバリアブルエクステンションチューブが付属し、通常のCレンズ同様にお使い頂けます。最短撮影距離1.15m〜無限遠...
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Leica KE-7A Military + Elcan 50mm f2
米国軍用ライカ、CAMERA STILL PICTURE KE-7A。1972年製。KE-7Aには民生用のシビリアンもありますが、本品は実際に米軍へ納入されたミリタリーバージョン。米軍がカナダライツ(Midland)に発注、ベースはライカ M4ブラッククローム。装着パーツの一部が異なり、各部にシーリングが施されているなど、通常のM4と少々異なります。付属のエルカン 50mm f2は、6枚玉ズミクロンのような外観ながら、エルノスター型4群4枚構成の独自設計。絞り開放ではフ...
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Summilux 35mm f1.4 (M) Steel Rim
ズミルックス 35mm f1.4 1st。通称スチール・リム(Steel Rim)。製造番号は176万台。1960年、ライツ・カナダ製。ライツの製品コードはOCLUX / 11870。ライカM2用として発売されました。絞り開放付近での描写は、ベールをまとった様な美しく幻想的な滲みをみせ、絞り込むと切れ込むようなシャープな描写が味わえます。少し絞った時の、透明感と立体感のある写りも実に素晴らしいレンズ。ズミルックスはどの世代も魅力的ですが、この1stモデルはスタイルもつく...
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Elmarit 28mm f2.8 (M) Red Scale
エルマリート 28mm f2.8の初期型、通称9枚玉。人気のレッドスケール。ドイツ製。ライツの製品コードは11801。製造番号206万台。1964年製。6群9枚構成の非レトロフォーカス。くびれたスタイル、精悍な赤文字、しっとり収まる無限遠ストッパー、質感描写や柔らかなボケ味で、歴代Elmarit 28mmの中でも特に人気のある一本です。フィルターはE48、または12501フードとセットで、シリーズ7フィルターを使用。なお、ライカ M5とCLには装着できませんのでご注意く...
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Dallmeyer Anastigmat 2inch f1.5 (M改)
ダルメイヤー・アナスチグマット 2インチ f1.5。約50mm。スーパーシックスより1枚多い、4群7枚構成。ダルメイヤー製シネ用レンズを、ライカMマウント距離計連動へと丁寧な改造を行った一本。以前は別の改造が行われていましたが、クオリティに納得できず、当店で再度改造し直しています。まるで当初からそうであったような、自然なルックスです。本品は銘玉セプタックと同じレンズで、Septacへと名称が変わる少し前のレンズと思われます。鏡胴にはDC(Dall Coated / ダル...
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Nokton 50mm f1.5 (L)
ライカ・ノクトン 50mm f1.5。ライカスクリューマウント。フォクトレンダー社製。本品は中〜後期型、製造番号は327xxxx。1951年に製造された一本。クセノン 50mm f1.5を設計した、トロニエ博士による設計。5群7枚構成。ヘリコイドの距離表記はメートル。重量は実測で325g。ノクトン 50mm f1.5は、1950年代始めのプロミネント用が良く知られていますが、ライカLマウントも少数作られました。かなりの珍品ですが、コンタックス・マウント、またレンズ構成は...
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Summilux 50mm f1.4 (M) Black
ズミルクス 50mm f1.4の第2世代、ブラッククローム仕上げ。製造番号256万台、1973年製造。ライツの製品コードは11114。5群7枚構成。適合フィルターはE43。新設計となったズミルクス第二世代は、絞り開放付近での描写がよりシャープとなりました。ズミルクスらしさを残しつつも、より安定感のある描写に定評があります。当店スタッフからも常に高い評価を得ている、ライカのザ・定番レンズ。撮影距離によってボケが変化し、お気に入りの間合いを探すのも楽しみの一つです。デジタル...
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Weltini II
¥33,000
ウェルチーニ II。ドイツ・ヴェルタ(Welta)社製の35mmフォールディングカメラ。距離計連動式。1937〜38年に製造されたWeltiniに続くモデルで、1938〜1941年の製造です。大きな成功を挙げた、コダック・レチナシリーズを追ったカメラ。Weltini IIにはTessar 50mm f2.8, Xenar 50mm f2.8, Xenon 50mm f2, Elmar 50mm f3.5付がありますが、本品はSteinheil Munchen製 Cass...