ライカ L
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Kinoptik Apochromat 50/2 (L改)
シネ用のキノプティックをライカ Lマウントに改造。1メートルまで距離計連動。非連動になりますが、1.5フィート(45cm)まで近接が可能です。実写結果良好!開放での優美な描写はさすがKinoptik。試写例をご覧下さいませ。
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Biotar 50/1.4 (L改)
1928年製。一般的なダブルガウスタイプ・ビオターの最初期バージョン(それ以前はペッツバール型)。メルテ設計。恐らく元々はシネ用のレンズ。フルサイズをカバーします。かなり昔に行われた改造、見事なつくりです。鏡胴も違和感なく丁寧な加工が施され、距離計連動もバッチリです。0.5m付近までの接写が可能(連動は1mまで)。開放付近の特徴的なボケはビオターそのもの!拙い試写例ですが、ご覧下さいませ。少し絞ると、被写体を浮き上がらせるほど良いしっとりした描写です。ガラスもとても綺麗...
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Topcor-S 50/2 (L)
東京光学製。レオタックス FVやTV、Gなどに供給された国産ライカコピー・レンズ。4群6枚構成。アルミ黒鏡胴の最終型です。メートル表記。ボケ味に定評のあるレンズです。珍しいレンズではありませんが、ここまで状態の良いものは珍しい。ヌケの良い描写と素直な発色で、試写結果にスタッフ一同改めてトプコールの良さを再認識しました。作例はLeica M9です。
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Angenieux 50/1.8 (L)
Type S1。1946年製。4群6枚。m表示。1942年から製造されている、アンジェニューでも古株の銘レンズ。使い込まれた一本だけあって、浅い拭き傷がやや多く見られるが、描写は非常に良好。使い込まれたレンズには描写の優れた固体が多いですが、本品は正にその一本!開放は滲みがちで柔らかなフレアが出ます。一段絞ると繊細でシャープになるが、硬すぎず雰囲気のある描写に。立体感も素晴らしい。開放付近のザワザワしたボケはやや特徴的。シャープな描写で雰囲気もタップリ、軽くてスタイルも...
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Hugo Meyer Primoplan 75/1.9 (L)
Meyer Gorlitz製。1939年製。4群5枚構成、エルノスター型の発展型。m表示。レアな戦前プリモプラン、久々の入荷です。純正ライカマウントですが、距離計には非連動のタイプ(Ohne Kupplung刻印)。戦後のアルミ鏡胴と違って、真鍮のズシリとした鏡胴です。開放ではやや暴れますが、少し絞るとしっとりと優美な描写をします。ボケも柔らかく穏やか。エキザクタの80mm f1.9は比較的良く見かけるが、75mmは珍品。OH済。ガラスとても綺麗です。
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Dallmeyer Super-Six 2inch f1.9 (L改)
ノンコート。プロジェクター用のレンズかと思われる。宮崎光学にて改造済。テスト結果非常に良好でした。ホームページ掲載前に店頭にて売約となりました。有難うございます。
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Kinoptik Apochromat Focale 35/2 (L改)
シネ用のキノプティーク35mmレンズを、ライカ・スクリューマウントに改造。アルミ削り出しで、美しいローレットが刻まれています。レンズ本体に距離調節リングが無いので、ヘリコイド付のアダプターが必要となります。作例はフォクトレンダーのVM-E フォカス・アダプターを介して、ソニー a7で撮影しました。周辺は少々ケラれますが、フレンチレンズらしい優美な描写を楽しめます。(カメラ・アダプターは商品に含まれません)
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Micro-Nikkor 55mm f4 (L)
昭和50年(1975年)頃に特注品扱いで発売された、マイクロ・ニッコール。製造期間は短い様です。4群6枚の前後対称型(オルソメーター型?)。2群、3群目はトポゴンの様に非常に薄いそうです。基準倍率は0.1倍。35mm無孔フィルムを使用する、マイクロ写真撮影及び投影用として販売されました。特筆すべきは、色収差補正波長域が380〜700nmと、紫外線域に踏み込んでいる点。恐らくマイクロ写真撮影装置に組み込んで出荷され、装置ごと廃棄となり、現存数は極めて少ないと思われる産業用...
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Heligon 50/2 (L)
独Rodenstock社製。ライカ・スクリューマウント。ノンコート。戦後まもなくの製造と思われる。傾斜カムが切ってあり、距離計・ピント共にバッチリです。アルミ鏡胴で軽量、使い易いレンズ。純正ではないが、綺麗に収まったフィルターもナイス!この時代のヘリゴンは非常に珍しいです。委託品。
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Cooke Amotal 2inch f2 (L)
英Taylor-Hobson社製。ノン・ライツ・ライカスクリューマウント。Foton用に製造されたレンズが販売不調により余剰になった為、ライカ・スクリューマウントに転用された。イタリア製のアルミ鏡胴はプアなつくりながら、描写は一級品です。ダメダメな個体が殆どのこのレンズとしては、非常に稀な良いコンディション。近距離では距離計連動バッチリだが、中距離〜無限遠でやや後ピン傾向(当社M9にてテスト)になります。ライブビューシステムでのご使用をお勧めします。2014年にOH済。
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Sonnar 60/1.5 (L)
大戦直後のイエナ製と云われる謎のゾナー。50本だけが製造されたと言われる(出典:Non-Leitz LEICA Therad-Mount Lens P133 / Marc James Small著 、邦訳は朝日ソノラマより)。重い真鍮鏡胴。Carl Zeiss Jenaの番号表(黄本)には出て来ず贋物疑惑もあるが、こんな大玉、そう簡単には作れなさそう。ご存じの方、情報をお願いします。後玉周辺部に少々バルサム剥離有。他、ガラス綺麗です。距離計連動もOK。ピントも良し。珍品...
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Sun Sola M-II 75/3.5 (L)
ノンコート。ライカのエルマー90mmと似たシェイプを持つ、ノンライツ・スクリューマウント・レンズ。Solaの90mmは比較的良く見かけるが、75mmは珍品です。謎の多いレンズだが、このレンズの前身はニッポンカメラ用のXebec 50mmを製造していたK.O.L.社製のプロミナーと思われる。一説にはこの75mmもニッポン・カメラ用として供給されたとも。キャップ、元箱と揃ったコレクション向きコンディションです!キャップのロゴも何ともカワイイですねぇ。珍品。
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Primoplan 58/1.9 (L改)
1957年頃製のエキザクタ用レンズを、宮崎光学にてライカLマウントに改造したもの。キズやクモリだらけの固体の多い戦後プリモプランとしては、かなり綺麗な一本ですね。ピント良好で近接まで距離計連動バッチリです。派手ではないが、しっとりとした描写で好感が持てます。試写画像をご覧ください。当店スタッフが愛用していたこの一本、諸事情により泣く泣く手放します。。大切に使って頂ける方に。(涙)
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Nikkor 50/1.1 (L)
6群9枚構成。ライカ・スクリューマウント。生産本数は200本以下の稀少レンズ。外観、ガラス共に綺麗です。見事な作りですねぇ。久々の入荷です!(カメラは商品に含まれません。)
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Kinoptik Apochromat Foyer 50/2 (L改)
非常に珍しい戦前のキノプティーク。シリアルNo.は何と3ケタ!レンズには後コーティングが施され、ノンコートのKinoptik特有の盛大なフレアは、しっかり抑えられています。丁寧な改造で、佇まいも何とも美しい。開放付近の作例、是非ご覧下さい!
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Biotar 58/2 (L)
1948年頃製と思われるM42マウント用レンズを、後年Carl Zeissで改造したもの。距離計連動カムも見事な作りで、連動もバッチリです。銘玉ビオターをライカで楽しめる。これまで何度か同様のレンズを扱いましたが、本品のように丁寧な革張りが施されたものは初めて見ました。当店のお客様からの出戻り品。ガラス綺麗。ピントも非常に良好!
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Zunow 50/1.9
ズノー光学製。ミランダ T用純正レンズと、純正ライカLアダプターのセット。50mm f1.9は、激レアな純正ライカ Lマウントも存在しました。ガラス綺麗です。純正Lアダプターも非常に丁寧なつくり(距離計には連動しません)。約30cmまでの接写が可能。コンパクトでミラーレス一眼でズノーを遊ぶには持ってこい。解放ではズノー独特の毒気のある描写、絞れば驚くほど解像度の高い描写が楽しめます。スタッフ一同、試写結果にウットリ。
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Ross Xtralux 90/3.5 (L)
英Ross社製のライカ・スクリューマウント・レンズ。4枚構成。英国製ノンライツとしては比較的生産本数の多いレンズ。写真史に長い歴史を刻む名門Rossの名に恥じず、良く写ります!ごく軽微な拭き傷見られるが、このレンズとしてはとても綺麗です。ピント良好。やや稀少なレンズ。
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Carl Meyer Speed 60/1.5 (L改)
米国の写真用品メーカー?Burke&James社が自社ブランドとして販売した、謎多きレンズ。Carl Meyerはメーカー名ではなくブランド名。鏡胴やコーティング等から1960年頃の製造だと思われるが、詳細は不明です。3群7枚のゾナー型。オリジナルのLマウント非連動レンズにアルミ製のカムを付け足し、距離計連動に改造。羽根14枚の円形絞りの作りも見事。非常にヌケの良い描写で、自然な発色です。絞りによって多少焦点移動が見られるが、開放付近の独特な描写はハマります。珍品。
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Frilon 50/1.5 (L改)
独FUTURA用の標準レンズをLマウントに改造。ヘリコイドは赤エルマーの物を流用。非常に丁寧な改造が施されていて、パッと見は純正のよう。距離計連動もバッチリです。試写結果、非常に良好です。大口径ながら軽量・コンパクトで、普段使いのレンズとしてもイチオシです!
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Quinon 50/2 (L)
Steinheilのライカ・コピーレンズ。ゾナー・タイプ。1メートルまで距離計連動、最短は0.6メートル。やや稀少なレンズです。
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Nikkor 50/2 (L) Blackpaint
3群6枚、ゾナータイプ。絞り羽根は11枚。ややチープな黒塗装はニコン Sブラックペイントと同じ感じの塗り。 フィルター枠に歪み少々有。レンズにごく軽微な拭き傷見られるが、他はクリーン。使い込まれたレンズには時たま非常に良く写る個体がありますが、このレンズの実写結果は大変素晴らしく、スタッフ一同感嘆しました。アタリ玉です!珍品。
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Topcor 35/2.8 (L)
4群6枚構成。希少なレンズです。笑っちゃうほど巨大な35mm等倍ファインダーは、これまた非常に珍しい。元箱、初めて見ました。
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Trixar Anastigmat 50/3.5 (L)
イタリア製ライカコピー機Wega等に供給されたイタリア製レンズ。3枚玉。抜けの良い描写です。ガラス綺麗。やや稀少。
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Bausch & Lomb E.F. Anastigmat 3inch f2 (L)
コンタクトレンズ・メーカーとして知られるボシュ・ロム製。以前はプラナーやトポゴン等のツァイス・レンズをOEM生産していた事も。本レンズはヘクトールに似た鏡胴の戦前レンズ。最短撮影距離は4フィート(1.2m)。ノンコート。距離計連動。しっとり軟調な描写です。17枚の絞り羽根が美しいボケ味を期待させる。無限遠・開放ではややピント甘いが、近接側では非常に良い描写。ポートレートに最適。かなりの珍品。
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Angenieux 75mm f3.5 (L)
Type Z3。純正ライカ・スクリューマウント。3群3枚構成。アンジェニュー特有の淡いブルーのモノ・コーティングの施された最終型。1947年製。欠落しやすいフォーカシング・ノブやリア・キャップもオリジナルです。描写・ピント良好。いぶし銀に褪色した鏡胴がイイ感じ。前玉に浅いコーティング傷み見られるが、実写結果は非常に良いです。珍品。
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Zuiko 40/2.8 (L)
ズマロンに似た外観のコンパクト広角。作りの良い専用ファインダーはケースの中に収納できます。フィルター径は19mm。ケースにはMade in oppupied Japanのロゴ有。ガラス綺麗、ファインダーの見え味も抜群。稀少品。
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Hexar 50/3.5 (L)
Chiyoca 35 (Standard)、Chiyoca IF用の標準レンズ。3群4枚のテッサー型。沈胴式だが通常のヘキサーとは先端の形状が異なる。かなり珍しいレンズです。
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Nikkor 35mm f1.8 (L)
W-ニッコール C 3.5cm f1.8。ライカスクリューマウント。5群7枚構成。1957年の発売当時、世界一の明るさを誇った35mm広角レンズです。ニコン Sマウントはかなりの製造数がありますが、Lマウントは約1500本の製造といわれています。稀少。 ニコン S用はアダプター装着をしても距離計コロと干渉してしまうため、ライカでは使えません。ノンライツの明るい35mmレンズを掘っていくと、どうしても気になってくる一本でしょう。 フィルター径は43mm。ニコン Sマウント...
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Biotar 58/2 (L)
M42マウント用レンズを後年Carl Zeissで改造したもの。距離計連動カムも見事な作りで、ピントもバッチリです。銘玉ビオターをライカで楽しめる。2012年10月にOH済み。
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Dallmeyer Adon 300/4.5 (L改)
12inch(約300mm)。戦前のダルメーヤー・レンズに、ヘリコイドを装着したもの。ライカ・スクリューマウントだが、距離計非連動。ガラスには拭き傷少々見られるが、オールド・ダルメイヤー・レンズとしてはまずまずのコンディション。かなりマニアックなレンズです。
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Nokton 50/1.5 (L)
稀少。銘玉。スタイルと描写共に、数あるノンライツ・レンズの中でもトップクラス。アンバー・コーティングの後期型。中玉にごく軽微なクリーニングマークが見られます。実写の結果は大変良好。非常に珍しい距離調節ノブ付。初めて見ました。
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Krinar Anastigmat 50/3.5 (L)
珍品。イタリア製ライカコピー・レンズ。Kristall等の標準レンズ。沈胴エルマーに似ておりテッサータイプに見えるが、トリプレット(3枚玉)か。やや軟調の描写です。
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Summicron 50mm f2 (L)
SOOIC。137万台。1956年製。feet表記。ライツ大口径の定番レンズ、沈胴ズミクロン 50mmです。ライカ・スクリューマウント。ズマール、ズミターに続き第3世代の高速標準レンズとして登場しました。圧倒的な解像力は当時の写真工業界を騒然とさせ、その後に続くライカM3の登場とともにライツ全盛期を生み出した立役者です。本来の描写を味わえる個体は少なくなりつつあります。今回の個体は前玉のわずかな拭き傷程度でコンディション良好な1本です。 2022年1月にフルOH済みです...
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Summicron 50mm f2 (L) Rigid
ライツのコードは、SOSTA/11018。159万台の固定鏡胴ズミクロン 50mm f2。本品は1958年製の一本。距離表記はfeet。 1954年のライカ M3発売から数年を経て、M型が主流となりつつある時代に、1160本と少数供給されたライカ Lマウントの固定鏡胴ズミクロンです。 ライカ IIIfや同年代のライカ IIIgあたりに装着すると、とてもスタイリッシュ。お持ちのバルナック・ライカの精悍さも倍増です。もちろん、アダプターを介してM型ライカ、デジタルカメラに...