Leica Copies
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Staeble Super Choro 35/3.5 (L)
パクセッテ(Paxette)のレンズで知られる、独Staeble社のライカLマウント。純正ライカ・マウントは珍しい。アルミ鏡胴で腐食が目立つ個体が多い中、本品は非常に綺麗なオリジナル・コンディション。美しいガラスも外観も申し分ありません。当時は廉価なレンズだったのでしょうが、描写もなかなか。
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Dallmeyer Dallon Tele-Anastigmat 100/5.6 4inch f5.6 (L)
1931年頃。ダルメーヤーの望遠は通常ライカ A型用だが、本品はスタンダードマウント。当時のコピーは、コートのポケットに入るコンパクト望遠!距離計には非連動です。距離表記はfeet。専用のファインダー・マスクも存在したようだが、ほぼ幻でしょう。最短撮影距離は8 feet。僅かにバル切れ見られるが、まず実写に影響無し。装着時、無限遠指標は下に来ます。薄っぺらい後キャップも稀少。コンパクトながら素晴らしい描写です。試写結果にスタッフ一同ウットリ。さすがDallmeyer!珍...
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Heligon 50/2 (L)
独Rodenstock社製。ライカ・スクリューマウント。戦後まもなくの製造と思われる。m表示。ごく淡いパープル・コーティング。傾斜カムが切ってあり、距離計・ピント共にバッチリです。アルミ鏡胴で軽量、使い易いレンズ。この時代のヘリゴンは非常に珍しいですが、またまた入荷しました。珍品。OH済。
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Ektar 47mm f2 (L)
カードン・シビリアン用の標準レンズ。4群6枚のガウスタイプ。鮮やかな発色で定評のある銘玉。ボディに装着すると距離調節ダイヤルは10時の位置に来ます(シビリアンモデルの特徴)。ガラスかなり綺麗な一本。距離計連動、ピントもバッチリ。前オーナーがOHを行っており、ヘリコイドの操作も軽く、滑らかです。ワンオフで専用のかぶせフィルターも製作、大切にされていた感タップリの一本。
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Biotar 50/1.4 (L改)
1928年製。一般的なダブルガウスタイプ・ビオターの最初期バージョン(それ以前はペッツバール型)。メルテ設計。恐らく元々はシネ用のレンズ。フルサイズをカバーします。かなり昔に行われた改造、見事なつくりです。鏡胴も違和感なく丁寧な加工が施され、距離計連動もバッチリです。0.5m付近までの接写が可能(連動は1mまで)。開放付近の特徴的なボケはビオターそのもの!拙い試写例ですが、ご覧下さいませ。少し絞ると、被写体を浮き上がらせるほど良いしっとりした描写です。ガラスもとても綺麗...
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Kern Switar 75/1.9 Midified to M
アルパ用マクロ・スイターで有名な、スイスの光学メーカーKern社のシネ用レンズ。宮崎光学にてMマウントに改造。4群5枚構成。エルノスター型。前玉にごく薄い拭き傷が見られます。軽量・コンパクトな鏡胴ながら、非常にシャープで解像力の高い描写。流石です。ライカで使うと無限遠付近でやや前ピン傾向になります。周辺ごく僅かにケラれます。試写はa7にて。タンポポの花びらの描写が凄いです。
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Topcor-S 50/2 (L)
東京光学製。レオタックス FVやTV、Gなどに供給された国産ライカコピー・レンズ。4群6枚構成。アルミ黒鏡胴の最終型です。メートル表記。ボケ味に定評のあるレンズです。珍しいレンズではありませんが、ここまで状態の良いものは珍しい。ヌケの良い描写と素直な発色で、試写結果にスタッフ一同改めてトプコールの良さを再認識しました。作例はLeica M9です。
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Angenieux 50/1.8 (L)
Type S1。1946年製。4群6枚。m表示。1942年から製造されている、アンジェニューでも古株の銘レンズ。使い込まれた一本だけあって、浅い拭き傷がやや多く見られるが、描写は非常に良好。使い込まれたレンズには描写の優れた固体が多いですが、本品は正にその一本!開放は滲みがちで柔らかなフレアが出ます。一段絞ると繊細でシャープになるが、硬すぎず雰囲気のある描写に。立体感も素晴らしい。開放付近のザワザワしたボケはやや特徴的。シャープな描写で雰囲気もタップリ、軽くてスタイルも...
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Dallmeyer Super-Six 2inch f1.9 (L改)
ノンコート。プロジェクター用のレンズかと思われる。宮崎光学にて改造済。テスト結果非常に良好でした。ホームページ掲載前に店頭にて売約となりました。有難うございます。
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Kinoptik Apochromat Focale 35/2 (L改)
シネ用のキノプティーク35mmレンズを、ライカ・スクリューマウントに改造。アルミ削り出しで、美しいローレットが刻まれています。レンズ本体に距離調節リングが無いので、ヘリコイド付のアダプターが必要となります。作例はフォクトレンダーのVM-E フォカス・アダプターを介して、ソニー a7で撮影しました。周辺は少々ケラれますが、フレンチレンズらしい優美な描写を楽しめます。(カメラ・アダプターは商品に含まれません)
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Micro-Nikkor 55mm f4 (L)
昭和50年(1975年)頃に特注品扱いで発売された、マイクロ・ニッコール。製造期間は短い様です。4群6枚の前後対称型(オルソメーター型?)。2群、3群目はトポゴンの様に非常に薄いそうです。基準倍率は0.1倍。35mm無孔フィルムを使用する、マイクロ写真撮影及び投影用として販売されました。特筆すべきは、色収差補正波長域が380〜700nmと、紫外線域に踏み込んでいる点。恐らくマイクロ写真撮影装置に組み込んで出荷され、装置ごと廃棄となり、現存数は極めて少ないと思われる産業用...
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Heligon 50/2 (L)
独Rodenstock社製。ライカ・スクリューマウント。ノンコート。戦後まもなくの製造と思われる。傾斜カムが切ってあり、距離計・ピント共にバッチリです。アルミ鏡胴で軽量、使い易いレンズ。純正ではないが、綺麗に収まったフィルターもナイス!この時代のヘリゴンは非常に珍しいです。委託品。
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Cooke Amotal 2inch f2 (L)
英Taylor-Hobson社製。ノン・ライツ・ライカスクリューマウント。Foton用に製造されたレンズが販売不調により余剰になった為、ライカ・スクリューマウントに転用された。イタリア製のアルミ鏡胴はプアなつくりながら、描写は一級品です。ダメダメな個体が殆どのこのレンズとしては、非常に稀な良いコンディション。近距離では距離計連動バッチリだが、中距離〜無限遠でやや後ピン傾向(当社M9にてテスト)になります。ライブビューシステムでのご使用をお勧めします。2014年にOH済。
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Sonnar 60/1.5 (L)
大戦直後のイエナ製と云われる謎のゾナー。50本だけが製造されたと言われる(出典:Non-Leitz LEICA Therad-Mount Lens P133 / Marc James Small著 、邦訳は朝日ソノラマより)。重い真鍮鏡胴。Carl Zeiss Jenaの番号表(黄本)には出て来ず贋物疑惑もあるが、こんな大玉、そう簡単には作れなさそう。ご存じの方、情報をお願いします。後玉周辺部に少々バルサム剥離有。他、ガラス綺麗です。距離計連動もOK。ピントも良し。珍品...
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Sun Sola M-II 75/3.5 (L)
ノンコート。ライカのエルマー90mmと似たシェイプを持つ、ノンライツ・スクリューマウント・レンズ。Solaの90mmは比較的良く見かけるが、75mmは珍品です。謎の多いレンズだが、このレンズの前身はニッポンカメラ用のXebec 50mmを製造していたK.O.L.社製のプロミナーと思われる。一説にはこの75mmもニッポン・カメラ用として供給されたとも。キャップ、元箱と揃ったコレクション向きコンディションです!キャップのロゴも何ともカワイイですねぇ。珍品。
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Primoplan 58/1.9 (L改)
1957年頃製のエキザクタ用レンズを、宮崎光学にてライカLマウントに改造したもの。キズやクモリだらけの固体の多い戦後プリモプランとしては、かなり綺麗な一本ですね。ピント良好で近接まで距離計連動バッチリです。派手ではないが、しっとりとした描写で好感が持てます。試写画像をご覧ください。当店スタッフが愛用していたこの一本、諸事情により泣く泣く手放します。。大切に使って頂ける方に。(涙)
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Kinoptik Apochromat Foyer 50/2 (L改)
非常に珍しい戦前のキノプティーク。シリアルNo.は何と3ケタ!レンズには後コーティングが施され、ノンコートのKinoptik特有の盛大なフレアは、しっかり抑えられています。丁寧な改造で、佇まいも何とも美しい。開放付近の作例、是非ご覧下さい!
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Biotar 58/2 (L)
1948年頃製と思われるM42マウント用レンズを、後年Carl Zeissで改造したもの。距離計連動カムも見事な作りで、連動もバッチリです。銘玉ビオターをライカで楽しめる。これまで何度か同様のレンズを扱いましたが、本品のように丁寧な革張りが施されたものは初めて見ました。当店のお客様からの出戻り品。ガラス綺麗。ピントも非常に良好!
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Zunow 50/1.9
ズノー光学製。ミランダ T用純正レンズと、純正ライカLアダプターのセット。50mm f1.9は、激レアな純正ライカ Lマウントも存在しました。ガラス綺麗です。純正Lアダプターも非常に丁寧なつくり(距離計には連動しません)。約30cmまでの接写が可能。コンパクトでミラーレス一眼でズノーを遊ぶには持ってこい。解放ではズノー独特の毒気のある描写、絞れば驚くほど解像度の高い描写が楽しめます。スタッフ一同、試写結果にウットリ。
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Ross Xtralux 90/3.5 (L)
英Ross社製のライカ・スクリューマウント・レンズ。4枚構成。英国製ノンライツとしては比較的生産本数の多いレンズ。写真史に長い歴史を刻む名門Rossの名に恥じず、良く写ります!ごく軽微な拭き傷見られるが、このレンズとしてはとても綺麗です。ピント良好。やや稀少なレンズ。
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Carl Meyer Speed 60/1.5 (L改)
米国の写真用品メーカー?Burke&James社が自社ブランドとして販売した、謎多きレンズ。Carl Meyerはメーカー名ではなくブランド名。鏡胴やコーティング等から1960年頃の製造だと思われるが、詳細は不明です。3群7枚のゾナー型。オリジナルのLマウント非連動レンズにアルミ製のカムを付け足し、距離計連動に改造。羽根14枚の円形絞りの作りも見事。非常にヌケの良い描写で、自然な発色です。絞りによって多少焦点移動が見られるが、開放付近の独特な描写はハマります。珍品。
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Frilon 50/1.5 (L改)
独FUTURA用の標準レンズをLマウントに改造。ヘリコイドは赤エルマーの物を流用。非常に丁寧な改造が施されていて、パッと見は純正のよう。距離計連動もバッチリです。試写結果、非常に良好です。大口径ながら軽量・コンパクトで、普段使いのレンズとしてもイチオシです!
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Photomaton 3inch f2 (M改)
Zeiss Ikon統合前にGoerz Nachatカメラ用に設計、製造されたレンズだが、カメラが試作品で終わったので市場にはほぼ出回らなかった珍品レンズ。暗いレンズが多いGoerzのレンズでF2を切る明るさのレンズは恐らくこのレンズのみ!エルノスター型のレンズ構成と思われる。開放でもしっかり線が出て、解像力も高い。ボケも穏やかでしっとりと良い描写。75mmのフレームが出て、距離計にもしっかり連動します。ガラスには少々拭き傷見られます。超珍品。幻のレンズと言っても差し支...
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Quinon 50/2 (L)
Steinheilのライカ・コピーレンズ。ゾナー・タイプ。1メートルまで距離計連動、最短は0.6メートル。やや稀少なレンズです。
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Nikkor 50/2 (L) Blackpaint
3群6枚、ゾナータイプ。絞り羽根は11枚。ややチープな黒塗装はニコン Sブラックペイントと同じ感じの塗り。 フィルター枠に歪み少々有。レンズにごく軽微な拭き傷見られるが、他はクリーン。使い込まれたレンズには時たま非常に良く写る個体がありますが、このレンズの実写結果は大変素晴らしく、スタッフ一同感嘆しました。アタリ玉です!珍品。
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Topcor 35/2.8 (L)
4群6枚構成。希少なレンズです。笑っちゃうほど巨大な35mm等倍ファインダーは、これまた非常に珍しい。元箱、初めて見ました。
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Trixar Anastigmat 50/3.5 (L)
イタリア製ライカコピー機Wega等に供給されたイタリア製レンズ。3枚玉。抜けの良い描写です。ガラス綺麗。やや稀少。
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Bausch & Lomb E.F. Anastigmat 3inch f2 (L)
コンタクトレンズ・メーカーとして知られるボシュ・ロム製。以前はプラナーやトポゴン等のツァイス・レンズをOEM生産していた事も。本レンズはヘクトールに似た鏡胴の戦前レンズ。最短撮影距離は4フィート(1.2m)。ノンコート。距離計連動。しっとり軟調な描写です。17枚の絞り羽根が美しいボケ味を期待させる。無限遠・開放ではややピント甘いが、近接側では非常に良い描写。ポートレートに最適。かなりの珍品。
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Angenieux 75mm f3.5 (L)
Type Z3。純正ライカ・スクリューマウント。3群3枚構成。アンジェニュー特有の淡いブルーのモノ・コーティングの施された最終型。1947年製。欠落しやすいフォーカシング・ノブやリア・キャップもオリジナルです。描写・ピント良好。いぶし銀に褪色した鏡胴がイイ感じ。前玉に浅いコーティング傷み見られるが、実写結果は非常に良いです。珍品。
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Zuiko 40/2.8 (L)
ズマロンに似た外観のコンパクト広角。作りの良い専用ファインダーはケースの中に収納できます。フィルター径は19mm。ケースにはMade in oppupied Japanのロゴ有。ガラス綺麗、ファインダーの見え味も抜群。稀少品。
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Kern Macro-Switar 75/1.9 Midified to M
アルパ用マクロ・スイターで有名な、スイスの光学メーカーKern社のシネ用レンズ。宮崎光学にてMマウントに改造。6群6枚構成。軽量・コンパクトな鏡胴ながら、非常にシャープで解像力の高い描写。色収差も少なく、発色も良好、コントラストも高いです。試写結果ご覧ください。非常に良好でした。
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Hexar 50/3.5 (L)
Chiyoca 35 (Standard)、Chiyoca IF用の標準レンズ。3群4枚のテッサー型。沈胴式だが通常のヘキサーとは先端の形状が異なる。かなり珍しいレンズです。
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Foca Oplar 28/4.5 (M改)
非対称型の6枚玉。1961年頃製。フォカ・ユニバーサルR用の広角レンズを宮崎光学にて改造。前玉裏に僅かに点状のコーティングの変色がありますが、写真のイメージに影響はありません。
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Nikkor 35mm f1.8 (L)
W-ニッコール C 3.5cm f1.8。ライカスクリューマウント。5群7枚構成。1957年の発売当時、世界一の明るさを誇った35mm広角レンズです。ニコン Sマウントはかなりの製造数がありますが、Lマウントは約1500本の製造といわれています。稀少。 ニコン S用はアダプター装着をしても距離計コロと干渉してしまうため、ライカでは使えません。ノンライツの明るい35mmレンズを掘っていくと、どうしても気になってくる一本でしょう。 フィルター径は43mm。ニコン Sマウント...
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Biotar 58/2 (L)
M42マウント用レンズを後年Carl Zeissで改造したもの。距離計連動カムも見事な作りで、ピントもバッチリです。銘玉ビオターをライカで楽しめる。2012年10月にOH済み。
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Dallmeyer Adon 300/4.5 (L改)
12inch(約300mm)。戦前のダルメーヤー・レンズに、ヘリコイドを装着したもの。ライカ・スクリューマウントだが、距離計非連動。ガラスには拭き傷少々見られるが、オールド・ダルメイヤー・レンズとしてはまずまずのコンディション。かなりマニアックなレンズです。
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Nokton 50/1.5 (L)
稀少。銘玉。スタイルと描写共に、数あるノンライツ・レンズの中でもトップクラス。アンバー・コーティングの後期型。中玉にごく軽微なクリーニングマークが見られます。実写の結果は大変良好。非常に珍しい距離調節ノブ付。初めて見ました。
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Krinar Anastigmat 50/3.5 (L)
珍品。イタリア製ライカコピー・レンズ。Kristall等の標準レンズ。沈胴エルマーに似ておりテッサータイプに見えるが、トリプレット(3枚玉)か。やや軟調の描写です。
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Ross Xtralux 50mm f3.5 (L)
名門・英国Ross社の大変珍しいライカ・スクリューマウント、エクストラルクス 5cm f3.5。沈胴タイプ。つくりの良い鏡胴です。コーティング有。かなりの珍品。試写館をご覧頂ければ幸いです。
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Frilon 50mm f1.5 (M改)
フリロン 50mm f1.5。南ドイツ・Freiburgのフツーラ・カメラ社(Futura Kamerawerk)が、1952~57年の間に製造した上位機種、フツラ S用標準レンズとして登場しました。4群6枚構成ながらダブルガウス型ではありません。コンパクト軽量ながらf1.5の明るさを持つ優れた設計。隠れた銘玉として、密かな人気レンズです。 開放ではかなりやわらかな描写で、一段程度絞ったあたりが美味しいところでしょう。オールドレンズらしいボケ味と周辺の歪みが見られ、美し...