珍品ギャラリー

これまで当店で取り扱った、レア・アイテムの一部をご紹介いたします。

創業当初から珍品、美品を追いかけていたフラッシュバック、今となっては幻となったアイテムも数多く扱わせていただきました。
お探しの方は当店へご相談ください。

お持ちの方もぜひご相談ください!極上品、珍品に目がない当店です。
どこよりも高価で買い取りさせていただきます。
お電話、買取りフォーム、LINE等にて、お問い合わせお待ちしております。

  • Robot II Black Paint + Tessar 37.5mm f2.8

  • Contax II + Sonnar 50mm f2

  • Leica M4 Black Paint

  • Summilux-M 35mm f1.4 (M) 1913-1983

  • Angenieux 90mm f2.5 (L)

  • Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint

  • Leica A + Leica A / DIII Set

  • Hektor 73mm f1.9 (L) All Black

  • Superfekta

  • Leica M4 MOT Black Paint

  • Summicron 50mm f2 (M) Black Paint

  • Angenieux 50mm f1.8 (L)

  • Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint Early Set

  • Nikkor 50mm f1.5 (S)

  • Nikkor 50mm f1.4 (L)

  • Angenieux 90mm f1.8 (L) Type P1 前期

  • Culminon 75mm f1.5 (M42)

  • Alpa 4 + Old Delft Alfinar 38mm f3.5

  • Elax

  • Leitz Tripod Head KGOON New York Leitz

  • Soho Reflex Tropical

  • Noctilux 50mm f1.2 (M) 217万台 初期ロット 元箱付

  • Leica MP Titanium

  • Leica M Typ 262 + Apo-Summicron-M 50mm f2 ASPH Red Anodized

  • Frilon 50mm f1.5 (M改)

  • Witness + Super-Six 2inch f1.9 (L)

  • Leica M4 Black Paint 最初期 ノーノッチ

  • Leitz 50mm Finder SUWOO

  • Fujinon 100mm f2 (L)

  • Zunow 50mm f1.3 (L)

  • Kinoptik Apochromat Foyer 100mm f2 (L改)

  • Witness + Super-Six 2inch f1.9 (L)

  • Summilux 50mm f1.4 (M) Early 逆ローレット

  • Summicron 50mm f2 (L) Radioactive

  • Prominent Outfit

  • Leica MP Titanium

  • Leica M2-M

  • Super-Angulon 21mm f4 (L)

  • Summicron 35mm f2 (L)

  • Contax IIIa + Sonnar 50mm f2

  • Wollensak Velostigmat 50mm f3.5 (L)

  • ISO Super Duplex 120

  • Biogon 35mm f2.8 (L)

  • Summarit 50mm f1.5 (L)

  • Reid III + Taylor-Hobson 2inch f2

  • Hektor 50mm f2.5 (L) Chrome

  • Leica IIIg + Summicron 50mm f2

  • Super Nettel II

  • Elmar 90mm f4 (L) Black / Nickel

  • Leitz 35mm Finder WEISU Black Paint

  • Robot II Black Paint + Tessar 37.5mm f2.8

    ロボット II型、精悍なオールブラック・モデル。24x24mm判のスクエア・フォーマット、ロボット判。目測式のレンズ交換式カメラ。ゼンマイ仕掛けで一度の巻上げで20枚程度の撮影が可能です。ユニークな機構として、横向きファインダーを内蔵しています。ドイツ製。
    ロボット II型は1939〜1952年の間に製造され、軍用モデル他多くのバリエーションがあります。本品はパトローネが使えますが、巻戻し機構はありませんので、フィルムの巻戻しはダークバックや暗室等で行う必要があります。付属レンズはTessar 37.5mm f2.8。ノンコート。
    秘密警察やスパイ活動、軍用などに活躍したとは思えない、可愛らしいデザインは見ていて飽きません。本品はボディもレンズも、とても綺麗な個体。黒塗りボディに、カラフルなレンズの被写界深度指標がポップに映えます。ブラックペイントでここまで綺麗な個体は大変珍しいです。

  • Contax II + Sonnar 50mm f2

    極上コンタックス II型クローム。543/24。レンズはゾナー 50mm f2。一軸式シャッター速度ダイアル、一眼式レンジファインダーなど、今日のレンジファインダー・カメラに通ずる機構を装備。鎧戸シャッターも改良され、ブラックコンタックス時代と比較し、信頼性も大幅にアップ。
    本品は当時の元箱や取説、純正ストラップやツァイス刻印のケーブルレリーズまで付属し、マニュアルやパンフ等の紙モノは新品のよう。
    コンディションもお見事!メッキの美しさやエッジの立った感じは、まるで工場出荷状態。コンタックスコレクターにとっては、夢のようなセットでしょう。
    こう言ったサンプルがあると、あぁこの革ストラップはII型の時代のものなかなど、付属品や元箱、パンフなどの時代検証が出来て、実社会ではあまり必要の無い知識が蓄積されてゆきます(笑)
    2022年8月のヨーロッパ買い付けにてドイツのコレクターさんより入手。見た瞬間目がハートに。よくぞ残っていてくれました!
    ドイツ本国よりうぶだしの一台。マニュアル類も全てドイツ語。この度、日本でフル整備を行い、実用面もバッチリです。

  • Leica M4 Black Paint

    ライカ M4ブラックペイント最初期モデル、ノーノッチ。製造番号は1181xxx。
    本個体は1967年7月、1181501から始まる僅か500台のM4黒塗りのファーストロットのうちの一台。ファーストロットは主にプロフェッショナルや関係者に供給されたと言われ、著名な報道カメラマンや写真家に使われて来ました。
    本品はそのファーストロットの中でも、セルフタイマー、フレームセレクターを止めるビスがカニ目ではなく真鍮地にペイントが施された、通称ノーノッチと呼ばれるレアモデル。製造台数は非常に少なく、多くとも50台程度の製造とされ、限られた製造番号帯で少数確認されています。
    前オーナーさんは雑誌に掲載されていた岡村昭彦氏のノーノッチM4に憧れ、長い時間を掛けて同モデルを探されたそうです。今回、数十年振りにお手元を離れ、当店で扱わせて頂く運びとなりました。
    珍品。

  • Summilux-M 35mm f1.4 (M) 1913-1983

    オスカー・バルナック設計のウル・ライカ誕生70周年記念のズミルックス-M 35mm f1.4。11870。製造番号は319万台。1982年製。カナダ製。球面ズミルックス 35mm 2nd。本品はその第2世代ズミルクスの限定モデルです。
    筆記体のライカロゴと1913-1983がヘリコイドリングに刻印されています。本品はイタリア限定モデルで、限定のM4-Pと同時に発売。イタリアでは、この35mm f1.4とズミルックス 75mm f1.4が、それぞれ150本ずつ製造されました。
    同じく70周年記念限定モデルとして、エルマリート-M 28mm f2.8が465本、ズミクロン-M 35mm f2が800本、ズミクロン-M 50mm f2が1375本製造されました。これらは流通数も多く、比較的良く見かけます。
    2022年8月のヨーロッパ買い付け品です。珍品。

  • Angenieux 90mm f2.5 (L)

    久々入荷のアンジェニュー 90mm f2.5 Type Y1、ライカLマウント。本品は中期型鏡胴。4群4枚構成。コーテッド。1951年製。距離表記はfeet。フィルターはズミルックス用純正E43が装着できます。他の43mmですと入る物と入らない物がありますので、色々とお試し下さい。
    コーティングは美しいブルーとアンバー系が混在しています。
    アンジェニュー 90mm f2.5は、75mm f3.5 Type Z3と同じく、修正出来ないほどのガタつきが出ている個体が多く、かなりおっかないレンズなのですが、本品は外観、ガラス、距離計連動、描写など全てにおいて申し分の無い一本。得難いコンディションです!

  • Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint

    ズミルックス 50mm f1.4 ブラックペイント。最初期。164万台、1958年製。珍品ブラスマウント。逆ローレットと通常のローレットが混在するロットですが、本品は通常のローレット。使い込まれた風情で貫禄十分。使い込まれたM3やM2、MPなどとベストマッチでしょう。非常に雰囲気の良い一本です。
    ピント調整を含むフルOH済。描写も良好です。お客様のリクエストにより、取り扱わせて頂きました。

  • Leica A + Leica A / DIII Set

    ライカ A型オリジナル、及びA型改DIIIのセット。なんとシリアル番号「3575」と「3576」の連番です!
    1927年の製造当初には、Wetzlarのライツの工場で隣り合って並んでいたであろうこの2台。
    「3576」のA型オリジナルは、当店のお得意様の手を渡り歩き、なんと今回で7度目の販売です。「3575」を既に所有していたお客様が、ご自分のボディと連番となる事に気付かれ、過日お買い求め頂きました。

    「3575」は、ライツにてA型からDIIIに純正アップグレードされた一台で、ヘリコイド番号3番の旧エルマー付。淡いパープルのコーティングが施されています。距離表記はmeter。
    「3576」は、この番号帯に見られる「矢羽根」付、マッシュルームレリーズ、近接旧エルマー、閂の底蓋、荒シボのグッタペルカ、小文字の銘板など、当時のオリジナルを保った役満ライカ A型です。距離表記はfeet。HFOOK単独距離計付。
    おそらく95年振りに隣り合ったであろう、この2台を離ればなれにするにはあまりにも忍びなく、連番でのセット販売とさせて頂きます。

  • Hektor 73mm f1.9 (L) All Black

    珍品、ヘクトール 73mm f1.9のオールブラック。ライツのコードはHEKON。製造番号は14万台。製造番号からは1932年の製造ですが、オールブラックは、1933/1934年製造とのデータもあります。
    ヘクトール 73mmは、初期は距離計非連動、後に回転ヘリコイド、そしてこのオールブラック付近で直進ヘリコイドとなり、また回転ヘリコイドへと戻ります。大口径中望遠だけに、連動精度の問題もあったのでしょう。
    本品は直進ヘリコイド。距離はメートル表示。距離計連動。純正適合フィルターは43mmかぶせ、または39mmねじこみ。
    この個体は距離計連動が素晴らしく良好で、4年前に販売した際にもスタッフの記憶に強く残り、首を長くして再会を待っていました(笑)

  • Superfekta

    独Welta社製の6x9判カメラ、スーパーフェクタ。1935年頃の発売です。120フィルム使用で8枚の撮影が可能。兄弟機には6x6判のペルフェクタがありました。折りたたみ式の二眼レフという珍しいカメラで、メカ好きにはたまらない独特な機構が満載です。
    レボルビング機構を搭載し、レンズボードを90度回転させることで横位置への切替ができる(ファインダーフレームも機械式で自動的に切り替わる!)という、凝りに凝った機構を搭載。切り替え時には、各部が所定の位置にきっちりと納まっていることが肝要ですので、操作にはそれなりの丁寧さが求められます。折りたたみ式の宿命ですね。
    テイクレンズにはテッサー105mm f3.8、ビューレンズは75mm f3.8という組み合わせ。1/250のコンパーシャッターを搭載。設計者の意地さえ感じる時代のあだ花的カメラですが、独特な佇まいでコレクション棚にも映える一台です。

  • Leica M4 MOT Black Paint

    126万台。ライカ M4モーター。ニューヨークライツ製のライカモーターを装着できるようになったM4。ブラックペイント仕上げ。本品は、M4-Mから名称変更され、M4 MOT刻印となった個体です。両モデル合わせても、製造台数は僅か904台。1970年11月に出荷された400台のうちの1台です。
    底蓋を外したボディの底面には、専用のモータードライブ接点が装備されています。手の触れる部分の黒塗りには自然な艶が出ており、ボディの角部には真鍮がうっすらと露出しているなど、雰囲気を感じさせる一台。グッタペルカ、各部のパーツ、ペイント、いずれもオリジナル。稀少。

  • Summicron 50mm f2 (M) Black Paint

    製造番号214万台。1965年製。ズミクロン 50mm f2 ブラックペイント、固定鏡胴・後期型。黒塗りにレッドスケールが精悍な印象。本品は赤文字でもラストの方のロット。
    ブラックペイント部にはフツフツとしたあぶく、手の触れる箇所の真鍮も自然に出ており、経年の味わいも深い一本です。黒塗りのライカ M3、MP、M2、M4のお供に。稀少品。
    当店過去販売品。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻ってきました。

  • Angenieux 50mm f1.8 (L)

    アンジェニュー 50mm f1.8 Type S1。アンジェファン垂涎のオリジナル・ライカ Lマウント。シリアル番号は61.5xx。初期の軽量オールアルミ鏡胴でノンコート。お探しの方も多いモデルでしょう。
    本品は1945年製造の一本。コーテッドのS1も出始める時期ですが、こちらはノンコート。ちなみに少し前に取り扱ったシリアル番号数番違いのS1は、ブルーのコーテッドでした。端境期ですね。レンズ構成はダブルガウス型の4群6枚構成。距離表記はメートル。
    50mm f1.8は、アルパ用等として1940年代初めから製造された、アンジェニュー古株の銘玉です。中でもライカスクリューのS1はノンライツレンズの代表格。f1.8と大口径ハイスピードながらも小型軽量、フランスらしい小粋でスタイリッシュなデザインが泣かせます。オールアルミ製の鏡胴は実測でわずか107g。
    絞り開放付近ではやわらかく繊細ながら、立体感のある素晴らしい描写です。撮影距離に応じてボケ味も大きく変化し、中間距離ではぐるぐるボケも感じられます。
    撮って良し、眺めて良しの一本。本品は鋼色に褪色しており、バルナックライカのみならず、ブラックペイントのライカ M型にも実に良く似合います。

  • Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint Early Set

    ズミルックス 50mm f1.4の最初期、逆ローレット。本品は珍品ブラックペイント&ブラスマウント。
    ただでさえ、珍しい黒塗りのズミルクス 50mmの逆ローレットですが、こちらはなんと連番セット!
    こんなのもう出て来ないでしょう。オリジナリティも申し分無し。フルOH済です。お客様のリクエストにより、取り扱わせて頂きました。

  • Nikkor 50mm f1.5 (S)

    珍品ニッコール S・C 50ミリ f1.5、ニコンSマウント。本品のシリアル番号は907xxx、1949年7月に製造された個体で。このレンズは905番台と907番台が存在し、ニコン Sとライカ Lマウントが製造されました。両方を合わせても800本程度と言われている稀少なレンズです。
    レンズ構成は3群7枚構成のゾナー型。ツァイス製のゾナー 50mm f1.5を模した設計です。
    真鍮にクロームメッキが施された鏡胴は工作精度や質感も高く、とても良いつくりです。絞り開放ではほど良いハイライトの滲みが美しく、しっかりとした写りとのバランスが好印象です。稀少品。

  • Nikkor 50mm f1.4 (L)

    日本光学製。ライカLマウントの距離計連動式標準レンズ。先代にあたるニッコールSC 50mm f1.5が登場した翌年、1950年10月の登場です。3群7枚構成のゾナー型を踏襲していますが、f1.5が完全なるツァイス製ゾナーのコピーであったのに対して、独自の改良を加えて進化させたレンズがこのf1.4。距離表記はfeetです。1mまでは距離計連動、その先は非連動となりますが、50cmまでの撮影が可能です。
    本品は捨て番5005がシリアルナンバーに付与された初期の一本。1950年5月に設計出図されたことから、50(年)05(月)という番号が付与されたそうです。この捨て番5005の個体は2,000本ほどの製造とされ、ニコンSマウントとライカスクリューマウントの両方が存在しています。

  • Angenieux 90mm f1.8 (L) Type P1 前期

    久々入荷のアンジェニュー 90mm f1.8、ライカ・スクリューマウント。Type P1前期型。エルノスター型の4群5枚構成。1953年製。距離表記はfeet。
    アンジェらしいドラマチックで美しい作画を味わえる、素晴らしい中望遠レンズ。カラー撮影でも期待を裏切らない発色、よりドラマチックな描写が得られるモノクローム、いずれでも美しく、個性ある描写が楽しめます。

  • Culminon 75mm f1.5 (M42)

    独ミュンヘンのシュタインハイル社製大口径中望遠レンズ、クルミノン 75mm f1.5。1956年頃の製造と思われます。M42、プラクチカマウント。光沢感の強いアルミアルマイト加工とクロームメッキが独特の雰囲気です。変形ガウス型の設計はビオター75ミリ f1.5に近いと思われます。最短撮影距離は1.5m。近接撮影用のヘリコイド付アダプターを併用すると、より楽しめます。
    クルミノンはレンズ後端の突出が顕著なため、後レンズキャップは最短距離撮影付近にレンズを繰り出してから装着してください。またM42マウントながら、装着できるボディはかなり限られますのでご注意ください(詳細はお問い合わせください)。
    クルミノンは製造本数がかなり少ないレンズで、多くとも数百本の製造でしょう。激レアですが、ライカLマウントも存在しました。
    2022年8月のドイツ本国買い付け物件です。珍品。

  • Alpa 4 + Old Delft Alfinar 38mm f3.5

    アルパリフレックス モデル4。1959年製。プリズム無しのウエストレベルファインダーを装備。レアなモデル4の中でも、本品は更に稀少なハーフ判、18x24mm。主に接写専用や記録用に病院や研究所で使われていたと言われており、市場にはほとんど出回っていません。
    Alfred Columberg著「ALPA-REFLEX」によれば、この個体は1959年に製造された2台のハーフ判のうちの1台で、ハーフ判としては7台目の個体です。アルパ・モデル4総生産台数352台のうち、約20台がハーフ判とされています。
    付属レンズはオランダ、オールドデルフト製のアルフィナー 38mm f3.5。ノンコート。アルパ専用マウントです。珍品。

  • Elax

    フランスの名門メーカー、Lumiere(ルミエール)社製が1933〜38年に製造した、3x4cm(ベスト半裁)版16枚撮りのフォールディングカメラ、エラックス。本品はダイヤル式巻上のI型。レンズはベルチオ・フロール 50mm f3.5。127フィルム使用。目測式。ステンレス製のシャッター幕を採用、4秒〜1/1000までのシャッターが切れます。
    アールデコデザインを基調とし、角形と円を見事に配置したデザインはさすがのフランス製。眺めているだけでもウットリ。マイナスネジの配置までが美しい。これほど軍艦部がカッコいいカメラはそうそう無いでしょう。
    操作系も独特で、正面向かって左側、シャッターレリーズ横のダイヤルはセルフタイマーのセット用。また、シャッタースピードをP(T)にセットした際に、その下の1〜4の数字に合わせてセルフを切ると、1〜4秒の超スローシャッターが作動します。ライカやブラコンとも違う、これまた美しいブラック&ニッケルのカメラです。珍品。

  • Leitz Tripod Head KGOON New York Leitz

    N.Y.ライツ製の中型自由雲台。オス、メス共に細ネジ。
    パッと見は旧い六角ロゴのE.LEITZマークかと思いきや、下段の文字がNEW YORKになっています。
    一見同じように見えるドイツ製KGOONとは色々と仕様が異なっており、見れば見るほど面白い一品。重量は230g。
    ヘッドを固定する蝶ネジは、右左どちら方向に回しても固定が可能な面白い作り。また雲台先端のボールには溝が切られておらず、ツルっとしています。蝶ネジの加工や素材感もドイツ製とは異なります。
    2022年ヨーロッパ買い付け物件です。オランダのコレクターさんより入手、ライカのアクセサリーに非常に造詣が深い彼もこれはとても珍しいと言っていました。

  • Soho Reflex Tropical

    英国Marion社製のイギリスを代表的する箱型一眼レフ。本品はトロピカルモデル。1900年代初頭の製造です。美しく磨かれたチーク材と赤革のベローズ(蛇腹)やフード、そして真鍮金具のコントラストが大変に美しいカメラ。もはや工芸品。往年、憧れていらっしゃった方も多いでしょう。フルセット。珍品。

  • Noctilux 50mm f1.2 (M) 217万台 初期ロット 元箱付

    11820。ノクティルクス 50mmm f1.2。217万台。初期ロット。番号一致のシュミット証明書、元箱付。初期ロットに見られる、フィルター枠が後のロットより厚いタイプ。稀少品。

  • Leica MP Titanium

    世界初のライカ直営店、ライカ銀座店オープン1周年記念モデルとして2007年に日本国内のみ150台限定で発売された、ライカ MPチタン。ファインダー倍率は0.72。ライカの製品コードは10324。
    チタン無垢材から削り出したトップカバーやベースプレート、マウントなど30点近くのチタン製パーツにより、通常のモデルより約90g軽量化されています。チタンは軽量で耐久性にも優れますが、加工が難しいことで知られています。本品の製造コストはかなりのものだったでしょう。
    ちなみにこのモデルの前にはM型ライカ50周年記念として、M7チタンが2004年に発売されています。M7チタンはズミルックス 50/1.4とセットでしたが、MPチタンはボディのみ。本品は未使用品。文句無しのコンディションです。
    お客様からのお取り寄せご依頼品。店頭にて売約済みとなりました。ありがとうございます。

  • Leica M Typ 262 + Apo-Summicron-M 50mm f2 ASPH Red Anodized

    ライカ M Typ262レッドと、アポズミクロン-M 50mm f2 ASPH.レッドのセット。レンズは新品同様、ボディは完全未使用品。ボディのカタログNo.は10951、レンズは11696。
    赤アポズミは2016年12月に100本を限定発売、瞬く間に売り切れたレアレンズ。ボディは翌2017年12月2日のWetzlarでのライカコレクターのディナーパーティーにて発表、その場に居合わせた私はボディの鮮烈な赤さやアルミ底蓋の軽さに驚いた記憶があります。
    レンズとボディが別々に発売された事で、セットを組むのに苦労した方も多かったアイテム。
    ボディは100台、レンズも限定100本のレアセット。特に赤アポズミは未だに引き合いの多い人気のモデルです。

  • Frilon 50mm f1.5 (M改)

    独Freiburgのフツーラ・カメラが1952~57年の間製造した上位機種、フツラ S用標準レンズ、フリロン 50mm f1.5。隠れた銘玉として、密かな人気レンズ。4群6枚構成ながらダブルガウス型ではありません。コンパクト軽量ながらf1.5の明るさを持つ優れた設計には感銘を受けます。
    開放ではやや甘い描写ですので、一段程度絞ったあたりが使い頃でしょう。オールドレンズらしいボケ味と周辺の歪みが見られ、美しい滲みの中に繊細さを持つ上品な描写が魅力です。
    フツラは謎の多いメーカーですが、小メーカーながらシュナイダー社の設計士により設計された、このFrilon 50mm f1.5やFrilon 70mm f1.5などの素晴らしい大口径レンズを短期間の間に送り出しています。(oldlens.comさんの記事を参考にさせて頂きました)。珍品。

  • Witness + Super-Six 2inch f1.9 (L)

    英国のPeto Scott社が製造し、イルフォード社が販売したライカコピー機、ウィットネス。1952年頃の製造です。製造台数は350台以下のレアカメラ。ライカコピーの中でもひときわ秀逸なデザインで、Witnessのロゴも最高、Tシャツを作りたくなる格好良さ。
    当初、WitnessにはDaron 50mm f2.9が標準装着される予定でしたが、それではスペックが凡庸との理由で、急遽大口径のダルメイヤー・スーパーシックス 2inch f1.9が採用されたそうです。往時も現在も高性能で評を博す、4群6枚ダブルガウス型の銘玉です。
    Witnessは専用バヨネットながら、ライカ・スクリューマウントにも互換対応。各種のLマウントレンズが装着できます。また、その反対に、Super-Six 2inchレンズはマウント部のマイナスねじを一本外せば、ライカボディでお使い頂けます。
    Super-Sixレンズは最短3.1ftまで距離計連動。そこからはピントレバーのボタンでストッパーを潜り抜けると、非連動ながら1.8ftまで近接が可能です。珍品。

  • Leica M4 Black Paint 最初期 ノーノッチ

    ライカ M4ブラックペイント最初期モデル。1181xxx。本個体は1967年7月、主にプロ向けに、1181501から始まる僅か500台のみが供給された、M4黒塗りのファーストロット。
    本品は、そのファーストロットの中でも50台未満程度の製造と推測される、セルフタイマー、フレームセレクターを止めるビスがカニ目ではなく真鍮地にペイントが施された、通称ノーノッチと呼ばれるレアモデル。
    珍品。

  • Leitz 50mm Finder SUWOO

    ライツの50mm単体ファインダー、SUWOO。1935年頃の製品です。本来はライツの1枚撮り用装置OLEYO、またはOLIGO用のファインダーです。ライカ A、B、Cやスタンダード用の5cmファインダーと基本的に同じものです。ニッケル足。
    人気の35mm単体ファインダーWEISUとも似たデザイン。ライツのロゴは入りません。珍品。

  • Fujinon 100mm f2 (L)

    富士写真フィルム製の大口径望遠レンズ。1956年発売。ライカスクリューマウント。100mmでf2を誇る高速レンズです。同スペックでは更にレアなズノー 100mm f2レンズも知られています。距離計連動。4群6枚構成。距離表記はfeet。最短撮影距離は3.5feet、約1mですのでかなり寄れます。
    純正ファインダー、前キャップ、レンズフード、革ケースが付属します。

  • Zunow 50mm f1.3 (L)

    ズノー 50mm f1.3、ライカスクリューマウント。製造本数は100本少々と言われる珍品レンズ。シリアル番号は7000番台。
    1953年にズノー 50mm f1.1初期、通称ピンポン玉がデビュー、1955年に後玉がフラットとなったf1.1改良型の発売開始、そして1958年にこのf1.3がデビューします。
    ズノー f1.3は、f1.1の性能に満たない部品を流用して作られたと言われていますが、実写の性能は素晴らしく、開放から非常に良いピントです。背景やボケはf1.1よろしく、盛大に暴れズノーらしい描写ですが、中心部の繊細な描写には目を見張ります。
    全ての帝国光学、ズノー光学製品に通じますが、類い希なる美しいデザインで所有欲も満たしてくれます。前後純正キャップ付。珍品。

  • Kinoptik Apochromat Foyer 100mm f2 (L改)

    製造番号3xxx、1940年代の製造と思われます。シネ用のキノプティック・アポクロマート 100ミリ f2を、戦後間もない頃にライカ・スクリューマウントに改造したと思われる一本です。4群6枚構成のガウスタイプ。重量は970g。
    本品はごくソフトな初期のコーティングが一部のエレメントに施されていたようですが、クリーニングでも剥がれてしまう程度のソフトコートで、現在はコーティングはほぼ残っていません。
    また、このタイプの往時のライカスクリュー改造レンズは、ライカ用の距離計連動カムが付いているにもかかわらず、ほぼ100%距離計連動がダメダメです。今までマトモに連動する個体は見たことがありません。
    しかしながら、今回修理業者さんの尽力により、近接1mから無限遠まで、通常の撮影で問題が無いレベルまでほぼほぼ距離計連動するよう調整して頂きました。
    ライカ距離計連動で使える、夢のキノップ100mm。
    全国100万人のキノプティークファン(笑)の方々、お待たせしました!

  • Witness + Super-Six 2inch f1.9 (L)

    英国のPeto Scott社が製造し、イルフォード社が販売したライカコピー機、ウィットネス。1952年頃の製造。製造台数は350台以下のレアカメラ。ライカコピーの中でもひときわ秀逸なデザインで、Witnessのロゴも最高、Tシャツを作りたくなる格好良さ。
    当初、WitnessにはDaron 50mm f2.9が標準装着される予定でしたが、それではスペックが凡庸との理由で、急遽大口径のダルメイヤー・スーパーシックス 2inch f1.9が採用されました。往時も現在も高性能で評を博す、4群6枚ダブルガウス型の銘玉です。
    Witnessは専用バヨネットながら、ライカ・スクリューマウントに互換対応。各種のライカスクリューマウントレンズが装着できます。標準装備のSuper-Sixレンズは最短3.1ftまで距離計連動。そこからはピントレバーのボタンでストッパーを潜り抜けると、非連動ながら1.8ftまで近接が可能です。珍品。

  • Summilux 50mm f1.4 (M) Early 逆ローレット

    ライツの製品コードは、SOOME / 11114。製造番号164万台、1958年製のズミルックス 50mm f1.4初期玉。逆ローレット。
    戦後ライツ全盛期の製品で、端正なデザインと美しい仕上げで貴婦人とも呼ばれます。通常のズミルクス1stとは、ローレットの刻みが違うだけですが、より艶のある佇まいと感じるのは初期モノが故の贔屓目でしょうか。適合フィルターはE43、フードはXOOIM / 12521G。
    初期玉特有の絞り開放時のやわらかな描写も、絞り込んだ時のシャープで立体感のある描写もどちらも魅力的。ライツのレンズは数あれど、白眉の一本です。

  • Summicron 50mm f2 (L) Radioactive

    SOOIC。沈胴式ズミクロン。本品は製造番号92006x。2ケタ番号の放射能ズミクロン。1951年製。メートル表記。
    トリウム・ズミクロンの例に漏れず、ガラスは黄変していますので、モノクロームでの撮影ではコントラストがやや強まります。ノーマルガラスのズミクロンとの撮り比べにも、探究心がそそられます。稀少品。

  • Prominent Outfit

    心躍るフォクトレンダー・プロミネントのてんこ盛りセット!これだけ揃えるには相当大変でしょう。それが一同に!
    ドイツ本国やイギリスなどでは良く見かける、革のアウトフィットケースに入った、プロミネントの旦那セット。同様のセットはベッサマチックなどでも良く見られます。
    戦後のフォクトレンダーを代表するレンズシャッター機、プロミネントが2台、交換レンズ5本、ミラーボックス、接写アクセサリー、フィルター類などが揃った豪華セットです。ボディはプロミネント I型シュー付の後期モデル、レバー巻き上げとブライトフレームが採用されたIa型、レンズは銘玉Nokton、Ultron 50mmに加えて、Skoparon 35/3.5、Telomar 100/5.5、Super-Dynaron 150/4.5が付属。UVフィルター、カラーフィルター、接写アタッチメント、フードマスク、ボディキャップやレンズキャップなど付属品も多数です。
    プロミネントはレンズ交換式のレンジファインダーカメラですが、レンズシャッターを採用。ライカやコンタックスとは異なる、独特な世界観を楽しめるシステムカメラ。
    レンズ側にはヘリコイドはついておらず、カメラボディ側のヘリコイドを操作してピント合わせをする構造で、マウントからシャッターユニットが一体となって前後するという珍しい構造を採用しています。このため、焦点距離が異なる35mmレンズは、繰り出し量を減速させる機構を内蔵しています。フォクトレンダーが優れた技術を持っていた証しですね。

  • Leica MP Titanium

    世界初のライカ直営店、ライカ銀座店オープン一周年記念モデルとして2007年に150台限定で発売された、ライカ MPチタン。ライカの製品コードは10324。
    チタン無垢材から削り出したトップカバーやベースプレートにより、約90g軽量化されています。本品は紙モノも全て揃っており、使用感の無いもの。文句無しのコンディション。
    お客様からのお取り寄せご依頼品。店頭にて売約済みとなりました。ありがとうございます。

  • Leica M2-M

    当初はニューヨーク・ライツが特注した、モータードライブを装着可能なライカ M2、M2-M。1966年製。わずか276台が製造されました。ドイツ製造。珍品。
    特徴としてはトップカバーの刻印がM2-Mとなっていること、底蓋を開けると接点が追加されており、スプールの巻上軸に切り掛けが入っていることが挙げられます。他にモーター付のM2にはMP-2がありますが、そちらは激レアモデル。

  • Super-Angulon 21mm f4 (L)

    ライツのコードはSUOON、後に11002K。シュナイダー社製造の4群9枚構成レンズ、スーパー・アンギュロン 21mm f4のライカ・スクリューマウント。
    本品の製造番号は781万台。ん?と思われた方は流石です。本品はSuper-Angulon 21mmのごく一部に存在する、シュナイダーの製造番号が刻印された一本。刻印以外は通常のレアなLマウントアンギュロンと同じですが、人とはちょっと違った物を持ちたいアナタに。

  • Summicron 35mm f2 (L)

    SAWOO。後のコードは11008。197万台、1963年製。ドイツ製のズミクロン8枚玉、ライカ Lマウント。8枚玉はMマウント用が殆どですが、ライカ・スクリューマウントも577本のみ製造されました。最短撮影距離は1mです。
    絞り開放ではほど良い甘さを伴った美しい描写、絞りを効かせていくと解像力と立体感のある描写へと変化いたします。また、品格さえ感じさせるこのルックス!姿良し、写り良し、今も昔も変わらぬその人気ぶりも納得できる銘レンズです。珍品。

  • Contax IIIa + Sonnar 50mm f2

    コンタックス IIIa後期型/カラーダイヤルと、ゾナーの最終ロット近くの当時物セット。ボディのシリアルはR番。米国に輸出され、そのまま長い眠りについていた未使用品と思われます。付属レンズもマッチングのカール・ツァイス銘のゾナー 50ミリ f2。
    番号一致の元箱には、当時の梱包材、英文取説、米国ツァイスの保証書、元封がついたままの革ケースとストラップ、シンクロコードが付属します。レンズキャップは現行でも見慣れた太字のツァイスのロゴ。ボディやレンズはもとより、革ケースやストラップに至るまで、当時の新品の薫りを漂わせる得難いセットです。
    コンタックス IIa / IIIaの元箱は数種ありますが、こちらはカメラ本体を革ケースに収納するタイプの元箱。陳腐な言い回しですが、正にミュージアムピース!

  • Wollensak Velostigmat 50mm f3.5 (L)

    ヴェロスチグマート 50mm f3.5。1945-1949年頃の製造。戦後間も無い頃、Wetzlarからのエルマーの供給が不足し、 N.Y.ライツが米国のレンズメーカー、ウォーレンサック社に依頼して製造したと言われています。
    外観のデザインはエルマーを踏襲し、ほぼ同じ。レンズ構成はエルマーと同じテッサータイプの3群4枚ですが、絞り羽根は2群目の後ろとなっています。ウェツラーの生産体勢が復活したため、短命に終わりました。ライツ純正扱いでありながら他社で製造された、数少ないモデルです。
    ニューヨーク・ライツでは多数のオリジナルアクセサリーも製造しており、本品にはE. Leitz N.Y. 刻印入りのFISONフードが付属しています。本家のFISONと異なるややチープなつくりが、世のNew York Leitzファンの琴線に触れる事でしょう。

  • ISO Super Duplex 120

    愛らしいデザインのイタリア製ステレオカメラ、スーパーデュプレックスのフルセット。スタイリッシュなライカ型カメラ、ISO Reporterで知られる、ISO社の製品です。1956年の発売。120フィルムを縦送りし、23x24mmの画面サイズで左右で2枚一組、24組のステレオ写真撮影が可能。国産のステレオロッカと同じ方式です。
    本品はかなりレアな専用フード、グリップ、フィルムカッター、マウント、ビューアー付。前々オーナーのイタリアのステレオ写真も数枚付属。大阪はくいだおれ太郎にも似た、ポップなカラーリングの元箱までもが揃った、大変珍しいセットです。2019年のイタリア現地買い付けにて、知古のコレクターさんより譲り受けました。

  • Biogon 35mm f2.8 (L)

    カール・ツァイス・イエナ製。ビオゴン 35ミリ f2.8です。オリジナル・ライカスクリューマウント。ツァイス本(電話帳)によると、本品は1945年11月26日にライカ Lマウントとして出荷されたロットです。珍しいツァイス純正のライカ・ビオゴン。ロシア製改ではありません、本物です。コーティング色もツァイスのもの。Tコーティング。距離計連動。アルミ鏡胴は実測97gと大変軽量です。後玉が突出していますのでお取り扱いにはくれぐれもご注意ください。稀少品。
    店頭にて売約済みとなりました。ありがとうございます。

  • Summarit 50mm f1.5 (L)

    SOOIA。製造番号は82万台、1950年製のズマリット前期型。本品は鏡胴にTaylor. Taylor&Hobsonの刻印が入った珍しいタイプ。feet表記。
    ズマリットは戦前の大口径Lマウント、クセノン 50mmの進化形。フィルター径はE41ですが、ズマリット前期用のバヨネット式も装着可能です。
    絞り開放付近ではフレアを伴うやわらかな描写ですが、f4程度まで絞ると劇的に高画質化、コントラストも驚くほど高まります。絞った時のこってりと濃厚な描写も魅力的。デジタルでも十分にお楽しみ頂けるポテンシャルを持つレンズ。
    本品は珍しいテーラーホブソン刻印入りですが、普通のズマリットとしてもとてもコンディションの良い一本です。前後純正キャップ付。

  • Reid III + Taylor-Hobson 2inch f2

    英Reid&Sigrist社製リードIII型。ライカ IIIbをお手本として製造されたライカコピー機。本品はシンクロが付いたリード IIIa、もしくはType IIと呼ばれるモデルです。1953〜1964年の間に約1200台が製造されました。ボールベアリング内蔵のシャッター機構、スローダイヤルのネジが無いことなど微妙な差異はありますが、実に良く出来たライカコピー機です。
    付属レンズはテイラーホブソン製のアナスティグマット 2inch f2。ライカでも距離計連動でお楽しみ頂けます。絞り開放での柔らかい描写は、ほっこりする優しい写り。現代人には心のサプリメントともなるでしょう。綺麗な純正キャップ、化粧箱が付属します。
    ボディ、外観も大変状態が良く、コレクションにも好適なセットです!

  • Hektor 50mm f2.5 (L) Chrome

    製造番号は16万台、1933年製のヘクトール 5cm、クローム鏡胴。ライツのコードはHEKTORCHROM。Feet表記。レンズ構成は3群6枚。ノンコート。f2.5の明るさを持ちつつも小型軽量な、ライカ最初の沈胴式大口径レンズです。ヘリコイド番号は0番。
    絞り開放付近では、オールドレンズ感タップリのやわらかで濃厚な描写を味わえます。ヘクトールは研磨された個体やピントがおかしな個体が多くみられ、仕入の際にはかなり気を遣うレンズの1つですが、本品は丁寧な整備と相まって、描写、距離計連動、操作感のいずれも良好な個体です。オリジナルコンディションを保ち、ヘクトール本来の描写をお楽しみ頂ける貴重な一本。純正の前後キャップが付属します。稀少品。

  • Leica IIIg + Summicron 50mm f2

    ボディは95万台、1959年。レンズは159万台、1958年製。マニュアルは1960年。

  • Super Nettel II

    537/24。スーパー・ネッテル II型。前モデルのスーパーネッテル I型(536/24)は黒塗りとニッケルメッキの組み合わせで、いかにもクラシックカメラ然とした佇まいでしたが、このII型はスタイルはそのままにクロームメッキの輝きも眩しく、一気にモダンとなった印象です。アールデコの影響を感じるボディデザインも秀逸です。スーパーネッテル II型は1936〜38年の製造、生産台数も2000台以下と言われています。なお、II型はテッサー f2.8を標準装備としました。
    戦前ツァイス好きなら、多くの部品を共用している同時代の兄弟機、Contax II、Nettaxと並べて悦に浸ってみたい一台でしょう。コンタックス譲りの金属製鎧戸式縦走りフォーカルプレーンシャッターの独特なシャッター音もお楽しみください。

  • Elmar 90mm f4 (L) Black / Nickel

    ELANG。16万台。1933年製。ファット(Fat)・エルマーからシン(Thin)・エルマーに移行した時期のごく初期にだけ見られる、ブラック/ニッケルのエルマー 90mm。距離表記はfeetです。ブラック/ニッケルのライカ DIIやDIIIなどと合わせると最高にカッコイイですね。存在もあまり知られていませんが、お探しの方も多いレンズでしょう。コンディションの見合った綺麗な純正の前後キャップが付属します。稀に見るコンディションの良さが光る一本です。珍品。

  • Leitz 35mm Finder WEISU Black Paint

    ライツの35mm用ミニファインダー、WEISU。本品はブラックペイントでニッケル足。E. Leitz Wetzlar刻印は白のペイント。
    WEISUファインダーは1933年から1943年の間に製造されました。ミニマルでコンパクトなデザインは、バルナックのみならずブラックペイントのM型ライカにも良く似合います。ニッケルエルマー 35mm f3.5などと合わせたい黒ライカ好き垂涎のアクセサリー。
    もう少し沢山製造して欲しかったライカのアクセサリーの筆頭格。今や珍品です。