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Leica M2 Black Paint
製造番号99万台、1960年3月に出荷されたライカ M2ブラックペイント。セルフタイマー無し。
本品は、カメラレビュー・クラシックカメラ専科No. 63「わが伴侶の40年 ライカ M2 ボディーNo.990716」に掲載されているM2黒そのもの。
フォトジャーナリスト中川市郎氏が、1961年7月にニューヨークのカメラ店で入手、長年にわたり撮影に使用していた一台で、ホワイトハウスの執務室ではジョン F. ケネディやその側近を撮影したショットも。JFKを撮ったM2BP。その際の撮影機材は、M3とこのM2黒にズミクロン 90mm f2、ズマロン 35mm f2.8。
他、サッチモ(ルイ・アームストロング)、猪熊弦一郎などのアーティストやアメリカ連邦準備銀行の金塊保管倉庫など、通常どうやっても立ち入れない世界までをもフィルムに写し込んだ、歴史の証人的なM2ブラックペイント。
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Summilux 35mm f1.4 (M) Steel Rim
OCLUX / 11870。ズミルックス 35mm f1.4 1st。通称スチール・リム(Steel Rim)。製造番号は176万台。1960年、ライツ・カナダ製。
絞り開放付近での描写は、ベールをまとった様な美しく幻想的な滲みをみせ、絞り込むと切れ込むようなシャープな描写が味わえます。少し絞った時の立体感も素晴らしい。
ズミルックスはどの世代も魅力的ですが、この1stモデルはスタイルもつくりも別格でしょう。専用のOLLUXフードを装着した姿も最高にカッコイイ。近年かなり高価となったレンズですが、その理由も分かる一本。
本品は外観もガラスも申し分無しの一級品です。稀少。
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Leica IIIf Early
最初期のライカ IIIf。ライツのコード名はLOOHN。
ライカ IIIfは、1950年にシリアルナンバー#525001からスタートしますが、本品は304台目のIIIf。シリアル番号は#525304。
後のIIIfと一見同じに見えますが、細かく見ていくと多くのポイントが異なります。お持ちのIIIfと比べてみましょう!
・IIIfを特徴付けるシンクロガイドのツメの形状が、後のIIIfと異なりフラット、いわゆる平爪です。海外ではブラックダイヤルならぬフラットダイヤルを呼ばれます笑
・シリアルナンバーが「Nr.」では無く、前モデルのIIIcやIIIdまでと同じく「No.」表記、「Germany」刻印も旧字体。何となくクラシカル。
・ファインダーアイピースがプラスチック製では無く、IIIcまでと同じく真鍮にブラックペイント。何となくクラシカル。
・ボディの梨地メッキが後のIIIfと比較してややシャイニー、光沢感が強い。これまた何となくクラシカル。
・巻戻しA-RレバーのA側に、ストッパーピンが無い。
・底蓋のフィルムガイドが無い(ガイド有の底蓋は入らず)。結構な重要ポイント。
・巻き上げのASAインジゲーターが、「ASA-DIN」では無く、「ASA-WESTON」表記。
・OHを行った修理業者さんによると、シャッターダイヤルの構造や、前板の留めネジの数が通常のIIIfと異なるとの事でした。
細かくチェックするとまだまだ出て来そうです。撮って楽し、調べて愉しの一台。コレクションにどうぞ!
珍品。
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Contax IIa + Sonnar 50mm f1.5
西独シュツットガルト製のコンタックス IIa。1950〜61年の製造です。ツァイスの製品コードは563/24。
本品はコンタックス IIa前期型。シャッター速度が黒のみで表記されており、ブラックダイヤルとも呼ばれます。IIa前期型は1950〜54年の製造です。ヘリコイドはfeet表記。
後玉が飛び出している戦前ビオゴン35mm f2.8は使えませんが、他の数多くのレンジファインダー・コンタックス用レンズ群を楽しめる、魅力的な一台です。付属レンズはCarl Zeiss銘のゾナー 50mm f1.5。
本品はボディ正面向かって左、距離調節ダイヤルの下に「ZEISS IKON」のロゴのある稀少モデル。1926年のZEISS IKON社設立から25周年を記念し、1951年に発売されました。やや稀少。
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Leica B Compur Dial Set
珍品、ライカ B型。前期モデルの旧コンパー付、通称ダイヤルセット。
本品はシリアル6000番台の1928年製、5986〜6272の3rdロットのうちの1台。レンズの距離指標はメートル。
ライカ B型は、1941年までに新・旧コンパー合わせて1700台程度(うち旧コンパー付はわずか638台!)が生産されましたが、DII登場の1932年以降はほとんど売れなかったようです。実際に操作をしてみるとその使い難さがよく分かります。売れなかった理由も良〜く分かります笑
旧コンパーシャッターは、1秒〜1/300、B(D)、T(Z)を装備。真ん中に鎮座するクルリと可愛いレンズの周囲には、ちゃんとエルマー銘が刻印されています。
フィルムロック解除ボタンはエクボレリーズ(最初期のB型はマッシュルームレリーズ)。巻上げと巻戻しノブは背が低く、ローレットの刻みの目が細かなタイプ。底蓋のロックはカンヌキと、ライカA型初期とも近いつくりです。
旧コンパーに付くレバーやダイヤルなどパーツ1つ1つが古式ゆかしく、どことなくユーモラスで、触れていると思わず笑みがこぼれます。
底蓋には「PABLO FERRANDO MONTEVIDEO」の真鍮プレートが貼られています。
「Pablo Ferrando」は、南米ウルグアイの首都・モンテビデオにあったライカの正規代理店で、ライカマニアには良く知られているアルゼンチンとブラジルのライカ正規代理店、「Lutz Ferrando」の従兄弟だったそうです。
さほど重要では無いこのマメ知識、以前アルゼンチンのコレクターさんから聞きました。
戦前の稀少ライカは、ドイツとも関係が深かったアルゼンチンから出て来る事も多いですが、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスとモンテビデオは距離も近く、それぞれのライカ代理店は従兄弟同士。往時はこの2都市間で現在ではレアなライカがかなり流通した事もあったのでしょうか。地球の反対側の地図を眺めながら、何ともロマンが広がります。
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Nikkor 50mm f1.1 (L)
日本光学製のライカスクリューマウントレンズ、ニッコール N・C 50mm f1.1。f1.0近傍の超高速大口径 Lマウントレンズ、国産四天王(勝手に命名:ズノー 50mm f1.1、ニッコール 50mm f1.1、フジノン 50mm f1.2、ヘキサノン 60mm f1.2)のうちの一本。
1956年の発売。6群9枚構成。距離表記はfeet。ニコン Sマウントは内爪、外爪合わせて2500本程度が製造されましたが、Lマウントはわずか200本程度の製造です。
ガラスがタップリ詰まった迫力のある造形。実測で456g。コンディションも素晴らしく、レアな一本です。
本品は激レアなLマウント専用の金属製純正フード、UVフィルター、50mm単体ファインダー、前後純正キャップが付属したフルセット。
珍品。
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Nikon F Early + Nikkor 50mm f2
ニコン F、ロクヨンマルマルと、ニッコール-S 50mm f2の最初期セット。
ニコン Fの製造番号は6400964、一部の空冷ポルシェ好きには響くシリアルナンバー。
初期1000台ほどのニコン Fボディは一般には市販されず、報道機関や写真家に供給されたと言われ、本品もそのうちの一台かも知れません。チタンシャッター幕。シンクロ接点は後のD型にアップグレードされています。ファインダー取り付けピンは三角のタイプ。
チックマーク付のニッコール-S オート 50mm f2の製造番号は520333。このレンズは520101からスタートしており、本品は232番目のレンズと言う事になります。またヘリコイドの距離表記は、やや少ないメートル表記。
ボディ、レンズ共にマッチングした稀少なセット。コレクションに。
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Leica M3 Black Paint
1965年11月に出荷されたライカ M3ブラックペイント。製造番号は113万台。M3シングルストロークの後期型の黒塗り仕様。グッタペルカも含め、フルオリジナルを保った一台。
指の触れる部分の真鍮が自然に出ており、適度な使用感。巻き上げレバーやシャッターカラー付近のアブクも見どころ、実に精悍な雰囲気です。
ボディキャップ、元箱付。元箱はかなり使い込まれた物です。
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Leica M3 Black Paint Early
1959年製造、ライカM3ブラックペイントファーストロット。959xxx。
ライツ社公式記録によると、1stロットは初期型M3をベースに、959401から100台が製造されました。2ndロット以降とのパーツの違いは多々ありますが、黒く塗られた福耳は圧倒的な存在感を放ち、眺める度にため息が出てしまいます。
また、本個体は以前にも珍品ギャラリーでご紹介した、公式ロット前に特別注文にて少数が製造されたM3黒91xxxxと同様に、ブラックカウンター仕様であることも嬉しいポイント。
シャッター機構はスプリング式シングルストローク、パーツ構成も見事に整っており全体の雰囲気も見合っています。
文化財とも言えるこのような個体を後世に残すことは、選ばれたオーナー様の使命であるとも考えられます。末永くオリジナルコンディションを保てるよう、販売前には慎重かつ丁寧に整備させて頂きました。
お客様のリクエストにより取り扱いさせて頂きました。ありがとうございます。
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Canon SII + Serenar 50mm f3.5
精機光学工業製(現キヤノン)。キヤノン SII型。SEIKI-KOGAKU TOKYO銘。1946年10月〜1949年6月の製造です。
ちなみに1947年9月にキヤノンカメラ株式会社と社名変更されたので、CANON CAMERA COMPANY LTD.刻印のSII型もあります。合計約7500台生産されました。
戦後初の本格的な新型機として登場。J戦後型に距離計とスローシャッターを装備したモデル。一眼式距離計内蔵ファインダー、ライカLマウントを装備。底蓋には、MADE IN OCCUPIED JAPANの刻印有。
本品の製造番号は16xxx。砂型鋳造ボディ。見れば見るほど手作り感を感じます。製造番号17000以降はダイカスト製造となり、レンズマウントもライカと共通の1インチ26山となります。ハンザキヤノンから続く試行錯誤の日々が見て取れる、キャノン創生期の歴史の証人的カメラ。
付属のレンズは、戦後型SII用として1946年に発売された、キヤノン銘のセレナー 5cm f3.5。3群4枚のテッサー型。feet表記。当時はセレナ 5cm f2や、ニッコール 50mm f3.5付も販売されていました。本品はシンクロ接点が装備されています。
(参考:I.C.S.輸入カメラ協会発行:国産レンジファインダーカメラ&交換レンズ特集)
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Dallmeyer Dallac 85mm f2 (L)
英ダルメイヤー製のライカスクリューマウント用望遠レンズ、ダラック 8.5cm f2。1940年代後半の製造です。距離計連動。4群6枚、ダブルガウス型。
Cooke&Perkins製のアルミ鏡胴も良い作り、英国製品らしく端正なデザインが印象的です。当時のカタログでは「ダルコート」「軽量金属鏡胴」「高解像力」がウリで、ライカLマウント用として販売されていました。
ダラック 85mmは何種類かバリエーションがありますが、本品は最も一般的なタイプでしょう。重量は実測399g。適合フィルター径は48.5、または49mmです。
当店ではこれまで20本以上のダラックを取り扱って来ましたが、この個体は上位に入るコンディションでしょう。
純正前キャップ付。珍品。
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Zunow 50mm f1.1 (L) Early
帝国光学製造のズノー 50ミリ f1.1の初期型。国産大口径レンズ開発競争の口火を切った記念碑的なレンズ。1953年に発表、1954年に発売。浜野道三郎氏の設計です。
本品はシリアル5000番台。後玉が大きく飛び出した、通称ピンポン玉。
後玉の出っ張りは強烈、独特の開放描写に手こずり、出っ張った後玉の取扱には細心の注意が必要ですが、独特のオーラさえ感じられレンズマニアには堪らない一本。
淡いブルーのコーティングが美しい。絞り開放では目がくらむような白いベールのフレアが全面を覆います。少し絞ると大分落ち着き、シャープで解像力の高い描写へと変化してゆきます。
純正前後キャップと綺麗な革ケースが付属。珍品。
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Ofunar 50mm f1.9 (Miranda)
オフナー 5cm f1.9。大船光学製。ミランダ用のスクリューマウント。ミランダ専用の44mmスクリューです。4群7枚構成の変形ダブルガウス型。最短撮影距離は1.5フィート(約45cm)。
外観やレンズ構成はミランダ用ズノー 5cm f1.9とほぼ同一です。基部のローレット形状が僅かに異なる他は、鏡胴の指標のフォントを含めて一致しています。本品の絞り羽根は10枚。後のミランダT用ズノー 50mm f1.9の絞り羽根は12枚ですので、この点は異なります。
オールドレンズ研究の名著、35mm判オールドレンズの最高峰 (2)「オールドレンズの診断カルテ 50mm f1.9 と 50mm f1.5」にもオフナーレンズの記載がありますが、本品は掲載されている個体そのものです。
レンズの設計は、日本光学出身の国友健司氏とされています。帝国光学においてピンポン・ズノーの改良設計(フラット型)を行った技術者の一人としてその名を知られています。
かなりの珍品です。
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Zunow 50mm f1.1 (L) Early
帝国光学製造のズノー 50ミリ f1.1初期型。通称ピンポン玉。シリアル番号は36xx。浜野道三郎氏設計、国産大口径開発競争の先駆けとなった記念碑的な一本。Teikoku Kogaku Japan銘。
1953年に発表、1954年に発売。発売当時は国内外で大きな話題となったそうです。本品は初期ピンポン玉の中でも更に初期のモデルと思われ、後のピンポン玉とは鏡胴の形状が異なります。
ズノー初期玉は手作りのようなレンズで、外観デザインやレンズ構成を含め、多くのバリエーションが見られますが、本品は絞り操作リングがヘリコイドのすぐ上にある珍品モデル。通常のズノーの操作感に慣れていると戸惑います。絞り羽根は8枚。
前玉、飛び出した後玉は共に淡いブルーに輝き、見ているだけでも引き込まれそうな美しさ。鏡胴のデザインや加工も見事です。
絞り開放では目もくらむような白いベールのフレアが全面を覆います。後のズノー改良型と比較すると、絞り開放付近はかなり甘い描写で周辺の光量も不足しますが、この初期ピンポンはそれを補って余りあるヒストリーと存在感。絞り込めば一気に解像感とコントラストは高まり、後期型と変わらないシャープな描写に。
初期玉ピンポンの後玉の出っ張りは強烈で、取扱には細心の注意が必要です。
珍品。
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント。製造番号は124万台。伝説のウッドストック・フェスティバルが開催された、1969年8月に出荷された一台。
往年相当にご活躍だったようで、指が当たる部分の黒塗りがかなり剥げていますが、アタリや凹みは殆ど見られず、カメラの扱いを知る写真家によって大切に使われていた事が伺えます。M4黒にはやや珍しく、トップカバーにあぶくが出ており、これまた精悍なルックス。
かなり使い込まれてはいますが、ペイントや各部のパーツはオリジナル状態を保っています。
各部の操作感しっとり滑らか。グッタペルカは長年の使用によりエッジが取れて、しっとりと手に馴染みます。美しく使い込まれた希有なM4BP。M4黒もここまで育ちます。
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Angenieux 50mm f0.95 (M改)
アンジェニュー 50ミリ f0.95 Type M1。アンジェニュー・ファン垂涎の1本。1981年頃の製造。6群8枚構成のシネレンズ。フルサイズでは周辺部がケラれます。
アンジェニューらしさたっぷりの濃密な描写が味わえる、大口径ハイスピードレンズ。本品はMマウント改造品で距離計連動バッチリ。
試写を担当したスタッフも驚愕の連動精度で、絞り開放にてビシバシとピントが決まります。これは愉しい!
過去に取り扱った中でもベストの一本です。
販売準備中に店頭にて売約済みとなりました。ありがとうございます。
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Summilux 35mm f1.4 (M) Black Paint
ズミルックス 35mm f1.4初期玉、通称Steel Rimのブラックペイントバージョン。177万台。赤文字。ストッパーは黒ペイント。珍品。
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Daron 50mm f2.9 (L)
英国製の銘ライカコピー機、Witness用初期の標準レンズ、ダロン 50mm f2.9。量産性とF値の暗さから、すぐにSuper-Six 2inch f1.9へと交替してしまいました。
Witnessの初期ロット約250台に対し、このダロンは僅か160本程度が生産されたようです。しかしながら、実際Witnessに装着されセット販売された本数は更に少なく、その出現頻度からDaron付のWitnessの製造台数は50台にも満たないと思われます。
真鍮地にクロームメッキの鏡胴。各エレメントには美しいブルーコーティンが施されています。また絞り羽根も青色に焼き入れ?されており、絞りを閉じた時の様は幻想的な輝きのブルー。
レンズ構成は3群4枚。最短45cmまで寄れる近接ロック付のヘリコイドは使い易く、無限遠ストッパーの解除は押し込むのでは無く、横に倒すなど独創的な機構は他に類を見ません。スペック的には地味ですが、なかなか魅力的なレンズです。
なお、このレンズはオリジナル状態ではフィルターリングがクロームメッキでキラキラ光っており、盛大なフレアに悩まされますが、この部分を艶消し塗料で塗ってやると、見事にシャープな描写となります。
このDaronレンズ、Illford社の支援のもと、Taylor-Hobson社の製造設備が供給されたNSE社により、設計と製造が行われました。
設計者はユダヤ系のRobert Sternberg。戦前のライツでカメラ設計に携わっていましたが、第二次大戦前に渡英し、エンサイン社で仕事を得ました。エルンスト・ライツIII世が、渡英後も就職に困らないようにと記した紹介文に救われた様です。
人間模様やそのヒストリーにも胸が熱くなる一本。珍品。
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Officine Galileo Ogmar 90mm f4 (L)
コンドルなどのライカ型カメラやレクタフレックス用レンズで知られる、伊オフィチーネ・ガリレオ製のライカLマウントレンズ、オグマー 90ミリ。3群4枚構成。ライカのエルマー 90mm f4と同じサイズ感で、A36キャップやフィルターが装着可能です。
イタリア製ライカ・コピー機のガンマ用に製造されたと思われます。エルマー 90mmと同じサイズ感ながら、重量359gのズッシリとした見事なつくり。美しいクロームと黒塗りのツートンの洒脱なデザインは、さすがイタリア製。洒脱なルックスに惚れ惚れ。古今東西の90mm f4スペックのレンズでは一番のカッコ良さでしょう。
質感高い純正前キャップ付。イタリア本国でも滅多に見掛けない、レアなレンズです。
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Nikkor 35mm f1.8 (L) Lens Hood
ライカスクリューマウントのW-ニッコール 35mm f1.8の専用フード。プラスチック製。
ニコン Sマウントのニッコール 35mm f1.8用フードとはフィルター径が異なり、互換性はありません。
Lマウントの35mm f1.8レンズ自体も製造本数は少なくなかなか入手困難ですが、このプラ製フードは更にレアで市場で見掛けることは大変珍しいもの。
四角い形状のプラスチック製。フード内側には黒い別珍が貼られており、丁寧なつくりです。珍品。
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Leica MP6 Black Paint 0.72
ライカ MP6 ブラックペイント。本品は何と未開封新品!ファインダー倍率は0.72。10311 。限定400台。
M6をベースに巻き上げレバー、巻戻しノブをライカM3デザインに変更したクラシカルなデザイン。貼り革も目の粗いタイプ。
ライカM3ブラックペイントを思い出させる仕上げですが、露出計が内蔵されており使い勝手とデザインを両立しています。
後年登場し、現行モデルとなっているライカ MPの生みの親となった限定モデルです。
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RE Auto-Topcor 25mm f3.5 (Exakta) Black
東京光学製。オート・トプコール 25ミリ f3.5。エキザクタマウント。一般的には白鏡胴のレンズですが、ごく少数ながら黒鏡胴が製造されたようです。あまりにもレア過ぎて、トプコンの専門書籍などの文献資料にも登場しません。
フィルター内蔵可能な無骨な純正フードも付属。珍品。
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Summaron-M 28mm f5.6 (M) Black Limited Edition
復刻赤ズマロンのブラックペイント・バージョン。Limited Edition。2018年に国内ライカストアにて50本限定で発売。ライツのカタログNo.は11610。本品の限定番号は01/50。50本中のなんと1本目!
Matt Black Paint Finishという正式名称の通り、艶消し黒で精悍なスタイルです。未使用状態では、ブラックペイントというよりはブラッククローム仕上げのような風合い。
2016年に登場した復刻版赤ズマロンは、1955年のオリジナル赤ズマロンの光学設計はそのままに、現代のコーティングが施されています。絞り開放では適度な周辺減光で雰囲気を保ちつつ、色乗りが向上しました。
ちなみに復刻赤ズマロンの黒バージョンは、ライカ社からも世界限定500本で販売されており、そちらのカタログNo.は11928。
この50本限定のLimited Editionは、ライカ銀座店のH氏が企画・発案、氏の並々ならぬこだわりから、レンズ銘板は通常モデルの「SUMMARON-M 1:5.6/28」表記から、オリジナル赤ズマロンと同じ「Summaron f=2.8cm 1:5.6」表記とされています。
また、世界限定モデルは鏡胴の被写界深度が赤文字ですが、本モデルでは白文字となっています。視認性が向上、一目で絞りと被写界深度が確認でき、スナップ撮影で威力を発揮。
未使用品。元箱、書類一式、フード、ポーチ、レンズキャップが揃っています。メーカー保証は有効期限外となります。フードの留めネジやレンズキャップも同様にマットブラックに統一されています。
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Topogon 25mm f4 (Contax)
Carl Zeiss Jena製、コンタックス用トポゴン 25mm。1940年代の終わり頃の製造です。
ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした、対称構造の4群4枚構成。Tコーティング付き。距離計には非連動ですが、絞っての目測撮影も楽しい一本。距離リングの表記はメートルです。
ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出された超広角レンズは、本来は航空写真が開発目的だった様です。非常にRがキツく小さなガラスで、製造はさぞかし困難を極めたと言われています。製造本数は1000本程度。本品は前期ロットとなります。
一部装着できないボディやアダプターがあります。適宜お問い合わせください。稀少品。
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Leica M3 + Summicron 50mm f2
著名ライカコレクター、ポール・ヘンリー・ハスブロック(Paul-Henry van Hasbroeck)氏の著書、「LEICA IN COLOUR」の68ページに掲載されている、ライカ M3と固定鏡胴ズミクロンのセットそのものです。
番号一致の元箱や保証書が付属します。コレクターから出たリアルコレクチブルアイテム。
ボディの製造番号は110万台、1964年製。レンズは178万台、1960年製。元箱と保証書には、ボディのシリアル番号のみが記載されています。保証書によると、1968年2月にロンドンの高級ショッピング街、Old Bond Streetのカメラ店で購入された1台です。来歴もしっかりしており、由緒正しい極上M3クロームです。
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Canon 7 Black Paint + Canon 50mm f0.95
稀少、キヤノン 7 オリジナルブラックペイントと、夢の大口径キヤノン 50mm f0.95のセット。威風堂々たる佇まい。
1961〜64年に製造され、セレン式連動露出計、ファインダー倍率0.8倍、35/50/85/100/135mmのファインダー枠を内蔵したキヤノン 7は、実用機としても使い易いライカ・コピー機。
ボディの製造番号と一致した元箱付。元箱記載のようにレンズは当初50mm f1.8が付いていたようですが、本品には堂々たる大口径f0.95レンズと、それを納める速写ケースが付属します。レンズのフィルター径は72mm。
衝撃的なデビューを果たしたキヤノン 50mm f0.95は、当時その人気に生産が追いつかず、キヤノン 7と50m f1.8のセットなどを購入した方が、優先的に購入出来たとか出来なかったとか(確証はありません)。そんな歴史や推測をも物語る、稀少なセット。
今回、ボディ、レンズ共にバッチリ整備を行いました。是非とも使い込んで頂きたいセットです。
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Nikkor 50mm f2 (L)
日本光学製。ニッコールHC 5cm f2。シリアル番号は捨て番806。Tokyo銘。沈胴式のライカLマウント・レンズ。最大絞り値はf16。feet表記。1946年から49年頃の製造。ニコンI型の時代と重なり、マウントを変えI型にも供給されています。なお、鏡胴には独自のシリアルが振られ、812xxという5ケタ(銘板は6ケタ)がマウント面に刻印されています。
3群6枚構成のゾナータイプ。コーティング付。真鍮にクロームメッキのつくりの良い鏡胴です。絞り調節リングの外周に4箇所の滑り止めのローレットが刻まれているのが特徴的です(後に全周となります)。
ニッコール初期のこのレンズ、撮影結果も素晴らしく、試写して楽しいレンズでした。
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Tele-Superachromat FE 300mm f2.8 T*
テレ・スーパーアクロマート 300mm f2.8。カールツァイス製の激レアレンズ。ハッセルブラッドのフォーカルプレーン機、205FCC、203FE用。8群9枚構成。最短撮影距離は2.5m。
専用ケースに誇らしげに納められた、TPP(テレフォト・パワーパック)フルセット。焦点距離を500mmに延長する、アポ・ムター 1.7XEも付属します。
1999年にシリアル番号9300001からスタート、200本が製造されたと言われています。
こちらの個体はその136番目の製造品。受注生産されていたようで、当時も2万ドルを超える価格で販売されていました。本品はお客様が2005年に購入された、国内正規品。付属品も全て揃っています。日本語マニュアルが付属します。
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Summicron 50mm f2 (M) Black Paint
222万台。1966年製のズミクロン 50mm f2、ブラックペイント。固定鏡胴の後期型、イエロースケール(黄文字)。
第一世代のブラックペイント・ズミクロンのほぼ最終ロット。この後、端境期にあたる固定鏡胴デザインを踏襲した6枚玉へと移行してゆきます。
ギリギリM3黒やM2黒の時代ですが、翌1967年に登場するM4ブラックペイント118万台の最初期ペイント辺りと合わせてもキマるでしょう。組み合わせを考えるのも何とも楽しい一本。稀少品。
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Leica M3 Olive Bundeseigentum
西ドイツ国防軍用ライカ M3。Bundeseigentum。製造番号110万台。シボの目が細かい後期ロット。1964年に製造番号1100401〜1100450の50台のロットで供給された個体のうちの一台です。各部オリジナルコンディション。
エルマー 50mmにもBundeseigentum刻印有り。オリーブのセットケース付。珍品。
店頭にて売約済みとなりました。ありがとうございます。
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Leica M1 Olive Bundeseigentum
西ドイツ国防軍用ライカ M1。Bundeseigentum。製造番号109万台。本品は1964年に供給されたモデルで、M1オリーブ後期型・最終ロット。トップカバーはM2タイプ。35mmと50mmのブライトフレームが内蔵されています。M1オリーブの製造台数はわずか208台とされています。
James L. Lager氏の名著「An Illustrated History Vol.1」に本品と非常に近い製造番号、1098164が掲載されています。
ボディ背面、及びエルマー 50mm f3.5レンズにはBundeseigentumの刻印有。レンズに刻まれたコントラクトナンバーは、12-121-5419。
本品はボディ、レンズどちらもオリジナルコンディション、軍モノの雰囲気をタップリと残した一台です。珍品。
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Leica M2 Black Paint
製造番号100万台、1960年7月に出荷されたライカ M2ブラックペイント。セルフタイマー付。適度に使い込まれた、精悍な黒塗りモデルです。グッタペルカを含め、各部のパーツはオリジナル。
今回の整備でリフレッシュ、作動快調で実用にも好適です。
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Nikon SP Illuminator
ニコン SP用距離計ファインダー用イルミネーター。1958年の価格表に最初に登場したようです。製造数は分かっていませんが、かなりの少数と思われます。その中でも完動品はかなりレア。
暗闇の中でスイッチをONすると、賑やかなSPのファインダーがフワッと浮き出てきて、それはそれは幻想的な光景に。
ニコンが数多く製造してきたアクセサリーの中でも、ひときわユニークなひと品。珍品。
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Tanack V3 + Tanar 50mm f1.9
田中光学工業製のレンズ交換式レンジファインダー機。ライカコピータイプ。
ライカ M3にインスピレーションを得たと思われる、独自の三爪バヨネットを採用しつつ、自社製のライカスクリューマウントレンズをアダプターを介して装着するという凝った構造をしています。
1958年12月から1959年と言う、ごくわずかな期間に生産されました。総生産台数は約1000台と言われています。残念ながら田中光学は、この1959年に倒産してしまいます。
前モデルの珍品タナック SDの基線長60mm一眼式等倍ファインダー、レバー式巻上げ、クランク式巻戻しをを踏襲しており、使い易さは以前のモデルより大きく向上しています。
裏蓋がヒンジで開閉する構造が引き継がれており、こちらも使い易く好印象。小メーカーながら、独自の工夫が詰め込まれており、意気込みを感じさせるカメラです。ちなみに50mmレンズは大口径f1.5の他、f1.2もごく少数製造されていました。
標準のタナー 50mm f1.9、広角のWタナー 35mm f3.5、テレ・タナー 100mm f3.5の3本が付属。いずれもライカLマウント、距離計連動です。
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FOCA Universal RC + Oplarex 50mm f1.9
光学機器メーカーとして戦前から軍事用機器等を製造していた、フランスのOPL社(Optique et Precision de Levallois)の距離計式カメラ、フォカの最終モデル、フォカ・ユニバーサル RC。通称U.R.C。フォカの最終型にして最上級モデル。シャッター速度はT、B、1〜1/1000。1962〜63年の製造です。
一見すると巷に溢れるバルナックライカ型カメラですが、レバー式巻上げやバヨネットマウントなど独自の機構を持ち、直線基調のボディデザインも新鮮です。黒とクロームのツートンも実に洒落ています。
裏蓋はコンタックス等と同様に背蓋全体が外れる方式で、フィルム装填も簡単です。フィルム装填の際にはフィルムガイドを立ち上げ、その下を通すことを忘れずに。
このURCでは、ユニバーサルRのファインダーを一新し、パララクス補正式の50mmブライトフレームを持つ等倍ファインダーとなりました。
OPLの大口径銘レンズ、とても綺麗なOplarex 50mm f1.9が付属します。
純正前キャップ付。稀少品。
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Nikkor 21mm f4 (S)
日本光学製の超広角レンズ、ニッコール-O 21mm f4。ニコン Sシリーズ用。1959年の登場です。4群8枚構成。シリアル番号は621xxx。頭の3ケタは捨て番。
このニッコール 21mm、ニコン F用は個体数も多く流通していますが、このニコンS用は製造本数が非常に少なく、298本の製造と言われています。距離表記はmeter。
付属の専用ファインダーは5群5枚構成。シリアル番号は600xxx。プラスチック製で軽量です。本来はこのファインダー専用の深底リヤキャップがあり、ファインダーを固定するためのマウントが付いています。珍品。
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Nikkor 50mm f2 (S) Black
1952年登場の日本光学製 ニコンSシリーズ用標準レンズ、ニッコール-H 50mm f2。ニコンS 内爪マウント。3群6枚構成。製造番号は7550xx。
通常ニッコール 50mm f2には、40.5mmのフィルターリムが付いていますが、本品にはそれがありません。重量は129g。
世界的ニコンコレクター、ロバート J. ロトローニ氏の名著、「The Complete Nikon Rangefinde System」には、Rim-Less 50mm f/2 Nikkorとして記載がありますが、なぜリム無しのレンズが少数存在するのかという点については、謎に包まれているとされています。珍品。
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Nikkor 35mm f1.8 (S) Black Paint
W-ニッコール 35mm f1.8、ニコン Sシリーズ用。本品は最初期にごく少数が製造された、稀少ブラックペイント・バージョン。日本光学の1956年度新製品発表で紹介されているニッコール 35mm f1.8は、正にこの黒リムでした。
ニコン Sマウントのニッコール 35mmの絞りリングは、通常クロームメッキですが、本品はブラックペイント。 それだけの違いですが、見た目の印象は大きく変わり、グッと精悍な雰囲気。ニコン S2やS3、SPのブラックペイントにさぞかし似合うことでしょう。
レンズ構成は5群7枚、距離表記はfeet。1956年9月発売。当時、世界で最も明るい広角レンズでした。フィルター径は43mm。
シリアル番号から察するに、35mm f1.8 ブラックペイントの製造本数は多くとも80本程度と思われ、市場に出てくる機会はかなり少ないです。珍品。
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Nikon SP Black Paint + Motor Drive S-36
ニコン SPブラックペイントの初期に、S-36初期モータードライブ、小判型バッテリーケースのセット。
SPボディのシリアルは62024xx、S36モータードライブは942xx。布幕シャッター。
小判型バッテリーケースは接点が2個の後期タイプ。無印の接点が普通撮影用、Rはリモート撮影用です。単3電池6本を収納。この小判型バッテリーケースは、S2E型及びSP型用モータードライブのごく初期に付属したそうで、数はかなり少ないようです。
ボディ、モードラ、バッテリーパック共に非常に良いコンディション。こんな見事なセット、まず出て来ません!珍品。
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Micro-Nikkor 50mm f3.5 Lens Hood
珍品、マイクロ・ニッコール 50mm f3.5専用フード。ニコン S、ライカ Lマウント、両方に装着出来ます。
非常に大柄なフードですが、フード効果は抜群。また、装着するとライツの引き伸ばしフードVALOOや、当店のエルマー 50mm用FB-07フードなどと同じく、レンズの絞りをフード部から操作することができる楽しいアクセサリー。
珍品。
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Old Delft Minor 35mm f3.5 (L)
オランダ、オールド・デルフト社製のちっちゃなライカ・スクリューマウント広角レンズ。3群4枚構成のテッサータイプ。m表記。重量は128g。真鍮にクロームメッキが施され、小振りながら、重量感のあるレンズ。1946年頃から発売されたそうです。
ミノールはコーティング無しの個体が殆どですが、本品はコーティング有。なかなかシャープで繊細、しっとりとした良い描写です。Old Delft社のライカLマウントには、他にDelfar 90mm f4.5等がありますが、どれもレアな事で知られています。
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Hugo Meyer Kino-Plasmat 50mm f1.5 (M改)
Hugo Meyer社製のキノ・プラズマート 50mm f1.5。GoerlitzとNew Yorkの刻印。プラズマットは、アナスティグマートやプラナー、テッサーなど名だたる銘玉を世に出した、パウル・ルドルフ博士設計による銘レンズ。
本品の製造番号は29xxxx。1925年頃の製造でしょうか。鏡胴はブラック&ニッケル。4群6枚ながら、レンズ中心に凸レンズが向かう独自の構成です。その独特の描写で昔から大変人気があります。
本品は映画用と思われるレンズヘッドを、ライカ・スクリューマウント用に改造した一本。
20年以上も前に当店にて販売した個体ですが、長らくお持ちだったお客様がお譲りくださいました。その当時でもかなりレアなレンズだったことから、販売時の記憶も朧気に残っており、実に嬉しい再会です!
現在から見れば今ひとつな改造でしたので、今回OHと共にイチから再改造して頂き、描写や連動性能、デザイン共に素晴らしい一本に仕立て上がりました。純正フード、イエローフィルター、元箱付。
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Nikkor 85mm f2 (S) MIOJ
ニッコール-P.C 8.5cm f2、ニコンSマウントの初期型。シリアル番号903xxx。6桁シリアル。本品は最初期801のシリーズに続く、第二ロットの捨て番903シリーズ。製造は1949年か1950年頃と思われます。
連合国軍占領下の日本で製造されており、Made In Occupied Japan(占領下の日本)の刻印入り(通称 MIOJ)。こちらの個体はレンズ鏡胴に加えて、フロントキャップにもMIOJの刻印がされています。目立たぬ位置に小さく小さく刻印されたこの文字列から、当時製造に携わった方々の心情が伝わってくるような気がします。
レンズの設計は3群5枚構成のゾナー型。feet表記。D.D.ダンカン氏が朝鮮戦争で使用し絶賛を得た銘レンズ。日本製レンズの優秀さを世界に広めた立役者とも呼ぶべき存在。この時代から日本製のカメラやレンズの性能が飛躍的に向上、やがて世界を席巻します。
純正フード、フードキャップ、後キャップ、革ケースが付属します。ベークライト前キャップはかぶせタイプ。コレクションにもどうぞ。
稀少品。
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Nikkor 85mm f2 (L) MIOJ
ニッコール-P.C 8.5cm f2、ライカ・スクリューマウントの初期型。シリアル番号903xx。本品は最初期801のシリーズに続く、第二ロットの捨て番903シリーズ。番号から推測するにその81番目の個体と思われます。製造は1949年頃。
連合国軍占領下の日本での製造で、Made In Occupied Japan(占領下の日本)の刻印入り(通称 MIOJ)。こちらの個体はレンズ鏡胴に加えて、フロントキャップと金属製のリヤキャップにもMIOJの刻印がされています。目立たぬ位置に小さく小さく刻印されたこの文字列から、当時製造に携わった方々の心情が伝わってくるような気がします。
レンズの設計は3群5枚構成のゾナー型。feet表記。D.D.ダンカン氏が朝鮮戦争で使用し絶賛を得た高名なレンズ。日本製レンズの優秀さを世界に広めた立役者とも呼ぶべき存在です。
純正フード、フードキャップ、後キャップ、革ケースが付属します。ベークライト前キャップはかぶせタイプ。コレクションに相応しい一本です。珍品。
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Nikkor 50mm f1.1 (S)
1956年に発売されたニコン Sシリーズ用の超大口径レンズ、ニッコール-N 50mm f1.1。6群9枚構成。フィルターサイズは62mm。写真用のニッコールとしては、Fマウントの物を含めて最大口径のレンズです。
ズノー 50mm f1.1、フジノン 50mm f1.2、ヘキサノン 60mm f1.2、キヤノン 50mm f1.2等の戦後の大口径競争に対する日本光学の回答。
本品は内バヨネットタイプ。内爪、海外ではInternal Mountとも呼ばれます。1959年には外バヨネットタイプに移行します。
内爪、外爪合わせて僅か835本の製造。ちなみにライカ Lマウントは211本製造されました。
絞り開放付近ではフワリとした柔らかい写りですが、f1.3程度から安定した描写へと大きく変化します。
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Leica MP Classic Black Paint
ライカ MPクラシック ブラックペイント。1st固定鏡胴をオマージュした専用ズミクロン 50mm f2付。2004年、香港シュミット企画の限定モデルとして500台が販売されました。新品定価は税込み93.8万円。
現行ライカ MPをベースとしていますが、露出計を省いたM-A(Typ127)の元祖とも呼べるでしょう。オリジナルMPやM3時代と同じ筆記体の「Leica」ロゴが彫られており、初代MPの雰囲気を再現しています。
稀少品。
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Leica MP Hammertone + Summicron-M 35mm f2 ASPH
10314。ライカ MP ハンマートーン。LHSA35周年記念モデル。1000台限定。独特の凹凸感のあるハンマートーン仕上げにクロームのレンズを合わせた個性的な出で立ちです。
付属のレンズはクローム仕上げのズミクロン-M 35mm f2 ASPH。専用ハンマートーン仕上げの真鍮製フード付。
専用ハンマートン仕上げのライカビットも併売されていました。
コレクションにも。
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Leica M6 Danish Royal Wedding
1995年、デンマーク王子の結婚を記念して販売されたライカ M6とズミクロン 7枚玉クロームの限定モデル。200台限定でデンマーク国内に供給されました。白鏡胴の7枚玉ズミクロン 35mmが付属。
オーストリッチの貼り革が品の良い佇まいの限定モデルです。
稀少品。
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Leica M6 Columbo 92
ライカ M6限定モデル、コロンボ92。ライカの製品コードはボディ 10500/10414, レンズは11825。
1992年、コロンブスの米国大陸発見500周年を記念し、イタリアの代理店 Polyphotoの企画により、200台限定生産された記念モデル。
トップカバーと特製のメタルキャップに「500 Columbo 1492-1992」 の刻印。ライカ製造番号の他に、I.T.A.L.Yの頭文字から始まる、1−40の限定番号付き。本品の番号は I から始まります。
当初ボディのみの発売でしたが、翌1993年にボディオーナー限定でセットモデルのズミクロン50mm f2が発売されました。銘板に「Colombo '92」の刻印とボディ同様 I.T.A.L.Yの頭文字から始まる限定番号付き。本品の頭文字は T です。
稀少品。
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Aspherical
ノクティルックス 50mm f1.2に続き、非球面レンズが採用された初代ズミルックス 35mm f1.4 アスフェリカル。通称AA(ダブルエー)。ライツのコードは11873。製造番号は346万台。5群9枚構成。フィルター径はE46。最短撮影距離は0.7m。
2群目と5群目に非球面レンズを採用。製造が困難を極め生産が追いつかなかったと言われており、わずか数年で生産終了してしまいました。
1990年にフォトキナで発表されましたが、製造番号から調べると本品は1988年製。発表後の販売に備えた生産に苦労したのかも?後世の人間によるそんな勝手な想像に説得力を与えてしまうほど、その描写はお見事。35mm広角ながら立体感を感じる描写には、試写する度に驚かされます。
稀少品。