ズマリット 50mm f1.5、前期型。Taylor Hobson刻印。ライカスクリューマウント。製品コードはSOOIA。距離表記はfeet。
製造番号は74万台、1949年製。本品はズマリット登場初年度の1stロット!ズマリットは製造番号「740001」からスタート、479本目にあたる1本です。メッキの質感は後年のズマリットと比べると光沢感がやや強い印象です。
本品は鏡胴に「Taylor, Taylor&Hobson」、その反対側に「U.S. Pat. Nr.2019985」の刻印が入った珍しいタイプ。刻印は多く入っていればいるほどエラい!とも認識されるライカコレクター界隈では、なかなか威張れるレンズです(笑)
ズマリットは、シュナイダー設計の戦前の大口径Lマウント、クセノン 50mm f1.5の、5群7枚のレンズ構成を引き継いた改良レンズ。新種ガラス採用で高性能化されました。
1961年にズミルクスが登場する以前のライカ用レンズでは、最も明るい大口径レンズ。絞り開放では滲みを伴った気品あるやわらかな描写、絞り込んでいくとコントラストが一気に高まり、大変シャープで濃厚コッテリな描写へと変化していきます。
フィルター径はE41。前期型ですので、被せ式純正フィルターも装着可能。純正適合フードは角形のXOONS。
ズマリット 1stロット、初期モノ好きの貴兄に。
薄い擦れなどのごく軽微な使用感は見られますが、全体的に綺麗な外観です。目に付くような傷やアタリは見られません。
2026年10月にフルOH済。入念な整備により、重くきしみがちなズマリットの絞りやヘリコイドは滑らかな操作感となりました。距離計連動もバッチリ。
ガラスは前玉にごく薄い拭きキズが少々見られます。また、数面のコーティングが無くなっていますが、ガラスに難がある個体が多いズマリットとしては、十分に良好なガラスコンディション。
実写テスト結果良好でした。描写良好な個体です。
純正前後キャップが付属します。