戦前のライカ IIIc。製造番号39万台、1945年の製造。ライツの製品コードはLOOZS。本品は段付きと呼ばれる、巻戻しレバーがトップカバーの段上にあるIIIcの初期タイプ。
ライカ初のアルミ鋳造ボディを採用し、大量生産が可能になったモデル。ライツ社にとってエポックメイキングな存在、一大転換点です。
ライカ IIIbまで板金ボディと比べ、横幅が3mmほど延長されたため、底蓋やライカピストルも適合サイズが異なります。
IIIcはバリエーションが非常に多く、興味深いモデルです。登場が1940年という第二次大戦中であったため、LuftwaffenやHeerなどの刻印付き軍用、寒冷地対応とされる軍用 IIIcKグレー、K無しグレー、激レアなブラックペイントなどが存在します。
底蓋には薄い擦れがやや多く、また小キズが少々見られます。また、トップカバーにも薄い擦れが少々見られますが、目立つ傷やアタリは見られず、全体的にはなかなか綺麗なボディです。メッキやグッタペルカの状態も良好です。
2026年9月にOH済。各部の作動快調となりました。
ファインダーもクリアで、距離計二重像もクッキリ。実用にどうぞ。