1928年製の旧エルマー付ライカ A型。製造番号は11xxx。meter表記。ライツ社の製品コードは栄えある「LEICA」。ここから現在へと連綿と続く、ライカのヒストリーが始まります。
各部のパーツは当時のオリジナルです。エクボシャッターレリーズ。巻上げと巻戻しノブは背が低く、グッタペルカも目の粗い初期タイプ。ノブやシャッターダイヤル、レンズ先端部のローレットの目も揃っています。旧エルマーの銘板は、A型初期ならではの可愛らしい小さなフォントです。底蓋はカンヌキタイプ。auf - zuとドイツ語表記ですので、当時ドイツ国内向けに販売された一台でしょう。
本品はペイントの剥げ具合もほど良く、長年大切に使われてきた印象を受けます。100年近い年月を経てなお、良好なコンディション。状態の見合った当時モノのレンズキャップが付属します。撮って良し、眺めて良しの一台です。
当店販売品です。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻ってきました。
ファインダー上部の角に一箇所小さな凹み、またボディエッジやアクセサリーシューの黒塗装は落ちて真鍮が見えていますが、良い雰囲気を醸し出しています。銀象嵌もしっかり残っています。
2023年にシャッター幕交換を含むOH済。各部の作動は前回販売時と変わらず良好です。付属の旧エルマーも目立った拭き傷は見られず綺麗です。
操作上のポイントとして、A型の初期モデルは巻戻しの際にレリーズを押し続ける必要がありますので、ご注意ください。
また、板金時代のバルナックに稀に見られるのですが、製造当初からフィルム送り用のスプロケットとボディシェルの隙間が広めなため、フィルムの撮影枚数が終わった後も巻上げノブが回ってしまう事があります。撮影開始時にはフィルムカウンターをしっかりと合わせ、規程の枚数が終了したら巻戻しをするという、古のお作法でお楽しみください。
雰囲気の合った当時モノの純正前キャップ付。100年前のライカ A型初期、気兼ね無く持ち出せる実用コンディションです。