エルマー 50mm f3.5。ライカMマウント、E39径。ライツのコードはELMAM。製造番号は118万台、1954年製。本品は登場初年の初期モノであり、記念すべきライカM3発売初年度の個体です。
マウント指標の赤ポチはペイント。ヘリコイドはメートル表記。
1926年のライカ A型旧エルマーから連綿と続く、サンハンエルマーの最終進化形。この後に新種ガラスを採用したf2.8へと発展します。
コーティングが施されているのはもちろん、鏡胴内部の内面反射防止用リブも3枚に増えた凝ったつくり。
オーソドックスなレンズですが、撮影しても実に趣のある一本。シングルフックのITOOY初期フード、そして福耳ダブルストロークのライカM3初期と組み合わせれば、最高の雰囲気でしょう。
フィルター枠先端や各部に擦れやテカリが見られますが、元々シャイニーな梨地クロームのため、遠目には使用感は比較的少なめです。実用向きの外観コンディション。
前オーナー様の元で、2024年にフルOH済。絞り、ヘリコイドの操作感滑らかです。距離計連動もバッチリ。ガラスは中玉に僅かなコーティング傷みとごくごく薄い拭きキズが数本見られますが、実写にはまず影響ありません。クモリは見られずスカッと抜けた綺麗なガラスです。
純正前キャップ、時代は下がりますが純正リヤキャップが付属します。