W-ニッコール 35mm f1.8、ニコンSマウント。外爪。1956年9月発売。5群7枚構成。メートル表記。フィルター径は43mm。
新種ガラスを採用し、素晴らしい描写で高い評価を得た銘玉。発売当時は世界で最も明るい広角レンズでした。その後はキヤノン 35mm f1.5、ズミルックス 35mm f1.4等が登場し、広角レンズも大口径化が進んでいきます。設計は、数々のニコンSマウントとライカLマウント用レンズを設計した東秀夫氏。
本品は後期タイプ。銘板のW-Nikkorの後ろの「C」が省かれています。銘板の刻印などもよりモダンな印象です。
緻密な描写と穏やかなボケで、しっとりとした雰囲気良い作画が楽しめます。その写りに魅了される方も多い、素晴らしいレンズです。
使用感見られず綺麗な外観です。ブラックペイントもしっかりと残っています。基部のメッキも眩しい輝きです。
2026年7月にフルOH済。絞り、ヘリコイドは期待に違わぬ素晴らしい操作感に仕上がりました。スカスカになりがちなヘリコイドですが、絶妙なトルク感が実に素晴らしい。
強いLED光にかざすと、中玉の周辺部にごくごく薄いコーティング傷みが見られますが、実写への影響はまずありません。まん中はスカッと抜けています。ニッコール 35mm f1.8らしい写りを楽しめる1本です。
オニギリマークの純正前キャップ、L39の純正フィルターが付属します。