ズミルックス 35mm f1.4 2nd。本品はライカM3用の眼鏡タイプで、ストッパーがクロームとなった、ストッパー付後期モデル(最初期は真鍮地に黒ペイント、後にアルミに黒ペイントとなります)。言うなれば、三代目ストッパー付。
メガネ部は精悍なブラックペイント仕上げ。ライツの製品コードはスチールリムから変わらず11871です。
製造番号は234万台、1969年製。ストッパー付きとしても終わりの方のロットで、以降はストッパーが省かれます。
時代は既にライカM4へと移行していますが、「やっぱりライカはM3!」という根強いニーズに応えるために供給されたのでしょう。メガネはM3の50mm枠を35mmの視野に補正する役割を担います。
このメガネ付の最短撮影距離は65cm。M3ボディは距離計連動が最短1mまでの設計、ズミルクス 35mm 2ndも最短1mのため、ググッと寄れるのメガネ付の大きなアドバンテージ。絞り開放付近ではふわり甘く、美しいフレアを伴う独特な個性的な描写をお楽しみ頂けます。
やや稀少な一本です。
使用感少なく、とても綺麗な一本です。メガネ丸窓の黒塗り部に軽微な擦れ、角窓下部の黒塗り部に軽微な塗料落ちが見られますが、結晶塗装部やブラック仕上げの鏡胴は新品同様の美しさです。
2026年5月にメガネ部を含むフルOH済。入念なピント調整も行っています。絞りとヘリコイドの操作感は素晴らしい仕上がり。距離計連動もバッチリ。メガネ部のガラスもスカッとクリア、M3のファインダーの素晴らしい見え味を損ねません。
レンズは中玉にごくごく薄いカビ跡が残っていますが、LEDにルーペでかろうじて確認出来る程度で、撮影への影響はまずありません。他、傷やクモリは見られず、スカッと抜けたガラスです。本来の写りが楽しめるズミルクス2nd。
番号一致の元箱、綺麗な12504フード、アルミ製の前キャップ、後キャップと付属品も揃っており、コレクションにも好適です!