ライカM4 ブラックペイント。ドイツ製。製造番号は124万台、1969年8月に出荷された1台です。ライツの製品コードは10402。
ライカM4は、ライカM3とM2の後継モデルとして両機の役割を統合しつつ、更に発展させたモデルです。
現代のフィルムライカにも採用され続けているクランク式巻戻しや、35/50/90/135mmに対応したブライトフレーム、スプール不要とクイックローディング機構など、機能面で完成されたモデル。
世界的な写真家集団・マグナムフォトに所属した報道カメラマンを筆頭に、多くのプロカメラマンに支持されました。
本品は精悍なブラックペイント仕上げ。M4はクロームとブラッククローム仕上げもありますが、やはり一番人気はペイントバージョンでしょう。経年による独特の風合い、いわゆるpatina(パティーナ)をもたらし、一台一台に表情と個性を与えてくれます。
なお、M4ペイントはブラックのみならず、クローム鏡胴のレンズとの相性が良い点も嬉しいポイント。特に白鏡胴のスチールリムや8枚玉を付けた姿は絶品です。
なかなか良い雰囲気のM4BP。巻上げレバー、クランク、ARレバー、セルフタイマー、アクセサリーシューなどに自然な真鍮地の露出が見られます。なお、巻上クランクはブラッククローム落ちがかなり多く、アルミの下地が見えています。
トップカバーのシリアル番号の上辺りと、速度ダイヤルの少し前のファインダー小窓寄りに、ごく軽微なアタリが見られます。
2026年6月に専門業者さんにてOH済。各部の操作感はスムーズです。ファインダーの見え味もスカッとクリア。二重像のコントラストもしっかりしています。
裏面が黒のプラスチック製純正ボディキャップが付属します。しっかり整備済みのM4BP、実用にどうぞ!