コンタレックス用超広角レンズ、ビオゴン 21mm f4.5。カール・ツァイス・オーバーコッヘン製、コンタックス IIa/IIIa用でも名声を得ている銘玉です。
1959年に登場し、1962年まで販売されました。本品は製造番号344万台、1964年製。生産本数は4000本。重量は実測で276g。
5群8枚構成。非レトロフォーカスの対称型のため、レンズ後端が突出しています。
使用時にはミラーアップが必要で、目測での撮影となります。専用ファインダーを、コンタレックスのアクセサリーシューに装着して撮影します。最短撮影距離は2feet、約60cmです。
使用感ごく僅かで、とても綺麗な鏡胴です。メッキの輝きも眩しく、往時のツァイス製フラッグシップモデル用レンズの威厳さえ感じられます。
2026年6月にフルOH済。入念な整備により、絞りやヘリコイドの操作感は大変スムーズに仕上がりました。
当初はかなりのクモリが見られましたが、クリーニングにより、クモリや目立った拭きキズも見られず、綺麗なガラスとなりました。強いLED光にかざすと僅かにコーティング傷みが見られますが、撮影への影響はまず無いレベルです。
純正の金属製21-35mm用レンズフード、前キャップ、深さのあるアルミ製リヤキャップが付属。いずれもツァイス・イコン銘で、本品についてはコレが正解です。