沈胴ズミクロン 50mm f2。ライカ・スクリューマウント。ライツの製品コードはSOOIC。製造番号は123万台、1954年製造。記念すべきライカM3発売の年です。feet表記。
ライツ大口径の定番銘玉、ズミクロン。ズマール、ズミターに続いて、第3世代の高速標準レンズとして登場しました。その圧倒的な解像力は当時の写真工業界を騒然とさせ、その後に続くライカM3のデビューと共に、ライツ全盛期を生み出した立役者。
この沈胴ズミクロン、製造本数はかなり多いのですが、拭き傷や中玉の劣化などによりガラスにダメージを受けている個体が多く、本来の描写を味わえる個体は少なくなりつつあります。本品は比較的ガラスの状態が良好な1本。ライカレンズ入門にもどうぞ。
基部のクロームメッキ部に薄い擦れが少々見られますが、上部の梨地メッキやローレット部分はとても綺麗。全体として目立つ傷やアタリもなく、良好な外観です。
2026年9月にフルOH済。丁寧な整備により、絞りのクリック感、ヘリコイドの滑らかな操作感ともに心地良く、撮影気分も高まる仕上がりです。距離計連動はバッチリ、ピントも良好です。
ガラスは前後玉に、強いLED光にかざしてやっと分かる程度のごくごく軽微な拭きキズが見られます。また、中玉の周辺部にごく薄いクモリ状のコーティング傷みが残っていますが、描写への影響は無いでしょう。
実写テストの結果も良好でした。
社外品の前後キャップが付属します。