ズマリット 50mm f1.5の前期型、Midland刻印。ライツの製品コードはSOOIA。製造番号は124万台、1955年、カナダ製。feet表記。フィルターサイズはE41。
ドイツ製造のズマリットと外観もレンズ構成も同じですが、銘板には Ernst Leitz Canada Ltd. Midlandと刻印されています。
ちなみにヘリコイドの距離指標の「feet」刻印の横には、「Germany」と刻印されており、銘板の「Ernst Leitz Canada Ltd. Midland」刻印と矛盾しそうですが、この1246xxxのズマリットには、銘板に「Midland」、鏡胴に「Germany」と刻印が入った個体が散見されます。
またこのすぐ後から、ズマリットも後期型となり、本品より100番程度シリアル番号が遅くなると、スッキリした外観のズマリット後期型が混ざって来るようです。
ちなみにこの番号帯のズマリットMidlandは、銘板刻印の文字サイズが小さく、また文字間が通常のズマリットよりわずかに広くなっており、慣れると通常版ズマリットとの違いがひと目で分かります。
Midlandモノの熱狂的愛好家にはたまらない一本。ちなみに当店では、過去に同レンズの末尾が608、610を扱っています。本品はその間の609。同時期にあったなら、非常に珍しい3連番となっていました。惜しい!
同じMidland刻印のライカ IIIfや、ライカビットSYOOMと揃えて、街を流したいですね。
人とはちょっと違うモノが欲しい貴方に。
鏡胴基部に薄い擦れ傷が1本、鏡胴先端外側のフィルター脱着用のリングに擦れが見られますが、他はマウント部も含め、使用感がほとんど見られない綺麗な鏡胴です。銘板のMidlandの文字も白くくっきり。
2025年にフルOH済。丁寧な整備でヘリコイドの動きは滑らか、絞りのクリック感は程よく仕上がっています。距離計連動OK、ピントも良好です。
ガラスは前玉の端に小さな傷が一点と、前後玉に薄い拭き傷が少々見られます。また、ズマリットにありがちなコーディングの傷みが見られますがクモリは無くクリアなガラスです。実写テスト結果も良好でした。
純正前キャップが付属します。
稀少品。