M型ライカ用のズマリット50mm f1.5。本品は前期型。製品コードはSOOIA-M。製造番号141万台、1956年製。距離指標はフィート表記。フィルターサイズはE41、ズミルックス 35mm初期玉Steel Rimと同じです。純正の適合フードは角型のXOONS。
ズマリットはクセノン 50mm f1.5の後継レンズで、後にズミルックス f1.4へと進化します。ちなみにプロトタイプの位置づけですが、その端境期にはズマリット 50mm f1.4も僅かに製造されました。
絞り開放では幻想的な滲みとボケ、1〜2段ほど絞ればコントラストや解像力がグンと高まり、締まった描写へとガラリと変化。更に絞り込めばカリッカリの描写に豹変します。近年、オールドレンズらしい描写が見直され人気も高まっています。
しかしながらズマリットはガラスがダメダメな個体が多く、満足出来るものにはなかなか出会えません。本品は外観も美しく、ズマリットとしてはかなり綺麗なガラスコンディション。本来の描写が味わえるでしょう。
当店販売品です。お客様に大切にお使いいただき、この度出戻って来ました。
前回販売時と変わらず、使用感が見られないとても綺麗な外観です。特に先端部や各リング類のメッキの美しさは特筆モノ。製造から70年近くが経っているとは思えない外観です。ズマリット前期型でここまで綺麗な個体は、そうそう出て来ません。
2025年にフルOH済。丁寧な整備により、絞り、ヘリコイド共に現在も操作感大変滑らかで、気持ち良くお使い頂けます。ズマリットにありがちなギシギシした操作感とは無縁の心地良さ。ピントも良好、距離計連動もバッチリです。
ガラスは中玉の周辺部のフチにごくごく僅かなバルサム切れと、コーティング傷みが見られます。また、前玉にごく薄い拭きキズが1〜2本見られますが、いずれも実写への影響はまずありません。拭きキズの多いズマリットとしては、とても状態の良いガラスです。実写テスト結果も大変良好でした。
純正前後キャップが付属します。