沈胴ズミクロン 50mm f2。ライカMマウント。ライツの製品コードはSOOIC-M。製造番号は132万台、1955年の製造。M3初期の時代の一本。ヘリコイドの距離表記はfeet。
ライツ大口径の定番銘玉。ズマール、ズミターに続いて、第3世代の高速標準レンズとして登場しました。その圧倒的な解像力は、当時の写真工業界を騒然とさせ、ライカM3の登場と共にライツ全盛期を生み出した立役者。
この沈胴ズミクロン、製造本数はかなり多いのですが、なかなかコンディションの良い個体は見つかりません。本品は比較的良好な状態でありつつ、実用でお楽しみ頂ける1本。
鏡胴基部や沈胴部に使用に伴う擦れが少々見られますが、目立つキズやアタリは無く、良好な外観です。
2026年2月にフルOH済。丁寧な整備により、絞りリング、ヘリコイド共にとても滑らかな感触に仕上がっています。距離計連動もバッチリ、ピントも良好です。
中玉にはLED光にかざしてやっと分かるほどの、白っぽいコーティングの傷み、後玉に4点ほどの針先ほどの小傷と浅い拭きキズが見られますが、実写への影響は感じられませんでした。コーティングは全面残っています。逆光での撮影も含め、描写良好でした。
試写館に作例を掲載しました。ご覧頂ければ幸いです。絞り開放のみでの撮影ですが、解像力高く、素晴らしい写りが味わえました。
整備も行き届いており、写りも良い沈胴ズミクロン。実用に好適な一本です。KenkoのUVフィルター、社外品の前後キャップが付属します。