スイス・ケルン社製マクロスイター 50mm f1.8。1958年に登場、1969年までアルパ用標準レンズとして活躍しました。シネレンズ専業メーカーのケルン社が製造した、数少ない写真用レンズ。5群7枚のアポクロマート・レンズ。距離表記はfeet。
その描写の素晴らしさは、マクロ撮影からスナップに至るまで実にオールマイティ。まさに高性能の代名詞と呼べる銘玉ですが、やわらかさを感じるしっとりと魅惑的な描写で現在も変わらぬ人気です。
1990年代、マクロスイターをライカ距離計連動で使うアダプターが青山レチナハウスさんから販売され、一大ムーブメントが起こりましたが、近年もその素晴らしい描写で、アルパやライカのみならずミラーレス機などでも活躍の場を広げています。当店スタッフも実写テストの度に、思わず唸ってしまう銘レンズです。
往年の大活躍が容易に想像される、かなり使い込まれた外観です。擦れや塗装落ちが各所に見られます。大きな傷やアタリはありません。
付属のフードもかなり使い込まれており、各所にタッチアップが見られます。
絞りリングに若干の重みは感じられますが、引っかかりや擦れ感はありません。ヘリコイドの動きはスムーズです。またアルパボディやアダプターで他機種に装着した際に、距離指標の∞マークの1cmほど手前(25feet付近)で無限遠が来てしまいますが、実用上の問題は無いでしょう(ご希望により別途有償整備も承ります)。
ガラスは前後玉に薄い拭きキズが少々、また後玉に1cm角ほどの白っぽいコーティング傷みが見られます。一見、ガラスの状態はあまり良くありませんが、実写での影響は確認出来ず、描写も良好でした。作例を試写館に掲載しました。ご覧頂ければ幸いです。
ガラスのコンディションが今ひとつ、また前ピン気味につき、格安にて現状で提供させて頂きます。ひとまずオールドレンズの世界を知りたい方に!