コーティング付きのズミター 50mm f2。ライツの製品コードはSOORE。68万台。1948年製。絞り開放付近でも点光源が美しく描写される丸絞り(円形絞り)。絞り表記は国際式(f2、f2.8、f4....)。ヘリコイドの表記はmeter。
ズミターはズマールの後継として登場し、後に伝説となるズミクロンの礎となったレンズ。4群7枚の贅沢な設計により、ズマールで見られた絞り開放時の周辺光量落ちや解像の乱れが大幅に改善され、より安定した描写となりました。
描写は、オールドレンズらしい柔らかな空気感を湛えつつ、ピント面にはライツらしい繊細な芯が感じられます。戦後型はコーティングの恩恵により、カラー撮影でも一段と締まった発色を楽しめるのが魅力です。しかしながら、ズミターはいかんせんガラスが傷んでいる個体が多く、自信を持ってご紹介出来る個体が少ないのもまた事実。製造本数は17万本とかなり多いのですが...
このズミタールは整備が行き届いているのはもちろん、ガラスのコンディションも良好で、芯のある写りが得られる一本。侮りがたいズミターです!
軽微な擦れが沈胴部や基部などに見られる程度で、良好な外観コンディションです。アタリや凹みはありません。
2026年1月にフルOH済。絞り、ヘリコイドは見違えるような滑らかさに生まれ変わりました。距離計連動もバッチリです。
ガラスにはごく軽微なコーティングの劣化と中玉に1本の線状の傷が見られますが、ズミターとしてはとても綺麗なガラスです。こんなのなかなか出て来ません!当店デモ機のライカM10-Pの実写テストでも、芯のある開放描写が味わえました。
Kenko製ズミター用UVフィルター、純正前キャップが付属。ズミター用の前キャップは、ズミクロンなど他のライツ製E39レンズの前キャップより僅かに径が小さく、他のレンズには適合しない専用品です。
ガラス綺麗なズミターをお探しの方に。