1994年に登場した、503CXのマイナーチェンジモデル。ボディは1995年製、マガジンは2004年製。巻き上げクランクがワインダー装着可能な仕様となりました。後継機の503CWと同様に、6x4.5および6x3(パノラマ)のフォーマットマスクを使用することができます。また、三脚座の両脇には脚が追加され、置いた時の安定性が増しています。
503CX譲りのミノルタ製アキュートマットの採用により、ファインダー像はすみずみまで明るく、シャープな像で快適なフォーカシングが愉しめます。
底面の樹脂部分に若干の劣化が見られます。他は全体的に使用感少なく、なかなか綺麗な外観です。
ファインダースクリーンにはわずかに滲みのようなものが見られますが、ファインダー像への影響は無く見え味良好です。
また、ボディ内部に定番のパルパス割れや劣化が多少見られますが、撮影への影響はありません。他、各部の動作は快調です。
実用にどうぞ!