ライカM3。後期型のシングルストローク。製造番号は114万台、1966年製。ライツの製品コードはIGEMO。
1954年登場のライカM3は、素早いレンズ交換と確実な固定を約束するライカMマウント、距離計内蔵、パララクス自動補正機構付きの見え味素晴らしいファインダー、機能美として完成されたデザイン、安定した動作を確保する堅牢なボディ、他社の追随を許さない質感の高いつくりで、ライツの黄金時代を築いたカメラです。
M3後期型は、前期型が抱えていたマイナーな欠点を改善し、シングルストロークという一般的な巻き上げ操作が可能となったモデル。
なお、この番号帯のM3のバックドアのASA感度の表示は本来1300と思われますが、本品は1000となっています。
ライカM3を始祖に、M2、M4、M5、M6、M7、M8、M9、M10、M11とモデルが下っていきますが、見た瞬間にライカM型と分かるその姿は、このライカM3に全てのエッセンスが集約されています。
50mmレンズでの撮影が中心なら、今なおM3がベストモデルと呼ばれるのは、比類無きファインダーの素晴らしさが故でしょう。
比較的使用感少なく、良好な外観のM3です。トップカバーのLeicaロゴ付近や吊り環付近に薄い擦れ傷、底蓋にはやや多めの擦れ傷が見られますが、全体的には綺麗です。アタリや凹みは見られません。グッタペルカも全面オリジナルで、シボの目も立っておりサラッとした握り心地です。
2026年8月にOH済。各部の操作感、滑らかに仕上がりました。巻上げレバーは実に滑らかで、空シャッターを切りたくなる衝動に駆られます。ファインダーもクモリ等見られずスカッとクリア、距離計像のコントラストもしっかりしています。
純正ボディキャップが付属します。
バッチリ整備済み、実用に好適な一台です。