ツァイスの定番ボックスカメラ、ボックス・テンゴール。ツァイスの型番は54。1932〜39年に製造された6x4.5cm判の中判カメラ。
120フィルムで16枚の撮影が可能です。
絞りはf11とf22、撮影距離は1〜3m、3m〜無限遠から選びます。
二重露出防止機構は付いていません。シャッターのロックを解除するにはレリーズ横の細いレバーをスライドさせます。
カメラが非常に高価だった時代の大衆向けカメラ。ピント合わせもファインダーの構図決めも全てユルすぎますが、時にはこんなカメラでのんびり撮影を楽しむのも良いかも知れません。
ただし、シャッター速度は1/30程度とかなり遅いです。手ブレ、また光線引きにはご注意ください。
外観には多少の擦れ、絞りや距離ツマミの周辺には歪みが少々見られますが、ボックスカメラとしてはかなり良いコンディション。
ファインダーガラスにはクモリが見られます。撮影レンズのガラスは、拭きキズやクモリも無くとてもキレイです。
現状渡し、保証対象外となります。