ホースマン SW612。1995年に駒村商会が販売した、6x12cm判超広角パノラマカメラ。レンズ交換式、且つフィルムホルダー交換式により、35〜135mmの幅広い10種の焦点距離、6x7判 / 6x9判 / 6x12判の3種のフィルムサイズを組み合わせることが可能です。
付属レンズはローデンシュトック製アポ・グランダゴン 45mm f4.5で、コパル製シャッター。4群8枚構成。最短撮影距離は0.4m。メートル、フィート併記。
交換レンズユニットには、ローデンシュトック製はアポ・グランダゴン 35/45/55mm f4.5、グランダゴン65/90mm f4.5、アポシロナーN135mm f4.5があり、シュナイダー製はスーパーアンギュロンXL 38/47/58mm f5.6、スーパージンマーXL 80mm f4.5が用意されました。
また、フィルムホルダーを交換することで6x12cmに加えて、6x7cm判および6x9cm判での撮影も可能になります(本品には、120フィルム用 6x12判 6枚撮り、6x9判 8枚撮りの2種のホルダーが付属)。
測距は目測もしくはピントグラス。ファインダーはマスクを交換することで各焦点距離に対応します(本品にはいずれも6x12対応の45/55/65mmマスク3種が付属、6x9用は付属しません)。
使用感少なく、黒ペイントの肌つやも美しく、とても綺麗な外観です。
各部の動作正常。ヘリコイドの動作は少々重さが感じられます。ファインダーもとてもクリアーで見え味良好。レンズにも拭き傷やクモリは見られず、スカッと抜けたとても綺麗なガラスです。
ファインダー、ファインダーマスク3種、6x12、6x9判フィルムホルダー、センターフィルター、ストラップ、日本語マニュアルのコピーが付属します。