ライカ M3前期型。福耳ダブルストローク。製造番号は80万台、1955年製。フレームセレクターレバーが付き始めてまもない頃の個体です。ガラス圧板、ASA感度は200まで、バックドアの黒ポチは内側に。M3初期の雰囲気が未だ濃厚に残る一台。
M3ツーストロークは、チャッ、チャとリズミカルに巻き上げられ、空シャッターを切っているだけでも気分が上がります。
多少の使用感はありますが、全体的な雰囲気も良く作動も快調。お薦め出来る一台です。グッタペルカも含め、各部のパーツも当時のオリジナルです。
当店過去販売品です。お客様に大切に使われ、当店に出戻ってきました。
トップカバーのカウンター付近の角と、ファインダー接眼部付近の上面にごくごく小さな目立たぬアタリ、トップカバーのLeicaロゴ付近に軽微な線キズが見られます。また、底蓋には横一本の線キズと軽微な擦れが見られますが、M3前期型としてみれば全体的にキレイめな一台です。
巻き上げレバーなど、各部の動きはとてもスムーズで滑らかな使い心地。ファインダーもスカッとクリア。気分良くお使い頂けるダブルストロークです。