12522H、以前のコードはOLLUX。
1960年のフォトキナで、世界で最も明るい広角レンズとして発表され、その後もフィルター枠やストッパーなどの形状を変更しつつ、ASPH.の登場まで息の長いモデルだった球面ズミルックス 35mm f1.4、その最初期モデル・通称Steel Rimの専用フードです。
当初はOLLUX銘でしたが、本品は12522H銘となったバージョン3。
実にカタチの良いフードで、フードとしての効果はもとより、ズミルックス 35mm 初期玉の完成されたデザインをより引き立たせます。パチンとはめ込む装着方法も大変ユニーク、実にライツらしい製品です。
フード先端部や各部に黒塗装の剥げが見られますが、実用にはちょうど良いコンディション。アタリや凹みはありません。レンズへの装着確認済み。多少使われた外観とは裏腹に、スチールリムへのフィット感は良く、グラつきはありません(レンズとの相性アリ)。
いざ探すと意外と出てこないこのフード、将来ズミルックス 35mmスチールリムをご購入予定の方は、先に確保されるのをおすすめします。