ライツ社と日本のミノルタ(現ソニー)の提携によって生まれた銘機。ライツ銘が入りますが、日本のミノルタ工場で製造されました。
ライカ Mマウントを採用するカメラですが、距離計の基線長や縦走りシャッター、ダイアル類の位置等々のライツの伝統は敢えて採用せず、ほぼ全ての部分がCL専用の設計。しかしながら実によく考えられ、とても使いやすく仕上がっています。
付属のレンズはM-ロッコール40mm f2、装着時ブライトフレームは40mmと50mm枠が両方同時に出現します。使いやすく軽量なボディに40mmの画角が絶妙のマッチング。旅カメラにも好適です!
当店過去販売品です。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻ってきました。
正面向かって右上のトップカバーの角に軽微なアタリ、また左下の底蓋に凹みが見られます。他は、なかなか綺麗な外観です。
2021年にファインダー及びレンズ清掃と、ヘリコイドの整備を行っており、現在も各部の作動は快調です。
内蔵露出計は関東カメラさんの1.35V変換アダプタを使用して、作動OK、実用にも十分な精度が出ています。受光素子がレンズ中心部を見ている為、実使用時はやや強めの中央部重点測光とお考えください。
レンズは当店のM10-Pに装着して距離計連動、ピントも良好です。前オーナー様も最近まで使われていた一台、実用にどうぞ!