ライツ製小型自由雲台FIAKU。クローム。オス、メス側ともに太ネジタイプ。Germanyの刻印あり。
中村信一氏の名著「ライカのアクセサリー(上)」によると、本品は第4のFIAKU、初期型の最終バージョンです。
作りが凝りに凝っていることで知られる往年のライツの雲台、こちらは全面が光沢のあるクロームメッキのタイプ。ボール可動部分は横溝では無く、細かい点状の刻みが入っています。1936〜37年頃の製品でしょうか、見事な仕上がりの逸品です。
細かな傷等、全体的に使用感はありますが、目立ったアタリ等は見られません。
小型ながらレンズをしっかり固定可能。ライカのみならず、色々なカメラでご活用頂けます。
時計方向、反時計方向、どちらに回しても僅かな力でビシッと止まる現在でも一級の実用品です。