ライカ IIIg。ライツの製品コードはGOOEF。製造番号は88万台。1957年製。ライカ M3の3年後に発売されたバルナックライカの最終モデル。ライカMPやM3ブラック、軍用オリーブ、M2など、魅力的なモデルが次々と世に出た1950年代後半、まさに戦後ライツのゴールデンエイジを象徴する一台です。
ちなみに本品の製造番号は、881777。下3桁は777!このシリアル番号は、銘機MPの1stロットと2ndロットに挟まれています。
この時代のライツらしい、コストを惜しまぬ設計と製造のクオリティが実に見事。手に取って、巻き上げて、シャッターを切り、そして眺める。ただそれだけでも心が躍ります。
M3で培われた技術も投入され、パララクス補正付で50mmと90mmのブライトフレームを内蔵。バルナックライカでブライトフレームを備える唯一のモデルで、ファインダーの見え味も素晴らしく、使い易さでは歴代バルナックの中でもダントツでしょう。
対物側ビューファインダー上部と、セルフタイマーレバーに削り跡のようなアタリが見られます。また、トップカバーと底蓋の角にも、ごくごく小さなアタリがそれぞれ1箇所ずつ見られます。
とはいえ、全体的に擦れは少なく、クロームメッキの輝きも美しい、なかなか綺麗なボディです。グッタペルカも全面オリジナルで、欠け等は見られません。
2026年8月にOH済。巻き上げ、シャッター、セルフタイマーなど、各部作動快調となりました。
ファインダーの見え味もスカッとクリア、二重像のコントラストも良好です。
今回のOHでリフレッシュ、キレイめの実用向きボディです。純正ボディキャップが付属します。